μ’sと矢澤家兄   作:六夏

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携帯買いなさい。

μ’sメンバーサイド

 

にこの家であったことを穂乃果達は歩きながら話していた。

 

「はぁ」

「困ったものねぇ」

凛が溜息をつくと真姫がすこしムッとしながら言う。

 

「でも、どういうことなんだろぅ?」

「にこちゃんの家では元から私たちはバックダンサー?」

 

ことりが呟くと穂乃果がバックダンサーの件?と聞き返していた。

すると、希が考えてるのに気づいた絵里が問いかけた。

 

「希?」

「多分、元からスーパーアイドルやったってことやろな?」

「どういうことです?」

「にこっちが1年のときスクールアイドルやってたって話は前にしたやろ?その時妹さん達に話したんやないかな?

アイドルになったって。でもダメになった時、ダメになったとは言いだせなかった。にこっちはあの子達からしたらずっとスーパーアイドルのまま。」

 

「確かにありそうな話ですね。」

希の話に海未が納得する、一方で真姫はすこし呆れながら話す。

 

「もぅ、にこ先輩どんだけプライド高いのよ!」

「真姫ちゃんと同じだね‼︎」

「茶化さないの‼︎」

 

凛は笑いながら話し、真姫は少しムッとして反論する。

その時、花陽がそうかな?と夕焼け空を見ながら話し始めた。

 

「でも?プライド高いだけなのかな?アイドルにすごい憧れてたんじゃないかな?本当にアイドルでいたかったんだよ。私もずっと憧れていたから…わかるんだ。」

 

今度は花陽の話に全員が考えてしまう。

 

 

 

「私1年の頃みたことあるんだ。あの頃、私生徒会もあったしアイドルに興味もなかったから……

 

 

あの時話しかけていれば…」

 

絵里の話でさらにみんな表情が曇ってしまう。どうしたらいいのかわからず俯いてしまっていた。

 

 

 

 

「…そうだ‼︎」

 

穂乃果が大きな声で言うと、穂乃果の案を聞くため全員が穂乃果に耳を傾けていた。

 

 

 

「あのね!いいこと思いついた!」

「穂乃果、なんですか?」

「なぁに?穂乃果ちゃん?」

 

「にこちゃんのライブをしよう!」

 

穂乃果の提案に?マークがつく一同。

さらに穂乃果はつづける。

 

「だから!もう〜みんなわかってよ⁈妹さん達を学校に招待して、屋上でにこちゃんのソロライブ!妹さん達に見せてあげよう⁉︎にこちゃんのステージ‼︎」

 

穂乃果の案に全員がぱぁっと明るくなる。

「いいですね!やりましょう。」

「わたしもいいと思う。」

「凛も賛成にゃー」

「素敵だと思います。」

「やってみてもいいかもね」

「ハラショー、穂乃果いいアイディアね!」

「ええんちゃう?そうと決まれば…えりち?」

 

各々穂乃果の意見に賛成した所でじゃあ!と希が絵里に話しを振ろうとした時、絵里はあるものを見ていた。

 

それはこちらに走って寄ってくる人影。

明らかにこっちをみていてどんどん近寄ってくる。

 

 

「みんな!だれか走ってきてるんだけど、誰かしら?」

 

 

絵里の指さす方には大きな体を揺らしながら向かってきている人がいた。

絵里がだれかしら?というのに対して希が一呼吸入れて絵里にあれが何か教えた。

 

ふぅ〜

 

「えりち?あの人…さっき会ってるんよ?にこっちのお兄さん。動いてるの見たのはすこしやったけど」

「えっ?、…」

 

 

 

μ’s→真虎サイド

 

 

「こんにちわー?こんばんは?まぁいっか、みなさん改めて初めまして矢澤にこの兄の真虎です。ついこの前まで世界中ふらふらしてました。よろしくね⁉︎」

 

「…」

 

 

