仮面ライダードライブ school idol project D 戦士と女神の協走曲   作:ケモミミ愛好家

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忘れた頃にやってくる…


どうも皆さん!
いや、ドゥモドゥモ。
ケモミミです。

お待たせして申し訳ありません。
更新する度に文章力が下がっているような…

グダグダの低クオリティの駄文ですが、楽しんでいただけたら幸いです!


情熱の力《type WILD》。彼が見つけた答えとは何か。

 

 

 

 

 

 

 

「あの蛮族共め!!」

 

 

廃墟と貸したバーで1人、ブレンが暴れていた。

 

 

「どうした?ブレン…」

 

 

背後から表れたチェイスの言葉に暴れていたブレンは動きを止め、何時もの様に振る舞う。

 

 

「チェイスですか…

 クラッシュが……奴が大量のバイラルコアを持ち去ったんですよ!」

 

 

1度は平静に戻るも、再び怒鳴り出すブレン。

その表情は普段とは正反対の怒りに満ちた顔だった。

すると奥に置かれてあるソファーから笑い声が聞こえる。

振り向いたに2人の前には、ソファーに腰かけたハートの姿があった。

 

 

「…クラッシュ……

 奴は盗賊そのものだな」

 

「呑気に構えてられないですよハート。

 バイラルコアは我々ロイミュードの体の基礎となる貴重なもの…

 もしあれを大量に摂取したりでもしたら…」

 

「まぁ…なるようになるだろ」

 

 

笑いを耐えるつもりもないハートの態度に呆れながらブレンはため息をつき、手に持っているタブレット端末を操作しはじめた。

 

 

「これで2回目…やはり……“前回のバイラルコア紛失”も、クラッシュの仕業でしょうね」

 

「前回…?

 ブレン、前にもあったのか?」

 

 

タブレットの操作を終えたブレンの言葉に、ハートは反応した。

 

 

「えぇ…ペイントが殺られてしばらくした日に、数台」

 

「………少しきな臭い感じがするな…

 それに、このアジトにあるバイラルコアの保管場所はブレンと俺…このアジトにいたチェイスとペイント、クラッシュとそのおまけ2人だけしか知らないからな」

 

「死んだペイントは除外、そうなると必然的にクラッシュ達になる…そういう事か?」

 

 

ハートの証言にチェイスは推理し、ブレンに尋ねた。

 

 

「恐らく……

 まったく……コレだから低脳で、野蛮で、強欲な奴は嫌いなんですよ」

 

「まぁそう言ってやるなブレン…

 それも個性だ、そこが奴が奴たる個だ。

 我々ロイミュードは個人主義、今に始まった訳じゃないだろ」

 

「ですがハート、今回ばかりは目に余ります。

 しかるべき処置が必要です……チェイス」

 

「何だ、ブレン?」

 

「今すぐとは言いません、もしクラッシュの奴がまた何か仕出かすのであれば、構わず“処刑”しなさい…」

 

「いいのか?

 この間は処刑をするなと言っていたが…」

 

「まぁ…ブレンの言う通り、今回はおいたが過ぎたと言う事だな…」

 

「……分かった」

 

 

ハートからの許可も得たチェイスは、その場を後にした。

 

 

「…………」

 

「どうしたんですか?ハート」

 

「いや……言っただろ、きな臭いと…

 少し気になるんだよ…この間のペイント事と言い、妙な胸騒ぎがな…」

 

「考えすぎでは…」

 

「だといいが…」

 

 

そう言ったハートは懐からシフトスピードに似た“黒いシフトカー”を取り出した。

 

 

「……まさか…“アイツ”が……」

 

 

取り出したシフトカーを見つめるハートは、誰にも聞こえない声で呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音ノ木坂学院

 

その教室の1つに2つの影あった。

 

 

「ハァ~……ほんとなら穂乃果ちゃん達のライブに行ってる筈なんだけどな……」

 

 

そう愚痴りながらパソコンを操作する究は、再びため息をついた。

 

 

「仕方ないじゃないですか…

 私だって行く予定だったんですよ」

 

 

究の愚痴に返事をしたのは、携帯をポケットにしまい、究の隣で書類をまとめる霧子だった。

 

 

「こうなったら本気だ……

 ライブに行けなかったこの怨み……

 高くつきますよ……」

 

 

フフフと低い声で笑う究の目は本気だった。

実際、必要な書類は手に入ったのだがライブに行けなかったはらいせに、究は必要以上の情報を入手していた。

霧子が若干相手に同情していると、部屋に追田が入ってきた。

 

 

「嬢ちゃん、究太郎。

 こっちの方は裏がとれたぜ、そっちはどうだ?」

 

「こちらも準備出来ました。

 西城さん、もう行きますよ?」

 

「ちょっと待って、あとこれで……出来た!

