【完】真・ハイスクールD×D夢想 覇天の御使い   作:ユウジン

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二天龍の戦い

「ヴァーリ!!!!」

 

一誠の右手に込めた氣弾を発射……だがそれはヴァーリの張った魔方陣に逸らされた。だがその隙に間合いを詰めた一誠の拳……

 

「おっと!」

 

それをヴァーリは回避……

 

「オォオオオオオ!!!!」

 

次々放たれる一誠の拳撃……だがそれを全部回避した……なんだこの回避能力!

 

「随分反射神経がいいみたいだな!」

「いや?まあ反射神経も良い方だが……そういう訳じゃない」

「何?じゃあなんだ」

「勘だ……」

「……は?」

 

一誠は唖然とした。

 

「なんと無くお前が氣弾を囮に間合いを詰めてくるのも分かったしそこから

ら得意の体術でくるのも分かった……序でにどの順に拳撃を放つのかもな」

「なんだその未来予知……」

 

一誠は半眼になった。そういえば思い出した。母の華琳が孫策を教えてくれたとき……言ったのだ。彼女は英雄であり……そしてこっちをバカにしてるのかのような勘の持ち主だと……こっちが考えたことを簡単に勘で見抜いて来る女だったと……確かにこの勘は反則だ。

 

「さぁ今度はこっちがいくぞ!」

「ちっ!」

 

魔方陣を展開してヴァーリが魔力の弾丸を次々放つ。それを一誠は飛び上がって距離をとって回避するが追ってくる。

 

「くそ!」

 

一誠は氣をためる。

 

《Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!》

 

「行けぇ!」

 

倍化であげた力で氣弾を放って飛んできた魔力弾一網打尽にした……だがそこにできた砂塵からヴァーリが出てきた。

 

「オラァ!」

「がっ!」

 

一誠に決まったヴァーリの拳は一誠を後方に吹っ飛ばす。

 

「まさかこれで終わりでは――がっ!」

 

ヴァーリの脇腹に走った激痛……この感覚は……龍殺し(ドラゴンスレイヤー)か?

 

「咄嗟だったから掠らせるのが限界だったけどな!」

 

一誠は籠手から刀身だけだしたアスカロンを仕舞いながらヴァーリとの距離を詰め直す。流石に結構今の一撃は効いたんだぞ!

 

「ごっ!」

 

ヴァーリの顔面に一誠の拳……

 

「ちっ!」

 

ヴァーリは一誠を見据えて睨むと迎撃にかかる。

 

「オォ!」

 

一誠は蹴りを放つとヴァーリは勘で予測しておいて回避する。だが一誠は構わず更に、連続で蹴りを放って旋風脚……それをスレスレで躱してヴァーリは離れた。

 

「まさかあの一瞬でアスカロン(そ れ)を出してこっちの動きを止めるとはな……流石俺のライバルだ」

「ま、俺も中々楽しいよ……」

 

少なくとも一誠は初めての感覚だった。初めての自分と互角の相手との対峙……次どうするか……あの勘をどうやって掻い潜るか……龍殺し(ドラゴンスレイヤー)をどう回避して一撃を叩き込むか……お互いの思考が交錯しあっていく。

 

「なら……これはどうかな?」

 

《Divide!》

 

「なっ!」

 

急激に力が減った感覚……なんだこれは……

 

《Boost!》

 

「ふぅ!」

 

そしてまた戻った。

 

《気を付けろ相棒。あの白いやつの力は無限に相手の力を半減させて自分の力のする能力だ。本来禁手化(バランスブレイカー)に至ってるのだからなら完全な連続で半減も出来た筈だが……それをしなかったのは自分の力を理解させたんだろう。これでお相子だと言う意味だろうな》

 

成程……こっちの力知られてるがヴァーリの力は知らなかった。その辺を分かった上でヴァーリは敢えて知らせてきた……面白い。

 

「ならいくぞドライグ!」

「いくぞ!アルビオン!」

 

《Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!》

《Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!》

 

倍化と半減が交錯し二天龍はぶつかる。幾ら半減されても倍化していき意味はほとんどなく疲労も感じない……

同時に幾ら半減しても弱らないため意味がないが自らの力は何時でも入ってくる。無駄な力は背中の光翼から出して終わりだ。

 

「オォ……」

「オォオオオオオ!!!!」

 

放たれる拳とそれを回避する勘……そこからカウンターの蹴りが繰り出されるがきっちり一誠は防御して肘を打ち上げてヴァーリをねらう……それを顔を逸らして回避したがその隙を一誠は見逃さずヴァーリのボディに拳撃を叩き込んだ。

