ラブライブ─問題児なマネージャーが付くそうですよ?─   作:リン オクムラ

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問題児が合宿に行くそうですよ?

電車で山にある西木野真姫の家が所有する別荘に向け電車でむかう

 

 

この十六夜たちの向かう山、別荘自体はそれほど山奥にはない。

 

 

ただ十六夜に関して言えば、この山は、生涯忘れることのないであろう出会いのあった思いでの地である。

 

 

あの高速道路の開発の頓挫により廃棄された老人介護施設の予定地だった廃墟に赴いてみるのも悪くない、実際俺にはこの合宿でやるべきことなどあまりないだろうから時間は腐るほどある、などと考えながら十六夜は耳にヘッドホンを付け着くまでの間、惰眠を貪ることにした。

 

 

───────────────────

 

 

 

「弛みすぎです!」

 

 

「だって誰も起こしてくれないんだもん!酷いよ!」

 

 

駅に着いたあと眠っていたために十六夜以外に忘れられ電車に放置された高坂穂乃果がμ's+十六夜に追い付き半泣きで抗議する

 

 

「悪い。割りと本気でお前のこと忘れてたわ」

 

 

「嘘でしょ!?酷いよ」

 

 

「ああ、嘘だ。放置したほうが面白そうだったんでな」

 

 

「なおのこと質悪いよ!?」

 

 

十六夜については気づいてはいたがからかうネタにでもしようと置いてきたりする。

 

この男は基本的に問題児なのである。

 

 

「さあ、いきましょう?時間ないんだし」

 

 

「うん!」

 

 

「そうね」

 

 

「だな」

 

 

とまあ、穂乃果の機嫌が悪いまま出発した一同であったが別荘につく頃には機嫌は直っていた

 

 

「「「「「「「「おぉ~」」」」」」」」

 

 

「ほう。なかなかじゃねえか」

 

 

「相変わらず凄いわね」

 

 

そして、テンションがMAXになった穂乃果は

 

 

「ピアノ!」

 

 

そして、別の部屋に入り

 

 

「お金持ちの家でよくみるやつ!」

 

 

さらに

 

 

「暖炉!」

 

 

「すごいにゃー!初めて暖炉見たにゃー!」

 

 

「すごいよね~!ここに火を「付けないわよ。まだそんな寒くないでしょ」え~」

 

 

それに、と真姫は付け足す

 

 

「冬になる前に暖炉を汚すと、サンタさんが入りにくくなるってパパが言ってたの」

 

 

真姫の予想外すぎる発言にμ'sは目をまるくする

 

 

「素敵!」

 

 

「やさしいお父さんですね」

 

 

「ここの煙突はいつも私が綺麗にしていたの。去年までサンタさんが来てくれなかったことはなかったんだから」

 

 

そして、矢澤にこが真姫にサンタさんなど居ないと、暴露しようとするが、他のメンバーに全力で止められる

 

 

「おい、西木野。今年のクリスマスはベッドの中で起きておくことをおすすめするぜ」

 

 

世界には公認サンタクロースというものが存在していたりするが、大抵一般家庭に来ると言われるサンタクロースはその家の父親もしくは母親の変装した姿だったりする。

 

 

「!?駄目だよ!?真姫ちゃん!クリスマスの日はちゃんと寝てないと!」

 

 

などと、必死で止める他のメンバーだが、今年のクリスマスで真相を知ったほうが将来子供が生まれたときに、恥をかかなくて済むのでは、と十六夜は思い至っていたりするし、実際そうだろう。

 

 

「?…それじゃあ私は十六夜を案内してくるから」

 

 

そうして十六夜を引き連れ部屋を出る。

 

そして、ある個室に十六夜を案内する。

 

 

「今日はここで寝て。私たちと同じ部屋なのはちょっと辛いでしょ?」

 

 

「いや、別に俺は気にしないが?寧ろ役得だな」

 

 

「私たちが気にするのよ!」

 

 

「で、俺はこれから何をすればいい?っていうかやることあんのか?」

 

 

少なくとも自分の請け負った役目、μ'sのマネージャーとしての役割は果たす、そして、その上で遊ぶ。

 

 

「とりあえずはないわよ。何かあったら携帯で呼ぶわ」

 

 

「わかった。じゃあ他の面子に7時には戻ってこいと伝えてくれ」

 

 

「何をするの?」

 

 

「手持無沙汰だからな。久しぶりに何か作ってみるのも面白いかと思ってな」

 

 

「料理できるの?」

 

 

真姫の主観では料理が得意そうには見えないと思っていたが十六夜はその限りではない

 

 

「おう。独り暮らししてるからな。そうでなくても古巣のホームは当番制だったし。俺もガキの頃から一般的な家事は一通りやらされてたわけさ」

 

 

「へぇ、ってあなた孤児院育ちなの?」

 

 

「そうだが?」

 

 

「知らなかったわ…で、何を作るの?」

 

 

「パンプキン・キッシュと後は適当に前菜とスープ」

 

 

「なんでまたそんな面倒な料理を…」

 

 

「昔、旅先でご馳走になったんだが、これが当時の俺にはドストライクだったわけよ」

 

 

「へぇー。でも、キッシュの材料なんて多分揃ってないわよ」

 

 

「今から買いにいくに決まってんだろ?」

 

 

「買いにいくって…かなり距離あるわよ?」

 

 

「まあ、大丈夫だ」

 

 

それじゃあ行ってくる、と言い別荘を出る。

 

そして、それなりの速度で山を降りて近場のスーパーに向かった。

 

μ'sのメンバーは知らないが十六夜がその気になれば第三宇宙速度で走り回ることもできるので、山を降りてスーパーに向かって帰ることなどそう時間のかかることではない

 

 

 

その夜、十六夜によってプライドとかいろいろへし折られた女性が何人かいたと言う。

 

 




このssでは、十六夜が金糸雀に出会った山と、真姫の別荘のある山は同じということになってます
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