超次元ゲイムネプテューヌ~星の導き者~   作:風狼龍Ⅱ

17 / 62
お久しぶりです。
久々に投稿しますが、待っていた人なんていないっすよね~。
まぁ、とりあえず投稿です。
それではどうぞ!


とりあえず、やる事はやろうか

「俺は思う……。人とは疑う事から始まるという。それは大事だと思う。俺だって相手を疑うし?考える。全てを信用していたら、いつか絶対後悔するからだ。それこそ、殺人があったら、誰が犯人かだと疑うだろう?そしたら、自分以外は信用できなくなるわけだ。だからこそ、警戒するのはわかる。警戒を解くためにも行動しなければならない。わかる……わかるよ!だけどさ!だけど!縛る必要ねぇんじゃねぇのォォォォォォォォォ!?」

 

俺は言いたい事を言い終えると叫び声を上げる。

俺は今、ネプテューヌの手によって縄で縛られている。

しかもさ、どういう縛り方していると思う?

亀甲縛りで、吊るされている状態なんだぜ。

 

「痛い!これ地味に痛い!食い込んでる!縄が肉に食い込んでるゥゥゥゥゥ!」

「こう君、我慢だよ。疑いを解くためにもこうするしかないんだよ!」

「だからって、なんでこんな縛り方!?やめて!皆が起きたら誤解招くから!別の方誤解招くから!つうか、なんでこの縛り方知ってんだよ!?」

「いやぁ、ちょっとね」

「どこかで目撃しただろ!?お前、それで面白そうと思っただろう!?一発殴らせろコラァァァァァ!」

 

俺は叫びながらも、涙目になっていく。

恐らく、顔も青ざめて行っているだろう。

理由は簡単だ。

俺の……俺のたった一本しかないジョイスティックにめり込んで行っているんだよ。

スゲェ痛い……。

やめて……子孫作れなくなっちゃうから。

 

「ま、マジでヘルプ……ヘルペスミーシー。せめて、普通に縛って……もしくは降ろして……痛い……俺の大事なとこが悲鳴あげてる……」

 

俺は涙目になりながら、ネプテューヌを見る。

さすがに罪悪感を覚えたのか、ネプテューヌは苦笑いを浮かべながら近づいてくる。

 

「アハハ、ゴメンゴメン。ちょっと面白半分でやってみたけど、こう君はそういう趣味ないよね~」

「ない……どっちかっていうと弄りたい方……」

「アレ?Sだった?」

 

ドがつくほどじゃないが、Sだよ?

そして、ネプテューヌが縄を解くと、俺はその縄を持って、ネプテューヌを見ると……ニヤッと笑う。

 

「アレ?凄く嫌な予感がする。これはもう第六感が逃げろと伝えているよ」

 

逃げ出そうとするネプテューヌを掴むと、俺はまっすぐな目でネプテューヌを見る。

それにネプテューヌはビクッと反応し、目を合わせにくそうにしている。

どれだけ嫌な予感がしているのかな?

気のせいか、頬が少し赤い気がするが、気のせいだろう。

俺は縄を見せると、ネプテューヌは冷や汗を流し始める。

 

「御返しだよ」

「ねぇ?凄くいい笑顔でとんでもない事言わないで!?落ち着いて、こう君!?こうくぅぅぅぅぅぅぅぅん!?」

 

 

 

 

「う……ん」

 

ネプギアたちは目を覚まし、起き上がると、辺りを見渡す。

そこにはコルヴスの姿はなく、ネプギアはそれを見ると、また会えるだろうかと考える。

 

「ねぷぅぅぅぅぅぅ!?許してよォ!ホントに痛いよこれ!?地味に痛い!」

「フハハハハハ!テメェがワリィんだよ!テメェがやったからワリィんだよ!さぁ、次はどうされたい?」

「凄くいい笑顔だね、こう君!?ドSだよ!?」

 

俺はニヤニヤしながらいると、ネプテューヌが「あっ」と言ったので、その方向を見てみると皆が起きていた。

ノワールは顔を赤くしながら、俺に近づくと……。

 

「私のとこの教会で何してんのよ!」

「ヘブンズドアー!?」

 

