穴熊寮からごきげんよう   作:秋津島

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「リーマスに脱狼薬を渡し、セブルスに真実を聞かせ、シリウスの無罪を証明して、ピーターを逮捕する……」
「ここまでやってくれるなんて、という想いで一杯でしたよ」
「あとは……そうだ、動物もどきを習得してくれたというのも大きいですね。おかげで満月の夜には特別な体験が出来ましたから」


第三の課題

 第三の課題は、迷路だ。

 迷路の中心に三校対抗試合の優勝杯が置かれ、最初にその優勝杯に触れたものが満点、勝者となる実に明快なルールだ。

 クィディッチ・ピッチをいっぱいに使った生垣の迷路は、外から見ただけでも複雑に入り組んでいるのがわかる。それに、迷路内にはハグリッドが色々な生き物を置いたり、色々な呪いを破らないと進めない仕掛けや障害物がいくつも置かれている。簡単には突破できないだろう。

 それでも、ハリーはこれまでの競技と比べれば、はるかに落ち着いていた。

 課題内容が発表されてから、出来る限りのことはしてきた。

 ロンとハーマイオニー、そしてエドガーにも手伝ってもらって色々な呪文を習得した。妨害の呪いも、粉々呪文も、四方位呪文のどれにも自信がある。唯一難航した盾の呪文だって、エドガーの指導の賜物で、ロンの武装解除術を弾けるレベルにまで押し上げることが出来た。

 応援に来てくれたシリウスやロンの家族の励ましのおかげで気力も十分だし、お守りがわりにクリスマスにシリウスから貰ったナイフも持っているから、心細さもない。

 

 ――大丈夫、やれる。

 僕はこれまで、色々な経験をしてきたじゃないか。

 1年生の時は賢者の石を守るため、先生たちが仕掛けた罠を潜り抜け、ヴォルデモートだって退けた。

 2年生の時には「秘密の部屋」事件を解決した。眼を直視しただけで死に至る恐ろしい怪物を倒し、ジニーを操っていたリドルの日記も破壊した。

 3年生では凶悪な脱獄犯(冤罪だったけど)と対峙したし、今年なんてドラゴンや水魔とも戦った。

 今までこれだけのことをやって来たんだ。大丈夫だ、何も心配はない。

 ハリーは深呼吸をして、クィディッチ競技場で競技の開始を待った。

 

「よいですか。わたくしたちが迷路の外側を巡回しています。何か危険に巻き込まれて、助けを求めたいときには、空中に赤い火花を打ち上げなさい。私たちの誰かが救出します」

 

 マクゴナガル先生がそう告げて、代表選手たちがそれぞれ持ち場につくと、バグマンが拡声魔法でがやがや騒めくスタンドに呼びかけた。

 

『紳士、淑女のみなさん! 第三の課題、そして三大魔法学校対抗試合最後の課題がまもなく始まります! 現在の得点をもう一度お知らせしましょう。

 1位、得点87点――セドリック・ディゴリー君。ホグワーツ校!

 2位、得点85点――ハリー・ポッター君。またもやホグワーツ!

 続いて3位、80点――ビクトール・クラム君、ダームストラング専門学校!

 そして、4位――フラー・デラクール嬢、ボーバトン・アカデミー!』

 

 選手が呼ばれるたびに、大歓声と拍手が鳴り響いた。

 観客席の中ほどの段で、シリウスが大きくハリーに手を振っているのが、辛うじて見えた。ハリーが手を振り返すと、シリウスは明るい笑顔を返した。

 

『最終課題はご覧のとおり、迷路! 1位の選手から順番に迷路に入り、中心にある優勝杯に最初に触れた選手が優勝となります!