 ぬふふふふ……覚悟してろよ……」

 

 

勢いよく席から立ち上がると、究は今まで見せた事の無いような、どす黒いゲスな笑みを浮かべた。

 

それを見た霧子と追田は心の中で思った。

 

 

ー((あれは怒らせたらヤバイタイプだ……))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧子から連絡を受けた俺は、部室に全速で向かった。

 

 

「…ご丁寧にこんなものまで貼りやがって」

 

 

部室の扉には『関係者以外立ち入り禁止』と書かれた貼り紙が貼られていた。

俺は勢い良くそれを剥がし、部室のドアを開けて中に入った。

 

 

中は既にりんなさんと桐原さんの2人だけで、今回の襲撃事件の資料などは持ち去られていた。

 

俺に気付いた桐原さんは、明らかに嫌そうな表情でこちらを見ると同時に、俺に聞こえるようにため息をついた。

 

 

「立ち入り禁止と申した筈ですが?」

 

「倉持さんが拐われた」

 

「っ?!

 ………何かと思えば…何故そんな事を君が知っているのですか?

 そんな連絡は入ってな…失礼…

 何のようだ?……何だと?!すぐに捜索班を出せ!モタモタするな!」

 

 

突然鳴り出した携帯に桐原さんは出ると、大声を上げて驚いた表情で俺を見た。

恐らく倉持さんの事だろう、俺から視線を反らし会話を続け、電話を切った。

 

 

「倉持さんの事、本当だったろ?」

 

「君には関係ない話です、すぐに退室しなさい」

 

「アンタらにどうこう出来るのか?

 恐らく倉持さんを拐ったのは、襲撃犯の奴らだ。

 アンタ達警察は、今までアイツ等の襲撃を防げたか?」

 

 

俺は桐原さんの言葉にため息をついて反論をした。

俺の台詞に桐原さんは怒り、苛立ちに満ちた表情で俺を睨む。

そんな事は御構い無しに、俺はりんなさんの側に歩いていく。

 

 

「な~に?進二くん。

 お姉さんに何か用かしら?」

 

 

いつものしゃべり方、だが今回はいつもの様な明るさはなく、落ち着いた低い声で俺に話しかける。

まるで俺を試すかのように。

 

 

「頼むりんなさん、メインシステムの電源を入れてくれ」

 

「どうして~?

 もしかして、倉持さんを助けるため?

 あの人、犯罪者かも知れないんだよね?

 だったら~…ほっとけば良いじゃない?」

 

「沢神さん?!」

 

 

りんなさんの台詞に、流石の桐原さんも動揺した。

 

 

「そ、れ、に…

 ど~して進二くんはそんな事するのかな~?

 あんな酷い事されたのに~?」

 

 

煽るように、俺を見透かした態度でりんなさんは話す。

 

 

「それは……確かにそうかもしれない…「だったら…」…でも!」

 

 

俺はりんなさんの言葉を遮り、続ける。

 

 

「それとこれとは関係ない…

 好き嫌いで助ける人を選ぶほど、俺は子供じゃないし、それに…」

 

 

俺は深呼吸をし、まっすぐりんなさんを見据える。

 

 

「倉持さんが犯罪者なら、助けて……罪を償わせる」

 

 

罪を償う……

それは生きていなくては絶対に出来ない。

親父の教えの1つだ。

 

 

「勝手な行動をとらないで頂きたい。

 それに現在は契約を破棄しています、場合によっては貴方を公務執行妨害と見なし、拘束しますよ」

 

「勝手にしろ、今動けるのは俺たちだけだ!」

 

 

再び妨害を謀ろうとする桐原さんに、流石の俺もしびれを切らし、言い返した。

 

 

「そう…それが貴方の答えなのね?」

 

 

その様子を黙って静観していたりんなさんは、そう言って俺に近づいてきた。

 

 

「オ…ッケ~♪

 良い答えに、良い顔、流石は進二くん♪

 心配しなくても、メインシステムの電源は落ちてないよ~♪」

 

「「は?」」

 

 

りんなさんの態度、台詞、全てが理解出来ず、俺と桐原さんは変な声を上げてしまった。

 

 

「落としたのはディスプレイ、画面の電源でした~♪

 ちなみに、桐原さんの部下が持って行ったあの資料、実は中身をすり替えた別物で~す」

 

 

ブイブイ☆

そう言いながらダブルピースを決めるりんなさん。

正直、状況が理解できない。

何でりんなさんはこんな事を……

すると後ろに立っていた桐原さんは声を荒げた。

 

