[ネギま]最強ってなんだよ(哲学)[漂流系][中編]   作:ochimarupo

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第1話

キキーッ!ドンッ!俺は死んだ。スイーツ()

 

って感じで気が付いたら真っ白な空間にいた。

 

これはアレだな。テンプレって奴だわな。

 

そこで、やれ神だとか名乗る髭の爺さんが出てきたり、転生?能力?その辺について(半ば一方的に)"お話"したわけだが、割愛。

 

転生系二次小説で一番しょうもない部分だからな、1話の神()との会話。

 

読者はこんな部分を読みたいわけじゃないだろ。最強系主人公が無双(いわゆる最低系?)するところが読みたいんダルルォ!?

 

ってわけで神様には「とにかく最強にして」って要請しといた。死にたくないし、チート転生してんのに敵より弱いとかいう無力感味わいたくないしね。

 

神様に能力もらう時点で、もう「努力」が「努力()」になると思うんすわ。

 

能力の強さを適度に抑えて、原作キャラと強さバランスの取れた設定で物語をハラハラドキドキにする(キリッ

 

とかオナ○ーでしょ。オリ主チート系二次小説でやることじゃない。そんなのはオリジナル小説でやってください。

 

せっかくだから俺は最強系でテキトーに無双するぜ!

 

なんて思ってた時期が俺にもありました。

 

 

 

 

あのね、最強系ってアレだよ、ホントにつまんない。そりゃあ最初は浮かれたよ。

 

もらった能力の詳細は、「ドラゴンボールの超ベジットと同等の戦闘力」。

 

麻帆良のテキトーなマンション内にあるダイオラマ魔法球内に転移したんですわ。魔法球の中で当然気の解放とか超サイヤ人化(能力では"サイヤ人になる"って文面がないから超サイヤ人になれるかわからんかったが、普通になれた)とかやったんだが、めっちゃテンション上がった。

 

どうやら戦闘経験の欠如からくる云々の弊害もないっぽい。っていうか、戦闘経験がないから本物のベジットと戦ったら負けると思うけど、ぶっちゃけこの世界じゃ文字通り無敵だし。

 

そう、自分は"無敵"になっちゃったんですよ。何の努力もなしに、与えられた力で。それがわかる。

 

魔法球の中でふと冷静になっちゃったんだよねー。物語ってのは主人公がいて敵がいたら成り立つ!ってどっかで読んだが、今の俺には敵がいないわけですよ。

 

エヴァンジェリンのおわるせかい喰らってもなんのダメージも受けない(多分)。

 

そんなん何が楽しいんだ?

 

ダイオラマ魔法球を出て、この世界の気や魔法を探知したんだが、正直俺に比べたら豆粒レベル。いや、そんな言い方したら豆粒に失礼だわ。

 

これ書くと考察厨とか信者とかが荒れると思うが、一応書く。

 

ラカン強さ表で千雨の強さ数値が1だった。で、本気か怪しいタカミチが2000。この辺赤松もテキトーに設定してると思うんだが・・・。麻帆良にいるその2人の気や魔力を感知したよ。

 

で、その表で言ったら俺の数値は・・・。いや、やっぱり書くのはやめておこう。とりあえず桁がヤバいとだけ書きます。

 

そりゃそーだろ、ドラゴンボールの戦闘力とネギまの強さ表の数値を単純に比べることはできないと思うけど、フリーザの第一形態の戦闘力が53万。この時点でアレでしょ、53万の強さでも軽く惑星ベジータ吹っ飛ばしてるし。

 

んで俺は、そのフリーザを遥かに超える戦闘力。

 

苦戦することに苦戦する、そんな状況。

 

強くなる達成感も感じられない。強敵とギリギリのバトルを繰り広げるスリルも味わえない。当然負ける悔しさも、勝つ喜びも感じられない。

 

この、世界で、俺が、何をやっても、何の意味もない。

 

世界に影響を与えることは容易いし、誇張表現無しに小指一本で世界を滅ぼすことができる、「完全なる世界」を壊滅させるのなんて目をつぶっててもできるし、地球と火星の戦争を起こさせないとか俺が存在してるだけで余裕、だが、それに俺自身が何一つ価値を見いだせない。

 

 

 

 

最強ってなんだよ(哲学)

 

 

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