仮面ライダードライブ school idol project D 戦士と女神の協走曲 作:ケモミミ愛好家
後、投稿遅れてすいません。
ちょっと就活とバイトとマインクラフトに時間を取られちゃって。
あと、アーツのタイプフォーミュラ………予約しましたが、いろいろ残念というか、がっかりな感じでしたね。
今回も少し短いですがお楽しみ下さい。
ある日の夜
一つの洋館が火事にあっていた。
燃え盛る火の中、一人の男性が血だらけで倒れていた。
そして男性に近く異形の怪物。
その1体が突然、赤いコートを着た人の姿になった。
赤いコートの男は血だらけで倒れている男を見つめている。
血だらけの男性はもがきながら赤いコートの男を睨んだ。
「死ねない…まだ…死ねない……“コイツら”を野放しにしたままでは…」
そして男はそこで“人間としての”命を失った
『―――っ!夢か……ベルトになっても、面倒な性質は残っているな…』
ワタシは1人、ドライブピット内でかつて1人の人間として迎えた最期を夢に見た。
するとピットの入り口が開き、霧子が入って着た。
ワタシは彼の事が気になり、霧子に尋ねた。
『霧子、進二は捜査に出たのか?教室にいないようだが、授業にはちゃんと出ているのか?』
「いいえ、絢瀬さんに聞きましたが、サボったそうです。さっき呉島先生が肩を落として職員室に向かってました」
『なんだって?エンジンが切れるの早すぎないか?』
――――音ノ木坂学院 学生ホール内食堂
俺は今モヤモヤしている、飴はこれで何個目だろか、すでに飴の包装紙が山の様に出来ている。
昨日の出来事を思い出しながら、また一つ飴の包装紙を剥き口に運ぶ。
すると体育上がりか、穂乃果達が体操着姿でやって着た。
「あれぇ?進にぃ、またサボり?」
「いいの?進ちゃん補習になっちゃうよ?」
「いいさ、どうせ補習は確定だからな」
「嘘です。お兄さんの学力なら補習にはならないはずです」
そんな会話をしながら、再び昨日の出来事を思い出した。
怪物のこと、そして
――変身し、走りれた、化け物も倒せた………でもなんか、進み切れねぇ
そんな事を考えてたら後ろから気配がしたので振り返った。
「げっ、霧子?!」
「ハンター、ゴーです」
俺の方を指差しそう告げると、何かが腕をつついた。
そこにはパトカーを模したシフトカーがサイレンを鳴らしていた。
「シフトカー?パトカーの?」
すると霧子は手錠を取り出した、俺は絵里達に捕まった事を思いだし、逃げ出した。
ハンターと霧子に学校中追いかけ回され、凰蓮先生に捕まり説教を食らった。
凰蓮先生の説教が終わると霧子に連れられ、ドライブピットに向かった。
すると、今日は学校を休んだはずの矢澤がいた。
「よう、矢澤。体は大丈夫か?」
「にこって呼びなさいって言ってるでしょ!
お陰様で大事には至らなかったわ。
体調優れないのは一昨日から少し風邪っぽいからで、
特に問題無いわ。
今日学校に来たのは明日も検査があるのと警察の事情聴取があるから、もう一日休む事を呉島先生に言いに来たの。
その………この間は………た、助けてくれて…ありがと………。
次はにこって呼びなさいよね!」
そう言うと、矢澤は帰って行った。
俺と霧子は矢澤と別れたあと、再びドライブピットに向かった。
ピットに入ると、専用の台座に乗ったベルトさんが待っていた。
『すまないね進二、君に我々の事と敵について知って貰うために、霧子に連れて来るように頼んだのだよ』
「いや、別にいいけどさ。それについてはこっちも聞きたかったし」
俺はベルトさんに応えるとクラクションを鳴らした複数台のシフトカー達に囲まれた。
そしてベルトさんと霧子から事の説明を受けた。
『シフトカー達は全て人間を守り、奉仕する存在だ。
そのパトカー、ジャスティスハンターの様に』
「このピットの中にもまだ数台待機してます
他にも、ここにいないシフトカー達は世界中で活動しています」
『彼らシフトカー達と真逆の存在が、
人類に破滅をもたらす者、“ロイミュード”だ』
「ロイミュード?」
『頼む進二、秘密の戦士ドライブとして、ロイミュードと戦ってほしい』
「乗りきれないんだよなぁ、どうも」
『何故かね?』
そして俺は一番の疑問を踏まえて答えた。
「ベルトさんやシフトカーの力で重加速の敵とタメで戦える、
てことはつまり、アンタ等と敵には深い関わりがあるってことだ」
するとベルトさんは歯切れ悪そうな返事をしたが、俺は続けた。
「下手すりゃ、出所は同じかもしれない。
そうだろ?
