よかろう・・・やってみろ・・・・このDIOに対してッ!   作:ふれんちとーすと

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第4話 日常の中で

 

この手記に書き記す内容は他者に見せるつもりはない。

 

だが、書き残す。

 

我が命の生きた証とするために。

 

 

この世界についての考察

まず、この世界にはスピードワゴン財団はない。

更にジョースター家も存在しない。

つまり、此処はジョジョの世界とはあまり関係ないと思われるがヴァレンタインが現れたら即座に始末すべきだろうと思う。

 

 

次にスタンドについての考察だ

スタンドの成長がめざましい。

恐るべき早さだ。

 

ザ・ワールドの時止めが15秒を経過した。

 

かつてのDIOは、ジョナサン・ジョースターの肉体が馴染む事によって時止めが一気に3秒ほど増えていたが、私は本来の肉体で発現している。

おそらく、その差である。

 

他のスタンドもじっくり馴染んできている。

 

今後も考察をこの手記に記していこうと思う

 

 

 

 

 

あれから、話し合いの結果私は月村家に住まう事になった。

因みに最終的にはジャンケンで決まり、部屋は空いている客室を一つあてがわれた。

因みに、部屋は書斎のような感じを想像して貰えるとありがたい。

なお、別に私は本家のように侵略する気などさらさら無い。

素直に感謝する。

しかしだなら・・・・・

 

 

「すずか」

 

「何?DIO君」

 

「くっつき過ぎではないか?本が読みにくい」

 

日曜日。

私は、月村家にて読んでも良い本をノエルさんに聞いたところ大体読んでも良いものらしいのでそのまま読んでいた。

だが、何故かすずかが背中から張り付いて本を覗いてきている。

しかも、ピタリとひっつく様にだ。

別にバステト女神に触れたわけではないんだがなぁ。

 

「そんな事ないよ・・・うん」

 

此方を嬉しそうに見やる。

 

「・・・・この後アリサとお茶会をするのではないのか?」

 

「準備万端だよ」

 

何時の間にしたんだ。

 

「ノエルさんと一緒にクッキー焼いたし後で食べよ?」

 

「・・・・分かった」

 

もう気にしない事にしよう。

 

 

「あんたら何でイチャついてんのよ!」

 

 

アリサが扉を開けて言い放つ。

 

「アリサちゃんいらっしゃい」

 

「アリサ・・・部屋を開ける時はノックをする事をおすすめるぞ?」

 

「なんであんたらそんな自然体みたいな感じで落ち着いてのよ!?」

 

アリサはもう少し落ち着きを・・・・いや止めておこう。

言ったら、ロクでもない事になるのは目に見えている。

 

 

その後はいたってシンプルだった。

 

クッキーを、食べながら他愛ないお喋りをする。

 

だが、やはりお嬢様だな。

アリサの後ろには執事で、すずかにはメイド。

会話の内容は、アクセサリーや学校の話。

だが、こういうのは久しぶりだ。

もうサバイバルは懲り懲りだ。

 

 

すると、アリサは話を切り出した。

 

「ねぇDIO?」

 

「どうした?アリサ」

 

「今度うちに一度来てもらっても良い?パパが私を助けてくれたお礼がしたいらしくて・・・」

 

「構わないが・・・」

 

「よし!なら今度うちですずかや忍さんも一緒に会食とかどう?」

 

目がキラキラしているな。

すずか「いいね!」と喜んでいるし、忍さんにいたっては恭弥さん連れてく気満々だし。

恭弥さん・・・ご愁傷様だな。

何時の間に忍さん来たんだ?

 

俺が少し考えていた時だ。

 

「すずかお嬢様〜〜ケーキをお持ちしましたよ〜」

 

メイドのファリンさんがショコラを持って入ってきた。

ファリンさんはノエルさんの妹らしい。

 

ただ厄介な事に

 

「今お持ちしまぁ!?」

 

ドジっ娘だ。

 

ケーキと紅茶が宙を舞う。

このままでは、此方が怪我をしかねんな。

 

「ザ・ワールド」

 

時を止める。

 

ザ・ワールドでファリンさんを支え、私は宙のケーキと紅茶をそっと机に置き、自分の分の紅茶を飲みながら時止めを解除する。

 

「そして時は動き出す」

 

「あ!?あれ?」

 

ファリンさんは少し慌てていたがザ・ワールドで態勢を立て直す。

 

全員こっちを見ているが気にしない。

 

「アールグレイか・・・美味いな・・・すまないすずかミルクを取ってもらえるか?」

 

「あ・・・うん」

 

「本当あなた自然体よね・・・」

 

何を呆れているんだアリサ?すずかもすずかでさっきより引っ付いてくるし。

 

因みに、ファリンさんはノエルさんにお叱りを食らってしょんぼりしていた。

 

 

 

 

一方その頃恭也さんは

 

「もしかしてなのはの言っていた金髪の子は・・・」

 

何気に考え込んでいた。

 

 

 

 

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