Silent Gear(完結)   作:貧弱モノサシ

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0日目続きすぎィ!って方はすいません、次回から結構な速さで進む予定です。おまけの単語説明は「今回の話」「次回」で説明される単語を主に載せていきます、ネタバレなどはありません(;´Д`)

また、次回おまけをするか分かりません(;´Д`
今回の話は頭がぼーっとしてる時に書いてしまった部分が多いので近いうちに修整します。メモを消したいがために投稿せざるを得なかった…

あと、今回の話本当面白く無い話だと思います、おそらく内容が史上最大に薄いです


0日目「未確認機体」

午後10:30時

 

格納庫にはGEARが集められていて、一斉出撃が可能な状態になっている。

グラジオラスは整備士のおかげでブースターが完治しており、やや不安定ではあるが「高速戦闘」用のパーツへ換装してもらった、全体的に細く、流線型の装甲を多く使用しているため空気抵抗を受けにくい仕様となっているようだ。

高速戦闘機は前線で敵を引きつける役目があるため、目立つ赤色に塗装してもらった、メインカメラのライトカラーは控えめに青色にしてある

 

「こんばんは」

 

目の前を通りかかった女性が立ち止まり、こちらへ挨拶をする。

長い黒い前髪を無造作にピンでとめているくせにすっきりとした顔立ちで真面目な人に見えるスーツの女性だ、この人の声聞いたことがあるような……

 

「4時間前、あなたのオペレーターを努めさせていただいたエアです、襲撃時にもオペレーションさせていただきます」

 

エアはそう言い深く一礼をする、自分も軽く頭を下げて会釈した

 

「『狂人の3番』なんて言うあなたの噂が回っていたのでどんな人かと思ったら以外に話が通る方で助かりました」

 

えっそれ自分の事なのか、とできる限りの愛想笑いと否定の言葉をエアに送るが、エアは首をかしげて無表情を崩さない

 

「あなたは異常な任務完遂能力があるから狂人と言われているようです、『任務バカ』なんていう声もありますね」

酷すぎて泣きそうになってきた、まぁ現在地を忘れてフラタニティに行こうとするあたり狂人は否定できない………。

エアは黙っている、この話題は終わったらしい、それにしても専属のオペレーターなんて初めて持ったからどう接していいのか……月給は払うべきなのだろうか?というか作戦中にオペレーターに従わず独断で行動してもいいのだろうか?不安は増えていくばかりだ

 

「にしても前線で敵を引きつける役目なんてよく受けましたね、危険なのはあなたも知っているはず、他の人もいるのになぜ前線で戦うんです?」

 

その問いに自分はなんとなくと答える、エアはその理由が心底気に入らなかったようで「そうですか」と呆れたため息混じりに言われた、傷つく。

本当になんとなくだ、大した理由は無い、強いて言うなら数ヶ月前に前線役ばかりやっていたから癖がついたのだろう。

 

「襲撃時の行動ですが、あなたは少し遅れて出撃します」

 

エアはグラジオラスにもたれかかって話を進める

 

「forceの予想ですが敵は大型兵器を持ち出してきます、あなたとグラジオラスにはその大型兵器の破壊を任せたいんです」

 

なるほど、遅れて出るのは大型兵器の行動を見極めてから確実に仕留めるためだろうか?まぁ大型兵器の破壊はいいとしよう、単機特攻はやめてほしい、それだけはやめてほしいのだ。自分だって命が惜しい。

 

「返答は聞きません、あなたに拒否権はありませんし……それはそうとセイブの防衛は成功したようですね、襲撃してくる団体との関連性は不明です」

 

つまり……どう言うことだろう?敵は一つではない?

……いやありえる、金さえあれば人殺しも容易く行うのがGEAR、大切なものを奪われ、恨みを持って復讐しようとする者も後を耐えないわけだ。

その恨みを持った者が大きな組織を立ち上げていたら……

 

「連絡事項は以上です、格納庫は落ち着きませんし、外に出てお茶でも飲みませんか?」

 

たしかに人が多くて落ち着かない、エアの問いに軽く頷いて会釈した後出口から一緒に格納庫を出る、夜の景色と合わないビル群がズラリと並んでおり、今度は妙な圧迫感が体を締め付けた

 

「こうして外に出てみると差別がはっきり分かりますね……セイブで暮らす人達と地上で暮らす人達は世界が分けられているというか、そんな気がします」

 

セイブは外部からの存在を何一つ受け付けない、それが家族であれ一度セイブに入ってしまうとforceの管理下に置かれ、外部からも内部からも接触できないようになっているらしいのだ。

なんでそんな話をしたのかをエアに聞くと、エアは少し間を空けてから口を開いた

 

「私が10歳の頃です、地上での戦火が絶えないため両親と私はセイブに移住を決めましたが、セイブへの移動中にGEARに襲われました」

 

結構簡単に話をしてくれるので少し驚く、エアは言葉を繋げた

 

「……手短に話しますとGEARのせいで家族と生き別れになりました、今の時代、携帯などの連絡手段があるので全然寂しくはありませんがね」

 

……?

