俺たちの遊戯王部   作:宗馬

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皆さん、こんにちは!宗馬です。通算UAが2000を越えました!これも皆さんのおかげです。
拙い文章ですがこれからもよろしくお願いします。


第8話:廃部だ!

「《メガロアビス》でダイレクトアタック!これで終わりよ!」

 

「うぎぁぁぁぁぁぁ!」

 

仁/LP1000→0

 

「《アブソルートZero》で《銀河魔導師》を攻撃です!」

 

「ほげえええええええ!」

 

仁/LP400→0

 

「悪いがこれで終わりだ。《スターダスト・ウォリアー》と《ジェット・ウォリアー》でダイレクトアタック!」

 

仁/LP4200→1200→0

 

「なんでだあああああああ!」

 

ここは放課後の青藍高校、第2遊戯王部の部室だ。沙耶の入部から既に1週間ほど経過しており彼女はすっかり部に馴染んでいた。

しかし仁はというと沙耶の1戦から全く勝てなくなっていた。この部に入ったことで確実に強くはなってきているのだがいかんせん周りのメンバーが強すぎるのだ。ホワイトボードに書いてある今日の対戦成績見ても仁の欄には『勝ち数0』の厳しい現実がうつっていた。

 

「優紀との対戦は勝ち越しだけど、部長には負け越しか…。やっぱ強いわね。」

 

そう言って悔しそうにホワイトボードを眺めているのは先ほど仁をワンキルした沙耶だ。彼女の成績を見てみると優紀には5戦中3勝2敗、悠には1勝4敗、仁には5勝0敗と中々な成績をおさめていた。

 

「ふっふっふ。そう簡単に私を勝ち越せると思うなよ?」

 

流石と言うべきなのか悠の負け数は沙耶との対戦の1敗のみだ。

 

「沙耶ちゃんは入ったばかりなのに強いですね。私ももっと頑張らないと…。」

 

落ち込み気味に言う優紀だが負けた試合も十分互角と呼べる戦いをしたいたのだ。決して他の2人に劣っているというわけではない。

 

「優紀は十分頑張ってるじゃない。それよりももっと重症なのがウチにはいるでしょ。」

 

「うっ…」

 

沙耶の言葉がに仁の心をごっそりと削り取る。そしてその言葉が止めと言わんばかりにバタリと倒れる。

 

「こんなやつに負けた自分が恥ずかしいわ…。」

 

「あはは…。まあまあ。」

 

頭をおさえて呆れる沙耶をなだめる優紀。実際あれから一度も負けていないのだからそう思うのも当然といえば当然だ。

そんなこんなで4人で話しているとガラガラっと扉を開けて現在第2遊戯王部最後の部員の拓海が入ってきた。

 

「ちっーす、ってもう終わったのか?」

 

「拓実くん、遅刻ですよ。」

 

「あーはいはいごめんごめん。」

 

優紀が頬を膨らませて拓実に注意するが肝心の本人は全く気にしていない。

 

「この部の男子には本当にロクなのがいないわね…。」

 

沙耶が一層大きなため息をはく。一方はやる気はあるがそれが空回り気味でもう1人はやる気さえもあまり感じられないのでその気持ちも分からなくもない。

 

「仁、お前まーた負けたのか。何連敗目だよ?」

 

「うるせーやい。つーかまだお前とデュエルしてないじゃん。勝負しろよ。」

 

「そういえば私も見たことないわね。アンタデュエル出来るの?」

 

拓実にからかわれ何気なく仁が言い返した言葉に沙耶が反応する。

確かに仁達が入部してからは彼とデュエルをしたこともないしましてや誰かとしているところも見たことがない。

 

「拓実君はデュエルしてくれる時はしてくれるんですけどしない時は全然なんですよ。」

 

「拓実君は実力は確かなんだが、少し気まぐれなところがあるからな。」

 

唯一対戦したことがあるだろう2人も口ぶりから察するにそれほどデュエルした回数は多くないのだろう。少々困ったという様子で話している。

 

「ま、そーゆーことだから俺パスな。」

 

そう言って部室にあるソファーに寝転ぶと何処からもってきたのか『それはどうかなと言えるデュエル哲学』という本を読んでいた。

それを見て悠はため息をつくが、3人の方に向き直りパンパンと手を叩く。

 

「さて、一通り対戦も終わったことだし次はどうしようか?」

 

「拓実抜いてちょうど4人だしタッグデュエルなんてどうッスか?」

 

悠の質問に仁が真っ先に手を上げて意見を述べる。

 

