家が半壊状態だったので、『クロノダイバー』の力を使い時間を戻した。『時間を巻き戻す』こんな力人間に制御できるのか? とも思うかもしれないが出来てしまう。ただし条件付きではあるが。
条件1 『結界』を張る
条件2 結界範囲は現状の能力者の力に依存する
あとリスク 使いすぎると時間の矛盾が起こってしまうため、歪みが起きてしまい世界が壊れる。その辺は時空の自己補正能力(TYPE-MOONの世界の抑止力)が働くため短い時間で30回程度くらいなら大丈夫だろう。
結界内では無敵に近い力を誇るが、結界の外または何かで防ぎきれないほどの威力を使われると厄介。赤原猟犬《フルンディング》の様な必ず当たる宝具で倒す、結界の外から広範囲の攻撃をすると、結界内の攻撃はどうにかできても外はできない。
で、この『結界』動かせない。術者中心の結界ではなく、空間に結界を張っているのだ。だらか、術者は結界を動かせないし、結界の外に出ると結界は消えてしまう。で、馳 条威君は結界の外に出てしまった所を殺られた。原作の様に無意識でも能力を発生していたわけではないらしい。それだったら永遠と時間を巻き返し安全な未来に『無意識』につなぐ事が出来るが、使いすぎて世界が崩壊する。それがなかったので意識的にしか能力を使えなかったんだろう。
今日は日曜、いつもどうりゲームしたり、魔法の研究をしていたりする。前にやった「身体強化」の魔法のリスクを考えていたり、なのはが使った防御の魔法をアレンジして熾天覆う七つの円環《ロー・アイアス》みたいにしてみたり、投影やってみたり。
今はリードと対戦ゲームで勝負している。
やっぱり、人と対戦する方が楽しいよな。前世じゃCPUばっかりだったから。ただ相手が強すぎると無理やりにでも勝ちたくならないか?
「あー! くっそ! コンボから抜け出しだしてもすぐにハマるとかねぇよ!」
「黒兎の場合、タイミングをつかんでいないからそうなるんだよ」
画面が切り替わりパーフェクトの文字が浮かぶ。リードの勝利で8回は続いているのだが、この俺VSリードの戦いが一方的にやられたのが連続で5回、1・2攻撃を『当てる』事が出来て負けたのが2回、なすすべもなくハメられ負けたのが1回。
しかも、様々なキャラクターが居るのだが、リードは1回1回違うキャラを使ってくる。そのキャラごとの強みを使い、弱みを突いていくかもしくは、キャラを極めてクリア―していくゲームなのだ。遠距離攻撃が得意な奴・格闘でコンボをつなげやすい奴・万能な奴。さまざまなキャラが居る。
大抵は自分に合ったタイプや気にいったのを極めて行くのだが、リードの奴、さまざまなキャラを使ってすべて勝利している。使い勝手の悪い奴にすらなすすべなく負けた
俺のゲームの腕はこのゲームのストーリモードでの『デンジャラス・クラス』(ハードの上)をかろうじてクリア―できる腕だ。決して俺が弱いという理由ではないはずだ。
きっとリードの腕は『ルナティック・クラス』を易々とクリアーしていく事だろう。
プレイ動画とか上げてみてくれよ。きっとコメントに「ネ申」だの「TUEEE」だの言われるぞ。俺が魔法を研究してる間に、ゲームにうつつを抜かしていのかよ! まぁ、別に強制的に手伝えって言っているわけじゃないんだけどさ。
リードに常に命令している事は1つ
『自分と俺を守れ』
これだけだ。時々、実験の手伝いや自分でどうにかならない時に命令する場合がある。魔法が暴走して手がつけられなかったりとか、久遠の時とか。
それ以外は誰にも気づかれないように学校で護衛させたりとか、俺が家に居る時は家に居るとか一定範囲から離れられないようになっている。
べつに絶対離れないなんてことはない。俺が危険だと感じたり、リード自身が「黒兎が危険」たりしない限りは地球の裏側だろうが、火星にいようが、銀河の果てにいようが行ける。
しかし、休日だろうと放課後だろうといつも俺の近くにいる。それは『寂しがり』のせいだろうか。
「畜生! 次こそは体力半分以下にしてやる!」
「撃破、じゃなくて損傷させるだけ?」
「もうリードには勝てないと悟った。」
次こそはと意気込み勝負を仕掛けるが、相手の攻撃を避けて攻撃し返そうと思ってたら攻撃が届かず逆に反撃されたり、遠距離攻撃で牽制をして避けた所を攻撃しようと思ったら、本命すら避けて反撃された。
攻撃ではなく防御や回避に徹しても、逃げきれずに捕まり、防御しても一撃当てたら側面に移動して攻撃してくる。あっ、コンボ繋がれてオワタ。
もう、やだ。せめて5回中1回くらいは勝ちたいのだが、ゲームバランスではなく、俺とリードとの差が…絶望的すぎる。魔法で反応速度を上げる魔法でも作ろうか、とか考え始めた。
しかし、今解決しなければならないのは闇の書が起こす『世界の崩壊』の問題。解決法はいくつかある。
1つ目 久遠の時と同じ方法でやる。主に俺が被害をこうむるためいやだ。しかし副産物が手に入る可能性がある。
