【完】真・ハイスクールD×D夢想 覇天の御使い   作:ユウジン

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授業参観

「しかし警戒はしないのか?」

 

突然現れた白龍皇は一誠に問う。それを聞いた一誠は肩を竦めた。

 

「殺意があればな。そう言う気は無さそうだ」

「成程」

 

白龍皇はうなずいた。

 

「そういえば名乗ってなかったな。俺はヴァーリだ」

「北郷 一誠だ」

「……昔母から聞いたことがある。何でもその男は天の御使いと呼ばれこちらの策をまるで未来を知ってるかのようにすべて看破し成すことを終えたら姿を消したらしい……確かその男も北郷と名乗っていたはずだ」

 

それを聞いた一誠の表情が固まった……天の御使い……そして北郷……

 

「名前は……一刀だったかな?」

「何でお前はそれを……」

 

まさか……こいつは母達を知ってるのか?

 

「言っただろ……母から聞いたとな」

「………………」

 

そうか……何か感じたこの男への違和感……と言うか感じた空気……自分と似ているんだ……

 

「お前の母親は何者なんだ?」

「余り自分を語らない人だったからな。だが一度だけ話してくれたことがある。自分は遠い国から来たんだとな……あと母は父には雪蓮と呼ばれていたが他の者には……別の名を……孫策と名乗っていたな」

「孫策……ね」

 

やっと合点いった。孫策は聞いたことがある。母が唯一英雄と認めた江東の小覇王……

 

「それで?お前は誰の子だ?」

「さっき言ってた天の御使いと曹操の息子さ」

「ああ……」

 

ヴァーリもなにか合点がいった顔だ。もしかしたら二人が恋仲だった事を聞いたことがあったのかもな。

 

「しかし赤龍帝が曹操の息子で白龍皇である俺が孫策……また皮肉だな」

「全くだ」

 

ふ、と二人は笑う。

 

「さて、話は変わるが……北郷 一誠。お前は世界で何番目に強いと思う?」

「さぁな……まあそれほど弱くはないと思うが……」

「そうだな。お前の禁手化(バランスブレイカー)は既に完全だ。それだけでも千番台は余裕で切れる。後は持ち主のスペックも考えて……まあ500番前後だな」

「凄いのかが良く分からん位置だな」

「充分過ぎるほどの化け物だ。その歳で500は凄まじいよ。特に接近戦や白兵戦だけに限定すればもっと上を狙えるだろうね」

「へぇ……」

「だが知ってるか?現魔王の一人である紅髪の魔王(クリムゾン・サタン)と呼ばれるサーゼクスでもトップ10には入らない。が、一位は決まっている」

「まさか自分とは言わないよな?」

 

一誠がそう言うとヴァーリ笑った。

 

「そんなわけないだろう。俺もお前と順位ではそんなに差はない。まあアレを使えば別だがな」

「アレ?」

 

ヴァーリはしまったと口を押さえた。

 

「まあお互い強くなっておこう。二天龍の理のままなら俺とお前は戦う運命だからな」

 

そう言ってヴァーリはそのままどこかに歩いていった。

 

《今回のは随分変わった白龍皇だな》

「そうなのか?」

《ああ、大体の白龍皇は俺たちを見た瞬間に臨戦態勢だった。まあこっちも似たようなものだがな》

「ふぅん……まあ確かに不思議な奴ではあったけどな」

《そういう意味ではお前も充分摩訶不思議だがな》

「なに!?」

 

一誠がドライグに噛み付くとドライグは可笑しそうに笑った。

 

《特にそういう辺りだな》

「は?」

《歴代の所有者は皆俺を道具としてしか扱わないからかこうやって話したことがなかった。お前は中々変わってるよ》

 

一誠は嬉しいようなそうでもないような……そんな表情を浮かべた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな出会いから数日後……本日は授業参観の日である。因みに皆に白龍皇に会ったことを言ったら皆揃って表情が引き攣った……自分が思ってるより二天龍の出会いと言うのは大事らしい……何でも昔二天龍が喧嘩して小国が地図から消えたとか国の形が微妙に変わったとか枚挙に暇がなくなにやってんだ歴代の所有者はと文句言いたい。