あれ?誰も自己紹介してくれないんだ…ひどい。

 

 

「…あっ!さっきはおじゃましてました。音乃木坂学院2年の高坂穂乃果です。」

 

「よろしくね?穂乃果ちゃん⁉︎」

さっきの礼儀正しい子だ!穂乃果ちゃんねーよし覚えた。

 

 

「初めまして。音乃木坂学院3年、生徒会長をやっています。絢瀬絵里です。μ’sではダンスレッスンの担当をしているわ。よろしくね?真虎さん?」

 

「こちらこそよろしくね」

金髪さん、なんかちょっと怒ってる?

というか…… すごいスタイルいいな〜、綺麗だな〜

 

 

 

「……ありがとう///」

 

あれ?声にででたのかな?

おれはまぁいっかと思いにこっとした。

すると隣から顔をひょこっと出して絵里ちゃんの後ろから聞いてきた。

 

「お二人さん、いいかな?うちは東條希、えりちと一緒で生徒会やっとるんよ。

役職は副会長や!学年もえりちとにこっちと一緒や、同い年やし仲良くしてや?」

 

すごい。スイカ入ってるみたい!2人とも3年てことはにこと同じ学年だよね?にこ…もう少しがんばろうか。

それに、関西弁?じゃないよね?

 

「よろしく〜、というかえりちって?」

「えりちていうのは…」

「私よ!希が勝手によんでいるだけだけどね?」

 

 

 

「園田海未です。穂乃果と同じ音乃木の2年になります。

以後お見知り置きを。μ’sでは作詞の担当になります。」

 

「はい。よろしくお願いします。」

 

…なんかすごく丁寧な喋り。でもなんか怖そうだなー

 

「……」

「…?」

なに?この間?

 

「じゃあ次は私かな?初めまして、南ことりです。穂乃果ちゃんと海未ちゃんと同じ2年生です。μ’sでは衣装担当しています。」

 

「はいはーい。よろしくね〜」

すごい個性的な声だな〜それに…あの髪型どうなってるのかな???

考えちゃダメか…

 

「は、は、は、初めまして。1年の小泉花陽です。

よろしくおねがいします!」

 

「う、うん。よろしくね。」

この子、緊張しすぎじゃないかな?うつっちゃうよ!…それにしても…1年生か…にこ…やっぱりがんばろうか?

 

「凛は星空凛です。1年生でかよちんと真姫ちゃんと同級生です!よろしくにゃ?」

 

「…あっ、うん、よろしくね?」

にゃ⁉︎猫語使う子初めて会ったかも…この子も…うん、がんばれ!

「なんか今バカにしたかにゃ⁉︎」

「してないよー気のせいじゃない(すごいな心読まれた?)」

「なんかいやらしいにゃー」

 

「西木野真姫よ。さっき凛が言っていたけど1年よ。作曲をやってるわ、よろしく」

 

「よろしくね?ん?ん〜?…」

「な、なに?なに見てるのよ!」

「ん〜にゃ!似てるなぁーってさ!」

「ナニソレイミワカンナイ!」

 

なんかツンツンしてるなー、にこみたいだ、

というか目線合わせてくれない…

 

「まぁそれはいーや、でさ?聞きたいことがあるんだけど?いいかな?」

 

「はい、大丈夫です‼︎」

「大丈夫じゃないわよ!」

 

穂乃果ちゃんいい子だ〜

 

 

「じゃあまず、君らはにことどういった関係?」

 

「私たちは、μ’sっていうグループでスクールアイドルをやっています。にこちゃんはその中で出会ってきた大切な仲間です。だから…だから」

 

「うん!そっか‼︎所でさ?μ’sってなに?」

 

「えっ!?」

 

「えーと、私たち、にこちゃんも混ぜた9人のスクールアイドルのグループ名です。ネットでライブの配信とかしてるんですよ‼︎ぜひ今度見てください!」

 

