ラブライブ!〜μ'sのマネージャーは仮面ライダー!?〜   作:キラP

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今回でまきりんばな加入編終了です!


第9話

ラブライブ〜μ'sのマネージャーは仮面ライダー!?〜

 

第9話

 

「はぁ・・・」

 

昨日、西木野さんにああ言われたけど、実際、どうしよう・・・。私はアイドルをやってみたいと思う。でも私なんか似合わないとも思う。

 

「どうしよう・・・」

 

私が悩みながら学校へ行く道を歩いていると後ろから走ってくる足音が聞こえた。

 

「かーよちん!」

 

「うわわ!」

 

私が振り向こうとすると凛ちゃんが飛びついてくる。

 

「どうしたの?かよちん、さっきから溜息ばっかりだにゃー」

 

「え?!み、見てたの、凛ちゃん!」

 

「うん。元気なさそうだったから驚かせてみようと思ったから声かけなかったんだにゃー」

 

「そっか。ありがとね、凛ちゃん」

 

「うん。そうだ!かよちん部活何するか決めた?」

 

凛ちゃんが元気良く聞いてくるけど、私はまだはっきりしていないため、俯きながら首を横に振った。

 

「あ!もしかしてかよちん、アイドルやってみたいんじゃないの?」

 

「え?!そ、そんなこと・・・」

 

私は俯きながら指をつつきながら言葉を濁す。

 

「もう。かよちん、嘘つく時いつも指つつくからすぐ分かるよ。今日の放課後、凛と先輩達のところに行こ?凛も一緒にいってあげるから」

 

そう言って凛ちゃんは私の手を掴む。

 

「さぁ、今日も学校いっくにゃー!」

 

凛ちゃんは私を引きずるように元気良く走り出した。

 

 

 

 

 

 

放課後。教室。

 

「あーあ。メンバー集まんないねー」

 

「そうですね。このままでは活動もできる範囲が限られてしまいますし、早急に集めたいのですが・・・」

 

「無理に集めれば逆効果だもんねぇ」

 

 

やぁ、神矢翔だ。久しぶりの俺視点だが、中身は中々にキツイ。

 

この前、生徒会に部活の申請した時、部員が5人以上でなければ部活として認められないと言われたため、最近はメンバー集めに走り回っているのだが・・・。

 

「もう3日経つのに誰も入ってくれないよー!」

 

 

 

ご覧の通り、全く集まらない。

 

 

「まぁ、こうなりゃ地道にやってくしかないだろ。継続は力なりってな」

 

・・・まぁ、そろそろ時期だとは思うがな。

 

彼奴らの、な。

 

 

俺はそこまで考えると立ち上がる。

 

「まぁ、勧誘も良いが、そろそろ練習行くぞ。流石に練習無しは不味いからな」

 

 

「そうですね。練習、行きましょうか」

「よーし!今日も頑張ろー!」

 

「「「おー!」」」

 

俺たちは屋上に向かった。

 

 

 

 

 

穂乃果達が屋上で練習を始めようとしている頃、花陽は中庭のベンチで座っていた。

 

 

「はぁ、本当にどうしよう・・・」

 

私がスクールアイドルになるかどうかを未だに悩み続けているところで、西木野さんがやってきた。

 

「あっ!こんな所に居たの?」

 

「西木野さん・・・」

 

「もう、まだ悩んでるの?」

 

「うん・・・。どうしても決心がつかなくて・・・」

 

私の言葉を聞いた西木野さんは、はぁ、と溜息をついた。

 

やっぱりこんなんじゃ、無理だよね。

 

 

私がそう思った時、西木野さんが口を開く。

 

 

「あなた、自分を過小評価しすぎよ。あなたは声も綺麗なんだし、後はちゃんと声が出てれば問題ないんだから」

 

「え・・・」

 

「歌の方は私がレッスンしてあげる。だから行きましょ?」

 

そう言って西木野さんが私の腕を掴んだ時、何かが走ってくる音が聞こえた。

 

 

「「ん?」」

 

私達がその音がする方向を見るとその先には・・・。

 

「り、凛ちゃん!?」

 

「やっと見つけたにゃー!!」

 

凛ちゃんは急ブレーキを掛けて私の隣で止まる。

 

「かよちん!早く先輩達のところに行くよ!早くしないと先輩達帰っちゃうにゃ!」

 

「それには賛成。早く行くわよ」

 

凛ちゃんと西木野さんに両腕を掴まれた私は2人に引き摺られていった。

 

「だ、誰か助けてぇぇぇ!!」

 

 

 

そして、所変わって屋上。

 

 

私の前にはメンバーである三人の先輩とそのマネージャー?である神矢先輩がいた。

 

「この子、声は綺麗なんです!」

 

「それに、かよちんはアイドルが大好きなんです!」

 

「「だから!かよちん(この子)を!入れてあげて下さい!」」

 

親友である凛ちゃん。会って間も無い西木野さん。2人が、こんなにも、私のことを応援してくれてる。でも、それでも、私は・・・。

 

「小泉さんは、どうしたいんだい?」

 

私が考え耽っていると神矢先輩が声をかけてくる。

 