 

「はぁ……全く。次々と面倒事がやって来るぜ」

 

何てため息をつくと後ろから顔を挟まれた。

 

「んなっ!」

「ため息はな。幸せ逃がすんだぞ一誠……」

「と、父さん!?」

 

後ろに立っていた男性は北郷 一刀……天の御使いと呼ばれ、母達と共に乱世を駆けた男であり魏の種馬……

 

「何か今すげぇ失礼なことを言われた気が……」

「気のせいじゃね?」

 

ちらほらこっちを見られる。まあ父さんはもう40過ぎたのに若々しいしな。まあ母さんたちほどじゃないけど……

 

「母さんや姉さんたちは元気?」

「ああ、皆来たがったんだがまあアレだ。来たら騒ぎになるからな」

「だろうね……」

 

一誠は一刀を教室につれていく。すると、

 

「あ、一誠さんここにいたんですか?」

「あら?知り合い?」

 

アーシアとレイナーレに会った。

 

「あ、俺の父親だ」

「息子が何時も世話になってるな」

『ええ!?』

 

二人は驚きで表情が固まった。

 

「ど、ども初めまして!何時も一誠さんにはお世話になっています!!!!!!」

「む、寧ろこっちがお世話してもらってるという感じで……」

 

そう言ってアーシアとレイナーレはガッチガチになった。

 

「て、て言うかお若いんですね……」

 

レイナーレが敬語……すごい違和感だがまあ置いておこう。

 

「はは、良く言われるよ。やっぱどうにかして年相応に見せないとなぁ……」

「でも父さんに髭は似合わないしねぇ」

 

前に髭を生やしたら姉さんたちに全然似合わないと言われて地味にショックだったのか髭は毎日剃っている。

 

「あ、そろそろ授業みたいだぞ。行こうか」

 

一誠はそう言って皆で教室にはいった……因みに、一誠のお父さんが若いと話題になったのは別の話である。まあ実際は四十を過ぎたおっさんなのだが体つきは今も鍛えていてがっしりしてるし剣道をやってるからか姿勢も良い。顔は若いが年相応に落ち着いた性格なので女子からそれに比べてうちの男子は……みたいな空気になってしまうのは仕方ないことだろう。

 

まあ、父が褒められて嫌な気分にはならないものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は、初めまして先輩のリアス・グレモリーといいます」

 

英語の授業で何故か粘土いじりをさせられ仕方なくドラゴンを作ったあとの昼休み……リアス先輩たちにも父の一刀を紹介した。

 

しかしアーシアといいレイナーレといいなぜそんなに緊張するのだろうか?

 

「いやぁ、駒王学園は色んな子がいるんだな」

 

一刀はにこにこしながら一誠の新しい交遊関係を見ていた。

 

「一誠くんのお父さんってすごいのですね」

「え?ああ、まあ若々しく見えますけど……」

「そこじゃありませんわ。何か全然隙がありませんし、まるで戦場から帰ってきたような人のよう。まあそんなわけないのですけどね」

「あはは……」

 

姫島先輩に苦笑いを返す。所がどっこい一誠の歳で既に父は命のやり取りをする戦場に立っていたのだ。まあ後ろの方だったときいているがそれでもすぐ目の前で命を懸けていたんだ。いつも笑っている優しい父も胆の据わり方は並外れてる。

 

「そう言えば北郷さんはどんなお仕事を?」

「リアスちゃん。そんな堅苦しく呼ばずにおじさんとかで良いよ。たまにお父さんって間違えても良い」

「何でだよ」

 

一誠が突っ込んだ……が、

 

『お、お義父さま!』

 

何故かリアスとレイナーレとアーシアは冗談の方で呼んだ……あとなんか字が違うくね?

