超次元ゲイムネプテューヌ~星の導き者~   作:風狼龍Ⅱ

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どうも、風狼龍です。
セブンスドラゴンⅢにハマっていて、更新が遅くなりました。
後少しでクリアなんだ!
まぁ、それではどうぞ!


最早不幸で片づけられる俺の体質

朝、目覚めたらプラネテューヌの教会の天井でした……なわけがなく、変えられた世界での寮の天井だった。

俺は軽くため息を吐くと、時計を見る。

昼前だ……さすがに寝すぎたかもしんねぇわ。

俺はため息を吐くと、腕を目の上に置く。

 

「ハァ……なんでこうなるかな」

 

ピクトルの能力は厄介だ。

描いた事を現実にする能力があるのだから。

あんなのをどうやって対処すればいいのだろうか。

『双子座』での無効化も難しい。

アレは実際起こそうとするときなどに無効化できるだけで、俺の首に線を引かれれば、その時は頭と体で分かれているだろう。

それはもう、マサ○タウンにさよならバイバイの如く、俺の体と首がバイバイしてしまう。

『調和』と『相反』をうまく合わせる事が出来ればいいが、これは正反対の力だと言っていい。

正直言って、どうこうするのは難しいだろう。

とりあえず、ジェミニを使えば……皆を設定から解放する事ができるのではないのだろうか、という考えに至ったのだが。

ネプテューヌが俺を助けてくれたきっかけで設定から目を覚ました。

残念だ……アイツでなら遠慮なく実験できるのに。

オイ、そこクズとかいうんじゃねぇ。

とりあえず今日は休みっぽいし、方法を考えるか。

考え事をしていると、扉がノックされるのが聞こえてくる。

今日はネプテューヌはゲームして過ごすだとかなんだとか言ってた気がする。

こんな世界でも安定しているアイツを見ると、何ていうか……自分が深く考えているのが馬鹿らしく思えてくるな。

で、誰だろうか……こんな朝早く。

いや、昼前だけども!

俺が起きるのが遅いだけだけど!

 

「浩平君?いないのかな?」

「ネプギアか。たちの悪いセールスマンか何かと思って居留守してた」

「寮にそんな人が来たらおかしいから!?」

 

そのツッコミはごもっともです。

 

「何の用だよ?」

「暇だから、浩平君とお話に来たじゃダメかな?」

「今忙しいから、ユニんとこにでも……」

 

俺はそこまで言って黙り込む。

待てよ……ネプギアはまだ設定に縛られたままだ。

ジェミニの力で設定を打ち消す事ができるか、試せるんじゃないのか!?

俺は納得すると、ネプギアを見る。

 

「忙しいなら仕方ないよね。ゴメンね」

「いや、すまん。ホントは暇だ」

「え?それじゃ、グータラしようとする言い訳だったんだね!もう!」

「ご、ゴメン……」

 

ネプギアが怒ってますアピールみたいな感じで頬を膨らませていう。

すいません、凄く可愛いです。

 

「結婚しよ」

「え!?」

 

アレ、俺は今変な事口走ってなかった?

つうか、誰かが乗り移った様な気がする。

巨人が進撃してくる様な漫画で出てきそうなキャラが一瞬乗り移った気がする。

 

「その、浩平君とは幼馴染だけど、そういう風に見た事は一度もないっていうか」

 

ゴメンなさい、ネプギアが顔を真っ赤にして焦ってます。

ちょっと弄りたいというSな感情が芽生えてきちゃってる。

いや、今度こそ俺が勘違いされそうだからやめよう!

 

「すまん、何かが一瞬乗り移って変な事口走ったわ」

「え?つ、つまり冗談?」

「そういう事になりますな~」

「そうだよね!ビックリしちゃったよ……ホントに」

 

な、何とか和ます事は出来たぞ。

ネプギアといると不幸な事が起きるのが少ないから、それが幸いしたぞ。

でも、俺の性格だと、こういうネプギアみたいなタイプなのに惹かれるのかね~。

 

ーーー浩平君~!次アレだよ!アレで遊ぼう!

