ハイスクールD×D 加速する戦士   作:響く黒雲

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戦闘校舎のフェニックス type WILD
その日常は何処まで続くのか


よう! 神藤走介だ! 今俺は公園にいる。

そして……

 

「561…… 562…… 563……」

 

「498…… 499…… 500……」

 

何故か分からんがイッセーと一緒に腕立てをしている。

 

「イッセー!! もっとしゃんとなさい!! 悪魔である貴方が人間の走介に負けているのが悔しく無いの!?」

 

「そ、そんなこと言ったって…… 走介は人外なんだから…… 仕方ないじゃないですか……!!」

 

「うぉおい!!!! 誰が人外だ!!!! 人外はイッセーだろうが!!!!」

 

全く… 人の事を人外呼ばわりとか…… 随分失礼な奴になったな…

 

因みに今の俺達の姿はジャージだ。

なんでも部長曰く「ジャージの方が修行っぽいでしょ?」とのことだ。

 

どうやら部長は形から入るタイプのようだ。

 

でも確かに思う所が無い訳じゃ無い。

ドライブに変身してから俺の身体能力が上がってきているような気がする。

 

しかも更に奇妙なのは俺自身が身体能力が上がってきているんじゃなく、戻って来ていると感じていることだ。

 

なんでそんな風に思っているんだろう?

 

俺が考えていたら…

 

 

バチン!!

 

 

「痛ってえ!!!!」

 

「ペースが落ちてるわよ!! 走介!!」

 

部長に尻を叩かれてしまった。

 

「それにしても…… 遅いわね……」

 

部長がそんな事を呟くと…

 

「イッセーさーん!! 走介さーん!! 部長さーん!!」

 

向こうからアーシアがバスケットを持って小走りしながらやって来た。

 

と言うかアーシア、あんな長い服着てんのによく転ばねえな。

 

「あう!」

 

と思ったら転けた。

 

「うう…… これも主がお与えになった試練なのですか…… あう!」

 

アーシアは悪魔なんだから祈ったらそりゃダメージ受けるだろ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから俺達はアーシアが持って来た朝食を食べ、何故かイッセーの家に行った。

 

イッセーの家に着くと、そこには段ボールが置いてあった。

 

「イッセー引っ越すのか?」

 

「な訳ねーだろ!! なんだこりゃ!?」

 

「あ、それ… 私のです」

 

「アーシアの?」

 

「そうよ、今日からアーシアはここに住むの」

 

どうしてそうなった……

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、言うわけで此方にアーシアをホームステイさせたいと思うのですが…」

 

今現在、兵藤のおじさん、おばさんにアーシアのホームステイ交渉をしている部長…

 

いくらおじさん、おばさんがイッセーと同じレベルのお人好しでも……

 

「お父さん!!!! 娘よ!!!! 娘ができるわーー!!!!」

 

「ああ!!!! まさかイッセーにこんな出来た子が嫁に来るとはーーーー!!!!」

 

……… 前言撤回、超が付くお人好し家族だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして学園では。

 

「初めまして、アーシア・アルジェントと申します。まだ日本に馴れてませんが皆さんよろしくお願いいたします」

 

アーシアは俺とイッセーのクラスに転入してきた。

アーシアは超がつく美少女なので当然、この二人は…

 

「美少女キター!!!!」

 

「しかも金髪だ!!!!」

 

狂乱していた。

 

お前らはぶれねえな… 松田、元浜…

 

放課になってアーシアが孤立してしまうか心配だったが、そんな事はなく、その人懐っこい性格が幸いして直ぐに人気者になっていた。

 

イッセーは…… いつも通り松田と元浜にボコボコにされていた。

 

「てめえもだ走介!!」

 

「噂では、俺達のマスコット、小猫ちゃんと仲がいいそうじゃねえか!!!!」

 

なんでそこで俺に矛先がむく…

 

「だったらなんだよ」

 

「「ゆ" る" さ" ん" !!!!」」

 

するとバカ二人が俺に拳を向けてくるが…

 

「「走介覚悟ぉぉぉっ!!!!」」

 

「フンッ!!」

 

逆にクロスカウンターパンチを二人にぶち当てた。

 

「ク、クロスカウンターパンチ…… だと…?」

 

「お前…… いつの間にそんな技を……」

 

「伊達にリアス部長に鍛えて貰ってねえ」

 

「「ち、ちくしょう……」」

 

そのまま二人は動かなくなった。

 

「松田さんと元浜さん、大丈夫なんでしょうか?」

 

「アハハ…… 大丈夫大丈夫!! 何時もの事だから……」

 

「そうなんですか?」

 

「そうよ、だからアーシアはあの二人を心配しなくていいのよ」

 

そんな桐生、イッセー、アーシアの会話があったそうな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後になり、オカルト研究部の部室で特にすることもなくだらだらしていると部長がいきなり。

 

「今日は走介の家でパーティをしましょう」

 

と言った。

 

はぁ? 何言ってんだこの部長は?

突然そんなそうだ、京都に行こう。みたいなノリ出されても困るんだが。

 

「いや、ちょっと待って…」

 

「あらあら、うふふ、いいですわね~」

 

「いいですわね~じゃ…」

 

「先輩、食後はチーズケーキでお願いします」

 

「小猫、気が早い…」

 

「友達の家に行くのは久しぶりだな~」

 

「木場、何でノリノリなんだ…」

 

「俺走介の家に行った事ねえんだよな!!」

 

「イッセー、少しは疑問を…」

 

「私、人の家に行くのは初めてです~」

 

「アーシア、お願いだから…」

 

「それじゃ、みんな行きましょう」

 

「「「「はい!!!!」」」」

 

「話を聞けェェェェッッッ!!!!!!」

 

結局、俺の魂の叫びはガンスルーされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………で結局。

 

「どうしてこうなった…?」

 

全員に力技で押され、家まで案内させられた。

 

「まあいいじゃないか、こうして食材は持ってきたんだし」

 

「持ってこなかったら俺はお前達を死んでも家に入れなかったぞ…」

 

「いいじゃない、それじゃあお邪魔するわね」

 

「どーぞ、何も無い所ですけど……」

 

家に入って俺は日課の挨拶をした。

 

「ただいま、父さん、母さん」

 

「その人は……?」

 

「俺の父さんと母さんだ、小さい頃に死んだらしいから、顔も覚えて無いんだけどな」

 

「そう…」

 

両親の話をすると、みんな暗くなってしまった。

 

「おい、暗くなるために来たんなら帰って貰うぞ」

 

「ごめん走介君…」

 

「謝んなよ木場、別に今は寂しくないからな」

 

「そっか、でも今までの生活はどうしていたんだい?」

 

「ああ… 後見人がいたんだ」

 

「後見人?」

 

「最後に会ったのは中三の時だったかな~ 面白い人達でさ、個性的なんだよ」

 

「へ~ どんな風に?」

 

「例えば、旦那さんの士郎さんはリアス部長なみたいな紅髪だし、奥さんの咲夜さんはいつもメイド服着ているし、よく二人の子供の当麻と遊んだっけ」

 

「え?」

 

「士郎さんの仕事仲間の世良さんもまた強烈でさ、魔法少女のコスプレしててよく妹さんの話を聞かされたな~ 何故かすげえ生徒会長に似てたけど… 亜獣さんにもよく勉強教えて貰ってたお陰で駒王学園にも合格出来たんだよな~」

 

「それって…… まさかね……?」

 

? 部長はなんで複雑な顔をしてんだ?

 

 

 

 

 

 

その後パーティは大成功、バタバタしたがみんなに喜んで貰えて何よりだ。

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