九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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初めての予約投稿。少し馴れない作業でした。
さて、凛ちゃんの誕生日!凛ちゃん推しの自分にとってはとても嬉しい事です。
今回、題名が少しありきたりになってしまいましたが、許してね?これがベスト。


番外編 凛と渡とラーメンと……

11月1日。今日は凛の誕生日である。

凛が自分に誕生日だからラーメン奢って!と言われたので奢る事にした。本当にラーメン好きだよな……。

まぁ、俺も食事(学校帰りの間食)とか、外食とかの時はとりあえずラーメンだったしな……。何とも言えない。

集合場所に行くと、凛がウキウキしているのか足をパタパタさせていた。

……集合時間10分前に着くとか、どんだけ楽しみなんだよ……。

「凛。待たせたね」

「あ!渡君!凛も少し前に来たところにゃ!」

しかし、凛の横には10本の空き缶。この時点でちょっとじゃない。何時間待ったんだよ……。

「今日はラーメン食いにいくんだよな?」

「そうにゃ!凛のいつも行くラーメン屋だにゃ!」

常連客ってことか。まぁ、凛だからありえる。

「じゃ、行くか」

「うん!」

こうして、俺のラーメン奢りが始まった──。あ、まだだったわ(笑)

 

***

「へい!らっしゃい!」

「また来たにゃ!」

「お!凛ちゃんじゃねーか!最近はμ'sだっけか?あれで忙しいだろ?」

「楽しいから大丈夫にゃ!」

少し小さめのお店。店主は常連客だけあって凛を覚えているらしい。

「お?そっちのお兄ちゃんは彼氏か?」

「ち、違うにゃ!」///

そんな会話も聞こえてきた。俺は店主に会釈をしてカウンターに座る。

凛も隣にすわり、メニューを見ずに注文をした。

「豚骨醤油、ハリガネで!」

……は?ハリガネ?金属なの?ラーメンじゃないじゃん!

俺は醤油やら味噌やら頼むだけで、ハリガネとかなんとか言わないよ?

「あ、渡君わからないのかにゃ?」

少しおどおどしていたのを見ていたのか、そう語りかけた。

俺は小さく頷くと、凛は同じのを2つに増やして注文した。

「……ハリガネって何?」

「麺の固さだにゃ。通常なら『普通』、柔らかいのがいいなら『やわ』、『ばりやわ』の順で柔らかいにゃ。で、2つは滅多に頼む人見たことないにゃ。そして、固いのは『かた』、『ばりかた』、『ハリガネ』、『粉おとし』の順で固いにゃ」

……ラーメンって奥深いんだな。知っとこ。

すると、ラーメンが作れた様で目の前に出される。

「今回は、チャーシュー1.5倍、味玉のサービスだよ!」

「流石おじさん!ありがとにゃ!」

常連っていいな……。今度から俺もここに来よう。もちろんサービス目当てで。

「いっただっきまーす!」

「いただきます」

凛は思いきりがっついた。そして、普段は見れない笑顔を見せた。

どれ。俺も食べてみようかな……?豚骨醤油は初めてだな。いつもは塩だし。

……ズルズル。

なんだこれ!めっちゃ旨い!

スープは少し味を濃くさせ、麺がそのスープを絡める。麺は固めだが、逆にその方が合うかもしれない。

──ラーメンを甘く見ていた!

 

***

その後、無言で食べ続けた俺と凛。お会計はなんかサービスしてくれて想像以上に安かった。

俺は店主にお礼をし、また来ると約束した。

「いやー、最高だったにゃ!」

「俺も意外な発見出来たし、充実した1日だったよ」

麺の固さ、この店。これが知れたので今日は満足。

「あ。1つだけ……わがまま言ってもいいかな?」

凛がこちらを向いて質問する。

「いいぞ。何か誕生日らしいことしてないしな。なんならプレゼント探しに行くか?」

とは言ったものの、時刻は5時。そろそろ帰る時間だろう。

「ううん。プレゼントは……すぐ貰えるから」

「え?それってどうゆう──」

すると、凛は俺に近づき、そして0距離になった。

 

 

つまり、俺と凛はキスをした。

 

 

ほんの一瞬。唇と唇が合わさっただけ。

しかし、俺にとっては初めて体験だった。

「っ~~!?」///

俺の顔が熱くなる。それは凛も同様だったらしく、顔が真っ赤だった。

「それじゃあ、またね!」

そう言い、その場から立ち去る。

残ったのはただ俺一人。

 

 

 

 

 

 

 

……柔らかかった。




いかがだったでしょうか?
今回はちょっと雰囲気を変えてみました。何故かって?やりたかったので(笑)。
別に凛ちゃん推しだからじゃないです。他のメンバーでも、今後この様な場面を作ります。お楽しみに!
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