 

……いや、別にそういうわけでもねぇか。

俺はとある人を思い出すと、首を横に振る。

アレだな……俺もアニメとか好きだったから、そういう『萌え』とか何かに惹かれるのかもな!

そこ、お前不良で荒れてたんじゃねぇのかよというツッコミはなしだぜ。

だから、俺は誰に言ってんだ。

 

「まぁ、入れよ」

「うん」

 

ネプギアは扉を閉めると、中に入る。

そして、俺の向かい側にあるクッションの上に座り込む。

私服姿は何ていうかワンピースなんだな。

セーラーワンピってだったけ、ネプギアが普段着てたの。

ああいう以外のワンピを見ると、なんだか新鮮だな。

俺は頬をポリポリと掻いてから、立ち上がる。

 

「ちっと待ってな」

 

そういって、俺はジュースを用意し、クッキーを出す。

昨日作っておきました。

ジュースとクッキー両方とも作りましたよ?

こだわって作りました。

そして、戻る前にジェミニを出しておく。

ただ……ジェミニを出してから、情報が流れ込んできたので気付いた。

今の俺のレベルでは、突き刺さないと設定を解けないらしい。

しかも、この双子が悪戯好きなのか、どっちを使えばいいのか教えてくれない。

まぁ、『調和』の方なんだろうけどさ。

俺はジェミニをバレない様にうまく背中にくっつけている。

そして、俺はジュースとクッキーをテーブルに置くと元の場所に座る。

 

「ありがとう、浩平君」

「ん?いや、気にするなよ」

 

俺はそういいながらも、どうするか考える。

いきなり刺していい?と言っても、コイツ頭おかしいと思われるし、犯罪者扱いになる。

だが、このままネプギアが設定に縛られたままってのも大変だしな。

俺はどうするか考えてみる。

 

「浩平君」

「ん?」

「何か悩み事でもあるの?」

 

俺がうんうんと唸りながら考えていたのを心配したのか、ネプギアは微笑んで聞いてくれる。

こういう子、俺大好きよ。

と、また変なのが乗り移る前にやめよう、こういう思考は。

俺、最近こっちに来てからおかしくなってんじゃねぇの?

まぁ、確かに今まで周りを見回しても、女だらけっていうのはなかったから仕方ないけど。

俺の思考、ちょっと正常にしましょう。

 

「なぁ、ネプギア」

「何?」

 

ネプギアは俺が作ったチョコクッキーを一口かじって、食べながら反応する。

何つうか、ネプ姉妹は俺が作る料理やらお菓子が好きだね~。

ネプギアもパクパク食べるんだよな、俺のクッキー。

太っちゃうよ、と言いたいけど、コイツ等太らんのだよ。

女神様って凄いですね~。

俺は頭をボリボリと掻きながらも、どういおうかと考える。

 

「まぁ、そのだな……」

 

さて、どうしたものか。

すると、また情報が流れ込んでくる。

ジェミニが教えてくれているのだろうか……。

俺はその情報を確認する。

 

『『調和』の蒼のジェミニの星力を口移しする』

 

「ブフッ!?」

「ど、どうしたの!?浩平君!?」

 

俺はその情報に思わず噴いてしまった。

それにネプギアは驚いて、心配そうに見てきている。

く、口移しって……魔力補給はキスで!みたいな感じで言いやがるな、コイツ等!

つうか、この情報、どう考えても紅のジェミニのだろうが!

クソッ、んな事するハズもねぇだろうが。

ここに来てから、俺おかしいんじゃねぇか?