「そんなことしたら如月のいるほうが負けるに決まってるじゃない。」

 

沙耶の容赦のない一言によって『カハッ』という悲鳴と共に再び仁が膝から崩れ落ちた。

 

ガラッ

 

しかしその瞬間ドアを勢いよく開ける音が教室に響き渡る。この部活のメンバーはすでに全員揃っているし客など滅多に来ない。何事かと思い全員がその音が発生した方を見る。

 

「ここが第2遊戯王部だな!一ノ瀬拓実はいるか!」

 

そこにいたのは取り巻きを2人つれているオールバックが特徴的なプライドの高そうな男子生徒だ。制服のネクタイを見る限り仁達と同じ1年生であることは分かったが仁を含め彼のことを知っているのは誰もいなかった。しかも見る限り彼はとても怒っているように見えた。

 

「あのう、どちら様でしょうか?」

 

そんな様子の男子生徒が何のようだと思い、優紀が恐る恐る尋ねる。

 

「なに!?君は満月さんを知らないのか!?」

 

「1年生期待の新星!満月流《みちづきながれ》さんを知らないなんて本当にこの学校の生徒なのか!?」

 

取り巻き2人が興奮した様子で食い気味に優紀をまくしたてる。いきなり部室に入ってきたうえに大声を出しているのを当然あの人が黙っていない。

刹那ゴキッという鈍い音が部室に響き渡る。その音の正体は沙耶が取り巻きを殴り倒した音だ。

 

「そんなやつ知るわけないでしょ。勝手に入ってきて何言ってんのよ。」

 

元々沙耶は気が長いほうではない。いくら相手が初対面の相手だろうが彼女の逆鱗に触れてしまったが最後だ。

リアルファイトではこの部で最強を誇る沙耶の鉄拳をモロに受け、取り巻き2人は声もあげずその場に崩れ落ちピクピクと震えていた。

仁も一度沙耶のボディーブローを受けている身として取り巻き2人が気の毒だった。

 

「フン。おかしな連中ばかりだとは聞いていたがまさかここまでとはな。」

 

「「み…満月さん…」」

 

それを見て流がまるで遊戯王部のメンバーを見下すように語りだす。

 

「第2遊戯王部。今までは大会出場どころか部の存続さえ難しいほど部員がいなかったのにここ最近その人数を着々と増やし力をつけている…それだけでも気に入らんのに更に僕をイラつかせているのはお前だ!!」

 

ビシッという音が出そうな勢いで指をさす満月流。その指の先にはこんな騒ぎなど我知らずと本を読みふけっている拓実だった。

 

「だってさ仁。」

 

「ええ!?俺!?」

 

「違ぁぁぁう!お前だ!一ノ瀬拓実!貴様のその憎たらしい顔を忘れたことはない!」

 

涼しい顔をして受け流す拓実だが流のほうはそれとは裏腹に彼に対し、怒りをあらわにしている。彼の怒りようからして2人の間には並々ならぬ因縁があることが予想できる。

 

『なあ、あんなこと言ってるけど本当は何かあったんじゃないの?』

 

『俺が知るかよ。あんな奴今日初めて見たわ。』

 

流には聞こえないように声を潜めて話す仁と拓海だが本当に心当たりはないらしい。

 

「拓海くんには後で話を聞くとして、君は何をそんなに怒っているんだい?よければ理由を教えてくれないか。」

 

とにかく流を落ち着かせようと思い、悠が流に話を切り出す。

 

「それは!」

 

「俺たちが説明しよう!」

 

先ほど沙耶のダイレクトアタックを食らってダウンしていた取り巻き2人がここで復活。

 

「あれは3日前。」

 

「満月さんが憧れの先輩である高山由香《たかやまゆか》先輩に告白したときのことだ。」

 

高山由香とは青藍高校2年生の女子生徒のことであり校内で5本の指に入る美人だ。その人気から中にはファンクラブまで存在しているという噂まである。ちなみに流はそのファンクラブの会長だったりする。

 

「高山先輩は満月さんの愛の告白を当然OKするものだと思っていた。だが…!」

 

ちょっと回想入ります。

 

『悪いけど君とは付き合えないかなー。』

 

『どうしてですか!?あなたと僕ならどこから見てもお似合いの2人になれるじゃないですか!!』

 

『うーん。それはよくわからないけど正直君みたいなタイプ苦手なんだよね。』

 

