ラブライブ!〜μ'sのマネージャーは仮面ライダー!?〜   作:キラP

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UA数10000突破記念ということで前回の話の中にあったお出かけシーンを書いてみました!そして第2回アンケート実施します!


【UA数10000突破記念回】翔と穂乃果のお出かけ

 

翔side

 

「そろそろ時間だな」

 

この前の親睦会から更に数日。

 

今日はあの日に穂乃果と約束したお出かけの日なのだ。

 

 

 

 

でもこれ、所謂デート、だよな。

 

 

 

 

「・・・やば、考えてたら一気に緊張してきた」

 

今まで(前の世界含め)にデートなんてしたことないから全く持って勝手がわからん。

 

「兎に角、遅れないようにそろそろ向かうか」

 

俺は妙に落ち着かないまま家を出た。

 

 

 

 

待ち合わせの場所である駅前にくると時間の10分前であるにも関わらず穂乃果がいた。

 

いつも、時間に緩い穂乃果が既に着いてるのを少し意外に思いつつも、俺は穂乃果に近づいていく。すると穂乃果も俺に気づいたようでこっちに近づいてきた。

 

「悪い、待ったか?」

 

「そんなことないよ、さっき穂乃果も来たばっかりだし」

 

「そっか。それにしても意外だな。穂乃果がちゃんと遅れないでくるなんで」

 

「もう!穂乃果だってちゃんと時間までに来られるよ!それに、今日は凄い楽しみだったんだもん。遅れるなんて考えられないよ」

 

 

穂乃果がほんのり顔を赤くしながらそう言うと俺も軽く顔を赤くさせる。

 

「そ、そうか」

 

その会話以降二人の間に沈黙が訪れる。

 

俺はその沈黙を振り払うように穂乃果に声をかけた。

 

「そ、それで今日はどこ行くんだ?」

 

「あっ、うん。実はね、お母さんからこの近くの遊園地のチケットを貰ったんだ。今日はそこ行こう?」

 

「分かった。それにしても遊園地か。久しぶりだな」

 

「うん。穂乃果も最近は全く行かないからちょっと楽しみ♪」

 

穂乃果が満面の笑みを浮かべながらそう言う。俺はその笑顔に見惚た。

 

(本当、こういうの反則級なくらい可愛いよな、こいつ)

 

 

「翔くん?早く行こうよー」

 

「あ、ああ。そうだな」

 

俺は穂乃果の言葉で意識を戻すと穂乃果の隣に並んで歩き出した。

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果side

 

今日は翔くんと一緒に二人きりで出掛ける日。

 

私は最近、翔くんと会う度に増すこのドキドキが分からなかった。

 

この前の親睦会の時だって、私が怪物、ドーパントに捕まって翔くんがやられた時、凄く悲しかったし、辛かった。

 

私はこの気持ちがよく分からない。だから今日、二人きりで出かけてこの気持ちをはっきりさせたい。そんな気持ちでやってきた。

 

私はふと、隣に並んで歩く翔くんを見る。

 

すると翔くんはそれに気づいて私の顔をみる。

 

「なんだ?俺の顔になんか付いてるか?」

 

「ううん、なんでもないよ」

 

今は話すだけでも少しドキドキする。そんな感情が分からないのが少し、もどかしい。

 

そんなことを考えながら歩いてると目的地の遊園地についた。

 

「わぁ!色んなアトラクションがあるね!」

 

「そうだな。まずは何乗るか」

 

私達は入場ゲートを通り、パンフレットを見る。1組に一つのパンフレットなのでお互い覗き込むと必然的に顔が近づいた。

 

「っ!」

 

私はそれに気づくと反射的に顔を離す。

 

「穂乃果?」

 

翔くんはそれを訝しげに思ったのか頭を捻った。

 

「そうだ!翔くん、あれ乗ろう!」

 

私はそれを誤魔化す為に一つのアトラクションを指した。

 

 

「行こう!翔くん!」

 

「あ!おい!」

 

