新世紀エヴァンゲリオン碇シンジと世界の守護者たち   作:レザイア

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新章開幕


2nd 「AnotherPoint」
2章第1話「G獄の始まり」


「ゴジラ」

全てを壊していく破壊神、そして人類に新たな可能性を示した恵み。

ゴジラの細胞のおかげでまた人類の技術は進んだ。

その恩恵で、世界各国の復興も進んできたが、主要な都市がメインの為に地方ほど少し昔の生活水準へと落ちていく。

その代わりゴジラ対策の研究分野に各国が力を入れてる、国連がゴジラ対策として国連G対策センターを設立し各国の科学者たちと共同で対ゴジラ兵器を制作する中、

メーサー砲と呼ばれるプラズマでの攻撃技術、さらにゴジラにも対抗できる大型兵器を作り上げようとしていた、

さらにはゴジラに対して現段階で有力ではと言われている核分裂促進剤入りの対ゴジラ用ミサイル並びそれを搭載したF-5雷燕と呼ばれる最新型の戦闘機を開発している。

日本は居災対の矢口さん達と防衛相が設立した対巨大不明生物特殊航空隊AAA(スリーエー)を主軸に対ゴジラへと動いている中、

政府内でもまだ派閥や考えの違いなどで混沌と化しており防衛省内でも旧戦略自衛隊の面々が独自で派閥を強めており、

結局のところ政府側は今でもてんやわんやのカオスな場所だった。

 

一方ネルフは現状対ゴジラにおいてエヴァによる迎撃及び殲滅が最も有効であると主張しており、実際国連並び政府の要請で何度も殲滅はしたが、

初号機によるニアサードの未遂、ゼーレの終焉による補完計画の情報が流出したため信用がかなり落ちてしまい、エヴァの運用を良しとしない人間が増えてしまった。

使徒の襲撃があれ以来全くと言っていいほど無く、もはやネルフは存在意義を失い始めていた。

結果ネルフを吸収しようという連中やネルフから取って代わって自分たちがなどという者も出始める始末。

だが、旧ゼーレの面々による資金や物資の供給でまだ続けていけた。

現在のネルフはG対策も重要だが、LevelⅡのエヴァ、

こちらでは神のエヴァということでGod EVANGELION(略称Gエヴァ)の研究を進めており赤城博士や技術開発部の面々が日々のGエヴァ達を解析するも、

完全にブラックボックスと化しており、ただでさえ最初のエヴァでも不明点は数多く残っており、頭の抱えるに者は少なくない。

さらにGエヴァの初号機から五号機までの6機はLevel1こと前エヴァを吸収してしまったのに、

六号機のみ前6号機を残しており、他のエヴァと異なること点が多く調べても謎が謎を呼ぶ状況だった。

だがそれでもと開発は続けており次代のエヴァを建造するE3計画と、

人類の手でGエヴァを造り上げるという前代未聞の計画を実行し始めている。

 

そして現在2018年、第十使徒の襲来から1年後、彼らは高校二年となった。

「あぁほんと世界の四季は戻ったって言っても夏が多いのはほんとにどうにもならないわね!」

いつも通りの通学路、アスカは熱さに文句言っている。

「ヒーメ、夏が多いなら夏の楽しみが増えるからいいじゃん」

マリさんがアスカに抱き着きながら引きずられていく。

「おっもいわねぇ!余計に暑いし!]

