九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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疲れたよー、勉強辛いよー、夏休みだからゴロゴロしててもいいよね?宿題とかは……うん。


第二十二話

俺と穂乃果は穂むらに向かう。穂乃果は相変わらずの元気さ。少し羨ましいかもな。

 

渡「そういえば、海未やことりは?」

穂乃果「先に帰りましたよ?」

渡「一緒じゃなくてもよかったのか?」

穂乃果「私の件ですので……」

渡「……使いにくいなら敬語じゃなくていいぞ?」

穂乃果「え?」

 

穂乃果は多分当たり前の反応だ。でも、個人的には思うんだよ。

 

渡「そこまで敬られるようなことしてないし、俺が聞きなれてないしな」

穂乃果「でも──」

渡「あ、そうだ。今度の合宿で先輩禁止にするか」

穂乃果「先輩……禁止?」

 

穂乃果は聞き慣れないその言葉を言い直した。

 

渡「演技する中で、先輩とか後輩とか気にしてたらいいものにはならないからな」

穂乃果「そうですかね?」

渡「お前だって先輩だから気を使う時あるだろ

?」

穂乃果「ありますね」

渡「だから、それをμ'sの中だけ無くすの。もちろん、他の人は敬語でね」

穂乃果「……そうですね!」

渡「じゃあ、決まりだな。穂乃果、試しに俺と敬語使わないで話してみな」

穂乃果「え!?渡先輩のことを?」

渡「別に渡でもいいし、時間の問題だそ?合宿も近いっぽいし」

 

合宿が近いとは言ったが、本当に近いのか分からない。だって日にち言われてないからね!

 

穂乃果「そうですよね……。わかりました!」

渡「ほら、敬語」

穂乃果「あ、うん!」

渡「よし、それでいい」

 

こうして話しているうちに穂乃果の家であり、付近では有名な穂むらについた。

穂乃果は、先頭をきって中に入った。

 

穂乃果「ただいまー」

穂乃果母「あら、おかえり。あれ?渡くんも一緒だったの?」

穂乃果「前のお礼がしたくなっちゃって」

穂乃果母「それもそうね。渡くん、上がって」

渡「お邪魔します」

 

……さすがに大人とかには敬語は欠かせないぞ?一歩間違えば大変なことになりかねないからね。

穂乃果「あ、私の部屋でゆっくりしてて」

渡「お、おう」

 

そういって2階へ上がる。

……あれぇ?穂乃果の部屋ってどこですかね?間違って違う部屋には入りたくないし……

よし、廊下にいよう。そうしよう!

 

***

穂乃果side

お母さんとの話が終わり、渡先輩……じゃなくて渡君がいる私の部屋に向かう。──渡君、私の部屋にいるのか……。なんか恥ずかしいね。

2階に上がるとそこには廊下の壁に立って寄りかかっている渡君の姿。──格好いいな。

穂乃果が渡君をうちに呼んだのはね、実はお礼だけじゃないんだよ?とっても大切なことを言うためなの。

渡君。私は……穂乃果は渡君のことが好きになっちゃったみたい。




いかがだったでしょうか?
区切り場所に今回は困りました。繋げ方は決めてあるんだけどね(笑)
さて、今回は分岐点です!次回は恋愛編を書かないとね!
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zoroa1476
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