頭をしばかれて、思わず叫んでしまう。

痛いよ、俺が何をしたっていうんだ。

 

「俺が何をしたっていうんだ。ネプテューヌで遊んでいる以外、何もしていないじゃねぇか」

「変なプレイしてんじゃないわよ!?」

「変なプレイ?私には何の事かさっぱりで~す」

「とぼけるな!」

 

俺はニヤニヤしながら言うとノワールは叫ぶ。

まったく、これだから。

 

「これだから、そういう事ばっか考えてるから、これを見ただけですぐにそっち行くんだよ。ちょっと、離れてもいい?」

「何、その目?なんでそんな目で見るの?って、なんで離れていくのよ?ねぇ?」

「お姉ちゃん、大丈夫?」

「うぅ、地味に痛かった……」

 

ネプギアがいつの間にかネプテューヌを降ろしており、ネプテューヌは地味に涙目である。

俺はお前以上に痛かったと自負しよう。

いや、自負しちゃならんのだろうけどさ。

俺はユニの方を見ると、近づく。

ユニはビクッと反応し、銃を出す。

それに周りは反応するが、俺は気にせず近づき、銃口が俺の顔へと向けられる。

 

「……」

「ユニ!浩平は何もしてないわ!あなたとネプギアを襲ったのは」

 

俺はノワールを見ると、それにノワールを黙り込む。

任せてほしいというのが伝わったのか、ノワールは黙ってくれたのだ。

俺はユニを見る。

 

「貴方は……」

「俺を疑ったのも仕方ねぇ事さ。撃ちたいならどうぞ?撃ち抜けばいい。もし、俺が黒星座なら、一人倒せて万々歳じゃねぇか。ほら、俺は抵抗もしねぇし、襲いもしねぇ。撃ち抜きたければ撃ち抜きゃいい。テメェの勝手だ」

「アンタは……!」

 

ユニが引き金に指をかける。

俺は変わらず、まっすぐな目で見る。

ユニは銃を降ろすと、それを消す。

 

「そんなまっすぐな目で見られたら……疑うのがおかしくなるじゃないですか。なんでそこまでまっすぐな目で見られるんですか……」

「嘘は言ってるつもりはねぇからな」

「本当だとしても、そんなまっすぐに相手を見る事はできませんよ。そこまで力強い目で見る事なんて」

 

ユニはそういうと、ネプギアの方へと向かう。

俺は頭をボリボリと掻くと、ため息を吐く。

まぁ、誤解は解けたからよしとしよう。

なんか、ギクシャクしてる様な気もするが。

 

「コルヴスとかの事は後で報告するとして……。ネプテューヌ、女神の心得はどうすんだ?」

「いやぁ、それはもちろん聞くに決まってるよ!」

「あ、そう」

 

本当に聞く気あんのかな……コイツ。

俺はそう思いながら、ノワールの方を見る。

 

「とりあえず、クエストでも行ってみねぇ?」

 

それにノワールは賛成した様に頷いた。

 

 

 

 

「今回のモンスター退治の場所は二か所。ラスーネ高原と近くのトゥルーネ洞窟よ。どっちも難易度は高くな「お姉ちゃん」なに?」

「誰も聞いてない……」

「え!?」

 

ユニに言われて振り返ると、皆、各々何かをしていた。

 

「疲れたですぅ……」

「コンパ、大丈夫?」

 

コンパは疲れたのか、倒れていた木に座り込んでおり、アイエフが大丈夫か尋ねている。

 

「おぉ!これは有名な!裏から見ると読めない看板!」

「……お姉ちゃん、看板って基本そうだよ」

「ちょっとぉ!?」

 

ネプテューヌは看板の後ろに回り込んでそういっており、ネプギアはそれにツッコミを入れる。

それにノワールは聞いていない皆に叫ぶ。

 

「ちゃんと聞きなさいよ!?って……アレ、誰か足りないんだけど」

「浩平君がいませんね……」

「思えば、途中から見てないわね」

 

ネプギアは確かにという感じで辺りを見渡し、アイエフは思い出したかの様にいう。

そうなのだ、途中から浩平の姿がないのだ。

 