 

「なっ……何て事をしてくれたんだ沢神博士、反逆行為だぞ!」

 

「反逆もなにも、初めから私達は警察じゃ無いですし、先に契約を破棄したのはそちらじゃ無いですか?」

 

 

背後からする声に、俺は振り向いた。

そこには霧子、現さん、究ちゃんがいた。

 

 

「皆……」

 

 

りんなさんが画面の電源を入れシステムをひらく。

 

 

「通報いっぱいきてるよ~♪」

 

 

りんなさんの言葉に究ちゃんは駆け寄り、場所を特定した。

 

 

「大田区の…フォントアールの科学工場だ」

 

「先に行け進二。

 お前等なら何とかなるんだろ?」

 

「現さん…」

 

「ただし、刃野達が着くまで無茶はするなよ?」

 

「ありがとう、現さん…皆」

 

 

俺は皆にお礼をして部室を後にした。

すると何故か部室の外にひなおばさん…もとい理事長と本願寺先生がいた。

俺は2人にも一礼をして、部室棟を出た。

 

 

 

 

 

 

 

「おい!「おっと」…っ!」

 

 

進二を捕まえようとする桐原を追田は掴んで止める。

桐原はその腕を振り払うと、恨めしく追田を睨む。

 

 

「許さないぞ貴様達…」

 

「どの口が言うんですか?

 許せないのは私達の方です」

 

 

そう言って霧子は数枚の紙を取り出し、桐原に突きつけた。

それを見た桐原は顔色を変え、動揺した。

 

 

「桐原さんの事、いろいろ調べさせてもらいましたよ~♪

 桐原さん、倉持社長とは遠縁の関係なんですね」

 

 

究の煽りを含んだ言葉に、焦りだす桐原は平常心を保とうとしていた。

 

 

「裏は取れてんだよ。

 アンタはフォントアール社の液体爆薬海外密輸を黙認する事で、報酬としてその分け前を貰っていた…そうだな?」

 

「な、何をバカな事…」

 

「最初から妙だと思ってたんです…

 何故、無差別で襲撃する怪物の行動を予測出来たのか…」

 

「なるほど~…

 それは犯人の目的が爆薬だと解っていたから…

 それに気付く事が出来るのは……積み荷の中身を知っている、桐原さん……貴方だけになりますね?

 仮面ライダーと繋がりがあると予測した私達に情報を流す事で、仮面ライダーに護衛させようとした」

 

 

追田の推理を否定するが霧子が疑問を投げつけ、それを本願寺が推理した。

 

 

 

「でも、貴方の予測を上回る泊くんの推理力によりフォントアール社の犯罪が暴かれた。

 真相に気付いた泊くん達が目障りになった貴方は、特状部そのものの活動を封じる為に我が校との契約を破棄、証拠となる物を全て回収し隠滅しようとした…

 違いますか?」

 

 

南理事長は普段では想像がつかないような、鋭い表情で桐原を問い詰める。

追い詰められた事を理解した桐原は、ふとりんなを見た。

 

 

「っ?!まさか君が…」

 

「そっ☆

 最初から貴方の行動や言動には不信感しかなかったの~…

 だから仲間になったフリをしていろいろ探ってたの♪」

 

「そして桐原警視、貴方の事を調べるよう手がかりをくれたんです」

 

「こんな感じでね♪」

 

 

そう言って両手の平を広げたりんなの手には、マジックペンでこう書かれていた。

 

“桐原警視とフォントアール社の繋がりを調べて”

 

それを見た本願寺は嬉しそうにネクタイをつまみ揺らす。

その表情は笑顔に満ち溢れていた。

 

 

「やっぱりラッキーカラーは身につけるものですね~

 おそろ~♪」

 

「お、おそろ~…」

 

 

本願寺に合わせるように、少しひきつった笑みを浮かべながらりんなは、白衣の下の制服をつまんだ。

 

 

「桐原 英二、非合法爆薬製造とその密輸の黙認、及びそれにまつわる職権乱用の容疑で逮捕する」

 

 

そう告げた追田は手錠を取り出し桐原を拘束。

桐原は肩を落とし、その場で膝をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はトライドロンでフォントアールの科学工場に全速力で向かっていた。

何故過去形か?

それは目の前でバイクに跨がっている死神が行く手を阻んでいるからだ。

俺はベルトさんを片手に、トライドロンから降りた。

 

 

「そこをどけ!」

 

「やはり……生きていたか。

 命を拾っても愚かさは変わらないな…

 馬鹿は死んでも治らないと聞いたが……あながち間違いでは無いようだな」

 

「……何が言いたい」

 

「何故そこまでして人間を守る?

