私立駒王学園、俺天空寺 輪廻はそこの高等部に幼なじみである兵藤一誠と共に通っている。ここ私立駒王学園は数年前まで女子校だったせいで、男子より女子の割合が遥かに高いそのせいで恋人やハーレム狙いで入学使用とする生徒も少なくない。
事実、俺の幼なじみである兵藤一誠もハーレム狙いでこの学園に入学した。しかし、この学園は入りたいと言えば入れる程レベルは低くないので俺が一誠にここに入学する事を伝えると
「なにっ!!私立駒王学園に入学するだと一人だけハーレムを形成する気だな俺も一緒に行くぞ!」
「一緒に行くのはいいがお前の学力で受かるのか?」
「勉強を教えて下さい。輪廻大明神様~」と土下座しながら言ってくるので
「教えてやるからその呼び方は止めろ」
と言うやりとりがあった。しかし、女子が多いと言っても付き合うかどうかは本人次第なのでハーレムをつくると言うような奴に恋人が出来るかどうかを聞かれると答えは否である。
一誠はその有り余る性欲を学校でも隠さないので、同じような性格である『エロ坊主』、『セクハラパパラッチ』と呼ばれる松田や『エロメガネ』、『スリーサイズカウンター』と呼ばれる元浜の三人で『エロ三人組』と呼ばれている。
その二つ名の通り今も教室にも関わらず
「ふっ・・・今朝は風が強かったおかげで女子高生のパンチラを拝めてしまったぜ」と松田が言うと
「今日はいいもんが手に入ったぜ」と元浜が言い、惜しげもなく一誠の机にエロゲーやエロ本を広げる
「お、おい、元浜これどうしたんだ」一誠は震えながら一枚のエロゲーを指差し元浜に聞く
「ふっ、さすがだなイッセーそれに目を付けるとは」
「当たり前じゃねぇーか、これはすでに販売してないレアモノのエロゲーじゃねぇーか」
と言う最低な会話をしている。分かりきっているがこれに対する女子の反応は
「サイテー」「キモチワルイ」「イヤァァ」
当然である。家ならまだしも学校内でする話ではない。しかし、松田は
「これは俺らの楽しみなんだ、邪魔するなら脳内で犯すぞ」
普通に問題発言をする。しかし、大丈夫かこれ訴えられたら捕まるぞ。しかし、俺も幼なじみをこのまま放置するわけにもいかないので
「お前らその辺にしとかないと捕まるぞ」
「「「げっ!!輪廻」」」
「人の顔見た瞬間げっ!!とは失礼な奴らだな」
「貴様は我々の楽しみを奪いにきたのか!!」俺を指差しながらそう言う
「やめろとは言わないが学校内では少しは自重しろ」そう言う俺に三人は
「イケメンの指図は受けねぇ」と松田が
「帰りな」と元浜が
「悪いな輪廻これだけは譲れねぇんだよ」と最後に一誠が言う
「それに貴様もこの学園に来たということはハーレムをつくりにきたんじゃないのか」と元浜が俺に言う
「違うからな俺の場合家が近いからここを選んだんだよ」
「クソっイケメン様は余裕ってことかよ」
と勝手な解釈をされてしまう。それを否定しようとするが
「あっ!忘れてたこんなことしてる場合じゃねぇ」そういい元浜が立ち上がりどこかに行く準備をする
「どこに行くんだよ元浜」
その問に元浜はどこか嫌な笑みを浮かべ「ついてきな」という。エロ三人組は一斉に教室から出て行く。俺は何か嫌な予感がしながら三人を行かせる
Side一誠
「元浜いい加減どこに行くか教えろよ」
「もう少しだ、・・・ついたぞ」
そう言われ着いたのは
「女子剣道部の部室?元浜なんでこんな所に」
「こっちだ」
元浜に言われるままついて行くとそこには小さな穴があった
「偶然見つけたんだ」
その時の俺はテンションが上がり考えなかったが後で後悔する事になる
「ちょっとずれろよ見えねぇだろ」「おい押すなよ」「俺にも見せろよ」
「ねぇ、何か外から物音がしない」
「やべっ、バレた」「逃げろ!」「ちょっと待てよ」
すると、「あ~エロ三人組が部室を覗き見してる!!」女子剣道部に見つかり竹刀を片手に持ち追いかけてくる女子から逃げていると
「お前らそれはアウトだ」
声のするほうを向くと背後に鬼を浮かべる輪廻が仁王立ちしていた。
「さあ、説教の時間だ」
「散開!!」「了解」「生きて会おう」俺の掛け声で俺ら三人は訓練された軍人のような動きで別々の方向に逃走する。