「まさか、どこかで道草でも食って」

「待って……って、何回も言っただろうが……グフッ!」

「あ、こう君だって、こうくぅぅぅぅぅぅぅん!?」

 

浩平が皆の後から現れ、ネプテューヌが浩平の姿を見て思わず叫ぶ。

頭に木の枝や鋭い石の破片やら刺さっており、顔は腫れ上がっており、体中ボロボロである。

何があったのだろうか。

 

「何があったのよ!?」

「の、ノワールさん……俺は何度叫んだと思いますか?待ってくれって。それなのに、テメェ等全員気付かないって……。俺が大変な目に遭ってるときに気付かないって」

「こ、浩平君!ご、ゴメンね?」

「ネプギアとか、コンパすら気づかないって、お前等。それって、お前等……もう酷くね?」

「軽く涙目ね……」

 

もう泣きたいよ、俺。

アイエフさん、涙目じゃなくて、もう泣きたい。

もう心が痛い。

泣いてもいいよね?ね?

 

「その……浩平君。泣いてもいいと思うよ?」

「ふ……不幸だァァァァァァァ!」

 

俺はどこぞの不幸少年の様に叫び声を上げて、涙を流す。

あぁ、何が悲しくてこんな目に遭うんだよォォォォォォォ!

その後、ネプギアに頭を撫でられていたが、凄く恥ずかしかった。

そりゃ、もう凄く……恥ずかしかった。

ので、現在……両手で顔を覆ってます。

 

「……」

「あの、浩平君」

「……話しかけないで。しばらく話しかけないで……」

「恥ずかしかったんですね」

「言うな!コンパいうな!」

「私……さっきまでこの人を疑ってたんだ……」

 

ワリィかよ!

ネプテューヌは後ろでノワールに木の枝で突かれながら歩いているしな。

すると、前から声が聞こえてくる。

女神様だわ、とか。

それに反応して、ノワールが前に出ると、人々に手を振る。

国民は大事にするのは良い事だよね。

すると、いきなりノワールが変身する。

何故に変身したよ、この子。

 

「女神の心得その二。国民には威厳を感じさせる事よ」

 

そういうとノワールは国民に話を聞きに行く。

 

「目の前で変身しても、威厳とかなくね?」

「それは同感だな」

 

ネプテューヌの言葉に俺は頷くのだった。

 

 

 

 

俺たちは今、ラスーネ高原に来ていた。

見渡す限り、スライヌだらけ。

 

「ここがラスーネ高原ね」

「えぇ、スライヌが大量発生して、困ってるんです」

「わかりました。お隣の国のネプテューヌさんとネプギアさんが対処してくれるそうです」

「ねぷぅ!?いきなり振る!?」

「私達がやるんですか?」

「心得その三。活躍をアピールすべし」

 

なるほどね。

ノワールはなんだかんだ言うけど、色々考えてくれてるじゃん。

ツンデレだな、ホント。

 

「そこ、何よその顔」

「いやぁ、何でも」

 

俺はケラケラ笑いながらも、ノワールにそういう。

 

「頑張れよ。せっかくだからよ」

「メンドくさいなぁ。まぁ、スライヌくらい!ヒノキの棒でも倒せるからね~!」

 

ネプテューヌはそういうとなんか運動選手みたいな事しながら行ったんですが。

スゲェなぁ、オイ。

別に無理じゃねぇけど、感心するわ。

普通に行きゃいいだろうが。

運動神経いいのはわかったから。

すると、ネプテューヌは刀を呼び出し構える。

 

「行こうか、ネプギア!」

「うん、お姉ちゃん!」

 

そういうとネプテューヌとネプギアはスライヌへと向かっていき、次々と倒して行く。

それをユニがアピールできそうなところを撮る。

うん、なかなかじゃねぇか。

俺は欠伸をしながら、頭をボリボリと掻いていた。

と言っても、数が多いな。

それにノワールもどこか、顔がな。

アレだよ、なんでもっとまじめにやらないのって顔してますよ。

恐らくだけどな。

 

「浩平、加勢に行くわよ」

「ダリィなぁ」

「ねぷねぷ達を助けるです!」

「俺行かなくても大丈夫だから。いってらっしゃい」

「アンタはそれでも導き者かァァァァ!」

「ナイスアッパー!?」

 

アイエフのアッパーが俺の顎に直撃して、上へと飛ぶ。

そして、そのままアイエフとコンパは加勢しに行く。

俺は倒れたまま、空を眺める。

やる気がないのは確かだ。

だけど、スライヌくらいなら大丈夫でしょ?