 人間に守るべき正義など無いと、知った筈だ」

 

「あぁ…お前の言う通りだよ、死神。

 人間に悪人がいないなら、そもそも警察も…法も必要無い。

 右も左も、ずるい悪党でうんざりする事ばっかりだ。

 だけどなぁ…」

 

 

ベルトさんを腰に巻くと、ゆっくりとシフトカーホルダーに付けているシフトスピード…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その下のシフトワイルドを手に取る。

 

 

『…Oh…シフトワイルド…』

 

「だからこそ、そんな中でもまっすぐ生きている人達が光ってみえる」

 

 

シフトワイルドを手にし、シフトキーを回す。

 

響き渡る待機音、俺はシフトワイルドをレバーモードに変形させた。

 

 

 

そして俺は思い出す。

 

 

いつも世話になっている人達を…

 

笑い合う特状部の仲間達を…

 

俺を救ってくれた恩人達を…

 

俺を慕ってくれる後輩達を…

 

俺を励ましてくれた幼馴染み達を…

 

いつも側で俺を支えてくれる大切な人達を…

 

 

 

次々に思い浮かぶ大切な人達。

その姿が、その笑顔が、俺を動かす。

世界の平和や正義を守る為なんて、そんなたいそうな理由じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「正義なんかじゃない…

 俺は皆を!悲しみから守る為に戦ってんだ!」

 

 

 

「変身!!」

 

 

 

 

《DRIVE type…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ……WILD!》

 

 

 

 

 

「?!」

 

 

タイプスピードとは違った重量感のある音と共に装甲が展開され、シルバーホワイトのアンダースーツに黒の装甲が装着される。

そしてタイプスピードの時とは違い、タイヤが右肩に装着され、変身が完了する。

 

シルバーホワイトと黒を基調とした、4WD車を模した様な姿。

パワーと防御機能に特化した、ドライブの高馬力形態。

 

仮面ライダードライブ type WILD(タイプワイルド)

 

 

 

 

 

 

BGM:『Don't lose your mind』

 

 

 

 

 

 

『Good!キミのpassionはフルゲージだ!』

 

「何だ…その姿は?」

 

 

新たなドライブ()の姿に死神は驚くが、すぐさま銀色の銃を取り出した。

 

 

「姿が変わろうが、倒すのみ!」

 

《Brake Up…》

 

 

魔進チェイサーに姿を変えた死神は、バイクから飛び降りると同時にドライブに打撃を入れた。

 

が……

 

 

「何っ?!」

 

「ハッ!」

 

「ック!」

 

 

俺は死神の一撃を避けずに受け止め、カウンターを入れる。

微動だにしない俺に死神は驚愕したが、カウンターを交わし、すぐさまバックステップで距離をひらいた。

 

 

「…すげぇな、ほとんどダメージがない」

 

『何も受け止める必要は無いだろ?』

 

「いや、どれぐらい違うのか知りたくて」

 

 

呆れた声で尋ねるベルトさんに、俺は苦笑いで答えた。

 

 

 

「なるほど…

 防御に優れた形態か……」

 

「防御だけじゃ無いぜ!」

 

 

タイプワイルドの特徴に気付いた死神に、俺は攻撃を入れる。

右肩のタイヤを盾に、時にはタイヤを武器にタックルを入れ、怯んだところに連続で打撃を入れる。

 

「ハッ!タァ!」

 

「…ッ?!ングッ?!」

 

「ドリャー!!」

 

 

大振りの攻撃を死神に連続で入れる。

最後の一撃を交わした死神も反撃にでる。

 

 

「ハァッ!」

 

「ック!…何の!」

 

 

互いに腕を掴み硬直状態になるが、今のドライブは前までとは違う。

 

 

「パワーの違ってヤツを見せてやる!」

 

 

 

死神の腕を掴んだまま、壁に向かって走り出す。

俺はその勢いで死神を壁に叩きつけた。

壁に張り付けた死神にパンチの連打を入れ、反対方向に投げ飛ばす。

 

 

互いの攻撃が行き交う中、俺と死神は再び距離をひらく。

 

 

《Tune…Chaser…Spider…》

 

 

死神が銀色のシフトカーを取りだし、それを自身の銃に装填する。

すると背中に巨大な羽が展開し、右腕に移動すると同時に巨大な爪に変わる…って?!

 

「またソレかよっ?!」

 

『ならコチラも助っ人を呼ぼう!

 come on!Dump!』

 

 

ベルトさんの呼びかけに応じてやって来たのは、ダンプだった。

 

 

「おぅ…コイツか……」

 

 

手にしたダンプを見て呟く。

 

コイツのせいでエライめにあったんだよな…

 

 

『No problem!

