よかろう・・・やってみろ・・・・このDIOに対してッ!   作:ふれんちとーすと

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誰か・・・胃薬を・・・・良い胃薬を・・・・


第12話 バニングス邸にて3

 

 

 

突如、目の前で氷村の隣に居たメイドが戦線布告してきた。

 

主人の敵討ちかと思っていたら

 

 

「こら!いきなりそんな事言っちゃだめでしょ!イレイン!」

 

と後ろにいた女性に怒られていた。

 

 

「・・・・すまんねガキ」

 

「ガキ呼ばわりとは・・・随分と好戦的じゃあないか?」

 

 

俺たちの間で空気がピリピリとし始める。

 

「ちょっとあんた達!」

 

俺とイレインと呼ばれたメイドの間にアリサが躍り出た。

 

「まずは話をしなさいよッ!いいわねッ!?」

 

正論だな。

 

 

 

「まず自己紹介ね」

 

ピンクな髪の少女はそういうと立ち上がった。

 

「綺堂さくらよ・・・氷村の義理の妹よ」

 

彼女はそう告げると酷く疲れた顔をした。

 

 

「あれが兄か・・・・辛いな」

 

「ええ・・・・全くもってその通りよ」

 

 

その表情は、周りに哀愁を漂わせる。

そんな、彼女に俺は早速聞いた。

 

「でだ・・・何故そいつは俺との勝負を望んでいるんだ?」

 

すると、メイドは静かに立ち上がり

 

「あたしはイレイン・・・自動人形さ」

 

そこから彼女は語り出した。

 

あいつの・・・氷村の奴に好き勝手に使われやりたくもない事やらされた事を。

 

そしてあの夜、

 

瞬く間に奴が倒された瞬間にこう思った。

 

此奴に勝てば氷村との因縁を断ち切れるかな・・・と

 

 

「何故俺に勝つと=なんだ?」

 

するとイレインは

 

「あいつを倒したのがお前だからだ・・・あいつを倒したお前を倒してあいつとの因縁を断ち切りたい」

 

此奴・・・

 

「勝つ前提なのか」

 

「ちゃんと動けりゃあテメェみたいなガキに遅れはとんねぇよ」

 

そう言うと奴はニヒルな笑みを浮かべた。

 

 

そして思った。

あいつ・・・俺の力を超スピードかなんかとでも思ってるか?

自分の意思でちゃんと動ける今なら見切れるから、と。

 

そうだとした勘違いしているなこいつ。

 

だが、

 

「アリサ」

 

「ど どうしたのディオ?」

 

何を怯えてるんだ?

 

「広い場所を貸して貰えないだろうか?此奴と戦う」

 

何故イレイン以外が怯えてるんだ・・・

 

 

 

 

アリサの家の庭を借りれる事になったので全員で表にでる。

 

 

「じゃあ始めようかガキ?ルールはいるか?」

 

 

「倒すか倒されるか以外にルールがいるか?」

 

 

互い睨み合う。

 

 

「なんでこういう展開になるのよ・・・」

 

「仕方ないよアリサちゃん 男の子だもん」

 

「で どうするのよ?」

 

「決まってるよ」

 

二人は互いに目を合わせ此方に向く。

 

『頑張れー!ディオー!』

 

 

 

「負けれなくなったなぁ・・・」

 

「あん?勝つ気でいんのか?」

 

 

奴の挑発に対してはそんなに何も感じないが

 

 

これもDIOの影響かな。

 

コケにされんのが

 

我慢ならない。

 

 

 

「ガキ!精々無事を祈りなぁ!」

 

「祈らせてみろよ・・・・このディオを!」

 

イレインがいきなりこっちに向かって飛んでくる。

地面を強く蹴り、勢い良く飛びかかって来たが、

 

 

「喰らえガキ!」

 

「マヌケがァッ!育て生命よッ!」

 

そう言って地面に落ちていた・・・いや落とした糸くずを踏みつける。

 

瞬間、一気に木が生え俺は勢い良く上に打ち上げられる。

 

 

「何!?」

 

驚いた表情で俺を見るイレインに俺は告げる。

 

「改めて・・・どれッ!手合わせ願おうかッ!」

 

 

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