あの二人が加勢に行ったら、俺はもういらないでしょ?

 

「どこまでメンドくさがるんですか……」

「メンドクセェもんはメンドクセェんだよ」

 

ユニが声をかけてきたのに反応し、俺はそう答える。

 

「後、別に敬語いらないぜ。ネプギアと同じ様に普通に喋ってくれて構わねぇよ」

「……わかったわ。それよりもゴメン。あの時、疑ったりして……」

「別にいいよ。コルヴスが俺にそっくりなんだ。今日、初めましてだったんだ。俺の事を知らないのも当たり前さ」

「……そうね」

「まぁ、気楽に行こうや。もう気にしちゃいねぇからよ」

「よく笑えるわね」

「笑顔が一番ってな」

 

俺はそういって前を見る。

なんか、凄い事になってる。

 

「大変な事になってる……」

「くっ!こういうときにNギアを持ってきてない!クソ!」

「何に悔しがってるのよ!?」

「こんなおいしい状況、見逃せるかぁ!」

「少しでも尊敬した私が馬鹿だったわ!」

「ヘブンズ!?」

 

ユニは俺にツッコミを入れながら、銃で思いっきり顔面を殴られる。

俺は顔を抑えながら転げ回る。

 

「おまっ……銃で殴るこたぁねぇだろ……」

「アンタが悪いのよ!?」

「男ってのは皆、狼なんです!欲望に忠実なんだよ!」

「自分を正当化しようとしない!」

 

そうこう俺とユニが漫才している間にアイエフがプッツンして、スライヌを全部倒していた。

チッ、おいしい展開が。

脳内保存で終わらせておこう。

良いものが見れました。

コイツ等、大丈夫かよ。

 

「大丈夫か、お前等。大変だったな、いいm……オホン。あんな目に遭って」

「アンタも冥界に落ちるか?」

「すいません!」

 

俺はすぐにアイエフに謝る。

俺はネプテューヌの元に行く。

 

「よっ、大丈夫かよ?」

「アハハ、しばらくは肉まんとかゼリーとか見たくないかも」

「じゃあ、今度のおやつにそれを出そう」

「そのSみたいな笑みやめてよ!?」

 

仕方ない、弄るのが楽しいから。

すると、ノワールが近づいてくる。

 

「どうして女神化しないの!変身すれば、スライヌくらい」

「まぁ、ほら。何とかなったし~」

「他の人に何とかしてもらったんでしょ!そんなんだから、シェアが……」

 

ノワールはそこまで言うと、呆れたのか、向こうを向く。

 

「もういいわ。後は私一人でやるから」

「俺も行こうか?」

「いいわ、別に。トゥルーネ洞窟に案内して!」

「は、はい」

 

それにユニが反応して、ノワールの方を見る。

 

「あ、アタシも!」

「大丈夫よ。ユニはネプギアたちを介抱してあげて」

「う、うん……」

「短期だな、ノワールは」

「お前はゆっくりすぎる気がするな」

「こう君も人の事言えないよね~」

「……」

 

黙り込んでしまう自分が情けないです。

 

「あ、ユニちゃん!写真撮れた?」

「え?あ、はい」

 

そういうとユニはネプテューヌに写真を見せる。

 

「おぉ、可愛い!私のメアドにも送っちゃえっと!」

「たくっ……ん?」

 

俺は頭をボリボリと掻きながら、辺りを見渡していると、とあるものを見つける。

それは黒い羽根。

それは鴉の羽……。

思えば、アイツはまだラステイション付近に潜伏している可能性が……!

そこまで考えると、走り出す。

ノワールが危ない!

そういう危険を感じながら、走り出す。




どうも、風狼龍です。
如何でしたでしょうか?
楽しめたのなら幸いです。
それではまた次回。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。