 今のキミなら、タイプワイルドなら扱える!』

 

「だったら試すか。

 ダンプ、ひとっ走り付き合えよ!」

 

 

ダンプをレバーモードに変形させると同時に、セットしレバーを倒す。

 

 

《タイヤコウカーン!RUMBLE DUMP!》

 

 

右肩のタイヤが交換され、オプションのドリルはタイヤの表面に取り付けられた。

 

 

「ダアッ!」

 

「ック…」

 

 

オプションのドリルをタイヤから取り外し、左手に装備して攻撃する。

前回とは比べ物にならないくらいにタイヤが軽く、安定している。

 

 

「スゲー!嘘みたいにタイヤが軽い、まるで浮き輪だな」

 

 

死神の打撃を、右肩のタイヤでガードし反撃する。

距離をひらき銃撃に移る死神、俺は構わず特攻紛いに突進し、一撃を入れた。

 

 

『よし!このまま一気に決めろ!』

 

「あぁ!」

 

《ヒッサーツ!Full throttle!DUMP!》

 

 

タイヤ内の全エネルギーが左手のドリルに集中する。

 

 

《Execution…Full Brake…spider…》

 

 

死神もエネルギーを爪状の武器に溜め撃ち出してきたが、ダンプのドリル状に集中したエネルギーで弾き返し、死神に向けた。

 

 

「ハァ~…ダァ!!」

 

「ッグアァ?!」

 

 

ダンプの一撃に耐えきれず、死神は吹き飛んだ。

 

ダウンした死神を後にし、俺はトライドロンに乗り込みフォントアールの工場に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォントアール社 化学工場

 

 

既に半壊しているその建物には、重加速から逃げようとしている人々で溢れていた。

 

そして、その原因である異形…

クラッシュロイミュードは、自分の子分と両手に巨大なケースを持ちながら、1人の男性を追いながら歩いていた。

ケースの中身の爆薬を確認すると、子供の様に喜んだ。

 

 

「コレダ、コレダ~♪」

 

「ヤッタネアニキ~♪」

 

 

するとクラッシュロイミュードは追いかけていた男性、倉持社長に眼を向ける。

 

 

「オ前は、ドウナルと思う~♪」

 

ー「たっ…助けてくれ~!」

 

「ヤダネ!もう用はナイ、ブッ殺s…ブバァッヴ?!」

 

 

無慈悲にも降り下ろされようとしたクラッシュロイミュードの拳は、数発の砲撃音と共に防がれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工場に向かうと建物は既に半壊しており、重加速の中をたくさんの作業員達が逃げようとしていた。

 

 

重加速の発生源に向かうと、製品補完用だと思われる建物に、倉持さんの姿があった。

 

俺はトライドロンに搭載されている、光子砲でクラッシュロイミュードを攻撃した。

 

瞬間、重加速が解かれて倉持さんは逃げ出せた。

来る途中に重加速でまともに動けずにいたパトカーや刃さん達がいたし、倉持さんは刃さんに任せよう。

てか…

 

 

「体がゴツくなったからか?!

 運転しずらっ!!運転席狭っ!!

 タイヤのせいでろくに右側見えないし!」

 

 

俺が少し愚痴ってるとロイミュード達は立ち上がり、俺に気付いたのか、焦りだした。

 

 

「オイ!こうなったら“アレ”を使え!」

 

「ハ~イ♪…コレコレ!

 パクッ♪パァクッ♪パァククッ♪

 …ン~~~…Yummy~♪」

 

 

すると子分のロイミュードは、死神が使っていた銀色のシフトカーに似た青いシフトカーを取りだし、上に向けて放り投げ口で吸収した。

 

その瞬間、子分のロイミュードは突然ヘビの様な生き物になり巨大化しだした。

 

 

「ハァ?!そんなのアリかよ?!」

 

その光景に俺は焦り、急いでバックする…が

 

 

「ダアッ~?!クッソ!動かねぇ!」

 

 

何かに当たってトライドロンが動けず、変化した子分ロイミュードに巻き付かれ、締め付けられた。

 

 

「だぁぁぁぁぁぁ?!ヤバイヤバイヤバイ!!

 メキメキ言ってる?!車が出しちゃいけない音がするぅぅぅ?!」

 

 

テンパる俺を嘲笑うかの様に、ヘビ型の巨大ロイミュードは締め付けていたトライドロンを投げ飛ばしやがった…って?!

