九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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前回、登録してくださった方を言うと言ったな。
あれば嘘だ。
いや、嘘ではなかったんですが、誰が新しく登録しているのか分からないんですよ。なんで、見分け方が分かり次第、後書きに書きます。それまでは感謝の気持ちだけで……。


第六十六話 ~多重人格の理由~

辺りは薄暗くなり、時刻は7時を指していた。

俺は、皆のテントを回り終わった後、早速作業に取りかかった。

まずは、ダンスの参考。これは、μ'sの足りない部分も見つけられるため、一石二鳥であった。

その後、1グループずつ資料を作り、特徴をまとめた。

そして、μ'sの見つけた改善点を無くすにはどうしたらいいか考え、ダンスの振り付けを試行錯誤。

そして、いつの間にかこの時間。集中していた証拠だ。

多分、他のメンバーは外にも露天風呂あったし、そちらを使うと信じて室内を使おう。

食事は後にして、それより風呂だ。

疲れたときには風呂でストレス発散。これ、覚えておくといい。

風呂の仕度をすませ、お風呂に向かう。脱衣場には誰かいた形跡はないため、これで安心して入れる。

俺は中に入り、体を流してからお湯に浸かる。

あー……。生き返るぅー。死んでないけど。

 

(渡よ。俺の声が聞こえてるか?)

 

すると、何処からか声が聞こえた。

辺りを見回しても、誰かがいる訳でもなく、ここには俺一人。空耳か。

(空耳じゃねーよ。俺だよ。見えないと思うけど)

……聞こえた。今のは確実に。

(ったく。聞こえてんなら返事ぐらいしろよな。もう一人の俺)

……ん?もう一人の俺?

待て。それじゃあ、俺は二人いるのか?パラレルワールド?ナニソレSFじゃん。

(あーもう!簡潔にいうからよく聞いとけよ!)

……どうやら俺の心を読めるらしい。なら、独り言?キモーイとかならなくて済むので助かる。

(お前は多重人格だ)

……は?多重人格?

(そうだ。お前以外にもう一人、お前がいる。それが俺だ)

……まぁ、軽くは分かった。で?どんな人格を持ってるんだ?

(お前はμ'sというハーレムを持ってるんだぞ?水着だって下着だってあったんだぞ?何で理性を保とうとする?)

──駄目だ。このもう一人の俺は馬鹿で変態だった。

(ちょ、よく聞け。で、その理性の向こう側の人間が俺だよ)

……は?何言ってんの?馬鹿なの?馬鹿だったな。

(……つまり、一線を越えると俺に変わる。理性を保てなくなると……といった方がよかったか?)

いや、わかるけどさ。何で多重人格にならないといけないわけ?

(お前は人間としての欲を押さえ込みすぎている。このまま押さえ込むなら止めはしないが、命の保証はしない)

──は?命の保証はしないだって?

つまり、なんだ?性欲を押さえ込むと死ぬのか?俺は。

(イグザクトリィ)※その通りでございます

じゃあ、程々に発散すればいいのか?俺は。

(まぁそうなんだが、お前は押さえすぎたせいで普通じゃどうにもならん)

……と、いいますと?

(μ's。彼女らに協力してもらえ)

……。

「何でそうなるんじゃぁぁぁぁぁ!?」

思いきって叫んでしまった。あまりにも驚いたもので。

すると、風呂と脱衣場を仕切るドアから声が聞こえた。

「渡君、大丈夫!?」

穂乃果だ。しかも、ざわざわしているため、全員いるのだろう。

(都合がいい。やってやれ)

はぁ!?早すぎるって!

(なら、変われ。俺がやる)

それはやめろ!やりゃいいんだろ!ただし、条件がある。

(なんだ?)

皆にこのことを話して、同意の上でにしてくれ。まぁ、無理だろうが。

(それくらいなら構わん。だが、無理だった場合、代わりを見つけてもらうぞ?)

分かりましたよ……。

(じゃ、見守ってるからな)

そういって、ぷつんと音がした。どうやら会話終了の合図らしい。

とりあえず、腰にタオルを巻き、仕切りであるドアをあけた。

「大丈夫?渡君」

「まぁ、大丈夫だが大丈夫じゃない」

「どうゆうことよ……」

穂乃果が心配して声をかけてくれ、それに返事したらにこになんか言われた。

「とりあえず、話したいことがある。皆、リビングに集合してくれ」

そう言うと、皆ぞろぞろと脱衣場から出ていく。

俺は着替えてから向かうことにした。このままだと変態だからな。

 

 

──皆にどう話そうかねぇ……?




いかがだったでしょうか?
次回はイチャイチャさせます。誰がなんと言おうが。
安心して下さい。微エロですので。R18ではないですので。はい。

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