新世紀エヴァンゲリオン碇シンジと世界の守護者たち   作:レザイア

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2章第4話「家路」

ラドン、マンダの襲撃の後プラグスーツのまま休憩室でパイロットだけで集まりたわいもない話をしていた。

「結局マンダもミサイルでパァになりゃワイらは要らへんねん、ならわざわざスーツ着んでもええっちゅうねんほんま」

「鈴原くん、転ばぬ先の杖とも言うよ、何事も慢心はいけないものだよ」

「かーっ!カヲルはほんま心配性やなぁ」

「あんたは調子乗りすぎだっての!全くケンスケくらいの冷静さは持ちなさいよほんと」

「うるさいねん!いいやろがい!平和なら!」

「これを平和と呼ぶなら少し怖い平和ですがね・・・」

少し苦笑いをするコトネ。

「まぁなぁ、怪獣が来るのが平和とは呼べないよな、

ゴジラも残ってるし、他の怪獣や使徒がくるならエヴァはどう足掻いても出番はあるよ、それが来ない方がいい・・・」

そうは言うが自分としては来て欲しいと思ってしまう内面はどうしてもあった、

必要とされるというのはどれほど嬉しく喜ばしいことか、

もういらないと言われた自分は自分のままでいられるのか、

それが少し怖い。

「・・・」

無言でマリが見透かすように見てる

「まぁ悠そんなに辛気臭い顔しずほらコーラでものんでなさいよ!」

とぐいっとコーラの缶をアスカが押し込んでくる

「おっまえっ!?まっ!?ごふっ!?」

炭酸が喉に染みるがむせた。

「お前急にそれはやめろって・・・!?」

「キャハハ」

アスカが楽しそうに悪魔的な笑いをするがまぁ可愛さは相変わらずで許したくなりそうだ。

「あぁ、悠先輩手拭きです」

とコトネがスっと紙の手拭きを出してくれた。

それを受け取り口を拭うも、マリさんが横から手を出し拭いてくれた。

「こど、子供じゃないだから・・・!」

「いいんだよぉ、黙って拭かれなぁ」

と拭ってくれた、妙に手馴れた仕草だが少し自分には恥ずかし差を感じた。

そのまま警戒態勢は解除された為着替えて各自帰宅することにはなったが、

アスカとシンジくん、コトネとマリさんで帰ることになった。

帰り道のモノレールは混みながらも椅子には座れた。

妙に暖かい椅子に眠くなる、アスカも既に寝こけていてグースー寝息を出してる。

自分も意識がぶれ始め、ぼーっと天井を眺める、

見慣れた天井には見慣れた広告が写っている。

次第に瞼が重く落ち意識は闇の中に沈む。

くびがそのまま誰かの肩に乗った気がするがもうどうでもよかった。

 

暫く寝ていたのか起こされる声に気づき起きると目の前にはマリさんがいた。

「ほら、悠君もう着いたよ、降りなきゃ」

そう引っ張り上げてくれた。

「ありがとう、いつも」

ニコッと笑うと一瞬いつものマリさんの笑顔が少し寂しそうに見えた気がする。

最近妙にそんな風に見えるのが増えた気がしている。

「じゃ、またねぇ」

そう言って彼の背中を押しモノレールから下した。

振り向くと走っていくモノレール越しにマリさんが見えたがすぐ見えなくなった。

 

「どうしたの、あのメガネになにかあるの?」

アスカが肩に腕をのせてくるがスッと払って歩き出す。

「いや、なにも」

このことを言うとアスカが少し不機嫌になるだろうから言うのはやめておこう。

そして家路につく。

 

 

 

 

 

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