ハイスクールD×D 加速する戦士   作:響く黒雲

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携帯アプリで仮面ライダーのゲームをしていたら、イベントでブレンロイミュード追悼記念プレゼントが貰えた。

意外と愛されてたんだな…… ブレン……


再び戦争が始まってしまうのか

木場がエクスカリバーを打ち砕いた瞬間、町に設置された魔方陣は光を放って消えた。

 

『やったな!! 木場!!』

 

「バ、バカな!? あり得ん…… 聖と魔、二つの反発し合う力が一つになるなど……」

 

バルパーは木場の聖魔剣を見て何故か取り乱していた。

 

「バルパー・ガリレイ、覚悟を決めてもらおう」

 

「そうか!聖と魔!! 二つを司るバランスが大きく崩れていたとしたら… だとしたら、先の大戦で四大魔王だけでなく、神も―――― ゴハァッ!!?」

 

何か考察をしていたバルパーはいきなり刺された。

 

「「「『なっ!?』」」」

 

他ならぬコカビエルの手によって…

 

「何故バルパーを殺した!?」

 

「バルパーは優秀だったよ… 優秀だったが故にその結論に至ったのだろう。だが、バルパーは知りすぎた… 只それだけだ」

 

『てめえ…!! どれだけ腐ってやがる!!』

 

「フン… 赤龍帝、仮面ライダー、リアス・グレモリー、もしくは青龍君に力の譲渡をしろ」

 

「私達にチャンスを与えると言うの!?」

 

「そうでもしなければ、まともに戦えんだろ?」

 

完全に嘗めきってやがる…

何処までもふざけた野郎だ…!!

 

『イッセー、譲渡は部長にしろ』

 

「は!? でも走介お前は!?」

 

『心配すんな、この腐れガラスをぶちのめす迄は死にはしねえ』

 

俺は一歩前に出て、コカビエルを睨む。

 

「ほう… また殺られに来たか、仮面ライダー」

 

『ハッ、言ってろ。今度は倒す!!』

 

俺達は互いに手が届きそうな位置に立ち、睨み合い、そして…

 

「フン!!」

 

『デヤァッ!!』

 

同時に顔面を殴り付けた。

 

「ク、クハハハハ!!!!! 先程よりも威力が上がっているじゃないか、仮面ライダー!!」

 

『ならとっととくたばれ!!!!!』

 

俺は更に追撃するが…

 

「おっと… ハハハ、確かにパワーや防御は上がったが、肝心のスピードが無くなっているぞ!」

 

上に舞い上がり光の槍を投げる。

 

『そのパターンは見切った!!』

 

しかし俺はドア銃で降り注ぐ槍を当たるものだけを正確に割り出し、撃ち抜いた。

 

『ハアッ!!』

 

「ぬ、ぬぉ!?」

 

その合間にコカビエルに二、三発当て、地上に降りてくる。

 

確かにスピードは落ちたが、精密性は増しているんだよ!

 

「走介君!!」

 

「加勢する!!」

 

そこで、ゼノヴィアと木場が乱入してきた。

 

「ほう… 聖魔剣とデュランダル使いか… 来るがいい」

 

「「ハアッ!!」」

 

二人はコカビエルに突撃していくが…

 

「その程度か」

 

コカビエルはゼノヴィアを魔力で弾き飛ばし、木場の聖魔剣を片手で受け止めていた。

 

「ぐ…… ハアッ!!」

 

再び聖魔剣を造り出したが、それも片手で受け止められる。

 

「フン、所詮はこの程度… 期待はずれだな」

 

「それは…… どうかな!!」

 

木場は身を引きながら、口に剣を咥えてコカビエル顔面を切り裂いた。

 

「グァァァァァッ!!? き、貴様…!!」

 

そして踞っているコカビエルに小猫とロマリーが上から攻撃を加える。

 

「…… 隙ありです」

 

「やらせない!!」

 

「調子に… 乗るな!!」

 