 では……ホイッスルが鳴ったら始めます! いち――に――さん――!』

 

 バグマンがピッと笛を鳴らした。セドリックが急いで迷路に入った。

 

『次、ハリー!』

 

 少ししてまた笛が鳴り、ハリーはバグマンに背中を押されて迷路に入った。振り返ると、巡回の先生の1人、ムーディとばっちり目が合った。頑張れよ、と言われた気がした。

 聳えるような生垣が、通路に黒い影を落としていた。高く分厚い生垣のせいか、魔法が掛けられているからなのか、一旦通路に入ると周りの観衆の音は全く聞こえなくなる。まるで水の中にいるようだ。

 ハリーは杖に灯りを点し、急ぎ足で進む。しばらくすると3度目の笛が鳴る音が聞こえてきた。クラムが迷路に入ったようだ。ハリーは速度を上げ、最初の分かれ道を左に進み、杖を高く上げてなるべく先の方が見えるようにして歩いた。

 遠くで、4度目の笛が鳴った。これで代表選手が全員迷路に入ったことになる。最初に入ったセドリックは今どこにいるのか。クラムはどこまで追いついてきているのか。そんな思いと、誰かに見られている気配が合わさり、さらにハリーの歩みを進めた。

 迷路の中心を目指し、北西の方角に進んでいく。済んだ濃紺の空が、段々群青色になり、迷路は刻一刻と暗くなってきた。

 がらんとした道を進みながら、ハリーはぽつりと呟いた。

 

「……おかしい」

 

 迷路に入って随分時間が経つし、距離もそこそこ進んだはずなのに、何も障害がない。それが、ハリーを不安な気持ちにさせた。

 ここまで来たんだ。生き物にしろ、罠にしろ、絶対何かに出会っているはずではないのか? 障害物が置かれていない道がこんなに続くなんて、変だ。運が良いとか、偶然なんて言葉では片付けてはいけないような気がする……。

 まるで、迷路がまやかしの安心感でハリーを誘い込んでいるようだった。

 何か妙な気持ちになったハリーは、ぐるりと反転して、もと来た道を戻ろうとした。それと同時に、後ろから誰かの悲鳴が聞こえてきた。

 女の子の声……フラーだ!

 声をした方向を見ていると、それから数秒後に、赤い火花が飛ぶのが見えた。それはつまり、フラーが脱落したことを意味する。

 

「……」

 

 ハリーはますます不安になった。

 フラーは最下位だったとはいえ、十分な実力を持っている。そんな選手が脱落するほどの何かが、この迷路の中にあるのだ。

 それに……迷路の中にいた時間が一番短いフラーでさえ障害に遭っている。ならば、他の選手も既に障害に遭っている可能性がかなり高い。にも拘わらずハリーはこうして、何とも邂逅せずにここまで来ている。これは、とても不自然じゃないか。

 

 ポケットの中のナイフを布越しに掴んで、深呼吸。

 大丈夫、大丈夫だ。いざとなったら先生たちが助けに来てくれるんだ。怖がることは無い。

 自分を奮い立たせて、ハリーは方向を戻し道を急いだ。そして、角を曲がった途端にようやく遭遇した罠――吸魂鬼に変身していたまね妖怪を退治しながら、静かすぎる迷路をぐんぐん進んだ。

 

 再び悲鳴が聞こえた。今度はセドリックの声だ!

 声の方向を見てみると、赤い火花が打ち上がった。信じられないが、これでセドリックも脱落で、残るは自分とクラムの2人ということになるが……。

 

「いやいや、やっぱりおかしいよ!」

 

 自分がこんなに簡単に進める迷路で、セドリックとフラーが脱落するなんて!

 いったいどれほど危険な罠があるんだ? それに、どうして僕はここまで順調なんだ? いや、順調なんて言葉では足りない。何も、無い。平穏すぎる!

 

 ――ゴブレットの仕組みを理解し、魔法についての豊かな知識と優れた能力がある人物――つまり、主催者側に犯人がいる可能性が高い。

 

 ……ふと、エドガーが言ったことを思い出した。

 もしも彼の考えがそのまま真相だったら?

 ハリー・ポッターという名前をゴブレットに入れた犯人が、主催者側という立場を利用して、ハリーの行く手にある障害物を先回りして排除していたとしたら?

