九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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本編はやっと五十話!でも、番外編が四話入っているためやっと五十話!っていう感覚がないです(笑)


──てか、1期終わるの遅すぎね?でも、異論は受け付けませんよ?


第五十話

お見舞いから数日後。穂乃果は元気に復帰したが、ラブライブのポスターを見るたびに落ち込んでいた。その落ち込みを見かねた俺は、穂乃果の復帰パーティーを開くことにした。

道具はそこまで多くはせず、軽い料理を俺が振る舞う。完璧だとは思うが、上手くいくかねぇ?

場所は部室。因みに穂乃果には内緒にしてある。

 

渡「いいか?皆」

凛「わくわくするにゃ!」

絵里「あまりはしゃがないでよ?」

 

とかなんとか言っている間に穂乃果がドアノブに手をかけた音がした。

 

穂乃果「おまたせー!ってあれ?」

渡「今だ!」

 

パァーン!

部屋中にクラッカーの音が鳴り響いた。穂乃果はぽけーっと立っていて、何が起こっているのか飲み込めない様子だった。

 

渡「穂乃果、復帰おめでとう!」

『おめでとう!』

穂乃果「皆……!ありがとう!」

 

穂乃果の顔には笑顔が出ていた。まぁ、いつもの穂乃果に戻れたかな?

急いでジュースを用意する花陽。こぼすなよ?絶対だからな?ふりじゃない。

ジュースの準備が終わり、皆に渡ったので、部長のにこから一言。

……の、はずでしたが!

 

凛「かんぱーい!」

にこ「ちょ!部長からの一言は!?」

 

只今、凛により無くなりました。本当にドンマイ(笑)。俺もやってたかもな、凛と同じこと。

俺が作った料理を紙皿に分けて一人一人に渡していく。皆嬉しそうに食べてくれて嬉しいよ。

だが、その中で二人、深刻そうな顔をしていた。

海未とことりである。

まぁ、大体は予想つくな。ことりが俺に話してきたし。

そう思い、俺はことり達の元へ向かう。

 

渡「ことり、どうした?」

ことり「あ、渡君……」

海未「確か、渡には言ったのですよね?」

ことり「うん」

渡「あー。留学の件か。今日言うのか?」

海未「はい。残り2週間に迫りましたので──」

 

あと2週間か。俺に出来ることねぇ?……探してみるか。

 

渡「わかった。なら、俺も協力するよ」

海未「助かります」

 

俺は、皆の方向へ向いた。ことりは多分、今は心の整理をする時間をあげないとな。穂乃果とかが何かを言いそうだし。

 

渡「皆、聞いてくれ」

 

すると、皆俺の方向へ向く。改まって言うとなると緊張するなー。

 

渡「ことりが留学することになった。2週間後の予定だ」

 

そこにあったのは沈黙。まぁ、俺も始めて聞いた時は驚いたけどさ。

そして、やはり始めに動いたのは穂乃果だった。

 

穂乃果「渡君は知ってたの?」

渡「ああ。海未もだろうな」

穂乃果「ことりちゃん……、なんで私には言ってくれないの?」

渡「穂乃果、ことりの気持ちも考えてやれよ」

穂乃果「気持ち、分かんないよ……」

 

……分からないか。でも、時には考えないといけないんだぞ。穂乃果。

しかし、そう言おうとしても声が出なかった。おそらく、穂乃果の立場だったらそうなってたかもな。

 

ことり「一番に言いたかったよ?穂乃果ちゃんには。でも、ラブライブもあったから……」

 

ことりは震える声でゆっくりと話していた。勇気を振り絞った結果だろう。目には涙が溜まっていた。

 

海未「穂乃果、分かってあげて下さい。そして、受け入れてあげましょう。ことりの選んだ道を」

穂乃果「──ことりちゃんは……それでいいの?」

ことり「えっ?」

 

誰も予想のしなかっただろう一言。その意外な言葉は穂乃果から出た言葉だった。

 

渡「穂乃果、ことりだって辛いんだぞ?最後までμ'sを続けていきたかったと思ってるはずだ。なのに、やっと決めた覚悟をうち壊してもいいのか?俺はことりの決めた道だ。応援する」

ことり「渡君……」

 

人が決めた道に手を加えたらどうなるだろうか?

答えはないだろう。何故なら、最終的には本人が道を選んでいるからだ。

加えた所で決めるのは本人。どちらを選択しようが本人次第なのだ。

だったら、覚悟を決めて選んだならそれを応援する。俺はそう考えた。

すると、とうとう耐えきれなくなったことりは、部室を飛び出して行った。

──そして、その日のパーティーは最悪な形で幕を閉じた。




いかがだったでしょうか?
ザックリ言っちゃいます。あと5話は確実にいきそうです。1期長すぎワロタ……(泣)
二期もゆっくりやっていくので、よろしくです(まだまだ先の話だけど)。
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