九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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休日だと休めるし、何故か小説を書こう!っていう気になれるのは何故でしょうか?休めるのは分かるんだけどねぇ……。
誰か共感出来る人、居たりしないかな……。


第五十三話

次の日。今日から3日間の連休。その初日だ。

布団から飛び出して、すぐさま携帯に触れる。理由はとある人に電話するためだ。

ワンコール、ツーコール……。

『……もしもし?』

電話の奥から少し疲れ気味の声がした。

「あ、にこか?朝早くから悪いな」

そう。矢澤にこである。

何故にこに電話したか。それは、一番アイドルへの思いが強いのと、同級生だからかな?

「単刀直入に言う。お前はこれらどうしたい?」

『いきなり何よ?てか、どうゆうことよ』

「いいから答えてくれ」

呆れたようにため息をつかれた。でも、すぐ答えが聞こえた。

『……私はアイドルを続ける。花陽と凛と私でね』

「そうか。じゃあ、μ'sをこれからどうしたい」

落ち着いた声で、ゆっくりと話した。勿論、急すぎるのは分かってる。

にこは、何かを悟ったのかすぐ話してくれた。

『……続けたいわよ。でも、今の状況じゃあ無理ね』

何を言いたいのかはすぐわかった。

「穂乃果……か?」

『分かってるなら早いわね。で?話は終わり?妹達の面倒見なきゃいけないんだけど』

「ああ。ありがとな」

すると、にこから電話を切った。

──にこはやっぱりにこだな。

そう、心の何処かで安心感を持てた。いや、持ちたかっただけかもしれない。

さて、急がないと今日中に聞き出せないな。次は絵里だな。家が近いからすぐに聞き出せそうだし。

軽く支度をし、早速絵里の家に向かった。

絵里の家は一軒挟んだところにある。近いって便利だね!

そして家に着くと、インターホンを押す。すると、中からドタドタ聞こえ、返事が聞こえた。

『はい?』

「俺だ。ちょっと時間あるか?」

『渡?今、希が来てるんだけど……』

ならば好都合。時間短縮にも繋がるし、同じことを何度も言う回数が一回減る。たかが一回けれど一回。

「なら好都合だ。二人に話がある」

少し戸惑った様にあせあせとしていたが、すぐに中に入れてくれた。

中に入ると、リビングに希が勉強道具を出してこちらを見ていた。どうやら勉強会を開いていたらしい。

希は驚いたように、話しかけてきた。

「ど、どうしたん?いきなり……」

「二人に話がある」

「とりあえず座って。話はそれから」

お茶を差し出したので、ありがたく受け取り、席に座る。

俺は真剣な表情で話し始めた。

「二人は今後、どうしていきたい?」

「──μ'sのことやね」

希は悟ったように話した。こうゆう時は話が楽で助かる。

二人は少しだけ悩んでいた。そして、話してくれた。

「うちは戻りたい。あの頃のμ'sに」

「私も。でも、戻りたくてももう戻れないのよ」

少しうつむいて話した。そして、二人はにこと同じ結論を出した。

戻れない……。

この一言が俺の心に響いた。

「……戻れる」

「えっ?」

俺の一言が聞き取れなかった二人は、もう一度聞くかの様に聞き返した。

「戻れるさ。いや、戻してみせる」

二人は顔を見合わせて、微笑んだ。

「──そうね。渡、きっと皆を。μ'sを取り戻してね!」

「渡君、期待して待ってるやね!」

「──あぁ!任せろ!」

二人の期待を聞いた所で、俺は絵里の家を後にした。

 

 

──次は一年かな。




いかがだったでしょうか?
次回は1年生組volです。多分、それで一話使い、その次に2年生だと思います。2年生はシリアス回だと……。多分。
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