 でも、仮にそうだったとして、目的がわからない。

 自分を試合に出場させて、優勝させて、いったい何が得られるというのか……。

 答えの見いだせない問答は、3度目の赤い火花によって打ち止められた。

 

「冗談でも、夢でもないよね」

 

 3度火花が打ち上がったということは、すなわちハリー以外の3人が棄権したことだ。

 なんだ、これ。どうなっているんだ。意味が分からない。

 まさか彼らの脱落も仕組まれたことなのか。そうだとしたら、犯人は本気で僕に優勝してもらいたがっているらしい。

 ――そんなの、素直に応じるわけがないじゃないか。今すぐ棄権を……。

 

「……いや、それはダメだ」

 

 そこまで考えて、ハリーは頭を振った。

 何かに襲われたわけでもないし、危機に瀕したわけでもないのにここで棄権するなんて、今まで手伝ってくれたロン、ハーマイオニー、エドガーに対しても失礼だ。

 それに、自ら勝負を降りるなんて情けない。

 ……もう少し、もう少しだけ進んでみよう。

 

 ハリーは不安を胸に、進んだ。

 時折杖で方角を確認しながら道を選び、時に袋小路に突き当たって引き返し、また道を選ぶ。進む。進む。

 やがてスフィンクスの謎々を解き明かして、その先の道を右折したハリーの視界に、とうとう映った。100メートルほど先の台座で輝いている、三校対抗試合の優勝杯。それと、台座の近くで倒れ伏す人影が。

 

「人? どうしてこんなところに」

 

 ハリーは駆け寄り、人影の近くに膝をついた。

 ホグワーツの男子生徒だ。ハリーに背を向けて倒れ込んでいる。両手両足が縄で拘束されていて、体中に切り裂かれたような痕があった。とりあえずは、とシリウスのナイフで拘束を解き、顔を確認しようと覗き込んで……ハリーは思わず声を出した。

 ――最新の記憶と比べると、4、5歳くらい成長している。それでも、既に彼によく似た青年を知っているハリーには、彼が誰だかすぐにわかった。

 

「え、エドガー……」

 

 呼びかけに答えるように、年上になったエドガーが、ゆっくりと瞼を開いた。

 

 

 時間を遡って、6月23日。

 最終課題の前日の夕刻、エドガーはムーディに呼び出され、彼の事務室に来ていた。今日行われた学期末試験の、防衛術の結果について話があるそうだ。

 ムーディの部屋はとびきり奇妙なものでいっぱいだった。机の上にはヒビの入ったかくれん防止器があったし、隅っこの小さいテーブルにはクネクネした金色のアンテナのようなものが立っていて、微かにブーンと唸りを上げていた。壁にかかった鏡のようなものは部屋を映しておらず、影のようなぼんやりした姿が中で蠢いている。窓の下に置かれた大きなトランクには七つの鍵穴が一列に並んでいた。

 部屋中をぐるりと見回していると、部屋の奥からコツ、コツという音が聞こえてきて、ムーディが姿を現した。

 

「よく、来た」

「こんばんは。早速ですが、どのようなご用件でしょう」

「なんだ、用事があるのか」

「明日は最後の試合が行われるので、ハリーと最後の調整をしようと思って」

「そういえば、お前はポッターを手伝っているんだったな。わかった、出来るだけ急ごう。その前に……クロックフォード、お前さんこいつが好きだろう?」

 

 ムーディは棚から、蛙チョコレートが入った籠を取り出し、杖を振ってエドガーのところまで運んだ。

 エドガーは少しだけ驚いた顔をして、それから眉を下げて笑った。

 

「えーと……その魔法の目って、好物とかも筒抜けだったりします?」

「さあて、な。とりあえず、食え」

「……いただきます」

 

 促されるまま、1個、2個。

 3個目の包装を解こうとして、ふとムーディを見ると、彼は口角を吊り上げながらこちらを見ていた。エドガーは少し首を傾げた。はて、何かおかしなことをしただろうか。

 

