NERV航空隊隊長綾波   作:浩介

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第18話 それぞれの価値

使徒というものは突然やってくる。

宣戦布告もなければ予兆なんてものもない。

そう思えばある程度予測できる台風のほうが幾万倍もましだというものだろう。

被害を受ける地区の人たちにはたまったものじゃないが・・・

「使徒を衛星軌道上にて確認。モニターでます。」

人工衛星から送られてきた映像がメインモニターに映し出される。

「こりゃすごい。」

日向がみなを代表し口にする。

「常識を疑うわね。」

「こういうのは・・・芸術的あるいは前衛的とでも言えばいいのか?」

「独特なセンスの持ち主ってことには違いないわね。」

映し出された使徒ははっきり言って目というほか表現のしようがなかった。

「目標と接触します。」

衛星からNN爆雷が放り込まれるが、効果がない。

突如モニターが砂嵐に変わった。

「破壊されたか。」

「ATフィールド?」

「新しい使い方ね。」

ほかの衛星から使徒の映像が送られてきたとき、使徒の一部が地球に落下した。

・・・

 

落下した使徒の一部は太平洋に大きく外れた。

会議室に移ったコウスケたちはその破壊力を目の当たりにする。

太平洋には海底の土で出来た大きな輪があった。

「こりゃ、NN以上だな。」

「さっすがATフィールド。」

伊吹が補足する。

「落下のエネルギーをも利用しています。使徒そのものが爆弾みたいなものですね。」

「初弾は太平洋に大外れ。以後に時間ごとに修正しているわ。」

リツコが使徒の動向を言ってくれた。

「学習してるってことか。」

「いきなり来なくてよかったよ。」

「そうね。」

(使徒が学習か・・・敵もバカじゃないってことだな。)

「以後使徒の消息は不明です。」

「・・まあ行先はわかるな。」

「来るわね。ここに。」

「次は本体ごとね。」

「その時は第三芦ノ湖の誕生かしら?」

「富士五湖が一つになって太平洋につながるわ。本部ごとね。」

「楽しくない未来図だな。」

コウスケはリツコの言うことを想像してぞっとした。

「碇司令は?」

「使徒が放つ強力なジャミングのため連絡不能です。」

「ジャミングまで放てるのか・・厄介だな。」

「MAGIの判断は?」

「全会一致で撤退を推奨しています。」

「衛星軌道上の使徒に攻撃できる兵装は無いのか?赤木博士。」

「残念ながら、こんな事態を想定していないから無いわ。」

(まあ、予算不足もあるだろうな。)

NERVは国連から多額の予算を貰っているが、ほとんどがEVAの修理、維持に吸い取られている。

腕一本やられただけで途方もない金額の予算が使われている。

「どうするの?今の責任者はあなたよ。」

司令、副司令ともに不在であるため、作戦部長のミサトが最高責任者になるのだ。

ちなみにコウスケはその次である。

「・・日本政府各省に通達。NERV権限における特別宣言D-17、半径50Km以内の全市民は直ちに避難、松代にはMAGIのバックアップを頼んで。」

「ここを放棄するんですか?」

日向が問う。

「いいえ、ただみんなで危ない橋を渡ることはないわ。」

「・・そうだな。」

・・・

 

コウスケは一時休憩となりいつもの喫煙所にいた。

「・・非戦闘員およびD級勤務者の退避完了しました。」

合成音声が淡々と告げる。

「早いね。逃げ足だけは一流ってか?」

コウスケは最後になるかもしれない一服をしていた。

「しかし無茶な作戦だな・・・いや、作戦とも呼べんか。」

ミサトが立てた作戦

EVA3機により使徒を受け止めること。

成功確率は0.00001%

まさに奇跡を願うようなものである。

こんなものは本来作戦とは言えない。

「でもこれ以外に思い浮かばないな。」

衛星軌道から飛来する使徒を迎撃するなんてことを想定していない。

いや、想定はしていてもそのための装備がNERVには無い。

「あの三人にはつらい思いをさせるな。」

下手をすれば、いや高い確率でEVAは無事ではないだろう。

「・・・時間か。」

・・・

 

