皆さんは悔いのないバレンタインを過ごせましたか?私は1人寂しく受験勉強と小説を書いてます。
それでは、読みにくいかもですがお楽しみ下さい!
「さて、始めは誰だろな……」
俺たちは、バレンタインと言うことでとある模擬練習をしている。
その名も「好きな人にへのチョコの渡し方」だ。
女子なら1度は参加するバレンタイン。だが、μ'sメンバーはなんと異性にあげたことのある人が二人除いていなかったのだ。
二人とは、絵里と希だ。俺がもらった事がある。
絵里も希も俺が頼んだ。流石に貰った数が0とか恥ずかしかったし……。
まぁ、好きな人には誰も渡したことないのでそうゆうのは分からないであろう。
そこで、俺がその相手となって練習。すると、本番が上手くいく……俺なりの考慮ってもんだ。
……とは言ったものの、本音は俺が少し甘酸っぱい経験を青春の1つとしてやってみたかったのである。部活ではそこそこ青春してるし。
さて、気を取り直して指定されたルートを辿る。皆の渡す場所を通るように設定されたらしい。
はぁ……。これ一種のドッキリじゃね?出てきたら死んじゃうよ?ドキドキで。
「わっ!」
「うぇいっ!?」
いきなり後ろから声をかけられたので驚いてしまった……。誰だよこんな時に……。
振り向くと、そこには凛がいた。
「渡くん面白いにゃー!」
「こっちは心臓止まるかと思ったぞ……」
「ゴメンにゃ」
ニコニコしながら謝る凛。こんな凛を許してしまう俺なんだよな……。可愛いから許す!なんてね。
「はい!バレンタインのチョコ!」
「お、おう……。凛らしく直球なんだな……」
「えへへ……」
少し照れながらも笑う凛。この笑顔は反則です。
「ほらほら!次が待ってるにゃ!」
「おう……」
笑顔で手を降り、見送る凛を後ろにしながらその場を後にした……。あれは反則だろ……。
***
さてと……。次は誰かね?
「渡、次は私よ!」
自信満々に出てきたのは絵里だった。
「お?珍しくやる気だな。どっか打ったのか?」
「そうじゃないわよ!」///
何故か顔を赤くする絵里。照れる要素あったか?
「と、とにかく始めるわよ!」
「おう。ドンと来い!」
さて……どんな展開を見せてくれるのかに期待だな。自信はあるようだったし。
すると、絵里はいきなり近づいてきた。ちょ、いい匂い!じゃなくて近い!
すると、耳元で囁いた。
「……これ、本命だから」
「ごはべらっ!?」
思わず後ろに仰け反ってしまった。それもそのはず、耳元だぞ?驚き+αだぞ?
「わ、渡!?大丈夫なの?」
「お、おう……何とかな」
正直、大丈夫ではない。心臓が止まるかと思ったし……。
「そ、それじゃあ次に行くわ」
「ええ!頑張ってね♪」
理性を保てるよう、善処します。
***
次は流石に誰か分かりやすい。何故なら、場所が音楽室の中を通るからだ。
ガラガラっと開けると、そこには勿論真姫がいた。
「真姫は予想着いたな……ここを指定するって」
「う、うるさいわね!」///
でも、渡す気配は今のところない。あれ?ツンデレでも、ここはデレるとこだよね?渡すよね?例えば、「べ、別にあんたの為に作ったんじゃないからね!たまたま余ったからあげるだけよ!勘違いしないでよね!」とか。俺、漫画読みすぎだろ。
「で?お前はどうやって──」
ボフッ。
ピアノの所に真姫は座っている。が、この感覚は後ろから……?
ナニコレ柔らかい。じゃなくて!
後ろを振り向くと、目の前には顔があった。
「う、うわぁぁ!?」
「うふふ♪驚いたやね!」
くっ!真姫はカモフラージュで、希か……。これは予想つかなかったぞ。
「くっ……。でもまぁいいや。真姫はよく協力したよな……?」
真姫の方を見ると、驚いていた。あれ?なんで驚いてんの?
希を見ると、テヘッとポーズをしていた。ってことは……。
「俺ならまだしも、真姫には言っとけよ……」
「ええやん!あ、はい!チョコやで?」
「おう、サンキューな」
そう、これこれ。俺はこれなら知ってる。見たことは漫画でしかないけど。だから漫画読みすぎだろ。
真姫は我にかえると、急いでこちらへ来た。
「はい、これ。余ったからあげるわ」
おぉ!これぞ見たことあるツンデレ!マジで見れるとは……光栄です!
