ソードアート・オンライン ~反則の剣士~   作:にょぞ

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皆さんこんにちは。

どうでもいいことですが、なんとこの作品は十話までで合計文字が35503文字、平均文字が3550文字なんです!

本当にどうでもいいことですね。はい。

それでは11話です。

どうぞ



レベル差があるととても楽

 

 

 

 

 

街でシリカもクエストを受けてから出発し、今はフィールドを歩きながら会話をしている。

俺達が今いるアインクラッド第11層の主な敵は武装したゴブリンである。

俺くらいのレベルになるとソードスキル一発で倒しきれるが、シリカくらいのレベルだとパーティーを組んで戦うべきだろう。

というか……

 

「シリカって今レベルいくつ?」

 

「16です」

 

「そっか……」

 

いや、聞いたのは俺だけど素直に言っちゃうのはどうかと思いますよ…

 

「シリカ」

 

「はい」

 

「さっきの酒場でアイテム渡す時にシリカのウインドウを俺に見せただろ?」

 

「えっと…そうだったと思いますけど…」

 

「ああいうの、やめた方がいいよ」

 

「?…なんでですか?」

 

「基本自分のシステムウインドウは誰かに見せない方がいいよ。自分のステータスは生命線だからね」

 

「え……でもマキさんは私にそんなことしないですよね?」

 

「…もしかしたらするかもよ」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

俺から距離をとるシリカ。

 

「そうかもしれないから気を付けろって言ってんの」

 

「はい……わかりました」

 

「あと、自分のレベルも軽々しく教えないこと」

 

「……それはそっちから聞いて来たんじゃないですか」

 

「そうでけど…それでも少しは警戒しろって」

 

「むぅ…次からは気を付けます」

 

うん、いい子いい子

 

「素直だねぇ」

 

そう言って頭をなでる。

 

「子供扱いしないでください!」

 

そう言ってシリカは先行してしまう

あちゃ~怒らせちゃったか…

これが俗に言う反抗期ってやつなのかね…

そんなことを思っていると青い竜…ピナというらしい…が俺に周りに飛び回る。

 

「なんだよ」

 

「きゅる!」

 

…なんだって言うんだよ

 

 

 

  *  *  *

 

 

 

目的地である隠しダンジョンに到達する。

このダンジョンに着くまでには大した敵には出会わずに来れた。

本来ならダンジョン内は気を引き締めて臨むべきなんだろうが、俺のレベルだとボス戦までは余裕だろう。

というわけで、今までどうり話しながら進んでいる。

 

「あのマキさん」

 

「ん?何?」

 

「このダンジョンってどんな敵が出てくるんですか?」

 

「んーとね…たしかアストラル系のモンスターだったかな」

 

「お化けですか……」

 

「苦手なの?」

 

「…はい」

 

「まぁ、アストラル系と言っても幽霊とかじゃないから安心しなよ。ちゃんと実体のあるやつだよ」

 

「というと?」

 

「ほら」

 

俺が指さす先にはちょうどポップしたばかりの≪ソード・ナイト≫がいた。

 

「あんな感じの」

 

「はぁ…あれなら何とか…」

 

「そっか」

 

≪ソード・ナイト≫がこちらに気が付いたようだ。

≪ソード・ナイト≫は文字通り剣をもった鎧の騎士だ。

バックラーと細身の片手用直剣を装備している。

まぁ、中身があるかどうかは知らんが。

今は切りかかってこないところを見るに、どうやら様子見らしい。

 

「シリカ、俺が先行して隙を作るからそしたらスイッチね」

 

「はい!わかりました!」

 

「それじゃ…」

 

そう言って俺は走り出す。

≪ソード・ナイト≫が剣を振りかぶってる隙に剣を横なぎに剣を振るう。

そのまま後ろを取り剣を突き刺す。

振り向きざまに振るわれる剣を屈んで回避。

屈んだ姿勢から切り上げて距離をとる。

――敵HP、残り二割。

すると≪ソード・ナイト≫がホリゾンタルを放ってくるので、俺はバーチカルで相殺する。

ソードスキルの途中キャンセルによってたがいに長い硬直時間が科せられる。

 

「スイッチ!」

 

「はい!やぁ!」

 

シリカは持っている短剣を光らせソードスキルを発動させる。

 

 

短剣単発ソードスキル≪アーマー・ピアース≫

 

シリカの突きが≪ソード・ナイト≫のHPバーを空にさせる。

青色のポリゴン片を背に振り返るシリカに声をかける。

 

「おつかれさん」

 

「はい!どうでした?私の戦い」

 

「いや、どうっていわれても…ただソードスキル撃っただけじゃん」

 

「むぅ…そうですけど……わかりました!次の戦いは私一人でやります!」

 

「はぁ?」

 

「そうすればマキさんも私の戦いに評価してくれますよね?」

 

「や、まぁそうだけど…」

 

「決まりです。それじゃぁ行きましょう」

 

はぁ…

これで大丈夫なのかね……

 

 

 

  *  *  *

 