「ほーら、マリさん離れた離れた、よっこいせ!」

マリさんを抱えて離したが、メッチャ胸が腕に当たる、デカいんだよ・・・ほんとに。

「あー、悠君セクハラーむっちゃ胸に当たってるー」

「避けずに離せは無理でしょうが!不可抗力!」

最近朝はこの3人で固まって通学してるというわけではないが、他が合流するまではこの3人で歩いている。

「おいーっす、悠ーシンジはまたか?」

「あぁトウジ、いつも通りレイさんとこに迎えに行ってるよ」

「あぁーあ、ラッブラブだねほんと、あれで付き合ってないとかあり得ないよ」

ケンスケとトウジが合流し長い坂を上っていく。

チリンチリンとベルの音が鳴り振り向くとそこに颯爽と自転車で走っていくカヲル君がいた。

「やぁ、おはようみんな」

「おはよう渚、ほんとに坂でよく自転車走ってられるわね・・・」

「電動アシスト自転車だよ、これこそ文明の利器だよ」

確かにすごいけど庶民的すぎるよ文明の利器という割に。

「そないに大層にいう物か・・・」

「まぁ、便利さを考えれば確かにそうとも言えるな」

ケンスケもくいっと眼鏡を上げ納得している。

「まぁ、これ今バッテリー切れると一瞬で地獄と化すけどね」

その通りだ、便利な一方切れたら坂道ではなければまだ何とかなる、

しかしここは坂道ここで切れれば坂道の辛さを味わうことになる。

だがこれでもマシだ、一昔前のはまともに漕げないレベルだからこれでもかなり進化した方だ。

さらにそこに・・・。

「みんなおはよう!」

「おはよう・・・」

聞きなれた声の方に振り返ればシンジとレイが息を切らせながら走ってきた。

「おぅおはようさん!シンジぃ・・・この前の数学のノート見せてくれんか!」

「トウジまた寝てた?ほんとに起きてないとそのうち先生キレるよ?」

「分かる、分かっとるんや、けどな、あの呪文耐えろはキツいで!?」

「いや分かるけどもう耐えるしかないだろ、もうあれなら魔剤なり翼を授かるなりしろほんと」

「ゆーう・・・おま、あれに手出しゃ飲まずにいられんやろ・・・

ループにはまりたくないんや・・・」

「諦めてかかれ、別にカフェインにハマり込むやつは少なくねぇさ」

迷わず無慈悲に告げる。

だってカフェイン取らんと起きてらんねぇだろうさ、つまらん授業なんぞ。

「ほんとバカじゃないの・・・摂りすぎは良くないって昔から言うでしょ!つまらんのはわかるけど・・・」

「うんうん、既に知ってることを何度も言われたくはないわな」

そんな雑談をしながら学校へと向かう。

これが本来彼等にあるべき姿だろう。

戦いも陰謀もない高校生のあるべき日々だ。

「せんぱーい!おはようございます!」

あれから1年も経てば後輩もいる。

後ろから少し小柄な女子が手を振って走ってきた。

「おはようコトネ、朝から元気だなぁほんとに」

「はい!元気なのが一番ですから!」

鈴波コトネ17歳、学校での後輩でもあり、

そして昨年から新たに入ったNERVのエヴァパイロットである。

真面目で明るいしやる気も人一倍ある、

しかし空回ることも少なくなく、エヴァのシンクロ率も自分たちと比べるとそんなに高くはない。

だがほんとに良い子なんだ・・・今時こんな子がいるかと聞かれると、

まぁいないもんだ、このまま真っすぐ育ってほしい・・・。

「アスカ先輩にマリ先輩もおはようございます!」

「はいおはよ・・・ほんとに朝から耳に・・・」

「おっはよー、朝から可愛いいなぁーうりうりー」

と盛大にモフり散らかしてる。

「ちょっ、マリ先輩ってばー」

そういうコトネも嬉しそうに笑ってる。

「あ、そうだ、この前のプテラノドンモドキの話聞いた?」

とマリからこの前ニュースで大々的に報じられてた話題が持ち出された。

「あぁ、テレビでケツァルコアトルスに類似した生物とか言った話か」

最近千葉県逃尾市に夏祭りの会場にて突如として襲来した恐竜と言うべきか、

明らかにこの時代に存在しないであろう生物が人々を襲ったが、

祭り会場にて展示されていたロボットが撃退し、逃げ出したかと思えば、

空高く舞い上がってなんとそのまま落ちて死んでしまった。

まだ調査中だが、あのゴジラに関連する可能性が高いのではないかという意見もある。

「あ、先輩その話色々聞いてますよ、あれからラドンって放射性物質が出てきたらしいのでそのままみんなしてラドンって呼んでますよー」

ラドン?確かそんな原子あった気がするけど・・・。

プテラではないのか?

「ラドン・・・プテラとか言う奴はいないのか・・・似てると思うんだけどなぁ。」

「配信でリスナーさん達と話してますけど全然わからないんですよねー」

コトネの趣味?というか生き甲斐なのか、動画配信をよくしている。

かくいう俺もリスナーの一人だ、多分本人にも知られてないと思う。

「ネルフに一体でもいいからサンプル入れば意外とわかるんじゃない?リツコさんとか解剖してそうな」

「赤城博士・・・そういうの絶対やりたがらないと思う」

珍しくレイが言い切る。

「え、なんでさ?」

「だって、博士はメスよりキーボードの人だもの・・・」

全くもってその通りだった。

 

そして今日もまた、学生として彼は過ごしていった。

そして帰り道、今日は珍しく一人だった。

坂を下り、家へと向かう途中に横断歩道で今ではあまり見ないかなり身形が見窄らしい老人が隣にいた。

信号が変わるとき、ぼそりとこうつぶやいたように聞こえた。

『ゴジラがやってくる、破局が始まり世界は狂いだす』と・・・

 

その時はただの独り言と思っていたが、それがのちに来る惨劇を指すとは夢にも思わなかった。

 

 




どうも、帰ってまいりました!
オリンピックやらなんやら色々ありますが、
また頑張って書いてきます
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