「絶対に逃がさねぇぞ!!」
それを輪廻はとんでもない速さで追いかける。
十分後、見事に三人全員が捕まった。その後俺らは地獄を見ました
「ああ~、輪廻ももう少し手加減してくれればいいのになぁ」俺がぼやきながら帰っていると
「あの兵藤一誠さんですか」
後ろから声がかけられる、そちらを向くと黒髪のスレンダーな女の子が立っていた
「あ、はい私が兵藤一誠です」テンパリ過ぎて何故か敬語になってしまう
「あの、あなたの事が好きです!付き合って下さい」
そして当然俺はOKする。
Side out
俺が一誠を説教した次の日の放課後、一誠が俺と元浜と松田を呼ぶと
「俺に彼女ができたんだ!!」
一誠がそう言うと同時に俺は二人に指示を出す
「松田!!元浜!!今すぐ保健の先生をよんでこい!俺は救急車を呼ぶ!!」
「「命に変えても!!」」
「待てよ、病気じゃねえよこれが証拠の写真だ」
そう言い一誠は俺らに黒髪のスレンダーな女性が乗っている写真を見せる
「松田!!元浜!!命令変更だ今すぐ警察に通報だ目の前に盗撮犯がいる」
「「了解」」
「どうして俺に彼女ができたとは思わねえんだよ!!」
そんなこと決まってんだろ
「「「一誠だからだ!!」」」
俺達が同時に言うと一誠は地面に膝をつく
「だが本当にどうした昨日のお仕置きが厳し過ぎて幻覚を見たのか」
「違えーよ、本当に彼女が出来たんだよ」
「まあ、一応幼なじみだからお前が犯罪を侵したり嘘をついたりしないことは知ってるから信じるが、何故お前に彼女が」
「なんでも一目惚れだってよ」
こいつに一目惚れか
「物好きがいるもんだなぁ」
「どういう意味だよ!!」
「まあ、頑張れよ!!」
そう言い一誠の肩を叩く
「おう!!」
俺は帰ろうとすると一誠が
「ちょっと待ってくれ輪廻」
「なんだ?」
俺は後ろを振り向くと
「一緒にデートプランを考えてくれ」一誠が手を合わせて頼んでくる
「ああ、構わないぞ」
そして一誠とデートプランを考え終わると俺は帰る
《いいのか、輪廻あれは堕天使だ》
俺の頭の中に声が響く
「一誠にあいつは堕天使だから別れろと言ってもきかねぇよ《輪廻がいいのならば俺は構わねえけどな》それにもし一誠に害を与えるなら塵すら残らずこの世界から消し飛ばす。もう二度と身内は殺させねえ」
《ハハハハハハハハ、輪廻に目をつけられるたぁ運がねぇなあの堕天使も》
「俺があの堕天使に負けるとは考えねぇんだな」
《今の輪廻なら使い魔を使えば堕天使全員一度に相手しても負けねえよ》
「そうだな」
さっきから話してるこいつは俺の神器《魔の理を継ぐもの》に封印されている最強の魔術師ファルス・クラウン
神器とは神が与えた人間に宿る力のことである。大多数の人間は自分に宿る神器に気づかず死んでいく。俺が神器を覚醒させたのは中学生の時であるがこの話はまた今度
そして、週末一誠のデート当日である。とりあえず俺は尾行しているが今の所特に問題は起きてないが、そしてデートの終盤公園の噴水近くに来た瞬間、人払いの結界が張られる一誠の方をみると堕天使は人の姿から黒い羽を広げる堕天使の姿になり手には光の槍を作り出す。ヤバイ!!
「死になさい!」
「させるかよ!!」パキーン
俺はその光の槍を破壊する
「なぜ人間がここにいる結界を張った筈よ!!」
「あんなお粗末な結界で俺を何とか出来る訳ないだろう」
俺の言葉に怒ったのか手に槍を展開し
「人間風情がまぐれで私の槍を破壊できたからって調子に乗るんじゃないわよ!!」
「おい、輪廻何がどうなってんだよ!!」
一誠は理解が追い付かないのか俺に聞いてくる
「落ち着け一誠後で説明してやるから今はここから離れろ」
俺のただならぬ雰囲気を感じたのか
「絶対説明してもらうからな」
そういい残し一誠はここから離れる
「あら、あなたは自分の心配をしなくてもいいの?」
「俺がお前程度の雑魚に負けるかよ」
そう言うと堕天使の顔は怒りに歪むが、次の瞬間その顔は俺を見下す顔に変わる
「あなたはあの子を助けに来たのよね」
「だとしたらなんだ?」
「いつ私が一人で来たなんて言った」
俺は嫌な予感がし後ろを振り向くと腹から光の槍が刺さって動かない一誠と近くに佇む他の堕天使の姿があった。