「おう、ありがたく貰っとくよ」
「残さないでよ!絶対よ!」
「残すかよ。意地でも食ってやるよ」
それを聞くと、真姫は顔を真っ赤にした。トマト好きだからトマトを再現したのか?なわけないだろ。
「それじゃ、次行くわ」
「うん!頑張ってなー」
「……頑張りなさいよ!」
「おう!」
こうして、音楽室を後にした──。
***
廊下を進んでいくと、見たことのある影があった。
「おっそいわよ!」
そう、にこだ。
「悪いな。で?お前の渡し方は?」
「ふっふっふ……見てなさい!」
……なんだか悪い予感がしてきた。絶対あれやるぞ?
「にっこにっk」
「にこにーポーズなしで」
「えぇ!?何でよ!」
「たまには違う風にやれよ……」
うん、知ってた。
まぁこれもいいんだが、たまには……ね?
しかし迷う気配はなく、すぐさま違う案に入っていった。最初からこっちやれよ……。
すると、目の前から小包が飛んでくる。え、ちょ、何ですか!?
間一髪でキャッチすると、にこが話しかけてきた。
「……今日でしょ?ちゃんと受け取りなさい」
おぉ……。これはまたツンデレっぽい。
俺もこれを見て案を思い浮かび、にこに近づく。
すれ違い様に、横で止まってにこの頭に手を置いた。
「サンキュー。かわいかったぞ」
そうして、その場を後にしようとし、曲がってみた。
すると、にこの場所から叫び声が聞こえた。
***
「渡!」
休憩所と書いてあった教室で休んでいると、海未がきた。ほほぉ、これも策ですか。
しかし、声を掛けたのはいいが、そこからモジモジしているだけだ。
だが、ここは我慢だ。ここで行動したら、海未のためにはならん。
すると、決心がついたのかこちらに歩み、チョコらしき物を渡してきた。
「こ、これ!受け取って下さい!」
いつもの海未からは読み取れない、素直な渡し方だった。
「……あぁ、ありがたく貰うよ」
優しく手に取り、海未の頭を軽く撫でる。渡し終わった今、海未は顔を赤らめて「破廉恥です……」と連呼していた。
「それじゃあ、次にいくわ」
「はい!あと、それと……」
ん?と振り向くと、海未はこちらを向いてこう伝えた。
「それ、本命です♪」
「ごぶふっ!」
あぁ、そうだった……これ、模擬練習なんだったっけな……。
一応、体制を取り戻し、ふらつきながらも次の場所へと向かうのであった──。
***
はぁ……。こんなに疲れる日はないよ……。
自分で望んだとはいえ、ここまで生き地獄とは……恐るべしリア充。
あと3人……しかも、二大天使がいる。神は俺を試しているのか?殺したいのか?
すると、前には二つの影。おいおい、まさか──。
「あ、渡くん!」
「まってたよ~♪」
そう、二大天使であることりと花陽だった。萌え殺す気かよ……。
「おう、待たせたな」
一応、平然ですと装ってみるが、本心はバクバクしてます。
「それじゃあ花陽ちゃん、準備はいい?」
「うん!は、恥ずかしいけど……頑張る!」
おいこら待て。恥ずかしいけど頑張る?ナニソレ怖いんだけど……。倒れない?理性保てる?頑張れる?俺。
「はい、渡くん!バレンタインのチョコだよ!」
「美味しく食べなきゃことりのおやつにしちゃうぞ?」
「ぐはぁ!……我が障害に……一片の……悔い……な……し……」ガクッ
ここで俺は意識を手放してしまった──。穂乃果、すまない……。
***
「……ん、……くん、渡くん!」
「はっ!」
誰かに呼ばれ、ようやく意識を取り戻す俺。場所は……布団にいるので、保健室だろう。
「やっと目が覚めたのね」
「すまないな……迷惑かけて。……あ、皆のチョコ、置いてきちまった……」
「ううん、ここにあるよ?」
辺りを見ても何処にもない。あるとしたらベッドとμ'sメンバーのみ。
「せーのっ!」
「「「「「「「「「ハッピーバレンタイン!渡(くん)!」」」」」」」」」
μ'sメンバーが、一斉に俺にチョコを渡してきた。え、ちょっと何?サプライズ?
「いや~、ここまで倒れさせるのに時間かかったねー」
「ええんやない?プランBはあったんやし、一応成功したやん?」
「え?俺を倒れさせる?プランB?」
全く状況がわからない。でも、ただ一つわかったことは──。
「騙されたぁぁぁぁぁぁ!!」
いかがだったでしょうか?
はい、内容が薄かったですね(笑)バレンタインをすっかり忘れてて、急いで書いたもので……。
誤字や脱字があるかもですが、その時は報告下さい!
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