ピシィ!となにかが割れる音がしたような気がした。その瞬間流は口をあんぐりとあけたまま絶句していた。ここまでなら彼もまだ立ち直れたかもしれない。しかし問題は由香が次に言ったことだった。

 

『付き合うなら一ノ瀬君みたいなタイプがいいなあ。彼クールでかっこいいでしょ。』

 

その言葉を聞き完全に流の中で何かが崩れ落ちる音がした。そして同時に拓海への怒りがフツフツと込み上げてきたらしいのだ。これを聞いて分かる通り完全な逆恨みなのだが当の本人は本気でやっているのだから手におえない。

 

「あの日から僕は貴様と第2遊戯王部を潰すことだけを考えてきたんだ…!今こそその雪辱をはらすときだ!」

 

「「復讐に燃える満月さんも最高ッス!一生ついていきます!!」」

 

「では、早速タッグデュエルを始めるか。チーム分けはどうする?」

 

「そーッスね、ここは力が均等になるように…」

 

「って人の話を聞けーー!!」

 

流はヤル気満々だが拓実を含め、この部で彼らの相手をしようという者は1人もいない。全員安定のスルーだ。

 

「うるさいわね。あんたらまだいたの?なんならもう1発食らっとく?」

 

そう言って沙耶がギロリとにらみをきかせて拳をかまえる。

さっきの取り巻きの様子から沙耶のパンチの威力は簡単に予想がつく。あんなもの食らってはたまったものではないと流は苦し紛れにいいわけをする。

 

「ま、待て。これは何も一ノ瀬だけの問題じゃないぞ。君たち全員に関係ある話だ。」

 

「君は拓実君目当てできたのだろう。こう言ってはなんだが私たちは関係ないだろう。」

 

ここで悠が正論。しかし流はさっきとうって変わって自信ありげにしゃべりだす。

「それがあるんだよなぁ。これを見てもらおうか!!」

 

そう言ってとりだしたのは『遊戯王部』と書いてあるバッチ(LDSみたいなやつ)だった。

 

「む…。それは…。」

 

そのバッチをみた瞬間悠が顔をしかめる。なんのことか分からない仁は優紀達を見てみると全員そのバッチが何を意味するかは知っているようだった。

 

「驚いて声も出ないみたいだな!そうさ!これは青藍高校遊戯王部の証!お前ら偽物とは違うという象徴だ!」

 

「やれやれ。だからそれが何だってんだよ。早く用件言えよ。」

 

只のモブキャラかと思っていたが実は第1遊戯王部のメンバーだという衝撃の真実?を聞いても全く動じない拓実。それどころか態度を全く変えない様子に腹をたてたのか流の表情が曇る。

 

「察しの悪いやつだ…。デュエルだ!デュエルで決着をつけると言ってるんだ!僕が勝てば土下座して僕に謝れ!そしてついでに第2遊戯王部は廃部にしてやる!」

 

「何その条件、こっちにメリットないじゃない。受けるわけないわ。」

 

沙耶の言うとおりこのデュエルを受けたところで失うものはあっても得るものは何もない。当然拓実も相手にしないと思っていたが…

 

「いいぜ。そのデュエルうける。」

 

「なっ……。」

 

これには第2遊戯王部全員が目を丸くして驚いていた。

 

「ちょ…何で受けんのよこんなデュエル!」

 

「そうですよ!こっちに良いこと何もないじゃないですか!」

 

優紀と沙耶が拓実

それを聞き拓実がフウとため息をついて答える。

 

「あーゆう輩はしつこいからな。ここで突っぱねてもまた何度もここに来るだろ。ここで黙らせといたほうがお前らに迷惑かからないでしょ。」

 

その言葉に納得したのか、2人とも渋々と引き下がる。代わりに悠が一歩前にでる。

 

「やるからには勝ってくれよ?じゃないとこの部がなくなってしまうようだからな。」

 

「部長…楽しんでるでしょ、この状況。」

 

「ん?そんなことはないぞ。」

 

言っていることとは裏腹に顔が完全に笑っている。どうやら拓実が負けるとは微塵も思っていないようだ。

 

「作戦会議は終わったかい?それとも今すぐ僕に土下座して謝る?」

 

「誰がんなことするか、デュエルしてやるよ。ただし俺が勝ったら2度と此処にはくんな。」

 

「僕が負けるなんてありえないから別にどんな条件でも構わないよ。」

 

「じゃあ早速始めるか。」

 

「後悔させてやるよ。僕を怒らせたことをね!」

 

「「デュエル!!」」

 

拓実/LP8000

 

流/LP8000

 