セイブは外部からの存在を受け付けない、それは電波も例外ではないのでは……

 

「つまらない話は終わりです、頭を動かすために糖分を取りに行きましょう、どこかにカフェとかがあるはずですよ」

 

深くは考えないようにしよう、彼女なりの理由や秘密があるはずだ。

タッチ型の端末で近くのカフェを調べてエアに見せると一瞬だけエアの目が輝く、なるほど甘いものが好きらしい……話の話題になりそうだ、メモしておこう

 

~~~

 

「もちもちパフェお二つでよろしいでしょうか」

 

「はい」

 

「かしこまりました」

 

行き着いたのは格納庫から6分ほどの結構大きなカフェ、ちなみにパフェは二つともエアが食べるそうだ

 

「そうだ、シレクタはなんで動くか知ってます?」

 

急な問い掛けに頭を悩ませて、わからないと言葉を送る。

シレクタ開発初期は人の形ではなく四脚タイプやタンク型やetc……で上半身を支えていたらしい、だが今やシレクタの体を支えているのは二本の脚だ、普通に考えてバランスも崩すし実用性は薄いだろう。

操縦している側としてはバランスは崩さないしスムーズに動くので気にした事はないのだが。

 

「シレクタは特殊な人工知能を採用しています、本能的なバランス調節、生まれ持った「空」を駆ける能力……そう、鳥類を元に作成した人工知能を摘んでいるんですよ」

 

なるほど初耳だ、しかしそれだけで二脚タイプが成り立つと言うのか?バランスを自動で調節してくれるのは非常に大きな進歩だろう、しかし四脚タイプの方が安定性は大きい、二脚にする必要性が感じ取れない

 

「開発に携わった訳ではないので詳しい事は分かりませんが、鳥類を元にした人工知能というのがARNDと呼ばれる人工知能です、凄まじい学習能力に加え搭乗者の行動に慣れることで「人間」を理解するAIなんですが……」

 

「お客様、もちもちパフェお二つお待たせしました」

 

「ど、どうも……失礼、少し熱くなりすぎましたね」

 

気にしてない事を告げて水を飲む、自分も何か頼んでおけば良かった。

ARND、人間を理解したAI、知らなかったと言うより気にした事が無かった。自分が普段使う物の中身なんて興味すらないが、誰かが熱心に話すと気になってくる

 

「……つまりARNDは人間を見て全てを学び、自分を人間と思うため人間の形でなければ拒否反応を起こしてしまいます、そのため二脚タイプのシレクタが主に運用されている……ARNDを搭載していない改造機もあるようですが稀にしか見ませんね」

 

ほう、と関心してふとエアのパフェを見ると二つとも空になっていた、早い、流石エアさん早い。

もうすぐ戦いが始まるというのに緊張感の無い会話が続く中、エアの端末がビービーと警報音を発する、メールの着信音だったらしく、本人はスイスイと画面をスライドしては目を動かし読んでいた。それにしても心臓に悪い音だ

 

「急用です、お会計は任せますね、私はこれから作戦内容を決めてきますので後ほど」

 

要件だけをパッパと話してカフェから出るエアを尻目に財布を取り出す、自分も帰ろう……そう思い会計を済ませた

 

~格納庫 午後11:30~

 

既にシレクタに乗り込んでいる者、余裕を持って笑い話をする者、頭を抱えて震えている者………格納庫はそんな人々で埋まっていた、自分は前者の「乗り込んでいる者」だ、作戦目標の詳細はシレクタ内部でしか確認できないため、内容を全て把握するのが苦手な自分は早めに確認しておかないといけない。

当たり前だがシレクタを格納庫で動かしてしまうと大惨事になりかねないためセーフティをONにする

 

大型兵器に太刀打ちするのは自分と、アカネと言う新人のようだ。その他の者も居るには居るが、本作戦に参加するかは別らしい

 

『こちらエア、聞こえますか?』

 

スピーカーからの音声を聞いて聞こえてる事を話す、いきなり通信を繋ぐと言うことは急用だろう

 

『まだ危険性はありませんが敵影が確認されました、少々予定と違いますがあなたにはこれを迎撃していただきます、グラジオラスはハンガーごと地下の出撃ゲートまで運びますので作戦の詳細はそこでお話しましょう』

 

待って欲しいことを伝えようとするがエアとの通信は既に切れていた、あまりにも急すぎると流石に心の準備ができなくて困る。

ガシャン、ガラガラガラと立っていた場所が自機ごと地下に運ばれていく、金属音が一定のリズムでガラガラと軽快に鳴りながらたどり着いたのは今までのものとは明らかに違う出撃ゲート、詳しく言うと真新しくて馬鹿でかい出撃ゲートだ。

 

『では説明を行います、先程言ったとおりあなたには敵影を迎撃していただきたいのです、正確には未確認機体のデータ収集および撃破を任せます。未確認機体の性能は不明です、十分に注意して交戦を』

 

出るのは自分一人だけだろうか?一騎打ちは避けたいところだ

 

『身の危険を感じた場合はすぐに撤退してください、では……ご健闘を』

 

グラジオラスが輸送機に繋がれる、同時に戦闘できるように準備を開始した。

 

 

 

 

 

~おまけ~

はい、おまけです。なんか………その……おまけです、はい

・ARND

簡単に言うとめっちゃすごいAI、鳥類を元に作成しているため最初に触れた・感じた物の学習を続ける

 

・未確認機体

正体不明、強い(確信)

 

・もちもちパフェ

もちもちしてて白くて甘いスイーツ、おいしそうだね

 

・グラジオラス(軽量タイプ)

前線での戦闘を想定した軽量タイプの機体、素早く動けるが最低限の装甲は確保している

 




0日目の長ったらしいお話続きはもう減る……つもりです、アクションの描写ガンバルゾー(ニンジャ感)
これまた変な所で話切っちゃいました∩(´;ヮ;`)∩ンヒィ
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