 

「ああ……成程ね。やっぱりそうか……」

 

何故か父も納得顔で、

 

「まあ、頑張んな一誠!」

「はぁ?」

 

背中を叩かれても理解不能なんだが……

 

「そう言えば叔父様はどのような仕事を?」

 

姫島先輩に叔父様って呼ばれて父さんはデレッとした。

 

「母さんに報告かな」

「ま、待て一誠……俺を殺す気か?それにお前、俺ぐらいになったら何か不思議な嬉しさを感じるのがわかるぞ」

 

一生分からんで結構だ。

 

「あ、そうそう。仕事は小説を書いてるんだ」

「小説?」

「そ。まあ書いてるときの名前違うから本名聞いてもわからないよな……」

 

そう言って頬を掻いた。

 

「じゃあなんて名前でかいておられるんですか?」

「ん?【吉利】って名前だけど?」

 

一刀が姫島先輩にそういった瞬間その場の空気が固まった……

 

「ま、まさか……あの【恋姫夢想】シリーズのですか!?」

「そうだよ」

 

全員が驚愕の表情を浮かべた。

 

 

【恋姫夢想】シリーズ……突然現れた新人作家、吉利が描く長期連載小説……現代から三国志時代にタイムスリップした高校生・南郷 刃が何故か女の子の曹操達後の魏となる武将達と乱世をかけると言う男女に高い人気を誇る小説……三国志で実際あった事件や裏話なども随所にあり実際の時代の流れとは違う部分があるが評論家からは高い三国志への教養がなければ書けないと言わしめさせ作中の戦のシーンはリアリティが高く、だが何処かファンタジーが入っていてそれでいて飽きさせない。その中に出る他の武将達との掛け合いも魅力だ。

 

だがなんといっても一番の見所は女の子の魏の武将達との交流だ。笑えたりドキドキさせられたりとラブロマンス要素も多く殺伐とした世界観の中で一息つかせてくれる。

 

あとはキャラクターが多種多様って言うのも高い評価だ。まあ何故か袁紹がアホだったり劉備が天然だったり悪逆非道の董卓がその中では真逆だったりとそれぞれのキャラにファンが着くくらいだ。まあ……何だっけ?公そ……何とかさんとか、華ゆ……ほにゃららさんとかみたいに余り有名じゃないのもいるけどね。

 

「まさか一誠くんのお父さんだったとは……本当に一誠くんって驚かせてくれますね」

「まあ……」

 

姫島先輩にまた曖昧に返事した。皆フィクションだと思ってるけどアレって実際に会ったことっていうか父が本当に体験したことを書いたらバカ売れしただけだ。そして何故か母達はその小説を見ないし序でに子供達に見せないようにしている……何故かって?母達曰く、「可能なら揉み消したい……」らしい。用は過去の自分を改めてみると恥ずかしいらしい上に子供達には内緒にしときたいことを父が嘘を書いたら不味いよなとよくもわるくも真実を書いてしまったらしい。それ以来母達の検閲を経てから出版社に送られるようになったが……

 

「そろそろ終わるから新しいシリーズも考えなきゃいけないんだよねぇ」

 

一刀は苦笑いした。

 

「この分でいくと一誠のお母さんもすごい人物そうね」

「そ、そんなことないですよ……」

 

一誠はリアス先輩から目をそらした。ええ、そりゃあの曹操 孟徳ですからね。凄いですよ。最恐の母ですよ。父共々頭が上がりません。

 

すると、

 

「ん?」

 

何か体育館の方が騒がしい。何かあったものか?魔女っ子がどうとか言っているが……

 

「なんの騒ぎだ?」

 

皆でゾロゾロと行くと人だかりができていてなんかその向こうで誰かが踊ってる。アレは確か……ミルキーだとか言う魔法少女アニメの衣装だった気がする。

 

「そう言えば今、天和母さん達と暗刻(アンコウ)姉さん達って今どこのいるんだっけ?」

「今確か……ああ、大阪だ」

 

天和母さん……正確に言えばその下に妹の地和母さんと人和母さんがいる。その三人で数え役満姉妹(シスターズ)って言うユニットを組んで昔アイドルをしてたらしい。今はタレント等が中心だが……そしてその娘が暗刻姉さん、連刻(レンコウ)姉さん、連荘(レンチャン)姉さんだ。今は姉さん達の方がアイドルをやってて一刀と一誠は実はオタ芸を出来たりする。余りアイドルはわからないが新しいアルバムが出る度にそのCDだけは買ってたりするのは余談だ。

