ハイスクールD×D 加速する戦士   作:響く黒雲

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なんでこう… 章の終わりになると低クオリティになるんだろう…… いや、何時もクオリティはそんな高く無いですけど……

っと、そんな自虐は置いといて、次章にオリジナルフォームを出します!

えっ?誰のオリジナルフォームかって?それは次章予告で!


何故走介は帰って来る事が出来たのか

「よっ!ただいま皆!」

 

「「「「走介(君)(さん)(先輩)!!!!」」」」

 

おう… 皆大変な事になっていたわりには元気だな。

 

グレートレッドの背中に乗って帰ってきた俺は、皆が泣いたり、笑ったり、あるいは驚いたりしているのを見ながらそう思った。

 

俺はグレートレッドから降りて、飛び立とうとするグレートレッドに別れを言う。

 

「サンキューな、グレートレッド。お陰で戻って来れたぜ」

 

《気にするな、我が千年の友よ。通り掛かりに送っただけだからな》

 

「それでもだ。後、千年のは要らないぜ、もう友達だからな。他の皆にもよろしく言っておいてくれ」

 

《そうか… では我が友、そして父上よ。また会おう。オーフィス、あまり父上を困らせるなよ》

 

『うむ、去らばだ。グレートレッド』

 

そう言い残すと、グレートレッドはその巨体で空を飛び、再び次元の彼方に消えていった。

 

「さて、改めてただいま。皆」

 

「グレートレッドに乗って帰って来るなんて…… 本当に貴方人間?」

 

「人間ですよ、失敬な」

 

開口一番、部長に人間かどうか疑われてしまった。

解せぬ……

 

「走介さん!!」

 

「おー、アーシア。無事だったのか?」

 

「はい!ヴァーリさん達に助けて貰いました!!」

 

「ヴァーリが?」

 

周りを見ると、確かにヴァーリチームが黒歌以外揃っていた。

 

「まさかお前が人助けなんてな…」

 

「気まぐれだ。それより君こそなんだ、グレートレッドに乗って帰ってくるなんて、普通ではあり得ないんだぞ?」

 

「全く、俺っち達が次元の狭間中を探しても見つからなかった奴に乗って帰ってくるとか、お前本当に人間か?」

 

また疑われた…… 解せぬ。

 

「そう言われても…… ただ次元の狭間を浮かんでいたらグレートホワイトに拾われただけだしなぁ……」

 

「グレートホワイトにも会ったのか?」

 

「あ、ああ……」

 

少し食いぎみにヴァーリに問いかけられたが、まあ別に言っても問題は無い事だし、良いよな?

 

「グレートブラック、グレートブルーにも会ったし、なんかちょっと付き合えって言われて次元の狭間中を泳いでいたんだけどな?」

 

「よく生きていたな…… お前」

 

ライズにも驚かれる始末…… なんでこうなった?

 

「はぁ~ あのな走介。普通、グレートレッドに会うだけでも天文学的な数字が必要なんだぞ?それをお前は一度で四次元龍を制覇しちまいやがった。人間と疑われても仕方無いレベルなんだぞ?」

 

さすがアザゼル先生、分かりやすい。

にしても…… 彼奴らに会うだけでもそんな数字を引っ張り出して来ないといけないのか…… 俺、超ラッキーだな!

 

「自分の置かれている状況が分かってんのか?こいつは……」

 

「多分、分かってないわね」

 

「なんにしても走介。お前さんが無事で良かったよ」

 

「先輩!!」

 

「おっと!ただいま、小猫」

 

切羽詰まった表情で小猫が抱きついてきた。

本当に、俺は何かあるたびに小猫を泣かせているな…

 

「ロマリー先輩が…… イッセー先輩が……」

 

「ロマリーとイッセー?彼奴らがどうした?」

 

小猫の視線の先には、疲弊しているイッセーと、生気無く寝ているロマリーだった。

 

「どうしたんだ!? お前ら!!」

 

「ハハッ…… ちょっと暴走しちまったみたいだ」

 

「ソウ…君…」

 

なんでこんなに疲弊している?

俺が居ない間に何があった!?