しかしコカビエルは翼を刃に変えて、二人を切り裂き、弾く。

 

「うわぁっ!?」

 

「きゃっ!?」

 

「部長!! 貯まりました!!」

 

 

『Transfer!』

 

 

その時、イッセーの力が貯まり、イッセーは部長に譲渡した

 

「ありがとうイッセー! 喰らいなさい!!」

 

部長はフルパワーの滅びの魔力を放つが…

 

「フハハハッ!! 中々の威力たが…… まだまだぁ!!」

 

それを受けてなお、コカビエルはピンピンしていた。

 

「天雷よ、響け!!」

 

朱乃さんも攻撃を加えるがやはり歯が立たない。

 

「俺の邪魔をするのか、バラキエルの娘よ!」

 

バラキエルの娘…… そう呼ばれた朱乃さんは何か苦い顔をしていた。

 

「フン… しかし仕えるべき主を亡くして、お前達神の信者と悪魔はよく戦う」

 

すると、唐突にコカビエルが語りだした。

 

「どういう事かしら?」

 

「そうか… この事を知っているのは限られた者だけだったな… ならば教えてやろう。先の大戦で四大魔王だけでなく、神も死んでいたのだ!!」

 

なっ!? 神が死んでいる…… だと!?

 

「戦後、生き残ったのは、数百にも満たない純粋な天使、悪魔は多くの純血を失い、我等堕天使もその多くを失った。 どの勢力も人間や神器(セイクリットギア)使いに頼るしか無くなったのさ」

 

「嘘だ…… そんなの嘘だ!!」

 

「そんな…… では… 私達に与えられる愛は…」

 

「!? アーシア!! しっかりしろ!!」

 

それを聞いたゼノヴィアは戦意を失いかけ、アーシアはショックで意識を失いイッセーに支えられていた。

 

「この戦いを切っ掛けに、俺は戦争を始める!! 貴様らの首を手土産に、俺だけでも、あの時の続きをしてやる!!!!! 我等堕天使が最強だと!! サーゼクスやミカエルに見せつけて…『フン!!』ゴハァッ!?」

 

コカビエルが最後まで口上を述べることは無かった…何故なら…

 

『下らない…』

 

俺が殴っていたからだ。

 

「貴様…… 」

 

『なあベルトさん、あんた知ってたんだろ? とっくに神様が死んでいるのを…』

 

『……… ああ、その時私はその場に居たからね。ルシファー、レヴィアタン、アスモデウス、ベルゼブブ…… そして… 聖書の神とプロトドライブ… あの戦いで、その六人を失ったのは色々な意味で大打撃だったよ』

 

『そんな人達が止めた戦争をまた始めようってなら、俺は… お前をここで倒す!!!!!』

 

「貴様に俺を止める事は出来ん!!」

 

『出来る出来ないじゃない!! やるんだよ!!』

 

俺はコカビエルに向かって走り出した。

 

「この人間風情がぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 

激昂しならがらコカビエルは再び光の槍を連射してくるが… もうそんなもの、俺には効かん!!

 

俺はテクニックの能力を最大限に発揮し、光の槍を一発も当たらずに潜り抜ける。

 

「何故だ!? 何故当たらん!?」

 

『お前、どれだけ光の槍を投げたか分かってんのか?あれだけバカスカ投げればドライブに経験として記録、テクニックで予測されるに決まってるだろが』

 

「何だと!?」

 

『お前が先代に負けた理由が分かった気がするぜ。先代に言われなかったか? 余計な事しているから負けるんだってな』

 

「き、貴様ァァァ… 撚りによって、あの男と同じ事を……!!!!! 」

 

『悪いが、俺はお前の逆恨みに付き合う義理は無い…… 来い! ブレイバー!!』

 

俺は消防車のシフトカー、ファイヤーブレイバーを呼び、シフトブレスに装着して倒した。

 

 

『タイヤコウカーン!! ファイヤー ブレイバー!!』

 