 

 

「だあぁぁぁ?!死ぬぅぅぅぅ?!」

 

《ドロン!TRIDORON!type WILD!》

 

 

ベルトさんの掛け声に反応したトライドロンは、俺のいる運転席ユニットを分離し、トライドロン本体の車体が反転、前輪が回転し前後も反転、赤のカラーリングから黒を基調としたカラーリングになると同時に、変形したトライドロン本体と俺のいる運転席ユニットが合体した。

 

 

「え?エ?ゑ?……トライドロンすげぇ…」

 

《TRIDORON! BOMBER!》

 

 

俺は変形したトライドロンに戸惑いながらも、それを運転し反撃にでた。

 

変形した事により馬力の上がったのか、半壊した建物内をすいすい進む。

巨大ロイミュードの体に難なく乗り上げられ、その巨体を這うように走る。

トライドロンが乗り上げ走る事でダメージを与えたのか、巨大ロイミュードの体は崩れ始めた。

 

 

「ナニやってンだ?!」

 

 

その様子にしびれを切らしたのか、クラッシュロイミュードは巨大ロイミュードに乗り上げた。

 

 

「オラ、行け!」

 

 

クラッシュロイミュードの言葉に巨大ロイミュードを起き上がり、俺を追いかけて来る。

 

光弾を吐きながら追いかけて来るロイミュード達の攻撃をかわしながら、俺は反撃にでた。

 

 

《タイヤフエール!Go!TRIDORON!》

 

 

タイヤフエールでダンプを装備したトライドロンで巨大ロイミュードを攻撃、巨大ロイミュードは攻撃に耐えきれずに爆散、コアが砕け散った。

クラッシュロイミュードは紙一重でかわし落下していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

トライドロンから降りると同時にクラッシュロイミュードを見る。

クラッシュロイミュードは起き上がると地団駄を踏みながら吠え出した。

 

 

「クロくなったからって!調子にノンな!」

 

「あぁ?新車だ!」

 

 

くってかかってくるクラッシュロイミュードに答え、いつものポーズをとる。

 

 

「ひとっ走り付き合えよ!」

 

「また返り討チにしてやるゼ!」

 

 

俺はクラッシュロイミュードに向かって走りだし、勢いのついた打撃を入れる。

 

 

「ハァッ!」

 

「うがァ?!」

 

 

ノーガードで攻撃を受けたクラッシュロイミュードは勢い良く転がって行く。

 

 

「ナンだそのパワーは?!」

 

「新車だって言ったろ!」

 

 

起き上がりながらわめくクラッシュロイミュードに俺は答え、再び距離をつめ格闘戦に持ち込んだ。

 

 

「ハァッ!タァッ!」

 

「ぐァ?!コの!」

 

「フンッ!ダァッ!」

 

「がァァァ?!」

 

 

クラッシュロイミュードの両手にあるハンマーの攻撃を右肩のタイヤで防ぎ殴る、再びクラッシュロイミュードが攻撃してきたのをかわし蹴る、タイヤを盾に、時には武器として使いクラッシュロイミュードを追い詰める。

 

 

「どうした?本物のパンチってのはそんなものか?」

 

「ぐッ?!

 オレのハンマーが効かネェ?!」

 

「ダァッ!」

 

「ヴバァッ?!」

 

 

スピードが落ちた分一撃当たりが強力で、相手が怯んだりダウンしたりするので、動きの遅さをカバーした戦いができる。

最後に右肩のタイヤを使ったタックルでクラッシュロイミュードを吹き飛ばした。

 

 

『進二、ハンドル剣の修理は完了だ!』

 

「ホントか?

 よし、これで終わりだ!来いハンドル剣!」

 

 

右腕を横に伸ばし、ハンドル剣を待つ。

 

が……

 

 

「…………ん?

 ……………あ、あれ?

 …ン……ん?……ぇ?」

 

 

静寂、風の音だけがむなしく響く。

 

 

「ベルトさん?

 何か、ハンドル剣来ないだけど…

 直ったんだよな?」

 

『ぁ…いや、今車に無いんだ……もう少し待ってくれ…』

 

「えぇぇ…何で?」

 

 

1人バカみたいに右腕だけ上げた俺の姿に、クラッシュロイミュードも心なしか戸惑っている風に見える。

諦めてフルスロットルで決めようと、キーに手を伸ばそうとした瞬間…

 

 

「お待たせ~!」

 

「…ん?」

 

「ハンドル剣ならここよ~♪」

 

 

聞き覚えのある謎の声に振り返ると、絶句した。

そこにいたのは…

 

 

 

「え?……りんなさん?

