九人の女神と一人の柱   作:スパロー

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受験終わりました!あとは発表です……。
オリジナル作品の方は、文字数をいつもより多く書くと言う目標でやっているので、投稿が遅れます。仕方がないね……。
皆さんもよければ見て下さい!


第八十五話 ~凛の決断~

花陽side

 

──やっぱり、凛ちゃんには難しかった。

凛ちゃんは昔から元気な子だった。でもその分、自分に自信がなかった。

昔、凛ちゃんがスカートを履いてきた時だってそう。周りに言われ、それからスカートを履かなくなった。

だからこそ、渡くんに協力しようと思った。

「凛、リーダーやっていけそう?」

「正直、無理かもしれないにゃ……」

久し振りに見る弱音を吐く凛ちゃん。やっぱり、前のスカートの事かな……?

「だってね、穂乃果ちゃんみたいに皆を引っ張れない。絵里ちゃんみたいな立ち振舞いも出来ない。本当にどうしたらいいのか分からないにゃ……」

涙をこらえるかの様に下を向く凛ちゃん。真姫ちゃんも心配そうに見ている。

 

「なら、お前らしくやりゃいいんじゃねーのか?凛」

 

いきなり聞こえる男の人の声。でも、これはよく聞き覚えのある──。

「渡!?なんでここにいるのよ?!」

「いや~、凛がどうも気になってな。先回りしてみた」

そう、渡くんだった。

真姫ちゃんはツッコミしてるのかな?凛ちゃんは驚きが隠せない様だった。

「それより凛」

「は、はいっ!」

いきなり呼ばれた凛ちゃんは、ピンと立った。まるで驚いたまま固まってるみたいにうごかなくなった。

「人ってのは無理には変えられっこない。だったらお前らしくやってみればいいんじゃないのか?」

渡くんは難しい事を言っている。でも、分かる気がする。

凛ちゃんは引っ込み思案だけど、元気で前向き。じゃあ、その元気さと前向きな気持ちで頑張れば何かは変わる。

その何かは凛ちゃんにも分からないし、誰にも予想できない。なら、花陽が出来るのは応援することだけ。

「凛ちゃんは凛ちゃんのままでいいんだよ!」

「かよ……ちん?」

「あの日みたいに言われても、凛ちゃんは可愛いんだよ?凛ちゃんはスカート履いててもおかしくない!ううん、似合ってる!」

私は無意識の内に伝えていた。私が心で思っていた事が、勝手に。

凛ちゃんの目からは涙が出ていた。悲しいんじゃない。きっと、嬉しいんだろう。

「凛……このままでいいの?」

「うん!」

「凛に……出来るの?」

「うん!」

涙を流しながら聞いてくる。私は真剣に答え、それを見守るかの様に真姫ちゃんと渡くんが見ていた。

「凛……やるよ!リーダーも、センターも!」

「よし、じゃあ急いで凛用に仕立てておかなきゃな!」

「うん!お願いにゃ!」

凛ちゃんは自信を持てていた。μ'sの皆のお陰で……凛ちゃん自信のお陰で。

 

 

 

 

 

 

 

そして、このときの凛ちゃんはとても輝いて見えた──。




いかがでしたか?
いつもは「いかがだったでしょうか?」ですが、やはり長いので「いかがでしたか?」に変えました(笑)
さて、読んでる途中で分かったと思いますが、明らかにアニメと違いますね。
理由は、そのままじゃなくて自分なりの話を作っていきたいが為です。
ですが、次回まで凛ちゃんの話は続きます。だってLove Wing Bellまでいってないですから(笑)
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