 

「考え事でもしてるの?」

「ん?あぁ、まぁな。少しな」

「あ、もしかして勉強で?」

 

いえ、違います。

確かに頭は悪いが、ここで点数を取ったりしても意味ねぇからな。

 

「違うんだが……まぁ、いいや。ほら、もう帰った帰った」

「アレ?今日の浩平君冷たい」

「むしろ、おふざけ度が高いと思える」

 

俺は頭をポリポリと掻きながらいうと、ため息を吐く。

まぁ、今日はホントに変な事だらけだな。

変なのが乗り移ったりとかさ。

 

「今日は嫌な予感がするからな。あまり誰かといる気になれねぇんだわ」

「そ、そうなんだ」

「こういうときは俺の不幸体質が何らかに関係していると見ていいだろう。だから、さっさと」

 

俺は手を机について立ち上がると同時に手が滑ってしまい、そのままネプギア目掛けて倒れる。

あ、これは嫌な予感が。

 

「うおっ!?」

「きゃあ!?」

 

俺とネプギアはそのまま倒れてしまう。

そして、俺がネプギアを押し倒す様にしてしまった。

ネプギアを下敷きにしてしまったとはいえ、痛い。

つうか、ネプギアは大丈夫だろうか。

そう思い、倒れてしまったときに閉じてしまった目を開く。

すると、目を大きく見開いているネプギアが目に入り、顔が真っ赤なのに反応する。

それと同時に唇に違和感を感じ、俺は冷や汗をダラダラと流してしまう。

ゆっくりと視線を下へと向けると……俺とネプギアの唇がくっついていた。

つまり、キスしてしまっている。

 

『あ、今の内だ』

 

そんな蒼のジェミニの声が聞こえると同時に星力をネプギアに流し込んだ。

オイィィィィィ!誰かこの状況を打破してください!

俺はすぐさま離れると、ネプギアを見る。

ネプギアは起き上がると、顔を真っ赤にしたまま俺を見ている。

こ、こうなったら……秘儀!

 

「す、すいませんしたァァァァ!」

 

土下座しかあるまい!

俺はすぐに土下座をして、ネプギアに謝る。

ど、土下座で許してもらえるとは思っていない。

ネプギアは女の子だ……こういうので傷つく可能性だって大きい。

 

「こ、浩平君。だ、大丈夫だから。それに設定から解放してくれたんだよね?」

「すいまっせぇぇぇぇん!って、へ?設定から……目を覚ましたのか!?」

「うん、そ、その……やっぱり、初めてのキスは好きな人がよかったけど」

「死のう」

「お、落ち着いて浩平君!?」

 

俺が包丁を手に取って、喉に突き刺そうとすると、ネプギアが腕を掴んで止めてくる。

やめろォォォォォォ!俺を死なせろォォォォォ!

 

「離せェェ!俺を死なせてくれェ!こんな最低な男、死んじゃえばいいんだ!」

「自棄にならないで!?ダメだよ!?」

「離せェェェ!俺を死なせろォォォォォォ!私が犯人です!」

「何で犯人の自白をしているの!?する意味ないよね!?今、使うところのネタじゃないよね!?」

 

そんなツッコミをされながらも、俺とネプギアは揉め合う。

そのもみ合いにより、包丁が喉からずれて、俺の額に突き刺さる。

それにネプギアは青くなり、俺は額から流れてくる暖かい液体を感じる。

 

「いたぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

「浩平君!?だ、大丈夫!?」

 

俺は額を抑えて身悶えながらも、包丁を抜き取る。

そして、包丁を洗ってから、元の場所へと俺とネプギアは戻り、落ち着く。

 

「……なんで、俺あんな事してたんだろう」

「悟りを開いちゃった……」

 

ネプギアは苦笑いしながらも、俺を見る。

でも、ネプギアを傷つけてしまったのは事実だ。

 

「ここでなんでもしてやるから許してというのだろうが、俺があえて言わない」

「いや、そんな事言われても、私も断るよ」

「優しいな、ネプギアは。ネプテューヌなら容赦ねぇからな」

 

アイツに言った日には永遠とこき使わされるだろうから、アイツには絶対言わない。

後、ブランにも絶対言わない様にしよう。

アイツ、俺を弄るのを楽しんでいるみたいだからな。

ブランに言った日には何をされるか想像などつかないな。

 

「とりあえず、事故だし。ね?」

「俺の不幸体質を呪うぜ……」

「あ、アハハ……」

 

もうそんな苦笑いをしないで、ネプギア!

