その日、瑞希は学校には戻らず自分の家にかえっていた。
瑞希「明久くん、なんでですか?なぜワタシをおいて死んじゃったんですか?ずっと一緒にいてクレルッテイッタジャナイデスカ」
瑞希の虚ろになった目からは涙がこぼれ壊れた人形のように同じ言葉を繰り返しつぶやいていたのだ。
瑞希(明久くんの嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つきうそつきうそつき一緒にいるってあれほど言ってくれたのに)
瑞希は心の中で何度も繰り返した、そしてこう思った
瑞希「そうだ、否定してしまえばいいんデスヨネナニモカモ、フフフ」
愛する人を失ない瑞希の壊れかけていた心と精神が完全に壊れた瞬間だった。
次の日の夕方、学校に来なくなった瑞希を心配してクラス代表の雄二と美波と秀吉とムッツリーニが瑞希の家に様子を見に行こうと瑞希の家に向かっていた。
美波「瑞希、大丈夫かなぁ、かなり精神的にショックを受けてたけど」
秀吉「そうじゃのう、せっかく明久に想いを伝えることができた後に起こった悲劇じゃからのう」
雄二「そうだな、好きな人が急にいなくなっちまったんだショックはかなり大きいだろう」
ムッツリーニ「精神的にはかなり辛いと思う」
話をしているうちに4人は瑞希の家の前に着いた。
ピーンポーン!!
美波が瑞希の家の呼び鈴を押した。
美波「あれ、瑞希いないのかな?」
留守と思い皆が諦めて帰ろうとした時、聞き覚えのある声が聞こえた
瑞希「皆さん、どうしたんですか?」
その声は紛れもなく姫路瑞希の声だった。
美波は瑞希のことが心配だったのか瑞希の姿を見て言った
美波「瑞希!よかった、学校に来ないからすごく心配したんだよ」
瑞希「ありがとうございます、心配かけてすみません」
美波「アキが死んじゃってから瑞希の様子がおかしいから本当に心配したんだからね」
美波がそう言うと瑞希からは予想外の言葉が帰って来た。
瑞希「美波ちゃんナニヲイッテイルンデスカ?」
美波「え?ちょっとどうしたの瑞希?」
瑞希「明久くんはイキテマスよフフフ、おかしなことイワナイデクダサイミナミチャン」
さっきとは明らかに瑞希の様子が違っていた。
美波もその様子に少し恐怖を感じた。
美波「ちょっと瑞希、どうしちゃったの?アキはもういないのよ、事故にあって死んじゃったんだよ!瑞希だって見たでしょ」
美波は動揺しながら言った。
すると瑞希が虚ろな表情で美波に言った。
瑞希「美波ちゃんは明久君に振り向いてもらえなかったからそう言う嘘を言ってるんですね」
美波「え・・何言って・・・」
瑞希「美波ちゃんは明久君が私を選んだって言うのが妬ましくてそう言う嘘を言ってるんですね美波ちゃんは意地悪です」
瑞希がそう言うと美波もその言葉に怒り怒鳴るように言った。
美波「っ!瑞希!!!あんた言って良いことと悪いことがあるのよ!!!確かにアキに振り向いてもらえなかったけど、瑞希とアキが幸せになって欲しいと心の底では思ってたんだから!」
瑞希「じゃあなぜ明久君が死んだなんて嘘をつくんですか?ネタミガナケレバ、そういう嘘ハツカナイハズデスヨネフフフ」
瑞希の様子が明らかにおかしく口論している二人に雄二と秀吉とムッツリーニが止めに入った。
秀吉「やめるのじゃ、二人とも、姫路もどうしたのじゃ、何かいつもと様子が変じゃぞ?」
ムッツリーニ「・・明らかにおかしい・・」
雄二「島田、お前も少し落ち着け、・・今の姫路には何言っても無駄だ」
美波「でもあんなこと言われたらウチも怒るわよ坂本だってそう思うでしょ」
雄二「あぁ、だが今の姫路は明らかにおかしい、だから今は出直そう」
雄二がそう言うと美波も半分不満そう言葉で言った
美波「わかったわよ」
雄二達は瑞希と美波の口論を収め瑞希の家を後にした。
瑞希「フフフ、おかしな美波ちゃん、勝手に明久君を死んだことにスルカライケナインデスヨフフフ、さぁ明久くんのタメニリョウリヲツクラナイト、キョウハヨロコンデタベテクダサイネフフフ」
そう言いながら瑞希は家に入ろうとした時瑞希の虚ろな目から涙が溢れてきた。
瑞希「アレ?おかしいです、なぜ涙が出てくるんでしょうか?ナミダナンテナガレナイハズナノニ」
こんにちは、ひさびさの投稿です。少し無理やり感がありましたが何とか話をつなげられました。ヤンデレの女の子は大体恋のライバルが友達とかの場合友情に亀裂がはいり決別したりしますが今回はまだ瑞希ちゃんと美波の仲を取り戻せるレベルに押さえました。また話のエンディングはルート形式をとろうかなと思っています。瑞希ちゃんが明久くんの死を乗り越えさせて元のやさしいおしとやかな性格にもどるルート、明久くんの後を追って行くルートの2つです。ちなみに最初の明久の死を否定してるのは原作やアニメで明久の姉が初登場する話で瑞希ちゃんが色んな事をヤンデレモードで否定してたシーンをネタにしました 。