パイロット三人がそろい、作戦の説明がされた。

「え~!手で受け止める?」

アスカが悲鳴のような声を上げる。

「そう。落下予測地点にEVAを配置、途中から綾波特務一尉の支援を受けながらATフィールド全開であなたたちが使徒を直接受け止めるのよ。」

「使徒がコースを大きく外れたら?」

シンジがもっともな疑問を聞いた。

「その時はアウト。」

「機体が衝撃に耐えられなかったら?」

アスカも聞いた。

「その時もアウトね。」

「勝算は?」

「神のみぞ知るってところね。」

「これでうまくいったらまさに奇跡ね。」

アスカがぼやくように言う。

「奇跡ってものは起してこそ初めて価値が出るものよ。」

「つまり何とかして見せろってこと?」

「まあ、そういうことだな。最初から奇跡をあてにするようじゃ、作戦とも言えんな。」

「だけどこれしか方法がないの。」

静まり返る会議室。

「嫌なら辞退もできるわ。」

・・・・

「みんな、いいのね?」

無言の返答

「一応規則だと遺書を書くことになってるけど・・どうする?」

「おいおい、最初から死ぬこと前提に話すなよ。」

「コウスケの言う通りよ。」

「私も死ぬつもりはありません。」

「僕もです。」

「すまないわね。・・終わったらステーキをおごるから。」

(ステーキ・・だと!)

「なに!ほんとか!ちゃんと覚えておけよ。」

コウスケは興奮気味に言う。

そんなコウスケを見てパイロット三人はジト目だった。

ミサトは嬉しそうだ。

「約束する。」

「うっしゃ~!」

「うわ~い。」

シンジの気の抜けるような返事。

「忘れないでよ。」

「期待してて。」

と言ってミサトは出ていった。

途端に子供たちの顔が変わった。(一人は無表情のままだったが・・・)

「・・ごちそうと言えばステーキで決まりか。」

シンジが嬉しくなさそうに言った。

「今どきの子供がステーキで喜ぶと思ってるのかしら。」

「なんだと?ステーキの何が悪い!」

(こいつら、ステーキの価値がわからんのか!)

興奮しすぎるコウスケ。

「これだからセカンドインパクト世代って貧乏くさいのよね。」

「ぐぬぬ・・・」

セカンドインパクトが有って一番大変だったことは食糧であった。

気候の変化、海面の上昇による土地の減少、人口の減少により食糧の絶対的な生産量が減ってしまったからだ。

地域の紛争の理由の主だった原因でもあった。

そんな環境にいたのだからステーキと言えば一つのステータスのようなものだった。

「仕方がないよそんなの」

「しっシンジ君・・・」

と言ってレイに目を向けた。

「・・私も嫌。」

「そんなレイまで・・・」

レイはただ単に肉が嫌なだけなのだが、そんなことを知らないコウスケはこれがジェネレーションギャップというやつかと思っていた。

「さてと。」

と言ってどこから出したのかアスカはグルメマップを取り出していた。

「折角ご馳走してくれるっていうんだもの。どこにしようかなっと。」

嬉々として店を選び始めるアスカ。

「レイも来るのよ。」

「私、行かない。」

「どうして?」

「・・肉、嫌いだもの。」

「食べたことはあるのか?」

コウスケはなんとか再起動を果たした。

「はい。」

「・・じゃあしょうがないな。」

(残念だ・・・)

「なら、何なら行くのよ。」

「・・・」

「あの、ラーメンとか。」

シンジは無難なものを提案したようだ。

「ラーメン?!」

「ん~、ラーメンならどうだ?」

「大丈夫です。」

「仕方ないわね。じゃあ、ラーメンにしましょう。だからレイも来なさいよ。」

・・・

 

