九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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始めに…
すいません!勝手ながら恋愛ルート編を作らせて頂きます。詳しくはそちらの方で…
それでは、今回は分岐点となっておりますので、どうぞお楽しみ下さい。


第九話

絵里は亜理沙の元に行ったため、俺と希は俺の自宅へと向かっていた。

帰り道では、辺りはまだ暗くなりきってはいないため、まだ視界は良い。早めに終わらせないと、希に迷惑がかかるな…

そうこうしているうちに自宅へ到着。帰るとすぐに冷たいお茶を2つ用意した。

 

希「それで?何悩んでたん?」

渡「それがな、あのμ'sっていうスクールアイドルグループあるだろ?」

希「あ、エリチが少し嫌そうな顔をしてたあれやね」

渡「そのアイドルのマネージャーになっちゃった…」

希「ほぉ…いいんやないの?」

渡「俺は構わないんだよ。だけどな、絵理のそばに誰が居てやるんだよ」

希「…そうなんか。でも、エリチは大丈夫やと思うよ?」

 

俺にとっては意外な一言だった。絵里と仲の良い希はあまり心配そうではなかった。

 

渡「なんでだ?」

 

俺が聞き返すとすぐに

 

希「エリチは、そうゆう所は頑固やで?」

渡「確かにな…」

希「逆に、エリチに言わんといて当たりやと思うよ?」

渡「確かにそれもそうだけどさ…」

 

今、絵里に言ったらどうなるだろうか。ただでさえ廃校を阻止する為に頑張っているのに、俺が今言ってしまったら誰が絵里の味方に…

 

希「エリチにも言わなきゃいけない時が来るんよ。その時に言っても遅くないんやない?」

渡「…そうだな」

 

しかし、絵里がここまでダンプ関係を見て言うことはない。いつもなら見て見ぬふりみたいな事するのに…あ、まさか

 

渡「俺には絵里がμ'sに入りたそうに見えるんだよな。最近」

希「…きっと入りたいんよ。でも、自分で何とかしなきゃっていう思いの方が今は強いと思うんよ。だから、あの子達を見ててもどうしてもああやって言ってしまうんよ」

 

この話し方だと、もう見破っていたようだ。多分俺より先に。

 

渡「…よく見てるんだな。でも、あいつは不器用だからな。その点に関しては希も同じだな」

希「…うちのことバカにしたやろ?」

渡「だけど、お前らはそれでもいいんだよ。そうじゃなかったらお前ららしくない。もしかしたら会っていなかったかもしれないしな」

希「…確かに今と同じじゃなかったら、会ってなかったかもしれへんな」

渡「…希、ありがとな。なんかすっきりしたわ」

希「それならうちも相談された甲斐があったわ♪」

渡「じゃ、晩飯食っていくか?お礼に作るよ」

希「いいんか?エリチは誘わんで」

 

そう言われた途端、お茶を吹き出しそうになった。どうしてあいつが…

 

渡「なんで絵里が出てくるんだよ…幼馴染みだけど、そこまで一緒に居ないよ。恥ずかしいし」

希「てっきりいつものように夕食一緒に食べてると思ってた」

渡「あのな、絵里は両親もいるんだからな?俺みたいに一人じゃないんだから」

希「それもそうやね」

渡「じゃ、今ある材料で作るな」

希「ありがとね」

 

さて、冷蔵庫には…

作れるものは、玉子焼きに肉と野菜の炒め物と味噌汁。最後に漬物かな?随分と和風たな…

まぁ、そんなことは気にせず急いで作る。火傷しないようにはしているけど。

大体10分で料理が全て完成。希はソファーにちょこんと座り、テレビを観ていた。

 

渡「ほら、作れたぞー」

希「運ぶの手伝う!」

 

ちょこちょことこちらに向かって来て料理を運ぶ。ひとつひとつの動作がどこか可愛い。

全て運び終わり、席に座る。

 

希「いただきまーす」

渡「いただきます」

 

美味しそうに食べる希。俺はそれを見ながらゆっくりと食べる。よく食べるなぁ…とか思いながら。

 

希「なに見てるん?」

渡「ん?強いて言うなら希」

希「っ!そ、そうなんか…」///

 

お、赤くなってる。可愛いな、普通に。

と、いつのまにか食事が終わり、皿を片付ける。

希も食器を持ってきてくれるので、助かる。

さて、皿を洗おうかな。

そう思った瞬間。

 

希「あのっ!」

 

希が話しかけてきた。なんか改まってるようにも見えるし、顔が赤くなってる。熱でも出たのかな?

 

渡「なんだ?熱でも出たのか?」

希「そうじゃなくて…」

渡「じゃあどうした?」

希「うち、渡君のこと…」




いかがだったでしょうか?
分岐点なので、わざといいところで終わらせてみました。続きも明日が休日なので、早めに出せるように善処いたします。
それでは、これにて失礼します。
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