思わぬ形で拓実のデュエルを見ることになったが仁は不安を拭いきれない。拓実が強いとは聞いているが流は曲がりなりにも第1遊戯王部のメンバーだ。簡単に倒せる

相手ではないだろう。

 

「あいつ大丈夫なの?」

 

隣で沙耶がだれに言うでもなく呟く。どうやら彼女も仁と同じ考えのようだ。

 

「大丈夫ですよ。」

 

その問いに優紀が力強く答える。

 

「拓実君、普段はいい加減でちゃらんぽらんですけどデュエルの時はまるで別人ですから。」

 

優紀も悠と同じで拓実に絶対の信頼をよせているらしい。

その信頼の理由を探るべく、仁と沙耶の2人はデュエルに意識をもどす。

 

「僕の先行!《セイクリッド・ポルクス》を召喚!」

 

セイクリッド・ポルクス

☆4/ATK1700

 

「【セイクリッド】か…。」

 

【セイクリッド】はエクシーズ召喚をすることに特化したテーマでエースモンスターである《セイクリッド・プレアデス》によるバウンス能力を中心に戦うデッキだ。

 

「まだまだ!《ポルクス》の効果で手札の《セイクリッド・カウスト》を召喚!」

 

セイクリッド・カウスト

☆4/ATK1800

 

これでレベル4のモンスターが2体揃いエクシーズ召喚が可能になったがこれで終わりではない。

 

「《カウスト》の効果発動!このカードは1ターンに2度までフィールドの《セイクリッド》と名のつくモンスターのレベルを1あげることができる。僕は《ポルクス》と《カウスト》を選択!」

 

セイクリッド・ポルクス

☆4→☆5

セイクリッド・カウスト

☆4→☆5

 

「更に永続魔法《セイクリッドの聖痕》を発動。これで【セイクリッド】エクシーズモンスターを特殊召喚するか度にカードを1枚ドローするよ。」

 

「成る程、手札補充も抜かりないってか。」

 

「その余裕、本当にムカつくね。僕は2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」

 

「レベル5が2体、来るか。」

 

「エクシーズ召喚!現れろランク5!《セイクリッド・プレアデス》!」

 

セイクリッド・プレアデス

★5/ATK2500

 

「《プレアデス》がもう出てきた…。ちょっとキツイんじゃないのか。」

 

仁が動揺するのも当然でこのモンスターは制圧力がたかい。彼も光属性中心のデッキということでエクストラデッキに1枚入れているのでその強力さはよく知っている。

 

「《聖痕》の効果で1枚ドロー。カードを1枚伏せてターンエンドだ。」

 

流/LP8000手札4枚

 

モンスター

セイクリッド・プレアデス

★5/ATK2500

 

魔法・罠

セイクリッドの聖痕

リバース×1枚

 

「じゃ、俺のターンだな。ドロー。」

 

先行《プレアデス》を召喚され拓実の動きは制限されることが予想されるがどのように切り抜けるのだろうか。

 

「俺は魔法カード《光の援軍》を発動。デッキトップを3枚墓地に送り【ライトロード】モンスターを手札に加える。俺は《ライトロード・サモナー・ルミナス》を手札に加える。」

 

「チッ。面倒なカードを使うな。」

 

【ライトロード】は昔からあるテーマだが少しずつ強化され続け今なお根強い人気を誇っている。墓地肥やしから爆発力のある大量展開が特徴だ。

 

「1つ思ったのだがこの解説は新しいデッキが出る度にするのか?」

 

ここで悠が唐突にボケをいれる。

 

「部長、発言がメタいッスよ。それにこれ作者がわざわざw○kiで調べて書いてるんだから。」

 

そのボケに更に拓実が便乗する。

 

「いや、2人とも発言メタすぎだから!なんでここでボケはさむの!?今まで普通にシリアスだったじゃん!」

 

2人のボケに仁が盛大にツッコミをいれる。ここまで真面目にデュエルしていたかと思った拓実が急にボケたのでそれも分からなくもない。

 

「いや…。最近真面目にデュエルしてばかりでネタ成分が無かったからここで1発ボケるのもありかと思ってな。」

 

「そんな気遣いいらんわ!それに俺何故かツッコミにまわってんだけど!俺ってそんなポジションだっけ!?」

 

「私入る部間違たわ…。」

 

「拓実君…。」

 

これを見てこの部の常識人2人が大きくため息をつく。

 

「貴様ら揃いも揃って!ふざけているのか!さっさとデュエルを続けろ!」

 