発令所では作戦を詰めるためにあらゆるデータ収集が行われていた。

パイロット三人はすでにプラグスーツに着替えている。

「使徒による電波かく乱のため、目標喪失。」

伊吹が報告する。

「正確な位置の特定は出来ないけど、LOST直前までのデータからMAGIが算出した使徒落下予想地点がこれよ。」

リツコがモニターを操作した。

モニターには赤い円が描かれており第三新東京市全体どころか、周囲の山岳部にまで張り巡らされていた。

「広いな。」

「こんなに範囲が広いの?」

「端っこまで随分ありますよ。」

もっともな意見だろう。

「目標のATフィールドをもってすれば、そのどこに落ちても本部を根こそぎえぐることができるわ。」

「希望無き解説、ありがとう。」

「ですから、EVA三機をこれらの場所に配置します。」

EVAの配置は赤い円の外縁部にちょうど正三角形を書けるような位置だった。

「そして綾波特務一尉はここ。」

そこは円の中心部だった。

「この配置の根拠は?」

レイが尋ねる。

「勘よ。」

「「勘!?」」

「そ、女の勘。」

「・・・大丈夫か?」

コウスケが怖々と言った。

「何たるアバウト。ますます軌跡ってのが遠くなってくイメージね。」

「ミサトさんのくじって当たったことないんだ。」

皆不安を隠せなかった。

すると通信が入った。

「外部から通信が入っています。」

「つないで。」

モニターにJAの開発者である時田シロウが出てきた。

「お久しぶりです。」

「誰?」

アスカが尋ねた。

「対使徒戦のロボットの開発者だよ。」

(え~と・・・なんだっけ・・・農協?)

「へ~。」

「そのロボットは俺が叩きのめしたがな。」

(何しに来たんだ?)

役に立たなそうという表情をアスカは隠さなかった。

「相当お困りのようなので、少しでもお役に立てればと思いまして。」

「それは感謝します。」

ミサトが嬉しくなさそうに謝辞を述べた。

「こちらが新たに開発した兵器です。」

映し出されたのはJAとは違かった。

胴体はJAなのだが、足はキャタピラ、そして肩に主砲らしきものが見えた。

「あれって・・・この前、俺が冗談で言ったやつだよな。」

(ほんとに作ったのか?!)

「ええ、覚えているわ。」

リツコは少々引き気味だった。

「名付けて・・・アローンタンク。」

時田が自慢するように言った。

「ということはATになるのかな?」

「そうです。」

「・・・」

「いや~、綾波特務一尉には感謝しております。」

「嬉しくないな。」

コウスケはぼそっと言う。

「ATへの主管システムアクセスコードは希望です。何なりとお使いください。」

「感謝します。」

「では。」

モニターから時田が消えた。

「・・どう?ミサト。」

リツコが作戦部長としての意見を聞いた。

「あの肩のキャノン砲は使えそうね。」

ATについているキャノン砲は下手な戦車の主砲より大きかった。

「だな、あれで使徒に攻撃すれば速度が落ちるかもしれん。」

「・・なら落下予想範囲外から砲撃ね。」

「少しは奇跡が見えたかな?」

「かもしれないわ。」

・・・

 

コウスケは格納庫にいた。

コウスケの役割はEVAを落下地点まで誘導、NNミサイルで使徒を攻撃することだ。

「あまり下手に近づけないが・・・うまくやれば負担が減るな。」

『落下予測時間まであと120分です。』

MAGIから報告が流れた。

「あと110分後に出撃だな。」

コウスケは愛機の調整に集中した。

・・・

 

「EVA全機配置、充電完了。」

通信機から作戦準備が整ったことを告げられる。

「こちら綾波。現在第三新東京市上空にて待機中。」

「了解。」

すると青葉から報告が入る。

「目標を最大望遠で確認。」

「距離おおよそ25000!」

日向が距離を報告する。

「おいでなすったわね。EVA全機スタート位置!」

EVAがクラッチングスタートの準備をする。

「目標は光学観測による弾道予測と綾波特務一尉の情報からしか位置を割り出せないわ。よって距離10000までは光学観測、そのあとは綾波特務一尉の情報をもとに4000まで誘導します。後は各自の判断に任せるわ。」