 ……ぇ…何で?」

 

 

ハンドル剣を抱えながら走って来たのは、我ら特状部の設立者兼部長、音ノ木坂学院で良い意味でも悪い意味でも有名な自称みんなのアイドル、沢神りんなその人だ。

駆け寄ってきたりんなさんは俺にハンドル剣を渡してきた。

俺の戸惑いに気付いたのか気づいてないのか、りんなさんはいつもの様に振る舞う。

 

 

「いいからいいから♪

 これで決めちゃって♪」

 

「え?……ぇ…はい…」

 

 

ハンドル剣を俺に渡すと、りんなさんはガッツポーズで応援する。

状況を未だに理解出来ない俺は、生返事しかできずにいた。

 

 

『ハンドル回して、クラクションを押せ!』

 

「え?……こうか」

 

 

ベルトさんの言葉通りにハンドル剣のハンドルを回し、クラクションを押す。

 

《ターン!》

 

《ドリフトカイテーン!》

 

「行くぞ!」

 

 

ハンドル剣を構え駆け出す、すると剣ではなくドライブ俺自身が加速し始めた。

ターンしようとした瞬間、ドリフトの様な動きで方向転換を始めた。

 

 

「ハァッ!タァッ!ヤァー!」

 

 

加速する動きと加速する斬撃、ドリフトの動きを合わせた連続攻撃、クラッシュロイミュードはその猛攻に耐えきれず爆散、コアも粉々に砕け散った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『という訳でりんなは、影でメカニックをしていたんだ』

 

 

ドライブピット内

 

そこのソファーに座る俺の目の前には満面の笑みでピースをするりんなさん、いつもの様に落ちた様子の霧子の2人。

そして少し困っているのか、形容し難い表情の花陽が俺の側に座っていた。

 

 

 

ベルトさんからりんなさんについて、一通りの説明を受けた俺達。

事故とはいえ一応関係者になった花陽にも説明しておこう、そのような経緯で花陽はピットに呼び出されていた。

 

 

「……ハァ…」

 

「あ……ギアが落ちた」

 

「先輩…何かあったんですか?

 

「少し…」

 

 

俺が秘密主義が嫌いである事を知らない花陽は、霧子に説明してもらおうとしたが、霧子も少し困った表情して応えようとした。

 

 

「もぅ~…機嫌直してよ進二く~ん」

 

 

その原因の1つがこれじゃなぁ…

ホントため息しか出ない。

するとりんなさんは俺の腕を引くと腕を組み始めた。

 

 

「お陰で公安にも邪魔されずに装備も仕上がったでしょ~…

 そ、れ、に♪

 これからは美少女が3人、ピットに花が増えるじゃな~い♪

 ハーレムよ?ハーレム☆ハーレム☆」

 

「ふえぇ///」

 

 

俺を囲う様に左側にりんなさん、右側に霧子。

りんなさんに捕まり、体を押し付けられた花陽が前にいる。

普通なら喜ぶところだろ、確かに3人とも可愛い。

りんなさんと霧子は綺麗系か…

まぁ美少女3人が密着させてくる状況を喜ばない男子はいないだろう。

だが俺はそのような状態にあるにも関わらず、平静である一点を見ていた。

 

 

「む、無視ですか?!」

 

 

霧子がなんか言ったが無視だ。

 

花陽達から離れ、俺はベルトさんに近づいた。

 

 

「秘密主義も大概にしろよな?

 もうねぇだろうな!」

 

『……………………』

 

「ここで沈黙かよ…

 マジで胡散臭いな、このベルト!『イテッ』」

 

 

俺はベルトに一撃、ゲンコツを入れてその場を去った。

 

 

『呼び捨ては失礼だろ…

 さんを付けたまえ……』

 

「ちょっと進二く~ん?!」

 

「泊さん?!」

 

「せ、先輩?!」

 

 

背後から声がするが、知るか無視だ!

 

ドアを勢い良く閉め、そのままドアにもたれかかる。

 

ホント……あのベルトは…もぅ…

 

 

「あぁ~!もう考えるの止めた!」

 

 

 

 

地下のピット外の廊下に響き渡る大声で、俺は叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあファーストライブの成功を祝って、カンパ~イ!」

 

「カンパ~イ♪」

 

「か、カンパ~…イ」

 

 

りんなさんの一件、ピットを出た俺は帰ろうと教室にカバンを取りに行った際、穂乃果達と出会い、ライブの打ち上げをするとの事で招待された。

 

それにしても…

 

 

「まさか、警察との契約がいきてたとはな…」

 

『恐らく桐原警視の独断だったのだろう…

 学生であるキミ達なら、簡単に騙せると思っての行動なのかも知れない』

 

 

俺の肩にのり小声で話すシフトスピード(ベルトさん)

 

 

「だとしたら最悪だぜ…」

 

