ラブライブ─問題児なマネージャーが付くそうですよ?─ 作:リン オクムラ
第二回ラブライブへの出場を決めたμ's。
その少しあと、理事長に呼び出された穂乃果たち。
このあとの一言がμ'sを大きくかえることになるのだった
「どうしたんですか理事長?」
「突然だけど…あなたたちμ'sにマネージャーをつけようと思うの?」
「マネージャー?」
「そう。それで、受けてくれるかしら?」
「あの…その人ってどんな人なんですか?」
「彼の名前は…逆廻十六夜」
「逆廻十六夜ってあの自由登校の認められた?」
「そうよ。彼は自由登校を認められてる。けど、それを快く思わない人もいるの。だから学校への貢献度が高いμ'sをサポートする立場についてもらって解決しようと思ってるんだけど…彼は博識だし、頭の回転もいい。だからμ'sには+になると思う」
と、理事長は話す。
「あとは、十六夜くんに退学されると学校側からしてもかなり厳しいの。
彼は、学校の学力方面での顔のようなものだもの」
「ですが…さすがにそれは…」
「あと、彼は毎日をすごくつまらなそうにすごしてる。学校の理事長として、そんな顔をしてほしくないの…押し付けるようで悪いけど、受けてもらえないかしら」
毎日がつまらなそう。それを聞いた穂乃果がこう言った。
「受けます!」
「ちょ、ちょっと!穂乃果!?」
「だって毎日がつまらないなんてかわいそうだよ!だって、こんなにたくさん楽しいことがあるのに…だから私たちでそれを教えてあげようよ!」
熱血の入った穂乃果を止めるのは不可能に近い。
そんなことを悟っているμ'sはあきらめたように受け入れた。
「まあ、これは彼がこの話を受けたらなんだけど…」
「え!?まだ話してなかったんですか!?」
「ええ、彼のことだから高確率で退学のほうをとるでしょう…なんとか説得しますが…ですからこの件はまた後日に続きを話します」
「それで…なんの用だ理事長?」
「ちょっと、あなたの自由登校についていろいろあってね…貴方をμ'sのマネージャーにしたいとおもってるの」
「俺の自由登校を快く思わないやつがいて、それで学校への貢献度の高いμ'sの補助をすることで解決を図るってどこか?」
「そうよ…それで?どうかしら?」
理事長は十六夜の顔を、目をみて話す
「悪いが断らせてもらうぜ」
「なぜ?」
「金糸雀が死んで学校に行く義理もなくなったからな…次なにか言われたら退学扱いにしといてくれ」
「そう。でも、あなたはそれでいいの?」
「ああ。そうだな。これを機に金糸雀と行ったところをまた回って見るのも悪くない」
十六夜は本気でそう思っている。
この世界で一番ファンタジーなのは十六夜だ。
そして、今さらこんなところに自分を楽しませる物などないと
「それで、そのあとどうするの?」
「ハッ、どうもしねぇよ」
「私はそのまま後の人生を腐らせるより、この学校で過ごした方がいいと思うわよ」
「ほう、やけに自信満々じゃねえか。根拠はなんだよ」
皮肉な笑みを浮かべて理事長に返す。
暗にそんな物はここにはないと確信を込めて
「彼女たちは────面白いわよ。それは私が保証する。貴方を絶対に楽しませる娘達だと」
数秒間お互いを見つめる。
「で、ドアの外で聞き耳立ててるそいつらが、本当に俺を楽しませてくれる存在だと?」
「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」
ガタッとかなりの音が外からしてくる。
「!?入ってきなさいあなたたち、いつからいたの?」
「ほぼ最初からいたぜ?」
「!…てことはずっと気付かれてたの?」
茶髪の女子高坂穂乃果が気まずそうに呟く
そして、そのとなりの青髪─園田海未が称賛を込めて言う。
「よく気がつきましたね…ドアだって閉まってたのに…」
「当然。かくれんぼじゃ負け無しだぜ」
「話を盗み聞きしてご免なさい。でも、私たちのマネージャーで男の人と聞いたからどんな人か気になってしまって」
とりあえず絢瀬絵里が謝罪を入れる。
「気にしてねぇからそこはいい。で、本当にこいつらが面白いと?正直期待できそうにないんだが?」
「ちょ、アンタ本人達を前に失礼じゃない!?」
十六夜の失礼な物言いに矢澤にこが噛みつくが当然の如くスルー
「ええ、そうよ。彼女たちは貴方が金糸雀さんと見てきたどんなものにも負けないと私は確信しています」
十六夜は理事長の目をみる
嘘偽りなく、それを確信していると、その目が語っていた
「ハッ、いいぜのってやるよアンタの提案に」
と、十六夜は理事長に言ったあとμ'sに向き合う。
「ってことだ、俺はお前達を俺なりにサポートしてやる。だからお前達は…」
「「「「「「「「「お前達は…?」」」」」」」」」
「お前達は俺を楽しませろ」