 

「ごふっ!」

 

ヴァーリは血を吐いた……今のは勘でも反応できなかった……と言うかする前に打ち込まれた……

 

「今のは……」

「うちの母親の一人からの教えでね……どんなに武を鍛えても最後に獣を倒すのは人間の知恵だとね」

 

一誠は勘で回避されるならそれを含めて戦術に組み込んで戦う。人間には知恵がある。ヴァーリがこっちの予測を上回る勘をもつならこちらもそれを含めた戦いかたをする。今のでわかったがヴァーリの勘も無制限に予知できる訳じゃない。百パーセントの確率の予知ではなく正確には並外れた危険察知能力から来る獣の本能だ。それに対抗できるのは知恵だ……武器を持たなければ人は獣に勝てない……だから人は武器を作りだした……武術を練った……知恵を絞ってな。

 

常に予測し続けるんだ。常に考え常に読み続ける。相手の一挙一足を見逃すな。こちらの動きが勘で分かるならこっちはヴァーリの僅かな緊張や違和感から相手の動きを読む。熱くなるな……

 

「母に自分の子房と言わしめさせた軍師に神算鬼謀……それにならぶ軍師には策略の方も仕込まれてんでね……」

 

策略とは相手を追い込む技術のようなものだ。無論軍隊を動かす訳じゃない……だが一誠の武術と併せれば相手を的確に追い込む非常に厄介な技に変わる。これでもそこそこお手のものだ。こっちは勘があろうと関係ない。それを砕く策を立てて実行してダメなら修正し良ければ続行する。ただそれだけだ。

 

それにこっちの研鑽してきた武は勘で簡単に崩されるほどヤワには仕込まれてない。多少躱されたって構いやしない。そんな程度で困惑したりしない。わりと最近サボりぎみだったがトラウマになるほど鍛えられたんだ。これでも自分の武術とそしてドライグの力は信用してるんだよ。

 

「初めてだ……俺の勘を破ってくる奴はな……いや、昔母にはやぶられてたからな……他人では二人目だ」

 

そうヴァーリは笑う……楽しそうだ……そして……

 

「なら……こうだな!」

 

ヴァーリの打ち出す魔弾……数が多い!

 

「ちぃ!」

 

一誠は上に飛んで逃げると上空には無数の魔方陣があった。不味いこのままでは!

 

「くそっ!」

 

それは一誠が隙をみて倍化していきデカイ氣弾をぶっぱなして纏めて吹っ飛ばす。だが今度は一誠を囲むように魔方陣が展開された……逃げ道を塞がれた!?

 

「さぁ、これはどうする?」

「オォオオオオオオオ!!!!」

 

《Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!……》

 

一誠は拳を氣で覆うと倍化と共に魔方陣から放たれる魔力弾を弾いていく。無論全ては弾けず限界もあるがそれでもなにもしないわけにはいかない。少しでも氣を抜けばこの量の魔弾だ……いくら一誠でもオーバーキルだ。

 

『アァアアアアアアアアア!!!!』

 

二天龍の戦いは未だヒートアップしていく……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれが二天龍の激突……」

「んなわけあるか……アイツらまだ本気じゃねぇよ」

 

祐斗に呟きをアザゼルが否定する。

 

「本気でヴァーリが魔力弾ぶっぱなせばこの辺りいったいはまず消し飛ぶし北郷 一誠がマジの拳撃放てば衝撃の余波でこの辺りが無事にすむ筈がない。思いっきり戦ってるように見えてもあの二人は隙を探してんだよ……自分の思いっきりを叩き込む瞬間をな……」

「そうだな……二天龍の激突で国の地形が変わったと言う話もある」

 

アザゼルとサーゼクスさんの言葉にリアス先輩たちが絶句した。あれでもまだ小手調べなのか……

 

「しかし一誠くんの拳撃を先程からよく回避してるな……」

「ああ、あれ勘で避けてるから」

『……は?』

 

アザゼルに全員が何ですって?みたいな目を向けた。

 

「アイツの勘はチートなんだよ……例えば神経衰弱すればこっちが指示したマークと数字を勘で百発百中させるし全方向からランダムで光の槍投げると何となくって言って躱すし、天才肌なのか頭も良いと来てやがる……戦闘狂の癖に判断能力がバカみたいに高いしな……だからアイツと戦おうなんて奴はグリゴリにもいねぇ……ってのに北郷 一誠の奴は普通に戦ってるし何発か当ててる……あれも化け物だぜ……ホントに人間か?」

「人間……と本人は言ってるが私も余り自信を持って言えないな」

 