俺の心はボロボロよ!

俺のライフはもう0よ!

 

「それにしても、新しい力を手に入れてたんだね」

「ん?まぁな。『双子座』は『調和』と『相反』の能力だから、設定を調和させて無効にしたが」

「『双子座』か~。双子って言うと、ロムちゃんとラムちゃんを思い出すね」

「あぁ、そうだな。双子座の奴らも性格が正反対だったからな」

「やっぱり、双子ってそういうものなのかな?」

「いや、それは知らん」

 

まぁ、そういうのが多いのかもしれないけどさ。

 

「思えば、私以外にも設定から解放された人はいるの?」

「ネプテューヌくらいか。アイツは自力で戻ったみたいだがな」

「そうなんだ。やっぱり、お姉ちゃんは凄い」

「そうだな。オメェの姉貴はスゲェな」

 

ネプギアが笑顔で言ったのを見て、俺は自然と笑みを浮かべながら言う。

確かにネプテューヌは自力で設定から解放された様なもんだからな。

アイツは俺なんかより、よっぽどスゲェよ。

 

「つうか、なんで設定の事知ってんだ?俺、まだ話してねぇよな?」

「えっと、星力を流し込んでもらったときに教えられたんだ。ジェミニさんたちに」

「なるほどね……。まぁ、とりあえずは黒幕はわかってんだ。ピクトルさえどうにかできれば、この世界から解放される」

「なら」

「だけど、問題なのは相手が幹部クラスだという事だ。ドラコやコルヴス並だと考えると、今の俺じゃ話にならん」

 

俺はそういうと、ネプギアは確かにという感じで頷く。

コルヴスみたいに鴉みたいに気ままな奴じゃないのは確かだ。

だからこそ、どうするべきかと悩んでいるのだ。

 

「何か方法は」

「……当たって砕けろとか?」

「ダメだよ!?浩平君が危ないから!」

「ですよね~」

 

下手したら、殺されるのは確かだからな。

ピクトルの能力は厄介だ。

描き終わる前に突撃すればいいのだろうかと考えてみたが、筆で実際に真面目に描いているところを見た事はない。

つまり、一振りするだけでその絵は完成してしまうという事なのだろう。

 

「まぁ、ゆっくり考えるさ」

「うん、そうだね。私も一緒に考えるよ」

「ありがとよ。後はノワールたちだが……考えるともうやめておいた方がいいかもな。俺たちだけで倒すしかなさそうだ」

「あ、アハハ……。それじゃ、私はもう帰るね?」

「おう……」

「それじゃ」

 

そういって、ネプギアが立ち上がったと同時に足を滑らしたのか、俺の方へと倒れてくる。

 

「きゃあ!?」

「へぶっ!?」

 

次は俺がネプギアに押し倒されてしまうが、何とか両手を前に突き出して、俺に覆いかぶさってくるのを防ぐ。

二度目とか洒落になりませんからな。

 

「んっ!こ、浩平君……」

「え?」

 

ネプギアが何かに反応した様な声を出し、俺は反応する。

なんか、両手に柔らかいのが。

俺は自分の手へと視線を移すと、俺の手はネプギアの胸に触れており、まだ発育の途中であろう胸を触っていたのだ。

ネプギアは顔が赤くなっており、俺はもう一言だけ言いたい。

 

「浩平君の変態!」

「ちがっ!ふ、不幸だァァァァァ!」

 

俺はそのままネプギアに思いっきり殴り飛ばされ、天井へと上半身がめり込むのであった。




どうも、風狼龍です。
浩平の不幸はラッキースケベも含む様です(笑)
浩平の力はまだそこまで強くないので、設定を無効化しようもジェミニを突き刺す、もしくはキスして星力を流し込むという行動しかありません。
浩平の不幸ならやってくれるでしょう(笑)
それではまた次回!
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