ラブライブ!〜μ'sのマネージャーは仮面ライダー!?〜 作:キラP
ちなみに色紙は凛です。神様から早く凛を出せとのお告げなのでしょうか?
「1.2.3.4…」
μ'sがグループ名として決まった次の日、穂乃果から曲を作曲してもらったという報告があり、それからここ数日は曲に合わせた練習をしていた。
そして明日、遂にμ'sのファーストライブが行われる。
「よし、今日はこれで終わりだな。明日の為に今日はゆっくり休めよ」
「えー!まだ練習できるよー!」
「アホか、今日張り切り過ぎて明日に疲れが残ったらどうする。今日はゆっくり休んで明日に備えろ」
俺がそう穂乃果に言うと更に海未が言う。
「そうですよ。明日に向けて休むのも大切です」
「うーん、分かった。じゃあ、みんなで帰ろう」
穂乃果がそう言ったところでどこからか声が掛けられた。
「ちょい待ち。折角ならお参りしていきや」
声のする方を見ると巫女服を着た女の子がいた。それにしてもすごい体形だよな。特にむn・・・。ゲフンゲフン。おっと、あんまり考え過ぎるといかん。隣にいる海未から黒いオーラが出始めたしな。
「翔・・・?」
「ん?なにかな海未さん?そして思いっきり握られてる拳を持ち上げているのは何故だい?」
「天誅!」
「ぎゃあぁぁぁ!」
唐突に振り下ろされる拳。待て海未!あれは男の性なんだぁぁあ!
「あっ!副会長!」
そんな俺と海未を放っておいて穂乃果とことりが巫女服の少女に話しかけた。
「どう?頑張っとる?」
「はい!翔君のおかげでだいぶダンスも出来るようになりました!」
「翔くん?」
巫女服の少女は首を傾げる。それを見た穂乃果は俺の方をみる。
「ああ、テスト生の神矢翔くんやね。へぇ〜、彼、ダンスできたんや〜」
そう言うと巫女服の少女は近づいてきた。
「初めましてやな。私は東條希。よろしくな」
「ご丁寧にどうも。神矢翔です」
俺は先輩の自己紹介を自己紹介で返す。
「どう?彼女達、明日はなんとかなりそう?」
「はっきり言うとまだ色々あれですけど大分良くはなったと思います」
「そっか。じゃあ、最後の一押しにお参りしてき。きっと神様も応援してくれるよ」
「そうですね。そうします」
俺はそう言って財布から5円玉を取り出してお参りする。
気づくと近くに穂乃果達3人もおり、お参りをしていた。
俺はお参りを終えて3人を待つ。
暫くしてお参りを終えた3人をつれ、先輩に挨拶すると俺たちは帰路についた。
「そういえば、翔くんって変わったよね〜」
帰り道を歩いてるとことりからそんなことを言われる。
「そうか?」
「そういえばそうですね。口調が少し男の子っぽくなったような気がします」
「ああ、それか。基本こっちが素だからな。初対面や年上の人には基本あんなだぞ?気を許せる仲間がいる時はいつもこんな口調だしな」
「ふーん。でもこっちのほうが穂乃果は良いかな〜。友達っぽい感じがするし」
「そうか?まぁ、今更変える気無いけどな」
そんなことを言ってるとお互いの分かれ道に辿り着く。
「じゃあ、俺こっちだから。ちゃんと休んでおけよー」
俺は3人の返事を聞きながら歩き出す。
遂に明日はファーストライブだ。
翌日。
朝、俺が教室に入ると真っ先に穂乃果がやってくる。
「おはよう翔くん!」
「お、おはよう。ちゃんと休んだか?」
「もちろん!今日は頑張ろうね!」
「そうだな」
俺はこの分のやる気なら大丈夫だなと思いながら席についた。
そして放課後。
(なんか嫌な予感がするな・・・)
今日の昼休みにはチラシ配りや呼びかけを行い、少数とはいえそこそこに気を引くことはできた。それなのに、開始10分前なのに、まだ誰も来ない。俺は最悪の予感が外れることを祈りながら時間を待った。
そして、運命の開演時間。
誰一人として、やってこなかった。
「まじかよ・・・」
あんだけ練習して、あんだけ苦労して、その結果がこれかよ。正直、この講堂の三分の一でも埋まれば大収穫だろうとも思ってた。でも、結果は0。これ程残酷なものはない。
あいつらはどうしたのだろうと思い、ステージを見ると呆然としている3人。穂乃果なんて俯いて、震えている。
俺はあいつらにどうやって話しかけようか考えていると突然、講堂の扉が開いた。
「あ、あれ?ライブは・・・?」
・・・まだ終わりじゃない。一人でも観客が来てくれた。ならやることは一つだ。
俺は穂乃果達の方を向く。
すると穂乃果も俺と同じようなことを思ったのか、ステージの他の2人に声をかけてステージが始まる。
「I say…Hey hey hey START:DASH…‥」
決して上手いとは言えないダンス。ところどころミスもあるし音程を間違えそうになる時もある。
だが
それでも彼女達は持っている。観客を、人を魅了するだけの力を。
彼女達は何があっても踊り続ける。俺はそう思った。
ふと気づけばさっき入ってきた子の他にも観客がいた。よく見れば入り口近くには西木野さんもいる。
どうやら気になっていたらしい。
そこまで考えたあと、俺はライブの方に目を向けた。
そして曲が終わる。すると生徒会長が階段を降りてくる。
「まだ続けるつもり?」
「はい!私達はまだまだ続けます!」
「なぜ?こんなことをしても意味は無いはずよ?」
「やりたいからです!」
「っ!」
「私は、まだまだ歌いたいし、踊りたい!それは隣の2人も同じだと思います!」
そう言って穂乃果は両隣にいる2人を見る。
すると2人は一緒に大きく頷いた。
「だから!私達は諦めません!」
そう穂乃果ははっきり言いきった。
希望を、夢を持って。
そう俺が感じた時、鞄の中にある3本のドリームメモリが変化した。
俺はそれに気付かぬまま生徒会長に言葉を向ける。
「生徒会長、彼女達はもう止められない。いや、止まらないんです。例え、誰がなんと言おうとも」
「神矢君・・・」
俺はそう言って穂乃果達の方に向かった。
やっと初ライブです。ただもう6話なのに1年生組が出番なさすぎる。
次回こそ1年生組出さなければ!
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