 

 

「μ’s、芸術の9人の女神?…だから9人?」

「まこくんは物知りやね?正解や‼︎」

「えー…っと、すいか…じゃなくて!しゃなくて!」

 

なんかがすごい悪そうな笑顔してる…

 

「すいか?あ〜どこ見てたん?にこっちにいっちゃおうかな?」

 

「ごめんなさい。」

「希や!覚えといてな」

 

名前思い出せなかった…

にこにばれたらなに言われるかわかんないからな

 

「真虎先輩‼︎」

「穂乃果ちゃん?どうしたの?」

 

「私たちに協力して欲しいんです!にこちゃんのライブを妹さん達に見せてあげてたいと思っていて、見たことないって言っていたので…もちろん真虎先輩も!お願いします。」

 

「いーよ〜」

 

『えっ‼︎』

真虎の即答に全員が口をぽかんと開けてビックリしていた。

「だからい〜よって!」

「内容は聞かなくてもいいんですか?」

穂乃果が真虎に本当に?と聞くと真虎はニヤニヤしながら大丈夫と言って喋り出す。

 

「だってそんなおっきなことじゃないだろうし、なにより妹弟の為だからね?なんでもしちゃうんだよ!で?なにするの?」

 

「なんなのこの人…」

「にこ先輩と全然ちがうにゃー」

「確かに、あまり似てませんね」

「でも妹弟思いの所は似てると思うな。」

 

 

真姫が溜息まじりに、凛は少し笑いながら、海未は凛に同意しながら、双子なのに似てないと、花陽はそんなことないと思うなとそれぞれ真虎に対して言っていた。

 

「真虎先輩には私たちがライブの準備ができたら妹さんと音乃木坂に来て欲しいんです。そこでにこちゃんの歌う姿を見て貰おうっておもってます。」

 

「いーよ〜」

「本当にまこっちはかるいな〜」

希ちゃんがなんかいってるけどいいや、

にこの歌か、久しぶりに聞くかも!楽しみだな。

 

「じゃあ連絡先教えてもらっていいですか?」

「あっ、おれね?携帯持ってないんだ。」

 

『えっ‼︎えーーー‼︎』

「スマホ持ってないなんて穂乃果聞いたことないよ!ねーことりちゃん!…あ」

「あはは…」

 

あれ?穂乃果ちゃん?キャラこんなんだった?こっちが本当の方?あって言ったし。まぁいっか!

「だからさ?また家きてよ?たぶん?いるからさ。ね?」

 

「わかりました。じゃあ準備出来たらいきますね?」

「うん、楽しみにしてるねー……あ…今何時かな?」

 

真虎が時間を聞くと凛が7時だにゃーと言って答えた。

 

「ヤバイ‼︎怒られる!にこに早く帰るって言ってたんだった!ばいばい、またね」

 

「えっ?あっ!あの?…いっちゃった…」

「なんか忙しい人だったね?」

「やっぱりにこちゃんとは似てないにゃ」

 

 

 

時間を聞いてだいぶ時間が経ってることがわかって、来た道を全力で帰っていった。

 

「やっばーーー‼︎」

 

家に着くともうすでにごはんの支度が出来ていた。

にこはおでこの所に怒りマークが見えそうな感じで睨んでいる。やばいすっかり遅くなっちゃった。

 

 

「た、ただいま…」

「遅い!どこいってたのよ‼︎まぁ今出来た所だしちょうど良かったけど…」

 

「おかえりなさい、お兄様」

「おにぃちゃんおかえりー」

「おかえり〜」

「はいはーい、ただいま!」

 

 

「………………またいっちゃったかと思ったじゃない…」

 

「えっ?何か言った?」

にこがなんか言った気がしたけど?

 

「なんでもないわよ!さぁ早く食べましょう」

 

「「「「「いただきまーす」」」」」

 

 

「真虎、携帯買いなさい。」

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