俺、頭がモヤモヤするといろいろ止まる質でさ」
「待ってください!」
俺はピットから出ようとすると、霧子に呼び止められた。
振り返ると、シフトカー達がくっついてた鉄板の様なものを持って来た。
「シフトブレスとこれは、常に持っていてください。
ドライブには誰にでもなれる訳ではありませんので」
「誰にでも……霧子はドライブに…?」
「――っ!なれるならならなってます!!
ですから、泊さんには頑張って貰いたいのです!!
それに、事件がまだ終わってない。そう言ったのは泊さんじゃないですか!?」
「分かってる………だが、その前に一つだけ、カタをつけて起きたいことがある………」
そして俺はある場所に向かった………
私が部室に戻るとすでにみんな揃っていた。
「せっかくこれ書いたけど、事件解決かなー♪」
「先生、何で赤色化事件なのに文字がターコイズカラー何ですか?」
「だって私、ターコイズカラーがラッキーカラーなんですもん」
「えぇ~?それで?」
「まっ、後はコイツを捕まえるだけだ。
お前たちみたいなガキの力は借りねーよ」
「なっ、なんて失礼な人なんだ!?ねっ、りんなさん?」
「そーよ、きっとすぐに私達の分析力が必要になりますよ!」
「ねーよ、オカルト同好会の力なんて借りるか!」
りんなさんと西城さんが追田さんとケンカしている。
なんと言うか、意外と大人気無いですね、追田さん。
「あ~あぁ、ケンカしちゃって。この調子だとお先真っ暗だなぁ…
泊ちゃんは例によって居ないしなぁ~………」
そう嘆く本願寺先生は再び占いをやりはじめた。
私は空席の泊さんの机を黙って見ていた。
街中の喫茶店、そこにはメガネをかけた男がコーヒーを飲んでいた。
すると、男は真っ赤なオープンカーが駐車場に入って行くのを見てため息をついた。
オープンカーに乗っていた男が降りて、喫茶店に入り男のもとに近づいた。
メガネの男は呆れた顔して、オープンカーの男に話しかけた。
「ハート、貴方は本当に、自由で、無警戒で、目立ちたがりやだ
だいたい、あの車はどうしたのですか?」
すると、ハートと呼ばれた男は笑いながら答えた。
「たまには笑顔で迎えろよブレン。なぁに、ちょっと借りただけさ。
029に新しい体をくれてやった」
ブレンと呼ばれた男は自分の頭を指でつついた。
すると、後ろで談笑していたカップルのタブレット端末に異変がおきた。
戸惑うカップルをよそに、そこに映し出された地図を見てブレンは答えた。
「見つけました。これは、期待できそうです」
ブレンの言葉にハートは笑みを浮かべた。
ブレンが見た地図が指した場所は
――――――国立音ノ木坂学院
音ノ木坂学院近くの路地裏、そこにはノースリーブのパーカーを着た男がフードで顔を隠し下校する生徒を見ていた。
その男の手にはハートからもらった二枚の写真が握られていた。
私は授業を終え塾に向かうため、下校する生徒の中にいた。
大好きだった音楽を離れ、親の仕事を継ぐために勉強に専念していた。
そのせいか、周りのものが全てつまらなく感じる。
特にスクールアイドルなどと言うアイドルかぶれの音楽なんか特にそうだ。
音楽はそんな薄っぺらい物じゃない。
そんなふうにいろいろなモノを否定して生きているせいか、どこか冷めた日常を送っている。
でも、やはり音楽に未練があるのか、気が付くといつも無意識に音楽室の前に来てしまう。
中に置かれたピアノに触れ、今日だけ、明日は弾かない、今日で終わり、そう考えながら今日も私はピアノを弾く。
どこか寂しげに、何かを求める自分を満たすために………
時計を見ると塾の時間が迫っていた、
私は音楽室を出て、学校を後に塾に向かった。
すると目の前に知らない男の人が現れた。
気味が悪い、そんな事を思っていたら、男の人が口を開いた。
「見つけた………」
「あの、どちら様ですか?