 

「ああ!」

 

するとその人物を見たリアス先輩が固まった。どうしたんだ?そう思って声を掛けようとしたらそこに匙が来た。

 

「おいおいこんな日にわざわざ選んで騒ぎ起こすんじゃねぇよ」

「げ、生徒会の匙……」

 

匙がシッシと手を振って集まりを解散させる。

 

「すいません。ご家族の方ですか?でしたら場に会わせた格好をしていただかないと困りますよ……」

「これが私の正装だよ?」

 

どんな正装だと突っ込みたかったが黙っておこう。そこに、

 

「なんの騒ぎですか?」

 

会長さんがやって来た。

 

「ああ!ソーナちゃん見つけた!」

『え?』

 

会長さんにその魔女っ子は抱きつく……

 

「彼女はセラフォルー様よ……」

 

確か……四大魔王のレヴィアタン様じゃなかったっけ?

 

「そしてソーナのお姉さま」

「あ、リアスちゃんもおひさ~」

 

セラフォルーさんはにこやかに笑う。

 

「駒王学園って本当に色んなのが集まるんだなぁ~」

 

これを見ても色んなのがですむ父さんがすごいよ……

 

 

「もしや北郷一誠くんのお父さまですかな?」

「あ、そうですが……ええと」

「リアスの父です。いつもお宅の息子さんには娘がお世話になっております」

「私は兄のサーゼクスです」

「ああ~。いえいえこちらこそ」

 

一刀はリアス先輩のお父さんとサーゼクスさんに挨拶する。

 

「どうですかな?これから少し落ち着いた場所で少しお話でもできたらと思うのですが」

「ええ、いいですよ」

 

そう言ってお互いの父達が居なくなったところで……もう安心!

 

「あれがレヴィアタン様ですか?」

「そうなのよ……」

 

もう悪魔の会話しても大丈夫だ。流石に父さん相手でもその話はできないからな。リアス先輩のお父さんもそこを汲んでくれたんだろう。

 

「余り言いたくないけど四大魔王の全員は仕事もできるけどその分プライベートでは酷いくらいにかるいのよ……」

 

それはまた……そんな一誠とリアス先輩の会話を尻目にセラフォルーさんは会長さんに抱きつく。

 

「なに怒ってるのソーたん。ここは久しぶりに会えたお姉さまと抱き合って百合百合な展開でも良いと思うの」

 

実家で飽きるほど見てるんで別の場所でどうぞ……何てふざけてると会長さんが顔を真っ赤にしては走り出した。

 

「もう耐えられません!」

「あ、まってソーたん!」

 

そう言って走り去ってしまった……

 

「俺……会長のフォロー行ってくるわ」

「行ってらっしゃい匙」

 

匙もそれを追って走り出す……

 

「いやぁ今日もあそこの姉妹は仲が良いみたいだね。リーアたん」

「お兄さま……私の愛称をたん付けで呼ばないでください」

 

へぇ~リアス先輩って家ではリーアって呼ばれていたのか……

 

「はぁ……昔はお兄さまお兄さまと後ろをついて回っていたと言うのに……」

「お兄さま!」

 

何かああいう兄妹は新鮮だ……そのためか一誠は少し笑ってしまったのは余談である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜……何故かリアス先輩のお父さんとサーゼクスさんにグレイフィアさんと父である一刀は一誠のマンションの部屋に来ていた。

 

「これはかつてない地獄だわ……」

 

すっかりリアス先輩のお父さんと一刀は意気投合していて一緒にお酒を飲んでる。流石そこはと思う。父さんは昔から何故か気がつくと知らない一団にいて一緒にお酒を飲んでるような人だった。桜を見に花見なんぞ行くといつの間にか知らない連中が混ざってるし実家の方でもよく知らない人や脛に傷があるような人と交流があったりと中々顔が広い。

 

「見てください。うちのリーアたんが先生に当てられて答えています!」

「いやぁ、リアスちゃんは頭が良いですね」

「自慢の娘ですから」

「……もう限界!」

 