「使徒!およそ20000」

「行くよ。」

シンジが厳かに告げる。

「・・・スタート!」

シンジの合図とともにアンビリカルケーブルを外し、疾走するEVAたち。

EVAが走った後はいろいろなものが壊れていた。

吹き飛ばされる車、電車。

えぐられる道路。

そんなものに構わず走り続けるEVA。

さすがに電線は飛び越していた。

そんな様子をコウスケは上空から眺めていた。

「こりゃ、大変だね。」

そうしているうちに使徒はだんだん落ちてくる。

「綾波特務一尉。頼むわ。」

「了解。」

コウスケは愛機を使徒に向け、NNミサイルを時間差で放つ。

使徒はとっさにATフィールドを展開した。

「使徒の落下速度が落ちました!」

「続けて、AT攻撃開始。」

ATが使徒に向け砲撃する。

MAGIの援護を受けたATは百発百中であった。

「使徒の軌道が変わりました。」

「一番近いのは・・・零号機です。」

「こちら綾波。これ以上は危険だ。危険区域から離脱する。」

コウスケは使徒から離れた。

使徒のATフィールドに触れて爆発などたまったものではない。

それにここまで近づいてしまってはコウスケに打つ手がない。

下手をすればEVAに被害が行くからだ。

使徒は山岳部に落ちていった。

そこに零号機が到達する。

「ATフィールド全開」

零号機が使徒を受け止めた。

落下速度が落ちたので思ったより衝撃が少なかったようだ。

だが・・・

「くっ・・・」

レイの苦悶に満ちた声が聞こえた。

零号機の足が少し地面に埋まっていた。

「まずいわ。零号機の機体強度は他の二機に比べたら弱いの。このままだと持たないわ。」

リツコが解説するように言った。

「踏ん張れ!レイ!」

コウスケは思わず叫んだ。

「つぶれんじゃないわよ!レイ!」

アスカも声援を送る。

「あやなみ!」

「初号機のシンクロ率が上がっていきます。」

伊吹が報告した。

見ると初号機は風のようなものをまとっていた。

「・・音速を超えた!」

戦闘機乗りなら経験したことがあるかもしれない。

コウスケは何度か経験したことから初号機が音速を超えたことを肌で感じた。

零号機のもとにたどり着く初号機。

初号機も加わり使徒が若干押し戻された。

そこに弐号機も到達する。

ATフィールドをプログナイフで切る初号機。

切れ目からナイフを使徒に刺す弐号機。

途端に使徒がぐにゃりと曲り、EVAを包み込んだ。

そして爆発。

コウスケは爆発が止むのを確認し愛機を近づけた。

見るとEVA全機を確認した。

「こちら綾波。EVAを肉眼で確認。座標を送る。」

「了解。」

「状況終了。帰還する。」

こうして奇跡に近い作戦は幕を閉じた。

・・・

 

発令所に戻るとミサトとパイロット三人がいた。

みんな誇らしそうだった。

「通信機能回復。南極の碇司令より通信が入っています。」

「おつなぎして。」

小さなモニターにSOUND ONLYのロゴが表示された。

「申し訳ありません。私の勝手な判断でEVA三機とも破損してしまいました。責任はすべて私にあります。」

『構わん。使徒殲滅がEVAの使命だ。その程度の被害はむしろ幸運と言える。』

冬月が満足そうに言った。

後にゲンドウが続いた。

『ああ、よくやってくれた。葛城三佐。』

「ありがとうございます。」

そこで通信は終わらなかった。

『ところで初号機のパイロットはいるか?』

「はい。」

『話は聞いた。よくやったなシンジ。』

「へっ?あっ・・はい。」

シンジは驚いていた。

『では葛城三佐。後を頼む。』

「はい。」

通信は切れた。

・・・

 

コウスケは後処理を終えてミサトとの約束を果たすために帰路に立っていた。

リニアのシートにはコウスケ、レイ、シンジ、アスカ、ミサトの順で座っていた。

何となくレイとの心の距離に見えるのはコウスケの考え過ぎだろう。

街を見ると道路が車で大渋滞が起きていた。

リニアも帰省する人たちでごった返していた。

だが、人々の顔には一面に安堵と書かれていた。

そんな人々を見ると小さいながらも守れたのだなとコウスケも安心するのであった。

「さあ、約束は守ってもらうわよ。」

アスカが再度確認する。

「はいはい、大枚下してきたからフルコースだって耐えられるわよ。」

と言ったミサトの顔は少し青かった。

「給料日前なんだけどっていう顔だな。」

「い、いやね。大丈夫よ。」

・・・

 

