花陽side
はぁ。渡先輩が気を使ってくれてるのに、私全然ダメだよぉ……。でも、少しは気が楽になった気がする!
すると、渡先輩が隣で寝ていた。モウネチャッタノォ!?
すると、後ろから希先輩がひょこっと顔を出してきた。
希「お、渡君寝たんやね」
花陽「の、希先輩?」
希「先輩はなしやん?それより……」
そう言いながら、カメラを取り出す。まさか……
カシャ!
と、撮っちゃった!?だ、大丈夫なのかな?
希「ふっふっふ……。あの時のお返しや。これでお仕置きでもしようかね?エリチ」
絵里「えぇ。それ良いわね……」
希先輩と絵里先輩が何か企んでる。ど、どうしよう?
希「皆ー!渡君の貴重な寝顔やでー!写真撮って置きー」
すると、皆が渡先輩の近くに皆が集合した。真姫ちゃんはずっと本を読んでたけど。
穂乃果「んー、どこか愛くるしいねー!」
凛「なんか可愛いにゃ!」
海未「駄目ですよ!渡先輩に失礼です!」
希「まぁまぁ、そんな硬いこと言わずに写真撮ったらええやん!」
絵里「撮るだけならただなのよ?別に寝てるんだからバレないわよ」
希先輩と絵里先輩の表情がなんか……。企んでるっていうかなんてゆうか……。
皆渡先輩が寝てるからって写真撮りすぎだよ~。
花陽「も、もうそろそろいいんじゃ──」
凛「こんな機会は滅多にないよ!今のうちにかよちんもやろう?」
花陽「私はいいよ……。失礼だし」
「本当にいいやつだな。花陽は」
花陽「えっ?」
すると、ずっと写真を撮られていた渡先輩が起き上がる。
渡「写真を撮らなかったのは花陽と真姫、ことりと海未だけか……」
少し顔を暗くさせていた。あれ?雰囲気が変わってない?
絵里「……寝起きの渡は機嫌がとてつもなく悪いのよ。例えば今みたいな状況の場合、何されても可笑しくないわね」
『えっ』
渡「ふぅー。さて、どんなお仕置きをしましょうかね?流石に相手は女子だから手加減しようか」
『ほっ』
渡「海未」
海未「な、なんでしょう?」
渡「お前が練習メニュー考えてくれ。写真撮った奴らはその練習メニューを3倍……いや、5倍な」
『え、えぇぇぇ!!?』
こ、怖いです!渡先輩なんか怖いです!
渡「ほぉ?拒否するのか?」
『い、いえ!やります!』
もうこれ、言わしてるみたい!渡先輩に逆らわないようにしよう……。
渡「あ、今すぐ目の前で写真消したら2倍で勘弁してやるけど?」
すると、皆目の前で見せながら画像を消し始めた。渡先輩、本当に怖いです……。
渡「よし、これで大丈夫だな。真姫、あと何分位だ?」
真姫「大体10分で到着する予定よ」
渡「そうか。じゃ、一応荷物確認しとけよ。後で何忘れたとか言われても困るから」
『は、はい!』
皆渡先輩の顔を伺いながら自分の荷物確認をする。渡先輩に歯向かう者はこうなっちゃうみたいです……。
海未先輩はメニューを書き上げ、渡先輩は各自の苦手そうな振り付けなどのチェック。ことり先輩は衣装の最終点検、他は皆荷物整理と忙しい10分を電車の中で過ごしました。──真姫ちゃんの別荘ってどんなお家なのかなぁ?楽しみです!
いかがだったでしょうか?
寝起きは誰でも機嫌が悪いものです。仮に気持ちよく寝てたのに、周りがうるさくて起こされてみてくださいよ。少し所かとてつもなくキレる人だっているんですよ?結論、人間誰でも機嫌が悪い!皆さんも誰かを起こす際には気を付けて下さいね?