「あ……そっか。すみません。呼び出されたのに、暢気にチョコレートを……。ええと、試験の話でしたよね? 何か不備がありましたか?」

「不備というか、気になるところがな。お前さん、利き腕は左だな?」

「ええ、確かに」

「今日の試験中、実技試験での杖の振り方について、いつもと比べて違和感があった。だから、少し腕を見せてもらおうと思ってな」

「違和感、ですか。おれはいつも通りだったと思うんですけど……」

「こういうのは、当事者には分からないものだ。さあ、腕を出せ」

 

 おかしな感じはするが、拒否する理由は特にない。

 エドガーは頷いて、左腕の袖を捲ろうとして――袖が中途半端に短くなっていることに気づいた。より注意して見てみると、袖ではなく腕の方が長くなっていることに気づいた。……いや、腕だけに限らない。気づけば、体全体がいつもより成長している。視界はつい数分前と比べても高くなっているのが分かったし、体もなんだか重たい。

 ……これと同じ体験をしたことがある。

 ハロウィーンの日。うっかり老け薬を飲んでしまった時も、今みたいに体が成長した。と、いうことは、つまり。今しがた口にした蛙チョコレートには老け薬が仕込まれていたことになる。そしてその工作をしたのは……間違いなく、ムーディだ。

 

「何を……」

「気づかれたか。まあ、いい。目標はほとんど達成した。後は腕を確認するだけだ」

「腕、腕って……老け薬まで飲ませて、いったい何がしたいんですか。おれの腕にはおかしなものなんて――」

 

 ない、と言おうとしたのに、言えなかった。

 勢いよく袖を捲り上げた先、前腕に、違う色が混じっていた。

 口から蛇が出ているドクロ――クィディッチ・ワールドカップで打ち上げられた「闇の印」と同じマークが、禍々しさを持って左腕に刻まれている。

 ムーディの、らしくない高笑いが部屋中に響いた。

 

「ここまでやって透視じゃ味気ないからな。ああ、よかったぜ。お前が変わらず、レギュラスのままでいてくれて安心したよ」

 

 小躍りしそうな声色に、コツッ、コツッと義足でリズミカルに音を鳴らしながら、ムーディは笑っていた。笑いながら、エドガーに急接近して、歌うように囁いた。

 

「レーグ。レギュラス。レギュラス・ブラック! ああ、会いたかったぜ。親愛なる逃亡者。誇り高きブラック家の次男。家族を守るため、あのお方の信頼を得るため、愚かな兄の代わりに腕に印を刻んだ気高き王様!」

「何を、言って……っ」

「その『闇の印』が何よりの証拠だ。ふう、参ったぜ。15年……いや、16年前か? 突然いなくなったと思ったら、まさかこうしてホグワーツに再入学していたとはな! 何が目的だ? ポッターか? だよな、ポッターだよな! ポッターを信頼させてから裏切って、そんであのお方に献上するつもりなんだよな? そんな奇想天外な策を考えて、しかも実行するなんて、やっぱりお前は一味違うよなあ!」

「……」

「ん? おお、そうだ。これじゃあ久しぶりの再会でもわかんないよな。ほら、クラウチだよ。バーテミウス・クラウチ! 忘れてないだろ?」

「クラウチさんは、1か月前から姿を消している。それに、そんな性格じゃない」

「あー、それって父親の方か? 違う違う、俺はジュニアの方」

「は?」

 

 エドガーは面食らった。

 クラウチの息子は、シリウスから聞いたことが確かなら、死喰い人の一味と一緒に捕まってアズカバン送りにされた後、1年あまりで獄中死したはずだが……。

 しかし、彼の名前を語るメリットなどないはず。ならば目の前の男は本当にクラウチの息子ということになる。獄中死したはずの人間が、なぜ……。

 

「ま、面倒な話は後だ。それよりも、だ。レギュラス、どうして黙って姿を消したんだ? お前がいなくなった時は色々大変だったんだぜ。裏切りだ何だ、ってさ。せめて俺とか、マルフォイとかに一言教えてくれればよかったのよ。そうすりゃ、お前だって――」