 

 

案の定、シリカは苦戦した。

というか、苦戦している。現在形で

シリカは今、二体の≪ソード・ナイト≫と戦っている。

 

「やぁ!」

 

片方に攻撃をしたらもう片方に攻撃される。

攻撃を当ててる回数はシリカのほうが多いが≪ソード・ナイト≫のほうが威力が大きくリーチが長い。

そんな訳でシリカと≪ソード・ナイト≫は互角の戦いをしている。

互角。つまりどちらが負けるかわからないということだ。

そして、プレイヤーにとって負けとは死。

ということで、俺も参戦することにした。

駈け出してシリカと≪ソード・ナイト≫との間に無理やり入る。

 

「シリカ、下がって」

 

「でも…」

 

「でもじゃない。時間切れだ」

 

「………わかりました」

 

「きゅる~」

 

シリカを後ろに下がらせたところで≪ソード・ナイト≫が≪ホリゾンタル≫を放つ。

剣を左手に持ち替えて≪ソード・ナイト≫の剣に俺の剣を合わせて思いっきり振り上げる。

≪ソード・ナイト≫はソードスキルの途中キャンセルで長いディレイに見舞われる。

それと同時に後ろにいる≪ソード・ナイト≫がバーチカルを放ってくる。

振り向かずにかかげた剣で斜めに防いで≪ソード・ナイト≫の剣を地面に落とす。

そのまま右足を軸に後ろのいる≪ソード・ナイト≫の後ろをとる。

二体の≪ソード・ナイト≫と俺が一直線上になるようにしたら、ソードスキルを発動させる。

 

 

片手剣単発突進型ソードスキル≪レイジスパイク≫

 

 

同時に二体の≪ソード・ナイト≫を突き刺したところで二体ともポリゴン片に変わる。

 

「ふぃー終わりっと」

 

左手のまま剣を逆手に持ち替えて鞘に納める。

シリカがこちらに寄ってくる。

 

「それじゃ、行こっか」

 

 

 

  *  *  *

 

 

 

十数体目のモンスターをポリゴン片にした後、シリカは突然言い出した。

 

「前も思いましたけど…マキさんって強いんですね」

 

「はは……そんなことないよ。俺より強い奴なんていっぱいいるよ」

 

「そうなんですか?」

 

「あぁ」

 

剣を納めてダンジョンの奥へと歩きはじめる。

 

「シリカは血盟騎士団って知ってる?」

 

「はい。最近できたギルドですよね」

 

シリカも短剣を仕舞い足を動かし始める。

 

「そう。あそこの団長や副団長にはかなわないよ」

 

「そんなに強いんですか?」

 

「団長にいたっては強いなんてどころじゃない。たぶん俺じゃ攻撃を入れることすら無理だろうね」

 

「えっと…謙遜とかじゃなくてですか?」

 

「うん。あいつは、とにかく堅いんだよ」

 

「へぇ……副団長さんはどうなんですか?」

 

「あいつは…まぁ速い…かな」

 

「はぁ……速い、ですか…」

 

「そ、速い。目にも止まらぬほどね」

 

「そんなにですか!?」

 

「まぁある技だけだけどね」

 

「へぇ…そういえば血盟騎士団副団長って女性なんですよね」

 

「そうだよ」

 

「どんな方なんですか?」

 

「鬼」

 

「え?」

 

「ありゃもう阿修羅だ」

 

「そんなに怖い方なんですか…」

 

「あぁ……あれはこの世の者とは思えないほどだよ…」

 

こないだ攻略前にちょっと露店を覗いるときに偶然出くわして、こっぴどく怒られたもん

あぁ…思い出しただけでも寒気がする…

 

「えぇっと……その二人以外にはいないんですか?」

 

「……いなくはない…かな」

 

「だ、誰ですか?」

 

「…………シリカは≪ビーター≫って知ってる?」

 

「はい。悪のベータテスターって聞いてます」

 

「そいつだよ」

 

「え?あの…それは…」

 

「あいつには、普通にやったらまず勝てない」

 

「それじゃぁ、勝つ方法はあるんですか?」

 

シリカが食い入るように聞いてくる。

まぁ、悪のベータテスターより知り合いの俺に勝ってほしいのだろう。

 

「…………あるといえばある」

 

「どんな方法ですか?」

 

興味津々だな

 

「まずあいつの持っていない何かを持っていること」

 

「何かってなんですか?」

 

「まぁ…スキルとか…かな」

 

「なるほど……他には…?」

 

「……えっと…聞きたい?」

 

「はい!もちろんです!」

 

うーん…どうしよっかな

話している内に安全エリアが見えてきた。

 

「殺す気でやること……」

 

「え?」

 

「ほら、安全エリアだ。休憩にしようぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






何か指摘や質問等があったら気軽に言ってください。

誤字脱字がありましたらご報告してください。

感想、待ってます!


………サブタイトルが思いつきません…
作品を持っている方はどうやってサブタイトルを考えているのでしょうか……?
良かったら教えてください







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