私、急いでいるんですが」
「やはり素晴らしい………ハートの目に狂いは無いようだ」
「は?私、貴方の事知らないんですが、何か用ですか?」
何を言っているのだろう、私は男の言葉の意味が理解できなかった。
「コイツを取り込めば俺は更に進化する………」
私は得たいの知れない恐怖感に襲われた。
「あの、警察呼びますよ?」
私がそう言うと男の姿が《変わった》
「な、何?何なのあんた?意味わかんない?!」
まるで機械の様な体の化け物に変わった男は私に近付いてくる、
逃げようと振り返った瞬間体が重くなった。
―「嘘、こんなときにどんより?」
私は恐る恐る後ろを振り返り、恐怖した。
どんよりの中を普通に歩く怪物に。
私の意識はここで途切れた………
俺は今ある場所に来ている。
そこにはいくつもの石が並んでいる、花が添えられている
俺はその墓碑の中を歩き目的の場所へ向かった。
俺が足を止めた先には一つの墓碑が置かれている。
そこにはこう彫られている。
『絢瀬 明 1994―2012』
俺はそこに持って来た花束を添え、あの日を思い出す。
拭いきれない後悔と悲しみ、罪悪感を………
「久しぶりだな………絢瀬」
俺は墓の前に座ると今は亡き親友に話しかけた。
「お前が居なくなってからもう半年か………
分かってる。お前はとっくに…いや、最初から俺の事許してるって。
だが、俺は………俺自身が俺を許せない。
“あの男”を、あの時、お前を含めた全てを救えると思ってた、俺の傲りを………」
そして俺は墓に手を当て呟いた。
「お前を
「やっぱり貴方のだったのね」
聞き覚えのある声に振り返ると、花束を持った絢瀬が………“絵里”がいた。
「いつも同じ花が添えられているから気になってたの」
「絢瀬か‥………」
そう言うと、彼女は墓に花を添えて話した。
「前に呼んでくれたでしょ?
絵里で良いわ、昔みたいに………
貴方があの日の事を引き摺って、負い目を感じたから、私や希から距離を取っていたのでしょ?
でもそれが何れだけ希を苦しめたか、分かってるの?
いつも通りふるまってるけど、私も希も苦しんでる、貴方と同じで。
貴方は悪くないとは言わない。
でも貴方が明を死なせたのと同じように、貴方が救ったたくさんの命があるの、それだけは理解して。だから、自分を許しなさい。
許せないなら、私が私達が許すから………明もきっとそう思ってる」
「絵里‥………」
「さっ、帰りましょ。
車で来たのでしょ?乗せていって」
そう笑いかける彼女に俺は頷いた。
俺はもう一度墓を見て誓う。
もう二度と、あんな苦しみを誰かに味あわせないために、俺は戦う。
一つの覚悟を胸に俺は墓を後にした。
駐車場のトライドロンの前に来ると、絵里は鞄から何かを落とした。
「何だ、それ?」
「ん?酔い止めだけど?」
「始めから乗って帰る気満々かよ‥………」
瞬間、頭の中に電気が走る様な感覚がした。
俺は絵里の手を掴み、彼女が持っている酔い止めを見た。
―「活きが良さそうなヤツだ」
――「紙の…切れっぱし?」
―――「一昨日から少し風邪っぽいから」
――――「お前は……ハズレか………」
―――――「酔い止めだけど?」
過去の事件に関する記憶が頭の中を駆け巡る。
「そうか…繋がった!」
「えっ?」
俺は緩めたネクタイを締め直すと驚く絵里を見て告げた。
「脳細胞がトップギアだぜ!」
次回で健康誘拐事件は終わりです。
タグにオリジナルフォームとありますが最終回あたりの登場予定でオリジナルタイヤはちょこちょこ出すかもです。
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