「自分の心に正直になってごらん。多分、それが一番の君の思いだ」

 

私の思い。それは・・・。

 

トンッ

 

私が純粋に思った時、二人が背中を押してくれる。その瞬間、私の心は吹っ切れた。

 

「私、小泉花陽と言います。運動も得意じゃないし、歌だってまだまだです。それでも!アイドルに対する気持ち、思いは誰にだって負けませんし、負けたくありません!こんな私ですが、私を!μ'sのメンバーにして下さい!」

 

私の思い。それは、昔から憧れたアイドルをやってみたい。ただそれだけだった。

 

 

私は思いっきり頭を先輩に下げた。

 

「頭を上げて、花陽ちゃん」

 

高坂先輩が私に言った。

私が頭を上げるとそこには先輩の笑顔。

 

「これから一緒に頑張ろ!花陽ちゃん!」

 

「はい!」

 

私は先輩の言葉に涙を浮かべながら大きく頷いた。

 

 

「それで、2人はどうするの?」

 

 

南先輩が私の後ろにいた2人に声をかける。

 

「「え?」」

 

2人はそれが予想外だったのか驚きの声をあげた。

 

「まだまだメンバーは募集中ですよ?」

 

園田先輩と南先輩は2人に手を差し出す。

 

園田先輩の言葉を聞いた2人は顔を見合わせる。すると同時に微笑んだ後、2人は差し出された手を握った。

 

 

 

 

 

 

 

 

またここに新たな夢が誕生した。そう思った時、微かに開いたカバンから漏れる光。俺はそれを見て静かに微笑んだ。

 

 

「これでまた、賑やかになるな」

 

花陽に対しての一言以降、ずっと黙っていた俺は大きく伸びをしながら近くにいく。

 

「また明日から練習だー!」

 

「「「「「「「おー!」」」」」」

 

穂乃果の音頭の元、俺たちが明日に向けて意気込んでいる時、何かがやってきた。

 

「感動のシーンの最中に悪いがここで貴様らには死んで貰おうか!」

 

ぶちっ!

 

俺がその声聞いた時、ナニカが切れた。

 

ほぉ、こんな場面に1人ノコノコやってくるバカがいたとはなぁ。よっぽど死にたいと見える。

 

声の元を見るとそこには異形の怪物。

ドーパントのお出ましだ。

 

よし、フルボッコ確定だな。

 

その姿はどことなく鷹を模しているように見える。ということはこいつは《Hoke》の使い手か。

 

 

「こんな場面に登場したんだ。生きて帰れると思うなよ?こんの馬鹿野郎が」

 

俺が低い声で言うとドーパントだけならず穂乃果達も一歩後ずさった。

 

俺はそれに構わず、ブレザーの内側からロストドライバーと銀色にMと書かれたメモリを取り出す。

 

「変身」

 

《Metal!》

 

「えええ?!!!先輩の姿が変わったにゃー!」

 

「もしかして、あなた・・・」

 

「話しは後だ。今はこの馬鹿野郎を叩き潰す」

 

俺は後ろを見ずに言うと背中からメタルシャフトを取り出す。

 

「さぁ、お前の罪を数えろ」

 

「んなもん知るかぁ!」

 

ドーパントはそう言うと俺に近ずいてくる。どうやら翼を叩きつける気らしい。

 

「そうか。なら教えてやろう。お前の罪は・・・」

 

俺はメタルシャフトで翼を受け止め、バトンの要領メタルシャフトを扱い、顎を叩き上げる。

 

そこからはメタルシャフトを自由自在に操り、上下右左から叩きつける。そして最後にドーパントを空高く飛ばす。

 

「こんな場面に登場したこと。そして」

 

ボロボロになったドーパントは真っ逆さまに落ちてくる。そして、俺はメタルシャフトにメタルメモリを装填。

 

《Metal! Maximam Drive!》

 

「この俺を、怒らせたことだ」

 

ズガン!

 

丁度、胴体にぶつかるタイミングで横薙ぎに振るい、空へまた吹き飛ばす。

 

「最後のは俺のせいなのかぁぁぁ!!!」

 

ドカーン!

 

(間違いなく、この人は怒らせたらダメ!)

 

そんなことを思ったμ'sの面々であった。

 

「あぁ、勿論お前のせいに決まってる」

 

俺は面々がどう思ってるのかつゆ知らず、そう呟いた後、変身を解いた。

 

はぁ、今回は新入りがいるから説明しなきゃな。恐らく真姫もさっきの感じだと気付いたろうし。

 

俺はメンバーの元に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして夜。新たな人がこの世界にやってきた。

 

「ここがラブライブというアニメの世界、か。幻想郷とはやっぱり違うね。って当たり前か」

 

 

男は辺りを見回すとある建物に目をつける。

 

「これがあの人が言ってた僕の住処、だね」

 

とある平屋で、中はレトロな作りである居住スペースがある。それでいて防音が施された広い部屋の存在。その建物にはこう書かれている。

 

『神矢専用スタジオ』と。

 

 

 

 

 




うん。どうしてこうなった。指の向くまま書いたからか。
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