 

トライドロンから赤い梯子が付いたタイヤが射出され、俺の首に装着された。

 

『行くぜコカビエル!! ひとっ走り付き合えよ!』

 

ゴーグルに光が灯り、俺はシフトアップを発動した。

 

 

『ブレイバー! ブレイバー! ブレイバー!』

 

 

すると、タイヤからはマニュピレーターが伸び、コカビエルの羽根を掴んで振り回し、地面に叩きつける。

 

「なんの真似だ、うおおっ!?」

 

『ハァァァ…… ハアッ!!』

 

「ゴグハァッ!!!!!」

 

『へっ…… 正に堕ちた天使だな。お前にはお似合いだ』

「お、おのれぇぇ……!!」

 

『もう一発!!』

 

「グギャッ!!」

 

更に振り回し、再び地面に叩きつける。

 

『そのまま地面に這いつくばってろ!! グラビティ!!』

 

俺は、ローリングラビティを呼び、ブレイバーと入れ換えて倒した。

 

 

『タイヤコウカーン!! ローリン グラビティ!!』

 

 

今度は黒塗りで黄色いラインの入ったタイヤが装着され、そして……

 

『うわっ!? 重っ!? なんだこれ!? 10t!?』

 

『ああ10tだ、頑張って使いたまえ』

 

10tと書かれた錘が装備された。

 

『フン~!! ハアッ!! ハアッ!! おい!これ持ちあがんねえぞ!!』

 

『気合いだ!! 気合いを入れるんだ!!』

 

『気合いって…… よし…… うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!! 』

 

俺は重すぎる10tの錘を何とか持ち上げ……

 

『ウオリャアァァァァァ!!!!!』

 

コカビエルに投げ飛ばし……

 

 

『グラビティ! グラビティ! グラビティ!』

 

 

シフトアップした。

「グァァァァァッ!!?」

 

すると錘はエネルギーになり、コカビエルを地面にめり込ませた。

 

「か、体が… 動かんだど!? たかが人間の能力に!!」

 

『おまけだ!! 喰らいやがれ!!』

 

俺はドア銃にグラビティを装填した。

 

 

『ヒッサーツ!! グラビティ!! フルスロットル!!』

 

 

『ハアッ!!』

 

コカビエルの真上に銃撃すると、銃弾は重力に逆らう様に落下し、無数の数になってコカビエルに降り注ぐ。

 

 

ドドドドドドドドドドド!!!!!

 

 

「ウギャァァァァァァァァ!!!!!」

 

『あ?まだ動けるのか? しぶといなー』

 

しかしそれでもコカビエルは倒れない。

 

「戦争だ…… 戦争を始めるんだ…… 今度こそ… 俺達が…… 堕天使が勝つんだ…… もう負けん…… 悪魔にも…… 天使にも…… 仮面ライダーにもォォォォ!!!!!」

 

コカビエルはうわ言の様に何かを呟き、最後に仮面ライダーと叫ぶ。

 

 

『DRIVE!!!! type SPEED!!!!』

 

 

俺はタイプスピードになって、再びキーを捻り……

 

『…… そんなに戦争がしたいなら……』

 

イグナイダーを押し、シフトスピードを倒した。

 

『夢の中でやれ!!』

 

 

『ヒッサーツ!! フルスロットル!! SPEED!!』

 

 

『トライドロン!!』

 

俺はトライドロンを呼び寄せ、タイプテクニックになったトライドロンのアームで上空に打ち上げられ、蹴りの体制に入る。

 

そして、トライドロンはコカビエルを掴んで回転する。

 

『デャァァァァァァァァァ!!!!!』

 

俺は回転するトライドロンのアームに掴まれているコカビエル目掛けて蹴り抜いた。

 

 

ドコォォォォォォン!!!!!

 

 

「カ……ハ……ッ」

 

コカビエルはまともな断末魔を上げずに堕ちていった。

 

『安心しろ。手加減はした』

 

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