私は翔くんの腕を掴んでそのアトラクションに向かって走りだす。

 

それから時間が経つのは早かった。

 

休むことなくあちこちのアトラクションを巡り、時間は丁度13時くらい。

 

「は〜!いや〜、結構まわったねぇ〜」

 

「そりゃあんだけ詰め詰めだったからな。片っ端から行く気かと思ったぞ」

 

私達は休憩を兼ねて園内のフードコートにやってきた。

 

「まぁ、楽しかったからいいじゃん」

 

「まぁな」

 

因みに私が食べてるのはホットドッグ、翔くんはハンバーガーを食べていた。

 

「ごっくん。ご馳走様!」

 

「ご馳走様でした。・・・動くなよ、穂乃果」

 

翔くんが軽く笑ってそう言いながら手を近づけてくる。

 

「っ!」

 

フキフキ

 

「え?」

 

「お前、ケチャップ口に付けたままだったからな。取っただけだよ」

 

そう言いながら翔くんは笑っていた。

 

「も、も〜!」

 

「はっはっは!」

 

私は自分でも分かるくらい顔を赤くし、翔くんは私の反応が面白かったのか思いっきり笑った。

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

翔side

 

俺たちは昼飯を食べた後、またアトラクションを回った。そしてある程度乗った後、一つの建物を見つける。それは・・・

 

 

「まぁ、定番ちゃ定番か」

 

「う、うん」

 

 

 

『お化け屋敷』だった。

 

 

穂乃果の顔を見れば少し引きつってる。

 

「違うとこ行くか?」

 

「え?いや、行ってみよう翔くん」

 

「でもお前、顔引きつってるぞ?」

 

「だ、大丈夫だよ。翔くんが一緒なら大丈夫!」

 

穂乃果はそう言うと中に入っていった。

 

「あ、おい!しゃあない。行くか」

 

俺は穂乃果の後を追いかけるように中に入った。

 

暫く中を駆け足で進むといちいち大袈裟にリアクションしている穂乃果をみつけた。

 

「おーい、穂乃果ー!」

 

「ひゃ?!」

 

俺に不意に声をかけられたのが驚いたのか穂乃果はかなりビックリしながら俺の方を向く。

 

「し、翔くん!ビックリさせないでよー!」

 

「悪い悪い」

 

俺の方を振り向いた穂乃果の目には少しばかり涙があり、やっぱり怖かったのかと思った。

俺は穂乃果の頭に手を置く。

 

「大丈夫。俺がお前を守ってみせるから」

 

「あっ・・・。うん」

 

穂乃果は安心したように微笑みながら頷いた。

 

 

 

だが、俺はあることに気づいた。

 

ここはお化け屋敷

お化けはどこにいる?

暗いところ

俺は暗いところが苦手だ!←ここ重要!

 

 

「よ、よし!さっさと出るぞ!」

 

俺は穂乃果に暗いところが苦手であることがバレないよう、急いでお化け屋敷を出た。

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果side

 

 

私達はお化け屋敷を出た後、時間も時間なので帰ることにした。私は翔くんに穂むらまで送ってもらい、現在は自分の部屋にいる。

 

今日は楽しかったなぁ、なんて考えながら私は今日の出来事を振り返る。

 

恥ずかしいこともあったし、楽しいこともあった。それになにより、私はあることに気づけた。

 

 

それは、翔くんのことが大好きだってこと。

 

 

最初はダンスをやってるってだけで話しかけたのに、今ではこんなにも翔くんに心を奪われた。翔くんと過ごしている内に、段々と惹かれていったんだと思う。

 

なにより、あのお化け屋敷の出来事。

 

私が思ったより怖くて涙目になってる時、翔くんが来て、あの時、私達が初めて翔くんの変身した時と同じように頭に手を置いてくれたのが大きかった。

 

「守ってみせる、か」

 

貴方が守ってくれるなら、私は、貴方を支えてみせるよ。

 

 

私、高坂穂乃果は貴方が大好きです!

 




今回は初めてなパターンが多かったので結構苦労しました。
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