ハイスクールD×D 加速する戦士   作:響く黒雲

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最初に言っておく! 今回はかーなーり!スマン!!!!

遺品の正体があんなので本当にすんません!



怪盗が狙う遺品とはなにか

『私は仮面ライダールパン、禍の団(カオスブリゲード)って言えば分かるかしら?』

 

俺は今、ピンチだ。

仮面ライダーを名乗り、禍の団(カオスブリゲード)に所属すると言う謎の人物に襲われている。

 

不味いな…… 付近には誰も居ない。

俺がやるしか……!

 

『君の目的は何だ!!』

 

『勿論、最強のエクソシスト神藤勇介の遺品を盗みに来たのよ』

 

「させると思ってんのか!?」

 

『でしょうね。でも私に貴方は勝てない。さあ、遺品を渡して貰おうかしら?』

 

そう言ってルパンは金色の派手な拳銃を取り出した。

俺にはその形に見覚えがあった。

 

「ブレイクガンナー!? なんでお前が!?」

 

『これ? 堕天使の所に盗みに入った時に便利そうだったから盗んで来たのよ。今は大怪盗の万能銃(ルパンガンナー)って読んでるけど』

 

 

『ガ~ン』

 

 

ズガン!!

 

 

そこまで言うと奴は、再び俺を撃ってきた。

 

「くっ!!」

 

何とか避けて、俺は変身しようとするが、ルパンに阻まれる。

 

『ドライブに変身させると思う?』

 

「くそっ!? おいベルトさん!! これじゃあ変身も出来ねえぞ!!」

 

『任せたまえ! シフトカーズ!! 集合!!』

 

ベルトさんの掛け声に応えて、シフトカー達が一斉にルパンに向かっていく。

 

『きゃっ!? ちょっ、何なの!?』

 

『今だ!!』

 

「おう!変身!!」

 

シフトカー達がルパンを足止めしている間に、俺は、イグニッションを捻り、シフトブレスにシフトスピードを装着して倒した。

 

 

『DRIVE!!!! type SPEED!!!!』

 

 

赤い鎧を纏い、タイヤがたすき掛けされ、俺はタイプスピードに変身した。

 

『こい!ドア銃!!』

 

ドア銃を呼び出して、何とかルパンから遠ざかろうとしたが……

 

『逃がすと思う?』

 

ルパンはルパンガンナーで在らぬ所に銃弾を撃ち込むと、そこから、蜘蛛や蛇の様な頭部をした人形の兵士が現れた。

 

『なんだコイツら!?』

 

虚構の兵士(イミテーショントルーパー)、ルパンガンナーに追加した能力の一つよ』

 

厄介な能力を追加してくれるッ!!

 

『このッ!! ハッ!! タァッ!!』

 

遺品を庇いながら兵士に拳を食らわせ、零距離でドア銃をお見舞いすると……

 

 

ドカァァァァァン!!!!

 

 

簡単に倒せた。

 

ルパンガンナーで作り出した虚構だから弱いのか?

 

『でもこれなら!!』

 

『確かに貴方にそいつらは簡単に倒せるけど…… 私から見れば隙だらけよ』

 

『しまっ……!?』

 

兵士を瞬殺出来た事に油断してしまい、ルパンの接近を許してしまった。

 

『ハァッ!!』

 

 

『ブレ~イク』

 

 

『グアァアァッ!!!?』

 

ルパンガンナーで殴られて吹き飛ばされ、弾みで遺品を離してしまった。

 

『しまった!? 遺品が!』

 

『さ~てと、お宝は頂くわね?』

 

『させるかよ! ミキサー!』

 

俺はミキサーを呼び寄せ、タイヤ交換した。

 

 

『タイヤコウカーン!!!! スピン ミキサー!』

 

 

トライドロンからコンクリートのタイヤが射出され、たすき掛けされた。

 

そしてそこから、シフトアップする。

 

 

『ミキサー! ミキサー! ミキサー!』

 

コンクリートのタイヤが回転し、セメント弾が射出され、ルパンの足元を固めた。

 

『きゃっ!? 何これ? 動けない!?』

 

『よし、次はワイルドだ!!』

 

シフトワイルドを呼び寄せ、俺は、タイプチェンジする。

 

 

『DRIVE!!!! type WILD!!!!』

 

 

『ハンドル剣!! 行くぜ!!』

 

ハンドル剣を持ち、ルパンを切りつける。

 

『しまった!?』

 

この一撃で終わる!!!!

 

『…… と言うと思った?』

 

――― 筈だった。

 

『なっ!?』

 

ルパンガンナーから放たれた映画のフィルムに俺は捕らえられ、身動きが取れなくなってしまった。

 

『獲物を捉える瞬間が一番危険なの。だから次は油断しちゃダメよ? …… もっとも、次があれば…… だけどね…』

 

そう言ってルパンは悲しそうに言う。

 

なんでそんな悲しそうに言うんだ?

それに、この声…… 何処かで……

 

『その前にお宝を確認しないと。元は貴方の物だし、確認位はさせてあげる』

 

ルパンは、遺品のアタッシュケースを開く。

すると……

 

『な、何これ!?』

 

いきなり驚いた様な声を上げた。

 

『ちょっと! これはどういう事!?』

 

そう言ってルパンが俺に見せたのは―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――― エロ本だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は?

いやいや、ちょっと待て!?

フランスまで来てわざわざ取りに来たのがエロ本!?

ふ、ふ、ふざけんなぁぁぁぁぁっ!!!!!?

 

『な、何だよ…! これ…!』

 

『最強のエクソシストの遺品が…… エロ本?』

 

じいちゃんの奴は何て物を俺に遺してくれやがった!?

