よかろう・・・やってみろ・・・・このDIOに対してッ! 作:ふれんちとーすと
誤字修正しますた
月村すずかside
私は、今日大事な友達を失くしそうになった。
誰にも言えない秘密。バレたら一緒に居られない。
そう思ってた。
でも、その友達は私を受け入れてくれた。
それが堪らなく嬉しくて。
そして、私はある人と出会った。
「世界の頂点に立つ者はッ!ほんのちっぽけな恐怖をも持たぬ者ッ!」
その姿は凄く綺麗だった。
そして、私の友達を肯定してくれた。
信頼・・・その言葉で私もアリサちゃんも照れていた。
なのはちゃんも居たら多分照れて倒れてたね。
ありがとうDIO君。
私は貴方に心も命も救われた。
ありがとう。
アリサside
私は、堂々とした彼の態度に憧れた。
前に進む。そんな力を秘めている。
私は彼にそういう印象を受けた。
「良いモノを見せて貰った礼だその友情を大事にな」
彼は堂々と私に告げた。
気が付いたら、彼の事を考える。
あの力は何なのか?貴方は一体何者なのか?貴方は何故助けてくれたのか?
それでも一つだけ言える。
ありがとう。私の親友を助けてくれて。
ありがとう。
sideout
私は月村さんの家の客室に連れて行かれた。
「質問してもいいかな?」
忍さんは、真っ直ぐに俺を見つめる。
「私の答えられる範囲の中でなら・・・・」
私はそう答える。
この場には忍さんの他に恭弥さん、アリサ嬢、すずか嬢、メイドがいる。
「単刀直入に言うわね?貴方は一体何者なのか?」
彼女は少し汗を流していた。
「私はDIOだ それ以上でもそれ以下でもない」
「そう・・・私は月村 忍 月村家当主です」
彼女の自己紹介を皮切りに、その場にいた全員が自己紹介を始めた。
「俺は高町 恭也 だ。大学生をやっている」
「私は月村 すずか 忍お姉ちゃんの妹だよ」
「私はアリサ・バニングス よ」
「月村家のメイドをしております ノエル・エーリッヒカイトと申します」
「そうか・・・」
すると忍さんは切り出した。
「DIO君・・・君のその力は一体何?」
やはり切り出してきたか。
嘘をつくのは簡単だが・・・つく気にならん。
「私は超能力者という奴だ」
すると
「超能力というとHGS患者?」
私はHGS患者というモノの存在を知らない。
故に詳しく聞くと
能力を使うと羽が生えたりするらしい。
「それとは違うな」
「因みにどういった力なの?」
「そうだな・・・・あんたらを吸血鬼から人間に変える事ができる」
「「「「!?」」」」
彼女達は驚き後ろにのけぞる。
嘘は言っていない。
ホワイトスネイクの能力を使えば、彼女達の性質をDISCとして抜き出せる。
そう確信している。
確信出来る辺り、ホワイトスネイクも馴染んできている。
そう実感する。
「因みに記憶を抜き出す事も可能だ」
「・・・・そういう事」
「そうだ・・・・争う気はない」
せっかく彼女達を助けたのに、攻撃されたくもないし敵対もしたくない。
「分かったわ・・・それと夜の一族には掟があるの」
「掟?」
詳しく聞くと、正体がバレたら眷属として盟約を交わすという盟約を交わさないなら記憶消すといった感じだ。
それとは別のような奴がいるな。
おそらく高町さんと月村 忍さんはできているな。
高町さんを見る月村 忍さんの目が熱っぽいからすぐ分かった。
さてと、
「盟約を交わす気はないが記憶をなくす事は不可能だ」
「そうなっちゃうかぁ・・・理由を聞いてもいいかな?」
「至極単純だ」
みんなが此方に耳を傾ける。
「俺が浮浪者で孤児であるからだ」
「「「「!?」」」」
それぞれが驚愕する。
「えっと・・・両親は?」
前世の両親を思い浮かべる。だがこの世界では関係ないし覚えてすらいない。
それに目覚めた時、公園に一人。
おそらく、その場に突如として生み出されなのだろう。
だから俺はこう答える。
「いない」
「寂しくないの?」
すずか嬢が悲しげに私に尋ねる。
「最初からいないので気にしてないが・・・」
みんなが静かに此方の話を聞いている。
「少し思う所はあるかもしれんな・・・」
すると、
「ならウチに来る?」
アリサが私にウチ来るかを聞いてきた。
「ならウチに来るのもアリだよね?お姉ちゃん!」
「ええ 大丈夫よ」
月村姉妹も私を家に住まわす気なのか?
「ウチは家族に相談しなければわからんな」
何故貴方まで。
「何故だ?」
「え?」
「ん?」
「どうかした?」
「大丈夫?」
何故なんだ?
「明らかに怪しい私を君達は何故・・?」
するとアリサとすずかが前に歩いてくる。
「恩は返さないとバニングス家の名折れよ!変な勘違いはしないでよね?」
「私はお礼がしたいの 助けてくれて凄く嬉しかったもん」
「「それにもう友達でしょ?」」
友達か。
ー○○○!ありがと・・・でもなんで?ー
ー友人を助けたに過ぎないから気するなー
ーそっか・・・友達か・・・!!ー
成る程、彼奴もこんなに晴れやかな気持ちだったのか。
暖かいな。
「ちょっと・・・しっかりしなさいよ!」
どうやらぼーっとしてしまったようた。
「あの・・・嫌だった・・・?」
すずかが泣きそうな顔をしている。
「安心しろ・・・安心しろよすずか・・・」
そっとすずかの肩に触れる。
「え・・・」
「友達になろう・・・」
すると嬉しそうに彼女達は笑い出す。
「ねぇ?」
アリサが私に尋ねる。
「なんだ・・・アリサ」
「何で名前で呼んだの?」
その目は信じたいと言った風だった。
「私は君達の家と友達になった訳ではない 君達自身と友人になったのだ・・・だから私は友を名前で呼ぶ」
「そっか・・・よろしくねDIO」
「嗚呼・・・よろしく頼むぞアリサ」
その後、暫く俺が何処の家に住むかの争奪戦が行われていた。