睦月先生が説明し終わると誰かが言った
「つかさなんで俺らこんなことにマジになってんの?魔術とか中二病かよ」
彼は斎藤弘樹君、いつも龍二君にくっついてる金持ちのボンボン
ス〇夫だねうんスネ〇だ
なぜ今頃まあいい、ざわつく前にすこし反論してみる
「でもテレポートがあったじゃないか」
「くっそれだけじゃねーか」
はぁまだ言うか
「ならば見せてやろう」
ゾクリ
そのとき感じたのは恐怖だった
その時に放たれた睦月霞という人間から放たれた言葉に
その言葉を発した『黒い何かを纏う』睦月霞という人間に
眼を背けたいほどの恐怖
だけど体が動かない
「魔装『鬼神の黒衣』」
黒い、、、黒い何かが先生の右腕を覆っていた
光沢すら生まれない黒い禍々しいものが
それが覆う彼女の腕はもはや人間のそれではなかった
そしてさっきの彼のほうに向いて
「さて、君は、、、、斎藤弘樹君といったね」
「なっなんだよぉ」
「君はこれでも魔術がないとほざくのか?」
「ゆ、ゆめだぁ!これはゆめだぁ!」
がしっ
彼女の黒い右腕が彼の顔面を掴む
「ならば覚ましてやろう」
いや、それは流石にダメだろ
絶対ダメだ
「せんせっ「な~んてな冗談だ」
「なっえっ」
「なんだ木枯霜太」
「えっあっえっと、、、冗談ならいいです」
「そうか」
先生の言葉は冗談だった
けど
むっちゃこわかったじゃねええええかあああああああああ!!!!!!
ちびりそうになったわ!!!!
ふざけんな!!!!!
なんだあの黒いの!!!!
「まあ魔術の存在はわかってもらえただろう」
いやでもわかるわ
「そういえば魔界の侵蝕ってどうやって止めるんですかね」
そう誰かが口にする
「え?戦うんじゃね~の?」
思わず言ってしまった
「そうだぞ?お前らには二年後にきっちり魔界からの侵攻に応戦できるようになってもらうんだ」
「死ぬ可能性は、、「もちろんある」
当たり前だそんなのあるに決まってる
だがみんなはざわつき始める
ふざけんな!とか
戦いたくないとか
、、、、、
豚共め
「「なら死ね!!!!!!」」
あ、亮君、、、、、ハモった
「、、、ちっ、お前が言え」
いやゆずらないで
まあ変な譲り合いは起こしたくないから言わせてもらう
「お前らも内心じゃわかってんだろ、戦わなかったら、戦うより先に死ぬって」
「わかってるよぉ、わかってるけどさぁ、なんで、なんでお前らはそんなに冷静でいられるんだよ!!」
「わからねぇよそんなこと!」
「まあ落ち着けお前ら、今は霜太の言うことが正しい、それが現実だ
でもそれに恐怖するお前らも正しい、今は怖がってていい、私がそんな
お前らを強くしてやる、戦いに恐怖しなくていいように強くしてやる」
それを言う先生は心強かった
「まあ、いろいろあって整理したいだろうから、今日はここまで、帰っていいぞ」
「ただいま」
「おかえり」
「なんだ、お前も帰ってたのか」
妹の華鈴だ
「兄貴も聞いた?」
「ああ、魔法なんて、物語だけかと思ってたよ」
「信じてるの?」
「当たり前だ、実物見せられたんだ」
「テレポート見せられたもんね」
「俺は別のも見たぞ」
「マジで?」
「ああ、魔術なんてあるわけないって奴がテレポートした後にもいたからさ、先生が使ったんだよ」
「どんなだった?」
「それがさ、右腕が黒いやつにぶわぁって覆われてさ、もう怪物の腕みたいになってた」
「うわぁ、実際見てどう思った?」
「怖かった、めちゃくちゃ怖かった、その手も怖かったし、先生の目もマジすぎて泣きそうだった」
「男の人?女の人?」
「女だ、しかもめちゃくちゃ美人」
「ええ~」
「だ~よなぁ、やっぱそういうリアクションだよなぁ」
一方そのころ
「あれが魔術かぁ」
「やっと使えるんだなぁ」
「てか何あの子」
「あの子って?」
「ほらいたじゃん、亮君とハモらせた」
「あいつか」
「私でも動けなかったあの霞さんのプレッシャーの中動いたのんだよ?」
「ああ!そうじゃん!あいつ先生が魔力放出解く前に動いた!」
「隣にいて気づかないんだね」
「いやマジでビビってた」
「俺ら眼圧だけでも動けなかったのに、、、」
「いや~ますます明日が楽しみだなぁ」
「うわっ、霞さん!?」
「明日って何するんですか?」
「魔力の検査だよ、け・ん・さ」
主人公は霜太くんと亮くんの二名のつもりです