サーゼクスさんは苦笑いぎみだ。

 

「だけど魔王の血筋ともなるとあそこまで……」

「いや、勘は母親譲りらしい。ヴァーリ曰く人間なのに悪魔より化け物じみた母親だったらしい」

(絶対もう人間じゃないでしょ……)

 

リアス先輩たちは内心突っ込んだが同時にどこかで聞いたような台詞だ……確か……そうだ、一誠も母親をそんな感じで言ってた気がする。一誠といいヴァーリといい何故か母親が人間離れしてると言う点では共通してるらしい。

 

「それでどっちが勝つと思いますか?」

「さぁな……まあどちらにせよこれから段々激しくなっていくぜ……」

 

ミカエルにアザゼルが答えてると爆発が起こった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちぃ!」

 

一誠はヴァーリの魔力弾を氣で覆った手で弾ききると再度間合いを詰めた。

 

はっきり言って中距離から遠距離ではヴァーリの完全な領分だ。氣で弾いたりしての回避しかできない……それでもたまにどうしても避けられず当たって痛いが気にしていられない……これでは不利だ……だが、

 

「くっ!」

 

一誠の密着してからの至近距離での戦い……これは今度はヴァーリが勘で避けるしか手だてがない。しかも要所要所できっちり当ててくる。どんなに勘が鋭くても一誠の読みも驚異だった。一誠の一撃は重いし破壊力が十分……非常に面倒だ。

 

 

だが互いに相手の領分では回避するしかないがそれでも決定打が放てない上に相手の領分では完全にダメージを避けることは無理だった。

 

そして相手を沈める一撃を互いに秘めていても逆に言えばそこまでデカイ一撃は回避されたら隙を産み出す。相手のデカイ一撃を誘いながら二人は隙を作り出そうとしている。

 

「流石に厄介だな……実際舐めてたよ。人間だしもう少し簡単に勝てると思ってた」

「俺も魔王の血筋がどうしたって感じだったからな……少し油断してたよ……」

 

そんなやり取りをしながら氣と魔力が交差する……互いに打ち消し会うだけだ。

 

「さて……そろそろこっちもギアをあげていこう」

 

《Half Dimension!》

 

「っ!」

 

急激な脱力……それだけじゃない。周りの木々すらも半分になった……まさかこれは広範囲を半減させるのか!

 

「ちっ!」

 

急がないと先輩たちにも被害が出る……そう思い一誠はヴァーリと距離を縮める……それが失敗だった……

 

「そこだ!」

「っ!――しまった!」

 

そこにヴァーリが一誠に向ける巨大な魔方陣……焦って急に近づいたせいでブレーキ何ぞ効く筈がなかった……一誠は最後の最後で読みをし損なってしまう。

 

「終わりだ……」

「かっ……」

 

一誠に放たれた巨大な魔力の濁流みたいな一撃……柱のような魔弾は一誠を飲み込みすさまじい爆発と爆音と衝撃波を辺り一体に情け容赦なく撒き散らす……三大勢力のトップが辺りに甚大な被害が出ないように結界を張って抑える……

 

「一誠!」

 

その中リアス先輩がそれをみて叫んだ……

 

「終わったか……?――っ!」

 

ふと……ヴァーリが構えを解いた次の瞬間走る悪寒……

 

「ちっ!」

 

何と無く……何となくだが勘が訴えヴァーリは離れようとした……だがそれより早く赤い物体がヴァーリを捕まえた……一誠が読み間違えたのと同様にヴァーリも油断した……当たり前だが油断した状態では勘も反応が遅れる。ある程度の緊張が常に心にあるからこそ勘は生きてくるのだ。一誠の読みが焦り等でその精度を落とすように……

 

「油断したなヴァーリ!」

 

鎧の所々が壊れて生身の体が露出して血も流しているが一誠は笑ってヴァーリをガッチリ捕まえた……あとコンマ一秒でも早くヴァーリが動いたら逃げられていたが一誠は捕まえた……一誠は残った氣を全て放出して肉体を強化する……

 

「くっ!離せ!」

 

ヴァーリが暴れるが一誠が離すわけがない。しっかりとヴァーリ捕まえて……

 

「北郷家 家訓 第十項!!!!《ピンチの時こそ頭を使って逆転だ!》だぜ!」

 

ガツン!……っとヴァーリの頭に走る衝撃……一誠の頭突きは互いの兜を砕いて頭を外気に晒す……因みに、この項目の本来の使い方とは違うが今回はちょっと特殊例って事でな。

 

「がっ……」

 

ヴァーリが大きく体制を崩す……ちなみに一誠は北郷家の中で二番目に石頭だったりする。(一番は一刀)さぁ、今こそチャンスだ……一誠は拳を握る……

 

《Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!》

 

「アスカロン!!!!」

 

《Blade!》

 

一誠はアスカロンを全て出すと拳を握って構える。

 

「オォオオオオオ!!!!」

 

放つは我が全ての意思……刃に込めるは我が全ての願い……背負うは血を浴びた時に背負うべき業……己の全てを込めた乾坤一擲の一刀……断ち切るのは我が障壁なり!