そう言ってリアス先輩は部屋から出てしまった。まあそうだよなぁ……と思いつつ後を追うと一誠の部屋にいた……

 

「すいません。うちの父さんって昔からあんな感じで……」

「それは良いのよ……お互いの両親が仲が良いのは嬉しいことだわ」

 

そう呟くとリアス先輩は一誠を見た……

 

「ねぇ一誠……一誠は私に会えて幸せ?」

「え?」

「私はあなたに会えて幸せよ。光栄に思いなさい。あなたの存在は私の心の中を結構占めてるのよ」

 

それは光栄だ……嬉しいと思うし……何かドキドキする……なんだろこの感覚……

 

「俺だって幸せですよ………将来部長が彼氏できても内心自慢してしまうくらいね」

 

一誠がそういうとリアス先輩は何処か傷ついた顔になった……あれ?何か言っちまったか?

 

「そうよね……あなたはそういう性格だったわね」

 

そう呟くとリアス先輩は距離を詰めてきた……

 

「あの……むぐ!」

 

どうかしましたか?と聞こうとした瞬間リアス先輩の口で口を塞がれた……2度目のキス……何だろう……何かこぅ……腹のそこがグワァーっと来る感覚……心臓の拍動もそとに聞こえそうなほどで鳴り響く……

 

「ん……」

 

そして今度はリアス先輩の舌が一誠の唇を官能的に舐めた後口内に侵入して……

 

「ぐぇ!」

 

来る前に襟首を引っ張られた。

 

「アーシア!?レイナーレ!?」

 

涙目のアーシアと目をつり上げるレイナーレ……余裕な顔のリアス先輩……

 

「邪魔しないでくれるかしら?中々時間とれないのよ?」

「だぁかぁらぁ盛ってんじゃないわよ!」

 

今にも喧嘩が起きそうな空気……こんなとこでやめてくれぇ……と思ったところに、

 

「喧嘩はお止めください」

「そうだね、喧嘩はよくないんじゃないかな?」

『っ!』

 

いつの間にかグレイフィアさんとサーゼクスさんが見ていた……いつからそこに?と言うか観賞会は?

 

「少し抜けてきたんだよ。それよりリアス。そろそろ君のビジョップを解放しても良いと私は思っているんだが……その辺について少し話したい」

 

そう言えば謎の包まれてたビジョップ……それを聞いてリアス先輩は目を見開くだけだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、父さんは帰るため靴を履いているのを一誠は見送る。

 

「じゃあまたな一誠」

「ああ、またな」

 

そんなやり取りをすると父さんは笑う。

 

「しかしまさかあんなかわいい女の子三人と同居とはな~やるじゃねぇか一誠」

「そんなんじゃないよ。お互い家族だと思ってるんだからさ」

 

そう言うと父さんに肩を竦められた。

 

「はぁ……まあすぐに気づけと行っても無理か……まあ良いさ、ゆっくり歩み寄っていけば良い。じゃあな」

 

そう言ってドアを開けて出ていった……

 

「どういう意味だ?」

 

一誠は首をかしげる……

 

 

 

 

 

 

 

 

「しかしあれだなぁ……」

 

一刀はマンションから出ると振り替える……

 

「一誠の周りの女の子がアーシアちゃん以外全員人間じゃないってのは驚いたな流石に……ま、あいつが信じてるなら良いけどさ」

 

と、バレないように必死であっても父には簡単に見抜かれているのを一誠が知るのは大分先の話である。




一刀にはあっさりバレてると言うね。別に霊感的な奴じゃないです。何となく感覚的に人間じゃないのに気づいた感じです。まあ息子の隠し位簡単に見抜けます。

そして一刀はこの世界では小説家になってます。吉利とは曹操の幼名の一つだと乗っていた気がします。そしてタイトルは恋姫夢想……まんまですね。とは言えルートは当たり前ながら魏ルートしかありません。ですが十年以上続いてるロングセラー小説になってます。

あとちゃっかり天和達とその娘達も名前だけ登場……ネーミングセンスは突っ込まないでください。

さて次回は皆大好き金髪美少女(女装)吸血鬼、ギャスパー君の登場です。ギャスパーファンの方はお楽しみに~
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