九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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……遅いですよね。1期が終わりに入るのが。分かってはいましたが、ここまでなるとは思ってもいませんでした。1期だけで五十話越えそうだな……。


第四十五話

渡「新曲……ねぇ」

 

ラブライブ予選へ向けて、曲をどうするかなどを決めていた。穂乃果曰く、真姫達が作った歌が気に入ったらしく、その曲でラブライブ予選に出てみようって訳だ。

 

渡「だけど、それなりのリスクはあるな」

絵里「そうね。今までやってきた曲も少しはやっておかないといけないし、新曲もやるとなると……」

花陽「私、体力大丈夫かな……?」

凛「きっと大丈夫だにゃ!いざとなったら凛がどうにかするにゃ!」

花陽「凛ちゃん……。うん!ありがとう!」

 

今までやってきた曲と、新たにやる曲。その両方をメニューに入れるとなると、確かにハードにはなるな……。

 

にこ「でも、穂乃果の意見も一里あるわ。新曲の方がお客を引き寄せやすい。それがあるわ」

真姫「にこちゃんの言うこともあるわね。でも、新曲をやるとなると練習時間が足りるの?」

渡「それは調整するよ。振り付けはアイデアはあるから、それで合わせる」

 

あ、俺は振り付けとスケジュール担当です。真姫は作曲で海未は作詩、ことりが衣装かな。スケジュールは海未がやるときもあるけど。

 

穂乃果「大丈夫!皆なら出来る!そうやってμ'sはやって来たんだよ!」

 

確かにそうだ。いろんな苦難もあったし、イベントも楽しさも辛さもμ's全員でやってきたからな。

 

絵里「……穂乃果の意見に反対者は?」

 

誰一人手をあげない。俺も賛成だ。μ'sなら出来る。信じているからな。

 

渡「決まりだな。だが、練習量は増やすぞ。泣き言は言わせないし、休憩は少し短めにするから覚悟しとけよ!」

希「それじゃあ、早速練習行こか!」

 

皆席を立ち、屋上へと向かう。しかし、ことりは座ったままの様だ。

 

渡「ことり?」

ことり「……どうしたの?」

渡「最近、少し変じゃないか?」

ことり「疲れてるだけだよ。大丈夫だから……」

 

そう言って屋上へ向かおうとすることり。何かが変だ。いつものことりじゃない。

 

渡「ことり。疲れてるだけには見えないぞ。例えば何かを隠しているような──」

ことり「っ!!」

渡「図星……だな」

 

正直絵里も自分から言いにくいタイプだったからこうゆうのはすぐ分かる。人間観察も出来るよ!

 

ことり「……何で分かったの?」

渡「バカ。マネージャーがメンバーを見てなくてどうすんだよ」

ことり「そう……だよね……」

渡「で?どうしたんだ?」

ことり「実はね──」

 

***

渡「留学……か……」

ことり「穂乃果ちゃん達にも話そうとしてるんだけど、ラブライブがあるから言えなくて……」

 

確かに、この話によって穂乃果が──とかことりなら考えるよな。でも、このままじゃ間に合わないかもしれないな。ことりが留学するまで。

 

ことり「私のせいでラブライブに出場出来なかったらどうしよう……?」

渡「心配すんな。穂乃果は逆に怒ると思うぞ?」

ことり「え?」

渡「なんで早く言わなかったの?とか」

ことり「……」

 

あくまでも可能性だけどな。穂乃果はなんだかんだで仲間思いだからな。他は──うん。

 

渡「じゃあ、早めに言えよ。俺はどうこう言う資格ないしな」

ことり「……ありがとう。渡君」

 

ことりは、気持ちを切り替えて屋上へと向かった。それを追うように、俺もゆっくりと歩いていった。




いかがだったでしょうか?
嬉しい事に、なんとUA20000越えそうです!ありがとうございます!しかも、お気に入りも85件ともうすぐで100件!本当にありがとうございます!記念話を作りたいですが、本編の進展が遅すぎるので、今回は作りません。すいませんm(_ _)m
ですが、二期は一期よりゆっくりやるかもしれません。色々と書きたいしね!
二期に入り、落ち着いたら記念話でも作ります!
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