 

「怒髪衝天!!!!」

 

一誠はアスカロンを振り下ろし龍殺し(ドラゴンスレイヤー)の大斬撃をヴァーリに叩き込む。……本来は一撃叩き込んだら追撃を決めることもできるんだが残念ながら今喰らったばかりのダメージのせいでそこまでの体力はない……だが龍殺し(ドラゴンスレイヤー)の一撃だ……ヴァーリには大ダメージだろう。

 

「がぁ!」

 

ヴァーリは血を吐き身を捩って痛みに耐えた。だが二人はそのまま地面に落ちる……

 

「く……」

「かは……」

 

一誠はアスカロンを杖代わりに立ちヴァーリも足元をふらつかせながら立ち上がる……

 

二天龍の戦いはどちらかの死をもって決着となる……まだどちらも生きているのだ。

 

「くく……流石龍殺し(ドラゴンスレイヤー)の斬撃……意識が飛びそうになるが痛すぎてまた意識が戻ってくる感じだ……」

「はぁ……はぁ……そっちもデケェ一撃打ち込みやがって……体のあちらこちらが痛くて敵わねぇ……」

 

肩で息をしながら二人は互いを見据える。すると、

 

「仕方ない……ここまで来たら奥の手を……覇龍(ジャガーノート・ドライブ)を使うとしよう……」

「なに?」

 

聞きなれない言葉に一誠が眉を寄せる。

 

《やめろヴァーリ!それは得策ではない!その体で覇龍(ジャガーノート・ドライブ)を使えばただでは済まん!なによりドライグの力を解放しかねん!》

「それは好都合だ……【我 目覚めるは……】」

 

ドクン!と一誠の中で何かが跳ねる……危機?違う。一種の高揚感……なんだこの感覚……

 

《相棒!今すぐ止めろ!》

「え?あ、分かった」

 

だが体が思うように動かん……不味い……だがそこに、

 

「おいおいおい!ヴァーリが追い込まれてるってマジかよ!面白いもんが見えたぜ!」

「ん?」

 

突然空中から現れた男……誰だ?

 

「お前が今代の赤龍帝か?いやぁ~凄ぜぃ!ヴァーリをここまで追い込むなんて俺っち夢見てんのかと思っちまうよ」

「……美猴。迎えに来て態々それを言いたいだけか?」

 

ヴァーリは呪文のようなものをやめて美猴と呼んだ男を見る。

 

「っと、一応自己紹介しとくぜ赤龍帝。俺は美猴……闘戦勝仏・孫悟空の末裔だぜぃ」

 

おいおい、魔王の血筋と来て今度は孫悟空の末裔だ……有名な血筋のバーゲンセールかよ……そのうちこっちの世界の英雄の子孫とか出てきそう……なわけないか。居たとしたって出会う可能性の方が低いだろうし。

 

「仕方ない。北郷一誠……今回はここまでにしよう。何時か決着をつけよう。じゃあな」

 

ヴァーリは美猴と共に黒い影に消えていく……

 

「ハァー……」

 

一誠は鎧を解除するとその場に座り込んだ……

 

「一誠!大丈夫!」

 

皆がそこに来た。一誠は手を振って大丈夫だと伝える。

とは言え相当疲労している……彼処までとは……今回はうまく龍殺し(ドラゴンスレイヤー)の力を叩き込めたが次回も同じとはいかないだろう。

 

じゃあどうするか?決まってる……ひとつしかないだろう。

 

(強く……ならないとな)

 

一誠は自らにそう強く誓う。そうしてるとアザゼルが苦笑いしながら来た。

 

「しかしまたアイツを彼処まで追い詰めてるとはな……まあ気をつけろよお前。確実にヴァーリの倒したい奴リストに入ったからな」

「そんなリストがあるのか……」

「ああ。まあギネスに載るようなもんだから難しく考えるな」

「そんな命の危機を感じるリストに何ぞ入りたくないわい!」

 

一誠の心からの叫びが辺りに響いたのは……まあ余談である。




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