2つ目 時間を世界規模で巻き戻す。しかし、暴走はまた起きる。また、リードのサポートがあっても出来るかどうかわからない。それにまた暴走が起きる世界になってしまう可能性が多いので解決とはいえない。
3つ目 逃げる。しかし、後味悪いので一番最後の手段。
4つ目 原因と思われる転生者を殺しつくす。転生者の数なんてどんだけいるかわからないし、リスクが多すぎる。さらに言えばこの世界は物語ではない。現実だ。転生者がいなくなっても原作どうり進むとは限らない。
5つ目 リードの『すべての式を解く力』を全開にして使い、闇の書のその全てを破壊する。多分だが騎士データ・夜天の書はすべて削除されるであろうがそんな事どうでもいい。問題は発動させるために『代償』が必要と言う事。
『代償』は大切な(もしくは親しい)人物の命。リードの場合、代償は『白谷 黒兎』言っておくが死んで世界を救う気はない。そんなのなら3つ目の『逃げる』を選んでいる。
これらが今ある手段である。俺としては3つ目がいいと思う。
世界がなに。そんなの俺にとってはどうでもいいことだ。いや、俺にとって世界の都合が悪いのならそんな世界いらない。俺にとって都合がよくなるように書き換える。もしくは親しい人にとって都合がよくなるようにする。
俺にとって『世界の崩壊』は1年前ならそう無視していただろうが、もうこの1年で2人ほど守りたいものが出来てしまった。
リードは守る必要がないくらい強いからいいとする。しかし、命令させないと俺のために自己犠牲とかしそうなのだ。せっかく手に入れた力を手放したくないと思うのは当然でしょ?
まぁ、リードは単なる『特典』でも『原作キャラ』でもなく、相棒とかそんなものである。俺が勝手に思っているだけ、リードは俺の事を友達と思っている。だから『代償』に含まれてしまうのだがいいことだと思う事にする。
転生した最初の頃は、「危険な事にはできるだけ関わらず傍観する。しかし、力は欲しい。」みたいなことを思っていた。
誰だって英雄願望や特別でありたいと思うだろ? 使えたらいいなぁーとか思うだろ?
転生者はそれを実行している。けど、俺は貪欲で飽きやすいから使いたいと思う力なら使いたい。珍しい力を持っているのなら俺も持ちたい。いい物をもっと沢山、もっと沢山みたいな感じで。現在確認されている転生者に使い魔を放ち、死んだら『特典』を奪えるように魔法を組ませた。
そして、使い間から転生者の動きを見ている。それを見ているとその『特典』が欲しいと、どうしても思う。
だから…
「だぁぁぁあああああああああああああ!! なにこの無理ゲー! 避ける間もなく死亡って!」
「黒兎の冒険の書は消えてしまいました」
「最低でもゲージは半減させてやる!」
「じゃ、今度は5秒で倒させてもらうよ」
「俺はタイムアタックの動く的か!?」
始めてから警戒していたのに一瞬で捕まえられ、殴られ、蹴られ、殴られ殴られ殴られ殴ら殴…そして必殺技が発動しKO。
もう体にぶつかったりして妨害してやっと対等ではないかと思ってしまう。それほどに強い、圧倒的に強い。どれほどやりこんだか見てみると総プレイ時間・2500時間…。俺のデータの総プレイ時間は90時間。約3倍もやりこんでいるというのか貴様。
「リード、ナルトの様に分身して経験知ためてるか?」
「黒兎が魔法に夢中だから他で時間つぶしするしかないんだよ。」
「え、こんなに魔法に夢中になっていた?」
「うん、まるで僕がゲームに夢中になるくらい。特にソフトウェアーやら、プログラムに興味持つくらい」
これはそれだけ、暇で仕方なかった。という嫌みなのか? あー今度新しいゲーム買ってリードとゲーム三昧でもするかな。
「よし、新しいゲームでも買おうぜ。」
「個人的にはギャルゲーというのがどういうものなのかプレイしてみたい。」
「キャラを惚れさせていくゲームだよ。好感度とか選択肢とかがあって――――」
そんなたわいのない話をしていた時、ジュエルシードの発動した魔法の波動を感じて転生者につけている式神に意識を向けてみる。
ジュエルシードが発動し猫がでかくなっていあがる。と同時に封時結界が発動、『すべての式を見る眼』で結界を解析していくがこんな便利な練習場を作れる魔法に俺は驚嘆している。
だって、回りの被害気にせず実験中の広範囲魔法や大火力魔法をためらいなく試せるんだぜ? 実験にこれほどいい魔法はないと思う。家の工房じゃ1DKぐらいしかないからな。
あ、でも他の魔道士に気付かれるっていうのがあるか。となるとこれも気付かれないようにアレンジした方がいいか?
ジュエルシードによって木よりでかくなった猫は、特に危険性もないようなので封印しようとした時、突然黄色の光弾がいくつも猫に飛んできた。
光弾の飛んできた先には黒いマントで身を包んだ少女と、白いコートを羽織っている少年が立っていた。
明けましておめでとうございます。自分はまだまだ文章力や浄写力がまだまだですが頑張ります。