流もさすがに堪忍袋の緒が切れたようだ。忘れがちだがこれは廃部をかけたデュエルでもある。それでこのグダグダっぷりだ。

 

「はいはいっと。俺は《ライトロード・アサシン・ライデン》を召喚!」

 

ライトロード・アサシン・ライデン

☆4/ATK1700

 

上半身裸のナイフを持った男性モンスターが現れる【ライトロード】でも中核をになうモンスターだ。

 

「《ライデン》の効果を使うぜ。デッキからカードを2枚墓地に送る。おっ、ラッキーだなデッキから墓地に送られたんで《ライトロード・ビースト・ウォルフ》を特殊召喚。」

 

ライトロード・ビースト・ウォルフ

☆4/ATK2100

 

今度は白い毛をした犬の獣人が登場。通常召喚できないかわりにレベル4のなかでは高い攻撃力を誇る。

 

「モンスターを出したか。だがプレアデスの攻撃力には届かないな。」

 

「まあ、見てな。俺はレベル4の《ライデン》と《ウォルフ》でオーバーレイネットワークを構築!」

 

「何!?エクシーズ召喚だと!?」

 

「エクシーズ召喚は何もお前だけの専売特許じゃねえよ。エクシーズ召喚!《ライトロード・セイント・ミネルバ》!」

 

ライトロード・セイント・ミネルバ

★4/ATK2000

 

《ライトロード・メイデン・ミネルバ》が少し成長した姿で登場。その効果は【ライトロード】と非常に噛み合っている。しかしそんな強力な効果をもつモンスターを流が放っておくわけがない。

 

「《セイクリッド・プレアデス》の効果を発動!エクシーズ素材を1つ取り除いてカードを手札に戻す!《セイント・ミネルバ 》には退場してもらう!」

 

「させるか。《プレアデス》の効果にチェーンして墓地から《ブレイクスルー・スキル》を発動。これでモンスター効果は無効だ。」

 

《プレアデス》が効果を発動しようとエクシーズ素材を消費すると地面から光が発せられる。それを受け、《プレアデス》が力なくうなだれる。

 

「くっ!いつの間にそんなものを…」

 

「最初の《光の援軍》のときだ。墓地に何が落ちたのかくらい確認しとくんだな。」

 

「うるさい!僕に指図するな!」

 

「人のアドバイスに対してそれかよ…。まあいいや《ミネルバ》の効果使うけどなんかあるか?」

 

「何もない。」

 

「『あの伏せカード、妨害系じゃないのか?』《ミネルバ》の効果でデッキから3枚墓地送りその中の【ライトロード】のカードの数だけドローできる。」

 

落ちたカード

ライトロード・アーチャー・フェリス

ソーラー・エクスチェンジ

ネクロ・ガードナー

 

「落ちた【ライトロード】は1枚、よって1枚ドロー。更にモンスター効果でデッキから墓地に送られたので《ライトロード・アーチャー・フェリス》は特殊召喚できる。」

 

弓を持った猫の獣人のモンスターが登場。そのかわいい見た目に反して優秀な除去効果を持っている。

 

「《フェリス》の効果、リリースして《プレアデス》を破壊する。」

 

「そう易々と事が運ぶと思うな!罠発動《安全地帯》!これで破壊は無効だ!」

 

《プレアデス》の効果を無効にされた後は罠カードで破壊を防ぐ。腐っても第1遊戯王部やられっぱなしでは終わらない。

 

「へーその伏せカードは《安全地帯》だったか。こりゃ当てが外れたな。カードを2枚伏せてターンエンだ。」

 

拓実/LP8000

 

モンスター

ライトロード・セイント・ミネルバ

★4/ATK2000

 

魔法・罠

リバース×2枚

 

「フンッ、雑魚だと思っていたが少しはやるようだな。」

 

「お前こそ思ったより大したことないな。拍子抜けだわ。」

 

「減らず口を…」

 

このデュエル、必ず拓実にかってもらわなければならない。皆思ってることは拓実の勝利だ。しかし仁は1人こんなことを考えていた。

 

『俺って結局ツッコミ役でこの先いくのか…。』

 

 

 

 

 




第8話いかがでしたでしょうか?ネタを挟んでしまった分いつもよりグダグダ感が増してしまった否めませんがこれが書きたかったことなので後悔はありません笑
さて、遂に第1遊戯王部から刺客?が現れましたね!拓実はデュエルに勝って廃部を免れる事ができるのでしょうか?
では、次回もよろしくお願いします。
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