新年もこの小説をよろしくお願いいたします!
……話すことがない(´・ω・`)
「よし。こんなもんかな」
「準備はいい?」
「まぁ特には荷物ないし、大丈夫だろ」
12月31日 23時30分俺と絵里は早めの準備をしていた。
三年生は、神田明神……つまり希の手伝い。夜忙しくなるから、その時だけ手伝って欲しいとの連絡。
「それじゃ、希のとこ行くか」
「ええ。現地集合だものね」
にこは先に行っているだろう。つまり、俺らが最後だ。
外へ出ると、凍てつく風が当たる。寒いな……。
「絵里、寒くないか?」
「えぇ、大丈夫よ。ロシアに比べれば何ともないわ」
流石、寒いロシアに居ただけのことはあるな。
「でも……ここの暮らしに慣れちゃって、こうゆうのも寒いと思えるようになったわ」
……素直に寒いって言えなかったのね。まぁ、風邪引かれても困るし……。
「ほら。マフラー」
「え?いいの?」
「風邪引かれても困るしな。親御さんに何言われるか……」
「あはは。心配症なのね」
「ほっとけ」
とか何とか言っている内に神田明神に到着。まぁ、階段あるけど。
「しっかし、この階段も始めの頃に比べちゃ楽になったなー」
「そうね。いつも練習に使っているから?」
「俺はいつも練習はしてないけどな。行き来に使うだけで」
「それもそうね」
体力に自信のない俺ですらこれだ。凄くないか?
階段を上がりながら少し回りを見渡す。時刻は12時45分。まだお参りには早いだろう。
上がり終えると、希の後ろ姿。よし、ドッキリ確定だな。
そっと近づき、両手を肩にのせると同時に──
「わっ!」
「きゃっ!?」
転ぶと同時にこちらを見ようとしたらしく、こちらを向いてしりもちをついた。
何て言うのかな……。希ってちょくちょくいつもと違う……つまり、ギャップと違う言動とかする。それが面白い。
「希、俺だよ。渡」
「そんなの見れば分かるよ!」
手を差し出し、希を起き上がらせる。
「さて、あとはにこだな」
「にこっちなら奥で着替えてるよ?」
「じゃ、絵里も着替えてきな。俺は裏仕事をやってるから着替える必用ないし……」
「じゃあ、いってくるわね」
絵里は奥に着替えに行くと、それと同時ににこが出てきた。
「渡くん?」
「……ん?」
「仕事、さっそく頼むわ♪」
***
「よっこらせっと……」
「お疲れさん。甘酒飲む?」
「あ、貰うわ」
希から甘酒を貰い、携帯を覗く。すると──
「あ……年明けたわ」
「え?嘘やろ?」
「いや、マジで」
携帯を見せると、1/1 00:00となっている。見間違えではなかったようだ。
希も驚いたように携帯を覗くと、「ホンマや」と呟いた。
「渡、希、終わったわよー」
「あ、絵里とにこ。明けましておめでとさん」
「えっ!?もうそんな時間!?」
同じように携帯の画面をみせると、二人とも驚いていた。
「四人とも、明けましておめでとうー!」
声の方をみると、穂乃果達がいた。私服姿の中、真姫だけ着物である。
「真姫、お前にこと曲作るか?」
「う"ぇぇ!?何でよ!」
「カップルっぽいし……」
「う、うるさいわよ!」///
真姫とにこは否定しながらも嬉しそうだ。
すると、穂乃果は思い出したように話しかけてきた。
「あ、そうだ!朝になったら穂むらに来れる?」
「えぇ。大丈夫だけど……どうして?」
「お餅つきやるの!」
それを聞くと、「楽しそうやん!」やら「хороший」やら聞こえる。
「じゃ、また朝になったら……だな?」
「そうですね……」
「それじゃあ、皆でおめでとうを言うにゃ!」
「そうだね!それじゃあ、いっくよー!せーのっ!」
『明けましておめでとう!!』
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