 

「覇龍だ」

 

「ユーリさん!? 覇龍ってなんですか!!」

 

「生命力を犠牲に絶大な力を扱える形態だ。こいつらはそれを無茶苦茶な状態で使ったからこうなっている」

 

そんな!なんで!? なんでそんなもんを使ったんだ!?

 

「お前の為だ、走介。お前の敵討ちの為にこいつらは覇龍を使った」

 

俺の、為…… 全く大馬鹿野郎だよ!お前らはっ!!

 

「気にしないで…… ソウ君…」

 

…… ありがとう…… お前達が命賭けてくれたんだ。

俺も、お前達に命賭けるぜ!

 

「アルテミシア、聞こえるか?」

 

『…… ええ、何かしら?』

 

「お前の変換の能力で、俺の生命力を二人の生命力に変換してくれ」

 

「何… 言ってんだ…!? 走介!」

 

「ソウ君…… ダメだよ……!?」

 

『走介、君はそれがどういう事か分かっているのか!?』

 

ベルトさんが怒鳴るが…… 俺の心は変わらないぜ。

 

「ああ。けど俺は死なない。絶対に皆で帰るんだ。誰一人欠ける事無く…… 皆で」

 

『……… なら、デッドヒートを使え。生命力をバースト出来る』

 

「おいクリム!お前良いのかよ!? ソウ兄さんが死んじまう!!」

 

『…… もう、走介の決意は変わらないだろう…』

 

「そう言う事だ…… 悪いなアレン。変身」

 

 

『DRIVE!!!! type DEAD HEAT!!!!』

 

 

俺はタイプデッドヒートに変身して、ロマリーの神器とイッセーの神器に手を置いた。

 

『…… 覚悟は良いわね?』

 

『ああ、やってくれ』

 

「走介…… お前…」

 

「今なら、間に合うから…… お願い、止めて…」

 

『嫌だ。やらなかったらきっと後悔する。それに、俺は死なないし!』

 

強がりだけど、ロマリーとイッセーを救う為だ。

仲間の為なら、幾らでも体を張ってやるぜ!!!!

 

『行くわよ!!』

 

 

『Convert!』

 

 

『ウグッ!? グアァァァァッ!?!?』

 

体から…… 力が抜けていく…!?

そうか、これが生命力を抜いていっている証拠か…

かなり…… 痛いな…

 

『まだよ!耐えて!』

 

『走介!持ちこたえるんだ!』

 

ああ、分かっているぜ二人共…!!

こんな所でくたばれるなら…… 俺は仮面ライダーなんてやれてねえよな!!

 

『ガッ…!! アアァアァァアァッ!!!!」

 

生命力を取られている影響か、俺は変身を解いたり、再び変身したりを繰り返していた。

 

「走介!根性を見せなさい!」

 

「走介君なら出来ますわ!!」

 

「走介君の力はこんなもんじゃないよ!」

 

「走介さん!! 無理はなさらないで!!」

 

「先輩!! が、頑張ってぇぇぇっ!!」

 

「先輩!! あとちょっとです!」

 

「負けるな!走介!」

 

オカルト研究部の皆が応援してくれている…!!

大丈夫さ…… 俺は、負けないし…… 死なない!!

 

『ウッ、ウオオォォォォォォッ!!!!』

 

タイヤが回り、デッドゾーンのエネルギーも、生命力として流し込んだ。

 

『これなら…… 良いわよ!!』

 

『走介!止めるんだ!!』

 

ベルトさんとアルテミシアがOKを出して、俺は生命力を二人に流し込むのを止めたが……

 

「これ…… キツ……」

 

変身解除と共に、俺は倒れた。

 

「走介!」

 

「どうして!? どうしてこんな事をしたの!? ソウ君!!」

 

少しは動ける様になった二人が、俺を抱える。

やべぇ…… 力が入らない。

 

「決まってるだろ?二人には…… まだ生きていてほしかった」

 

「それはソウ君だって同じだよ!」

 

「走介が生き残らなきゃ、俺達が生きていても意味ねぇよ!」

 

「ハハッ… 確かにそうだわな…」

 

でも…… もう意識が限界なんだ……

目の前が真っ暗で、何にも見えない。

これ…… 本格的にヤバイかな……

 

その時、唇に生暖かい物が当たる。

 

なんだ…? この感触? 暖かいな……

それに、生命力が…… 失った筈の生命力が戻ってる!?