五人が言った場所は屋台のラーメン屋だった。

「ミサトの財布の中身くらいわかっているわ。無理しなくていいわよ。レイもラーメンなら付き合うって言うしさ。」

ミサトはほけーとしていた。おそらく皆の気づかいに感激でもしたのだろう。

「とにかく座ろうぜ。」

屋台特有の長椅子に五人は腰かけた。

少し狭かったが・・・

「私、ニンニクラーメン、チャーシュー抜き。」

レイが先陣を切った。

「ニンニクね・・・」

「?」

コウスケはニヤリと笑う。

「シンジ君。ニンニクのにおいは好きか?」

「へ?・・どちらかというと苦手ですかね。」

「ふーん。」

と言いつつちらりとレイを見た。

「・・・変更します。醤油ラーメン、チャーシュー抜き。」

レイがメニューを変えた。

そんな様子をコウスケはニヤニヤと、他の三人は唖然と眺めていた。

「レイ、お前さんはわかりやすいな。」

「?」

その一言で気づいたのか、シンジが赤くなってた。

「よかったわね。シンちゃん。」

「そうよね~。」

ミサトとアスカがうししと笑っていた。

「まあ、こんなところだろう。」

コウスケは咳ばらいをした。

「碇君はニンニクのにおいが苦手、ニンニクを食べた私、碇君に嫌われる。そんなの嫌!」

コウスケがレイの真似をしながら言う。

あまり似てないが・・・

レイは目を見開いて赤くなった。

「シンジ君と席を変わろうか?」

コウスケはあえてそう言った。

レイはぷいっと首を振り一言

「・・・特務一尉のいじわる。」

と言われたので、コウスケは標的を変えた。

「というわけでシンジ君、席を変わろう。」

「いや・・・あの・・・」

シンジは相当恥ずかしいのだろう。

「なに~?シンちゃんはレイの横が嫌なの?」

ミサトも参加した。

「別にそういうわけでは・・・」

「なんだよ、シンジ君。この前、俺の目の前で抱き付いていたのに。」

「ちょ、コウスケさん!」

「事実だろ?それと二人で見つめあってたしな。あのままだったら、どうなっていたのかな?」

コウスケのニヤニヤは止まらない。

「意外と手が早いのね。シンちゃんは。」

「なら横に座るくらいわけないじゃない。」

などと外野がはやし立てる。

(こんな風にじゃれあって生きられるんだから、悪くは無いだろう。)

五人がラーメンを食べるにはもう少し時間がかかった。




にんにくラーメンチャーシュー抜きってどんなラーメンなんだろう・・・
ものすごく気になります。
商品化されていたようですが、残念ながら今は無いそうで・・・
残念です。

時田シロウ再登場
本編で彼は一話しか登場していないですが、いったいどうしたんでしょうかね?

アローンタンク・・AT
これを出したいがために彼にはもう一度出てもらいました。
9話のおまけはここから思いついたものです・・・
キャノンやら悪魔やらは考えておりません。
もしかしたらやってしまうかも・・・

今回も思いつきで書いたアホな話です。
では、どうぞ

おまけ
昼食を済ませたレイはのんびりと休憩をしていた。
「綾波。」
向こうからシンジが近づいてきた。
レイは嬉しそうに見ていたが、はっと何かを思い出し後ずさりをした。
「どうしたの?」
そしてレイは逃げた。
「ねえ、いったいどうしたのさ。」
シンジが走って追いかける。
突然レイが逃げ出したので心配になったのだろう。
「・・嫌。来ないで。」
「待ってよ。綾波!」
逃げるレイ、追いかけるシンジ
そんな二人の逃走劇からインスピレーションを働かせたNERV職員たちは
「おいたをした」
「浮気した」
「二股かけてたのがばれた」
などと噂するのであった。
こういう場合大抵は男が悪いということで、シンジが悪いということは全会一致で決まった。
ちなみに何が原因なのかをオペレータの一人(女性)がMAGIに計算させていたという。
レイは一つの部屋に逃げ込み、ドアをロックした。
「ねえ、いったいどうしたのさ。」
ドア越しにシンジが叫ぶ。
「・・・」
「ここを開けてよ。」
「ダメ」
「何かあったの?」
「・・・何でもないわ。」
「僕が何かした?」
「そうじゃないわ。」
「心配事があるなら言ってよ。」
「・・」
「とにかくここを開けてよ。」
「ダメなの。今はダメなの。」
そのあとシンジはどうすることもできずにコウスケに連絡した。
シンジから連絡を受けたコウスケはリツコを伴い、何とかレイと接触した。
コウスケとリツコ(やってられないという表情だった)から事のあらましを聞いたシンジは
「別にニンニク食べたからって、綾波を嫌うわけないじゃないか。」
と手を握りながら言ったそうだ。
ちなみにその様子は某作戦部長の指示により監視カメラにばっちりと残っており、MAGIのレコーダーにバックアップも含めて保存された。
なぜかカスパーが大張り切りだったとは技術局一課課長の言葉だ。
それを後日見た首脳部は
「ぬるいな。」
「ああ。」
とコメントしたそうだ。
そしてニヤリと笑ったとかなんとか。
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