ラブライブ─問題児なマネージャーが付くそうですよ?─ 作:リン オクムラ
「それじゃあ、自己紹介から始めようか!それじゃあ…うーん…海未ちゃんから!」
「えぇ!?私からですか?えっと…園田海未と申します…よろしくお願いします」
「おう、よろしく」
「南ことりです♪これからよろしくお願いします♪」
「南だなよろしく」
「ことりでいいよ~」
「南で」
「えぇ!?なんで!?」
「ヤハハ」
「小泉花陽です…よろしくお願いします…」
「ほう…」
「な、なんですか?」
「いや、なんでもねぇ」
「は、はぁ」
このとき十六夜はこれはなかなかにからかいがいのありそうな面子だと思っている。
そして、十六夜の脳裏には何故かウサ耳の生えた女性が浮かんだが、気のせいだろうと放っておいた
そして同時にμ'sのメンバーに悪寒が走った
「星空凛です。よろしくにゃー」
「おお、にゃーなんて会話で使うやつを初めて見たぜ」
「へ、変かにゃー」
「いや、なかなかレアで面白いと思うぜ…いろんな意味でな」
と、十六夜は面白そうな玩具を見つけたような顔をする
「なんか納得いかないにゃー!」
「西木野真姫よ、よろしく」
「おう。よろしく」
「…え?それだけ?」
「なんだ?期待してたのか?」
「!?そ、そ、そんなわけないでしょ!?イミワカンナイ!」
「…ヤハハ、精々期待を裏切らないようにしてやるぜ」
「ちょ、ちょっとアンタねぇ」
「絢瀬絵里よ。よろしくね」
「お前は、確か前の生徒会長だったやつか?」
「お、お前って、まあいいわ。よろしく」
「ウチは東條希や。よろしくな」
「おう。よろしく頼むぜ」
目をみて直感し合う二人。こいつは多分人をからかって遊ぶのが好きな同類だと
「矢澤にこよ!にっこにっこにー!ほら、あなたも「いやだ」…って即答!?」
「そして、私は高坂穂乃果です!よろしくね十六夜くん!それじゃあ最後に十六夜くん!」
そして、全員の視線が十六夜に向かう。
十六夜の自己紹介の番だ。
「なかなかからかいがいのある面白い自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれよ?」
「ちょっ、突っ込みどころが多すぎるんだけど…あと、取り扱い説明書をくれたら考えてあげるわ」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけよ、西木野」
「それでだ、俺は基本的に何をすればいい?」
「んーどうしよっか」
はあ、と何も考えていなかった穂乃果に海未が助け船を出す。
「…基本は私たちの手助けをしてもらって、それ以外のことは追々ということで」
「了解だ。ってことは今日は練習も何もねぇから解散か?」
「そうですね。もういい時間ですし…」
「え~!遊びにいこうよ~。折角今日初めて会ったんだし!」
「穂乃果…明日から合宿があるのを忘れてはないですよね?用意はちゃんとできているのですか?」
「そ、それは今日の夜やるから~」
「ならばなおさら速く帰らなければならないでしょう!」
「おい、合宿ってなんだ?」
穂乃果へと話の向きが変わってしまった海未達はほっといて、十六夜は近場にいた絵里に尋ねる
「ああ、まだ言ってなかったわね。ラブライブ予選に出るためには新曲じゃなきゃいけないの。時間もないしこの合宿中に作ろうってことになって…貴方は来れそう?」
ちなみにこの合宿を提案したのは絵里である
「今からある程度篩にかけるってことか…それで、その合宿ってのはどこでやるんだ?」
「真姫の家の別荘よ」
その後十六夜は絵里と真姫からその別荘の所在地と、合宿の日程を聞いたあと参加を表明した。