第1話
懐かしい夢をみた。俺がまだあの世界で提督として彼女達と楽しそうに笑いあいすごしていた頃の夢を・・・
だがこれは夢だ。俺が今過ごしている世界に彼女達は存在しない・・・苦楽を共にした彼女達はこの世界には存在しないのだ
それがわかった時は死のうと思った。だけど・・・
『ダメです司令官!・・・生きて、生きてください!!』
彼女の声が聞こえた。幻聴だと思った・・・だけど、確かに彼女の声が聞こえたんだ
俺が提督として鎮守府に着任して初めての艦娘・・・一番長く一緒に苦楽を共にした少女・・・
もう一度・・・彼女と、彼女達と会いたいな・・・会って抱きしめて、あの声をしっかりと聞きたい
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「・・・海・・・ん。深海くん起きてちょうだい」
「・・・ん・・・グレモリー・・・さん・・・?」
「そうよ。まったく・・・まさかHRが終わるまで起きないなんて・・・」
俺はゆっくり目を開けるとそこには紅の髪の女性・・・同級生のリアス・グレモリーさんがそこにいた
「ごめん、ごめん・・・ってあれ・・・?」
「深海くん・・・貴方、泣いてるの?」
涙が頬を伝ってこぼれ落ちた・・・あの夢をみたせいかな・・・
「大丈夫。懐かしい夢みてとみたいだから・・・ちょっと顔を洗ってくる!」
「あ!ちょ・・・」
グレモリーさんが何か言う前に俺は急いで教室を出ると一人になれる場所を捜して、誰もいない空き教室を見つけるとそこに入り深呼吸をする・・・
「まったく・・・立派な男になるって決めたのにな・・・俺は泣きやすいな」
前からだったよな・・・初めての出撃で彼女が傷ついて帰って来た時とか、大きな作戦の後で彼女達が無事に帰って来てくれた時とか・・・
「・・・よ~く考えたら俺って泣いてばっかりだな。情けねー」
俺は溜め息をついて窓の外の景色を眺めてると・・・
「まーたやってんのかアイツら・・・」
女子生徒から走って逃げている男子3人組を見つける。鎮守府であんなことやってたら・・・うん、簡単に殺されるな
一部は除くけど、やった後でどうなるかはけっこう簡単に想像がつくな
まぁ俺じゃなかったら憲兵に捕まるな。いや、流石に俺はしないぞ?
「・・・とりあえず助けてやるかな」
何時もの事だけど、助けないとアイツら死にかけるし・・・一回助けなかったら本当にそうなってたから怖いよな・・・
空き教室を出て、キチンとドアを閉めてからゆっくりと歩いてあの3人組の捕まりそうな場所を想定してそこに向かうことにした
どうでしたかね?
不定期に更新しますがどうかよろしくお願いします