 

俺達は、二人して呆然としていた。

 

『はぁー…… もういい、さよなら』

 

ルパンは諦めたのか呆れたのか、感情の感じられない声で、ルパンガンナーを俺に近づける。

 

『! …… 不味い!』

 

どうにかして脱出しないと……!!

 

何とか俺は、この拘束から抜け出す方法を探っていると、丁度いい物が見つかった。

 

(こ、これだ…!)

 

俺は迷わずそのスイッチを押した。

 

 

『ドロン・トライドロン!!!! タイプ ワイルド!!!!』

 

 

すると、タイプワイルドに変形したトライドロンがやって来て、ルパンと俺を弾き飛ばす。

 

『グアッ!!』

 

『ウワァアァッ!!』

 

な、何とか拘束を逃れる事が出来た。

しまってあったトライドロンキーのお陰だ。

 

でもどうする? 迂闊に近づけば、またあのフィルムの餌食だ。

 

『イタタ…… 無駄よ。貴方のスペックは把握済み。実際に力を見ているから、どんなタイヤを使っても意味が無いわ』

 

『実際に見た? 何をいっている!?』

 

『……… そっか、この姿だと分からないよね』

 

そう言うとルパンの体が光輝き…… 砕け散った。

 

『!?…… そんな…… !?』

 

『バカな!? 彼女がルパンの正体だと!?』

 

その正体は、昨日まで一緒にいたあの人。

水色の髪と赤い瞳が印象的だった…… セーヌさんだっだ。

 

『セーヌさん… どうして』

 

「私は、大怪盗アルセーヌ・ルパンの子孫。ルパン六世、禍の団(カオスブリゲード)の英雄派の一員」

 

『英雄派…!? また、新しい派閥か!?』

 

「そう言う事。最初から貴方と私は敵なの。あのデートは…… 油断させるための……」

 

セーヌさんが敵、その事実は俺のエンジンを止めるには十分だった。

 

いい加減だけど面倒見が良くて、明るくて優しかったセーヌさんが…… 敵?

 

気がつくと俺は膝を突いていた。

 

「走介君…… 今の貴方に、私が止めを刺す資格は無いわ。貴方の相手はこいつよ」

 

セーヌさんがそう言うと、ゴリラの様な、体長二メートル程あるキメラがやって来た。

 

「このキメラには、貴方の今までのスペックが全て詰まってる。貴方がどうあがいても、絶対に勝てないわ………… ごめんなさい、さよなら」

 

何か言っていた様だが、俺の耳には全く入っていなかった。

それよりも気になったのは……

 

――――― ごめんなさい

 

何故謝る? 俺は敵だろう?

 

『謝る位なら…… 最初からしないで下さいよ!』

 

「……… ッ!!?」

 

『それに、キメラに勝てない!? ふざけんな!! 俺はそうやって決めつけられるのがキライなんだよ!ああムカつく!!!! そいつを倒して証明してやる! こい!ソーラー!!』

 

俺は、バーニングソーラーを呼び寄せ、ワイルドと入れ換えてタイヤ交換した。

 

 

『タイヤコウカーン!!!! バーニング ソーラー!』

 

 

トライドロンから、太陽光パネルの様なタイヤが射出され、肩に着いた。

 

「ゴゴゴゴカァッ!!!!」

 

何かを察知したように、キメラは此方にやって来て、その雄大かつ強力な腕を俺に叩きつけんと振るってくる。

 

俺はイグニッションを捻り、イグナイダーを押してソーラーを倒した。

 

 

『ヒッサーツ!!!! フルスロットル!!!! ソーラー!』

 

 

その瞬間、太陽光がタイヤに集中し、太陽エネルギーを腕に集結させて迎え撃つ準備をした。

 

「ガアァァアァアァッ!!!!」

 

『ハアァァァァァァァァァ!!!!!!』

 

向かってくるキメラの拳に、太陽エネルギーを纏った拳、ライダーパンチを叩きつけた。

 

 

ドオォォォォォォォォン!!!!!!!!

 

 

その衝撃は凄まじい物で、周囲にクレーターが出来るほど。

 

それでも俺は、キメラから拳を離さなかった。

 

「ガアァァアァアァッ!!!!」

 

『クッ!? ウォォォォォォォッ!!!!』

 

一瞬、押されはしたが、何とかキメラに打ち勝ち、キメラを転倒させた。

 

『ほらね?やってみないと…… 分からない』

 

力を使いすぎた…… 足に力が……ッ。

 

俺は、ふらついてその場で膝を突いた。

 

「走介君……」

 

セーヌさんがやって来る。

多分止めを刺す為だろう。

 

…… ここまでかな……

 

そんな柄にも無いことを思ったその時……

 

「グウゥゥ…… ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

 

激昂して見境が無くなったのか、キメラは主であるセーヌさんごと俺を倒そうとしてきた。

 

不味い……!!

 

そう考えた時、俺の体は既に動いていた。

 

『危ない!!』

 

「えっ? きゃっ!?」

 

キメラを背にして、セーヌさんを庇う様に抱き締める。

 

「ガアァァアァアァッ!!」

 

『グアァアァッ!!!!』

 

そして俺は、キメラの拳の一撃を食らってセーヌさんと共に宙を舞う。

 

(せ、せめて、セーヌさんだけでも……)

 

地面に激突するダメージが少しでも少ない様に、俺は何とか空中で体制を入れ換えて、背中から地面に激突した。

 

そして、俺の意識は…… そこで途絶えた。




あっ(察し)新たなフラグの匂い……
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