九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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最近、スマホゲームばかりやっています。
ログレスやらスクフェスやらマイクラpeやら……。
これで本当に受験生といっていいのか?いや、駄目だな。


……まぁ、いっか。


第六十二話 ~スランプ脱却への道~

──スランプ。

それは、才能のある人に起こるちょっとした災難である。

才能のない人も、趣味や楽しみや仕事でやってると起こる事もある。

俺、戸塚渡はダンスの振り付けにてスランプに陥っている。

ダンスの振り付けなんて、簡単だと思うことがあるだろう。しかし、そんな甘くはない。

曲に合わせ、どの様に踊る人を生かすのか。それが重要になってくる。

しかも、異性のダンスだ。今まで興味のなかったことだ。こうなるのも時間の問題だった。

……でも、一言だけ言わせてくれ。

──なんで今なの?

ねぇねぇ、なんで今なの?折角の楽しい合宿だよ?楽しめないし、追い込まれ、皆に迷惑をかけるとかもっての他だよ?

しかも、ことりも海未も真姫もスランプ。なんなの?スランプが伝染したの?スランプ伝染ブームなの?

いや、そんなジョークしてる場合じゃない。緊急事態だから。

振り付け、振り付け……。

 

「おーい!四人ともー!どうしたのー?」

 

遠くから穂乃果の声が聞こえた。どうやら別荘の中から話しかけてきている様だ。

俺達は顔を合わせ、頷き、渋々別荘へと向かっていった……。

 

***

『スランプ!?』

「ああ。どうやらそうらしいんだ。すまない」

俺は素直に皆に打ち明けた。皆は予想通り驚いていた。

「……それより、凛とにこはなんでビショビショなんだ?」

暖炉の近くで暖まる……もとい、服を乾かしている二人に聞いた。もうちょい早ければ下着が……。いや、そんなこと考えちゃ駄目だ。

「……聞かないで欲しいにゃ」

「……聞いちゃいけないことだってあるのよ?」

「さいですか……」

何か余計気になる事言われた。やばい、気になる。

「私も歌詞が浮かばなくなってしまい、気分転換にと思いまして……。そしたら、真姫が居たんです」

「つまり、真姫ちゃんが一番最初だったんだにゃ?」

真姫は渋々頷く。しかし、ずっと下を向いたままだ。

何か、元気をつけられて、気分転換になって、思い浮かぶもの……。

すると、絵里がはっ!と何かを思い付いたらしく、立ち上がった。

「ねぇ、それなら皆で考えるのはどう?」

『皆で?』

その意見に絵里以外の全員が聞き直した。俺もその中に入っている。

「そう。グループに別けて、それぞれ意見を出し合うの。確かここにはテントが3つあったから、3人ずつね」

「おい、それ絶対俺省かれてないか?ねぇ?」

「渡は流石に駄目よ。テントで何するか分からないわ」

「そっくりそのまま返したろうか?」

でも、冷静に考えてみろ。女子と寝泊まりをするのは流石にアウトだな。個室ーとか隔離されてるならいいかもしれないが。

しかし、絵里だって暗闇なんだから大変なことになるはず。いや、絶対。

「渡には主にこの別荘で考えてもらうわ。でも、途中で皆の所に回って意見を聞くのはあり。それでどう?」

うむ。これなら悪くない条件だ。

ある程度聞き込みをし、その希望は曲に合うのか考えて採用。実に効率的じゃないか。

俺は頷き、OKの合図。すると、絵里はメンバー分けをした。

 

 

……夜はここの露天風呂を貸し切りだな。




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