ラブライブ!〜μ'sのマネージャーは仮面ライダー!?〜   作:キラP

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更新遅れてしまいました!スクフェスイベ頑張ってました。すいません!


第11話

 

 

 

「翔君が立った!」

 

「でもいつもと違うよ?」

 

「今度は二色になったにゃー!」

 

上から穂乃果、花陽、凛が言う。

そんな3人に他の3人が言う。

 

「そんなことより貴女達も手伝いなさいよ!」

 

「先ずはこっちの倒れてる人を介抱するのが先です!」

 

「ど、どうしよう!気を失ってるよ〜!」

 

俺は騒がしい6人に向かってドーパントの攻撃を捌きながら声をかける。

 

「海未、真姫、ことり!取り敢えずそいつは無事だからその体持って離れてろ!」

 

「どこが無事なのよ!完全に気絶してるじゃない!」

 

真姫が身体を抱え起こしながら俺の言葉に対して反論する。

 

俺がそれについて話そうとする時、もう一人の人格が割り込む。

 

『大丈夫だ。僕は一時的に意識をこっちに移しているに過ぎない。別段問題はないよ』

 

「え?!も、もう意味わかんない!」

 

「い、今の神矢先輩の声じゃないよね?」

 

「う、うん。まるで別人だにゃー!」

 

一年生3人は完全に困惑したようでそれぞれの顔を見合わせている。

 

「さて、どうせこの後説明が長いんだ、さっさと終わらせるぜ!」

 

『ああ、そうしよう』

 

俺はドーパントの攻撃を大きく弾くとその隙に攻撃を叩き込む。

 

「おら!」

 

ドカッ!

 

「ぐっ!さっきよりもパワーが増しているだと?!」

 

『そんなの当たり前に決まっているじゃないか。僕たちは二つのメモリを使っているんだ。さっきよりもパワーアップしていない訳がない』

 

「くそっ!」

 

ドーパントは悪態をつくと逃亡しようと背を向ける。

 

「逃がすか!」

 

《Trigger!》

 

《Cycron! Triger!》

 

「はっ!」

 

俺は一度ドライバーを閉じ、ジョーカーメモリとトリガーメモリを入れ替えてサイクロントリガーになる。

 

「今度は片方だけ色が変わった!」

 

穂乃果が驚いて声をあげる。他の2人はもう何が何だか分からないと言わんばかりに固まっている。

 

俺はスピードを増した銃弾でドーパントの足を止めた。

 

「ぐあ!」

 

『これでトドメだ。いくよ、翔』

 

「ああ!」

 

俺は再度、トリガーメモリとジョーカーメモリを入れ替える。そしてその後、ジョーカーメモリを腰のスロットに差し込んだ。

 

《Joker! Maximam drive!》

 

俺の体に緑の風が纏わりつき、体を空に持ち上げる。

 

「『ジョーカーエクストリーム!』」

 

俺は両足を敵に向かって突き出し、体が2つに割れて時間差のキックを叩き込む。

 

「お、おのれ!仮面ライダーァァァ!」

 

ドカーン!

 

ドーパントは叫びを上げて爆散した。

 

「やったな」

 

『そうだね、初変身にしては充分過ぎる成果だと思うよ』

 

俺はドライバーを閉じ、変身を解除する。

 

 

「さて、沢山話さなきゃいけないな」

 

「ああ、そして僕も君には色々話すことがある」

 

 

「「「「「「うわっ!?」」」」」」

 

抱き起こしていた真姫を筆頭にみんなが驚きの声をあげる。まぁ、さっきまで気絶してたやつがいきなり喋れば驚くのも当たり前だが。

 

そしてそいつは真姫にお礼を言いながら立ち上がり、俺に近づいてくる。

 

「先ずは僕から話そう。僕の名前は城ヶ龍威槻。17歳だ。因みに家はここだ」

 

威槻が指差したところはなんと俺が気にしていたあの建物だった。

 

「なるほどな、なんとなくだが予想がついた」

 

「察しが良くて助かる。ここで話すのもなんだ。寄っていきたまえ」

 

俺たちは威槻の提案に乗って家の中に入る。

 

(やっぱり中は同じだな。ただ、少し部屋が多いみたいだ)

 

「適当な所に座ってくれ。さて、何を話そうか」

 

みんなが適当な所に腰掛けると威槻は何から話そうか考える。

 

「翔、因みに君はどこまで話したんだい?」

 

「俺がライダーであること、そしてドーパントを倒す生活をしていることだな」

 

「なるほど。分かった」

 

威槻はそう言うと自分のことについて話す。

 

「先ず僕は翔と同じでドーパントを倒す活動をしている。そしてこれでもライダーの半身を担っている」

 

「ライダーの半身?」

 

穂乃果が威槻の言葉に引っかかったのか疑問を浮かべる。

 

「ああ、僕は翔と共に変身しないとライダーにはなれない。さっきのように、ね」

 

「で、なった途端にさっきみたいに倒れるってことね」

 

「そういうことだ」

 

「さっきの姿はなんなんですか?翔はいつもメモリ1本で変身してましたが、さっきは2本でした」

 

海未が他のみんなも気にしていたであろうことを質問する。

 

「あれは仮面ライダーW。翔と僕が変身することで慣れる超人さ」

 

「ほへ〜、すご〜い!」

 

ことりが驚嘆の声をあげた。

 

ちょうどそこで時計のチャイムが鳴る。時間を見ると短針は6を指していた。

 

「さて、そろそろいい時間だ。後の詳しいことは翔を通じて連絡しよう」

 

「だとさ。そろそろ帰るか」

 

俺たちはそう言うと部屋から出て行こうとする。すると威槻は俺に声をかけた。

 

「ああ。そうだ、翔。肝心なことを忘れるところだった。君に言っておくことがある。簡単に言えば僕は君と同じ理由でここにいる。それは覚えておいてくれ」

 

 

 

『俺と同じ理由』

 

 

 

それが意味するものは一つ。それを理解した俺はこう声をかけた。

 

「ああ、これからよろしく頼むぜ。相棒」

 

「ああ。こちらこそ」

 

 

そうして俺たちは威槻の家を後にした。

 

 

 

 

 

 

 




あっ、因みに絵里はちゃんと回収できました!
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