「でね、進にぃ。

 頑張った穂乃果達にはご褒美があっても良いなと思うの!」

 

「相変わらずお前は…

 大したもんじゃないが……ほら海未、ことりも」

 

「わ~い♪」

 

「ありがと、進ちゃん♪」

 

「有難う御座います」

 

 

俺は持っていた袋から紙製の箱を取り出した。

 

 

「ケーキだけど、好きなの選んで食えよ」

 

 

瞬間、目の前の3人が固まった。

 

 

「し、進ちゃん…こ、これ…」

 

「何だよ?」

 

「進にぃ…これが何なのか分かってるの?」

 

「ケーキだろ?嫌いだったか?」

 

「い、いえ…そうではなく……これは」

 

 

ことり、穂乃果、海未の順に話す。

最後に3人が同時に生唾を飲んだ瞬間…

 

 

「「「シャルモンのケーキ?!」」」

 

「うおっ?!」

 

 

3人の気迫に押された俺は、少し腰が引けた。

 

 

「どうした、いきなり…」

 

「どうしたもこうしたもないよ!」

 

「シャルモンのケーキは凄い人気で、普通じゃ手に入んないんだよ?!」

 

 

海未は無言でケーキを仰視しながら頷いている。

 

 

「そんなに凄いのか?

 まぁ、早く食おうぜ」

 

 

俺がケーキ箱の蓋を開けると、色とりどりのケーキが姿を見せ、穂乃果達を笑顔にした。

 

 

「穂乃果コレ~♪」

 

「私はチーズケーキ~♪」

 

「では、私はこのケーキを」

 

 

穂乃果は苺たっぷりのショートケーキ、ことりは好物のチーズケーキを、海未は抹茶のムースを手に取った。

 

 

「俺はチョコっと…」

 

 

俺がケーキを手に取ると、海未は首をかしげた。

 

 

「あの、お兄さん。

 ケーキが1つ余りましたが…」

 

そう、箱にはケーキが5つ。

この場には俺達4人しかいない。

 

 

「良いんだよ、これで」

 

 

俺の答えに顔を見合せることりと海未。

すると…

 

 

「ちょっと雪穂に自慢してくる~♪」

 

 

そう言って部屋を飛び出した穂乃果。

数秒後に血相を変えた雪穂が入ってきた。

 

 

「シャルモンのケーキってホント?!」

 

「あぁ、もう1つあるから…

 ほら、雪穂も」

 

 

俺は余ったケーキを紙皿に乗せて雪穂に渡す。

すると雪穂は目を輝かせた。

 

 

「~!ありがとー進二兄ちゃん!」

 

 

その光景を見たことりと海未は、納得した表情でこっちを見る。

 

 

「穂乃果の事だ、絶対雪穂に自慢すると思った」

 

 

俺の呟きに海未は「流石ですね…」と返してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆でケーキを食べながら談笑していると、穂乃果はある話しを切り出した。

 

 

「これで私達も、立派なスクールアイドルの一員だね!」

 

「そうだね~♪」

 

「これからも練習を続けて、次のライブを目指しましょう!」

 

 

すっかりスクールアイドルに染まった穂乃果達。

 

すると穂乃果はイタズラっぽい笑みで話しだした。

 

 

「もしかして、もうファンの人とかいたりして」

 

「どうかな~…始めたばっかりだし、まだじゃないかな?」

 

 

穂乃果の疑問に答えることり、すると雪穂は少し緊張した表情で話し始めた。

 

 

「純粋なファンなら良いけど、アンチとか気を付けてね?

 特にストーカー!

 また最近行方不明があったらしいから」

 

 

雪穂の話しに海未が肩を震わせた。

 

 

「どうした海未」

 

「い、いえ…大丈夫です。

 少し寒かっただけです」

 

「そっか」

 

 

そのまま気にせず、俺達は談笑を続けた。

 

 

 

 

 

 

この時、なぜ俺は気づいてやれなかったのか。

俺が気づいてさえいれば、あんな事にはならなかっただろうに。

 

 

迫り来る新たな脅威に、俺達はまだ気付けずにいた。

 

 

 

 

 

 

 





この間友人達と遊戯王の大会に参加した際に、ラブライブの話しをしまして推しメンはと聞かれ、「推しメン何ていない!皆大好き!皆が一番!μ’s最高!」と答え周りから距離をおかれたケモミミです。


ラブライブ!サンシャイン!も始まり、ホントにμ’sの時代が終わるんだなとしみじみ感じています。

これから始まる新たな物語に期待を膨らませながら、コンプリートアルバムを待つとしましょう(笑)

また更新が遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いします!

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