ラブライブ!〜μ'sのマネージャーは仮面ライダー!?〜   作:キラP

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連続投稿となります。今回は転生者の転入回です。


第1話

「マジかよ・・・」

 

俺こと神矢翔は無事、転生することが出来た。だが、ここである問題が発生したのだ。

 

「これ見る限り本当にキツイぞ。マジで」

 

俺は転生して直ぐに神様から送られてきた手紙を読んでいた。そこにはドーパントの生まれた由来とWの相方は自分で見つけろという無茶難題が書かれていたのだ。

 

ドーパントの由来はこうだ。

 

それは元は人間だったもの。人間が死んだ時、心に怒りや悲しみ、憎しみなどが強く残った状態で死んだ場合、本来なら浄化されてから輪廻の輪に戻るのだが、余りにもその感情が強いものはメモリとなりそれを使う器と変化し、その世界の中心になる人を襲うらしい。

 

とりあえず、ドーパントに関しては納得だ。

でも問題は・・・。

 

 

「どう考えてもこっちだよなぁ。問題は」

 

普通に考えれば無理に決まっている。誰が『怪人を倒すのに一緒に変身して下さい』って言われて『はい、分かりました』なんて言うかよ。

 

「こりゃあ暫くはロストドライバーで頑張るしかねぇな・・・」

 

はぁ、と、ため息をついていると自分の部屋のドアがノックされる。

 

「翔、入るわよー?」

 

そう言って入ってきたのはこの世界の俺の母さんだ。

 

「ねぇ、翔。あんた、音乃木坂学院は知ってるわよね?」

 

「そりゃ、この近所の学校だしな。いやでも分かるよ。それが?」

 

『音乃木坂学院』

 

μ'sが所属する学校であり、今では俺も名前自体は馴染みのある学校だ。俺が転生して早1ヶ月。そろそろ動き出すようだ。

 

「実は私ね、そこの理事長と親友で今共学化に向けたテスト生を探してるんだって。あんた行ってみない?」

 

・・・はい?

 

「えーと?それは女子しかいない学校で残りの高校生活2年間男俺一人で生きろと?」

 

「うん。いいじゃない。女の園に男1人。誰もが羨ましがるわよー?」

 

「いやいや、流石に辛いだろ。どんだけ大変なんだよ」

 

何処ぞのハーレム系小説じゃあるまいし。

 

「あ、ちなみにもう転入届け、学校に出してきたから頑張ってね〜。初登校は明後日ね」

 

そう言うと母さんは部屋から出て行った。

 

「拒否権なしですか・・・」

 

俺は項垂れるようにイスに座り込んだ。

 

 

 

 

 

そして二日後。

 

俺は音乃木坂学院の試作型である男用制服を着て校門の前にいた。

 

「今日からここで生活してくのか・・・。やっぱり少し不安だな」

 

俺は綺麗な校舎を見上げて呟く。

 

・・・それにしても

 

(めっちゃ視線が辛い・・・・・)

 

現在時刻は朝8時15分。つまりは登校時間真っ只中なのだ。そんな中、見慣れない男子が自分達と似た制服を着ているとくれば目立たないはずがない。

 

「それにしても迎えが来るから待っててって話だが一向に来ないぞ?」

 

兎に角、待つしかないか。そう思い更に待つほど5分。

 

金髪の女子生徒がやってきた。

 

「あなたが理事長の言ってたテスト生ね?」

 

「はい。神矢翔です。よろしくお願いします」

 

「私は絢瀬絵里。生徒会長をやっているわ。ついてきて。理事長室まで案内するから」

 

俺は絢瀬先輩に連れられて校舎内を歩いていく。やっぱ生で見ると綺麗だな、うん。

そんなことを考えながら歩いていると絢瀬先輩が話しかけてきた。

 

「神矢君はこの学校の現状って知ってる?」

 

「え?確か、廃校になりかけてるってことぐらいは・・・」

 

「そうなの。だから今回、共学化して生徒の回復を狙う。その為のテスト生としてあなたが呼ばれた。つまり、貴方の行い一つ一つが評価に繋がるわ。そこの所、ちゃんと理解しといてね?」

 

「・・・はい」

 

・・・流石にこの時期のエリーチカはやっぱり刺々しいな。まぁ、仕方ないのだろうが。これじゃ親友に心配されるのも頷ける。

 

「ここよ」

 

暫くすると理事長室と書かれた部屋の前に着いた。

 

「それじゃ、私はここで」

 

「はい。ありがとうございました」

 

そう言って先輩は廊下を歩いていった。

 

「よし、いくか」

 

俺がドアをノックすると中から返事がくる。

俺は失礼しますと言って中に入ると1人の女性がいた。

 

「今回、テスト生としてお世話になる神矢翔です。よろしくお願いします」

 

「はい。私は理事長の南です。急な転入、ありがとうね。さ、座って」

 

俺は失礼しますと一声言ってから座ると理事長も対面になるように座った。

 

「それにしても、遥の息子ねぇ。律儀な所とかよく似てるわ」

 

「・・・そうなのですか?律儀な所は見たことないのですが」

 

遥とは俺の母親の名前だ。だが俺は理事長のいう律儀な所など一切見たことがない。

 

「えぇ。さ、それじゃあ軽くこの後の流れを話すわね」

 

その後は理事長の説明を受けてそれを頭に入れていく。

 

大体の説明が終わり、暫くすると理事長室のドアがノックされた。

 

「失礼します」

 

「神矢君、紹介するわ。こちらがあなたのクラスの担任の栗原先生。それじゃ、栗原先生。神矢君の案内、よろしくお願いしますね」

 

「分かりました。よし、神矢、付いて来い。教室に、案内するからな」

 

俺は理事長室を出て先生のあとをついていく。それにしてもこの人、本当に女性なのか?めちゃくちゃ言葉遣いが男っぽいんだけど。

 

暫く歩くと栗原先生に教室の前で待つよう言われた。

 

どうやら中で先に説明してくれるらしい。

 

「よーし、入ってこーい」

 

それを合図に俺は教室のドアを開ける。

 

すると中にいる生徒の視線が一気に集中した。

 

気を取り直して自己紹介といこう。気にしてもどうにもならんし。

 

「神矢翔です。よろしくお願いします」

 

 

俺の新たな学校生活が、始まった。

 




次回は主人公初変身!
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