 

「ん、んん!!」

 

目を開けるとそこには……

 

「ん、ちゅっ……」

 

何故か俺にキスしている幼女の姿が……

いやいや!? 何で!? 何で俺幼女とキスしてんの!?

 

「ちゅっ… れる…… これでよし」

 

「…… はい?」

 

暫くすると、幼女は無表情でキスを止め、俺をじっと見つめてくる。

 

「君は…… 一体?」

 

『オーフィス、まさか君が走介を助けるとは……』

 

「パパ上、久しい」

 

オーフィス? オーフィスって確か…… テロリストのリーダーじゃん!?

 

何で?何でテロリストのリーダーがこんな幼女!? しかもそのオーフィスが何で俺にキス!?

 

「シン、会いたかった」

 

そしてスリスリと無表情ながらも、どこか嬉しそうに俺に頬擦りして抱きつく始末……

どうしてこうなった?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、俺達は体育祭に参加していた。

俺は隣でアザゼル先生と話していた。

 

「しっかし、何の気まぐれだろうな?オーフィスの奴。お前の生命力を復活させるなんて」

 

「さあ? 彼奴は俺の事をシンって呼んでましたから、またご先祖様絡みなんじゃないですか?」

 

あの時、オーフィスが俺にキスしたのは俺の生命力を復活させる為だった。

ヴァーリと共に帰っていった彼女だったが、去り際、何か妙な事を言っていた。

 

 

 

 

「パパ上」

 

『うん?どうしたオーフィス?』

 

「ママ上が会いたがっていた」

 

『な、何!? 彼女もこの世界にいるのか!?』

 

「うん。神器になってる」

 

『Oh My God!!』

 

「ベルトさん?どうした?」

 

『き、聞かないでくれ!! 頼む!』

 

「お、おう…」

 

 

 

 

あんなにテンパったベルトさん初めて見たぜ……

それになんか鬼気迫る物を感じた。

 

――― ウオオォォォォォォッ!!!!

 

不意に、客席から歓声が揚がる。

イッセーとアーシアが二人三脚で一等を取ったらしい。

 

「先生… 二人はどうなるんですか?」

 

「まだ何とも言えねえな。生命力をオーフィスに回復して貰ったお前と違って、二人はお前のお陰である程度は善くなっているものの、予断は緩さねぇ…… 特にイッセーはな。回復の目処が建ってねえ」

 

これから…… 色々と大変な事になりそうだな、俺達。

まあ、でもイッセーは乗り越えて行くんだろう。

なんせ彼奴は、赤龍帝で、俺の親友なんだからな。

 

アーシアや他の部員と喜び合っているイッセーを見て、俺は密かにそう思った。




次章予告

会談を持ちかける北欧の主神

「ほっほっほ、元気しとったか?」

そして北欧を二分する悪神の登場!

「はっじめまして!我が名はロキ!」

共闘するヴァーリチーム!! しかし……

「ほう、いい玩具があるじゃないか」

『グアァァァァッ!!!?』


『チューン…… ハイパー…… フェンリル……』

『ハイパー…… ブレイク…… アップ……』


神喰(かみぐい)チェイサー誕生!?

「もし本当にライズが、殺戮人形なったら…… 戦わないと」

覚悟を決める走介!! だが… 問題も…

『それを使えば今度こそ!! 君の体が危ないんだぞ!!』

「今ライズを止められるのは俺しかいないんだ!!」

ドライブ対チェイサー、遂に決着!!!!

『ラァァァァイズゥゥゥゥッ!!!!』

『仮面ライダァァァァァァッ!!!!』


次章 放課後のラグナロク type FORMULA


『DRIVE!!!! type FORMULA!!!!』


『こいつがあれば、フォーミュラーで決められるんだな!?』

『アザゼルを信じるんだ!!』


次回も、トップギアだぜ!!
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