「違う、おれは……エドガー・クロックフォードで、レギュラスは、おれの父親のはずで、それで」

「あ? まさか……クソッ、『クロックフォード』で嫌な予感はしていたが……! レギュラス、お前、もしかして何も覚えていないのか? あいつらに記憶を消されて、良いように育てられたのか? なあ、どうなんだ?」

 

 ――訳が分からなかった。

 今まで両親だと思っていた人たちが両親ではなくて、途中から連れてこられた吸血鬼の少女の方が本当の子供で。それならレギュラスが父親かもしれないと思ったら、今度はそのレギュラスがおれで? なんだよ、もう。ディアと両親の件だけなら耐えられたのに、ここに来てそんな情報を与えられたって……混乱するだけだ。

 

「いつからだ? いつから……、まさか、もうあの時にはお前はあいつらのところに……? チッ、レストレンジ達がしっかり探さないから……ああ、でもあの時に見つかっていたら殺されていただろうし、これはこれでいいのか? いや、でもどうせこの後……なんだ、結局同じってことか」

 

 分からない。分からない。

 何かを思い出しそうな、それでいてちょうどいいところでせき止められているような、そんな気持ち悪さがある。

 ……それでも、エドガーには1つだけ確かに分かることがあった。

 

(この人は、ムーディ先生の偽物だ。早くダンブルドア先生に知らせないと!)

 

 興奮して喋り続ける偽ムーディに、素早く背を向けて走り出す。

 ――エドガーの誤算は、自分の体がいつもと違うことを失念していたこと。

 想像よりも上手く動かせない体が作る隙は、僅かなものだったかもしれない。それでも、偽ムーディが杖を構え、呪文を1つ放つには十分すぎる時間だった。

 

「ディフィンド」

 

 体全体が切り裂かれると同時に、偽ムーディに足払いを掛けられ、エドガーはその場に座り込んだ。

 

「やべ、ついうっかり。あー……まあ、私刑ってことにしておくか。レギュラス……いや、クロックフォードでいいか。なあ、わかるだろ? 忠誠を誓っておきながら何も言わずにいなくなって、あのお方が力を失った時も探しに来ず、何をしているかと思えばこんなところで学生をやってる。何か目的があったとしても、あのお方や組織が黙ってるはずないだろ?」

 

 服が赤く染まっていくように、じんわりと脳が痛みを自覚する。血のにじんだ布地が腕に張り付く気持ち悪さと、血液の生ぬるさ。遅れてやって来た熱のこもった激しい痛みと、噎せ返るような鉄の臭い。

 エドガーは弱気になりそうな自分を叱咤して、鋭い目つきで偽ムーディを射抜いた。

 

「だから、何だって言うんだ……」

「わっかんないかなあ。要するに、制裁だよ。せ、い、さ、い。記憶がなかろうと、自覚がなかろうと、相応の罰は受けないとな。せっかく再会できたのにもうお別れなのは残念だが、そういうわけだ。ま、今はとりあえず眠っておけ。動かれると面倒だしな」

 

 魔法に掛けられたと気づくのと、瞼が重くなるのは同時だった。

 意識が段々遠のいていく。

 体がくずおれる。

 両手両足が拘束され、身動きが取れなくなる。

 瞼が重くなり、視界が完全に闇に閉ざされた。

 

 そして、次に目が覚めた時、目の前にいたのはハリーだった。




前回書き忘れましたが、ここではリータ・スキーターがあまり表立って動いていないので、ユニコーンイベントはありませんでした。
また、前回(2月)から今回(6月)までの4か月もまるっと飛ばされたので、ニフラーイベントも消失です。
無念、エドガー。

まあ、なんていうか。
予想されていた方もいらっしゃいましたが、エドガー=レギュラスでした。
あとさりげなくセドリック生存です。
さすがに1位だったので、ジュニアも警戒して脱落させたようです。
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