九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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やっぱり、紅白にはナンジョルノ出られなかったですね……。
でも、一生付き合うものですからね!無理はしてはいけませんね!

……ファイナルライブは行きたい。


第七十七話 ~バックダンサーとなったμ's~

にこside

 

今日は、珍しく渡が親切だった──。いつもならにこをいじるのに、家の事情とかそうゆうのには男らしいというか何というか……。

まぁ、お陰で買い物とかすんなり済ませられたわ。今度、お礼を言わなきゃ……。

マンションの階段を上がり、にこ達が住む部屋へと向かう。ここはエレベーター無いのよね……。早く付けてくれないかしら?

「ただいまー」

ドアを開けて靴を脱ぐと、妹達が出迎えてくれる。

「お姉さま!おかえりなさいです!」

「おかえりー……」

「あれ?ここあは?」

「多分、友達と公園で遊んでいるのではないでしょうか……」

ここあは、誰にでも基本は敬語。凄く仲のいい友達にやっと敬語じゃなく話せる位かしら。家でも無意識に敬語になっちゃうんだし……。礼儀正しいのはいいことかな?

「お姉さま、さっき()()()()()()()のμ'sの皆様に会いました!」

「こら!あまり大声で言わないの!」

 

ピーンポーン……

 

忙しい中、家のインターホンが鳴る。誰かしら……?

「はーい。どちら様で……」

「うっす。にこ」

「バックダンサーとは、どういう意味ですか……?」

そこには、あり得ないお客──μ'sが居た。

 

にこside out

 

***

「ほんっとうに申し訳ございませんでした!」

只今、μ'sがにこのバックダンサーと言うことを説明してもらおうとしていた。

「はぁ。折角にこの手伝いの為に衣装を作ってきたのに……」

「あれは衣装じゃないと思うにゃ」

「……確かに」

「衣装?」

衣装……まぁ簡単なのだったらしく、皆で作れた。不器用な凛とか真姫は、花陽が面倒見てたし……。

俺は手伝いかな?手芸はそこそこ出来るし。

「衣装って言っても、エプロンだぞ?」

「エプロン……?」

「いやな、にこの家事の手伝い出来ないかと思ってよ。……それでエプロン」

「……それ、私服に着替えればよかったんじゃない?エプロンじゃなくても」

「……にこっち、言っちゃあかんよ?渡君なりに考えたんやし」

「……もうやめてくれ。泣きそう」

はい。公開処刑ワロタ……。いや、笑えないよ。

しかし、バックダンサーってのにはちょっと気になる。μ'sは皆がセンター。『夏色えがおで1,2,Jump!』を見ても、バックダンサーには見えないはず……。

「にこ、バックダンサーってどうゆうことだ?」

「……。今度話すわ。今日は帰ってくれる?」

その言葉を言うだけでも、言いづらそうに……深刻そうに話した。

「にこ、話さないと──」

「渡君、今回はやめとこ?」

「……そうだな。皆、帰るぞ」

希は何かを悟ったように俺を止め、皆帰るように促す。

俺たちは、マンションを後にした……。

 

***

「……希、そろそろ話したらどうだ?」

「……そうやね。にこっちが──μ'sが()()()()()()()となった理由を」

丁度、公園が近くにあったのでベンチに座る。俺は立ってるけど。

「一年生の頃。にこっちはアイドル研究部を作り、スクールアイドルになろうとしてたんや」

「……あれね。私も見たことはあったけど、声をかけられなかったわ……」

絵里も見たらしく、話した。絵里は、一年生の頃から生徒会に入っていたからな……。精一杯だったのだろう。

「にこっちは、無事にメンバーを集めてスクールアイドルをすることが出来た」

「にゃ?でも、ここまでは順調にゃ?」

「そう、()()()()()……や」

凛は疑問をぶつけると、花陽が止めようとした。が、その前に希が話した。

()()()()()……。つまり、この後に……。

「にこっちの練習は、本格的だった。アイドルを研究し、だからこそ出来る練習。でも、それが裏目に出たんや」

「……皆が追い付けず、それで部員が減っていった……」

俺は、希の後に俺の予想を言ってみた。

希は、その言葉に返事をするかのように頷いた。

「そうや。そのあと部員は減っていって、最後にはにこっち一人になってしまったんや……」

「にこは、だから私達のにあんなに……」

海未も、分かってきたのか昔のμ'sに反対していたにこを思い出していた。

「でも、にこっちはまだアイドルだとここあちゃん達に言った……。不安にさせないように。その時、にこっちはここあちゃん達にとってナンバーワンアイドルやったんよ」

「……そこにμ'sに入ったにこは、どうしても言えず、バックダンサーμ'sがいることにした──。だろ?希」

「そうやね……。あくまでも推測やけど」

いや、希の推測は正しいだろう。

ナンバーワンアイドルにこ。そしてμ's。この2つが入り交じり、こんな結果になってしまった。なら──。

「なら、にこにチャンスをやろうぜ。ここあちゃん達に、ナンバーワンアイドルではなく、μ'sとして活動していることを言うチャンスを」

「で、でもどうやって……?」

「簡単さ……。理事長の許可さえあれば……いや、ことりの本気があればな──!」

皆、俺のやりたいことは分からない。しかし、協力出来るならしたい。そんな気持ちが伝わってきた。

「よっしゃ!実行は明後日!皆、急ぐぞ!」

『はいっ!!』




いかがだったでしょうか?
はい。衣装(エプロン)の出番はなかった。いいね?
次のサブタイトルは()()です。やっとここまできたか……。まだまだだけど(泣)

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