所々変な箇所があると思います。
アドバイスなどオナシャス
あ、原作キャラはまだ出ません。
そして増えるオリキャラ……
追記、パクリ要素を無くしました、でもまだパクリと言われても仕方のない部分があると思います。
その時はお手数ですがコメントで教えてください。
2話
オレは都君の日記(仮)を開いた、そして後悔した。最初のページですでに挫折しそうだ。 だってそこには 『リリカルなのはハーレム建設計画』 と書いてあった……。
イタッ、イタタッ、あかん(確信) こんなん誰が読んでも吐血しそうになるわ!
取り敢えず何とか必要な部分だけ抜き出してみた。
『俺はどこにでもいる平凡な中学生。 しいて他の人と違う所をあげるならネット小説等で有名な神様転生に興味があるってところかな!』
なんかイイ男(意味深)に出会いそうな導入だな。 もしかしてホモなのか?
『俺がいつもの様に魔法少女とチュッチュしたいな〜と呟いて歩いている時、曲がり門から飛び出したトラックにはねられてしまった!』
え? これはもしや交通事故報告書なの? 早いとこ通報した方がいいの?
『トラックとの事故が原因で俺は死んでしまった』
ち〜ん。 いや、遊んでる場合じゃないよ。 なんで死人が日記書いてるの?
『そしたら神様に出会ってつい言ってしまったんだ。 俺を魔法少女がいる世界に転生させておくれー! って』
何でそんなギャルのパンティ頼むノリで頼んでるの? え、神様って森羅万象とかこの世の全てを司る偉い人だよね?
『そしたら神様が、いいよー って軽くOKしてくれたんだ! ネット小説でよくトラックに轢かれて異世界に転生する話しは本当だったんだ!』
うん、……うん。
『転生する時に神様が転生する際の注意点とか、転生先での行いがどうとか、余り世界の秩序を乱すと転生者を管理している管理会から使者が来て力を剥奪されるとか。 正直転生出来ることを知って興奮していたからよく聞いてなかったけどね!』
もう…………お腹…………一杯や…………。
『長い説明が終わって転生する際の特典は何が欲しいって聞かれたから、俺は迷わず 美少女にモテるようになりたい! って叫んだ』
……………………まだ頑張らないとダメ?
『それから最近ハマっていたアニメの主人公の能力とか欲しいってたのんだ。 あと外見や名前も決められるみたいだから、名前は
…………返事が無い、ただの屍のようだ。
『最後に転生先の世界をリリカルなのはの世界にして貰って俺の転生生活が始まったんだ。 目標はもちろんハーレムを作ることさ!』
『どうやら転生すると赤ん坊から始まるみたいだ。 もう一度親から愛情を貰えるのは嬉しいけど、早く大きくなりたくてしょうがなかった』
『小学校に入学してから親が仕事で海外に行かなくてはいけなくなり、俺は一人暮らしを始めることになったんだ。 これが噂の主人公補正ってやつだね!』
『俺は早速リリカルなのはシリーズのメインヒロイン、高町なのはを見つけた。 早速ハーレムの一員にしようと彼女に近づいたがサブキャラのアリサ・バニングスに邪魔された。 魔法少女以外には興味が無かったが、この際可愛いサブキャラもハーレムの一員にしてしまおう!』
『ーーあれから一年がたち、小学校二年生になった。 今だなのはとアリサとすずかを攻略しようとしているが中々難航している。 しかし、俺は選ばれた転・生・者! なのだからこれ位の障害はさっさと乗り越えて素晴らしいハーレムを築き上げるぞー!』
ーーーー1時間後
っは!? 余りの衝撃に意識を手放してしまった!
と、とりあえず都君はどうなったのか、どうして都君の体にオレが乗り移っているのか、答えかヒントくらいは書いてあるはずだ! 頼むからそうであってくれー!
『……今日転生者管理会の使者となのる人物が現れた。 ふっざけんな! 何が規定違反だ! 何がこの世界の秩序を壊す恐れがあるだ! 俺は選ばれた転生者なんだぞ!? なのにケンと名乗る男が、あろうことか俺が転生する際に手に入れた力を奪っていきやがった!』
え、だって神様ってやつから説明聞いてたんじゃ無いの? この少年ちょっと自己中過ぎねぇか?
『ああ、もういい! 萎えた、完全に萎えた。 俺は神様がくれた転生し直すことが出来る薬を飲むことにした。 この薬を飲むとこの世界にはもう転生出来ないそうだが俺の思い通りにならない世界なんて必要ないんだよ!』
こ、これが現代の若者の姿なのか? 日本終わってるな……
『バイバイ世界、俺はもっと素晴らしい世界に行くよ』
オレは次のページをめくった、しかしそこには綺麗な白紙のページが続いているだけだった……
いや待て、結局オレは何でここにいるの!? 何でこの都君の体借りてるの? ああぁもうわけわからん! ふと日記に書いてある日付けが目に入った。
「あれ? カレンダーカレンダー……あった。 今日の日付は……」
妄想ノートに記された日付の次の日。 昨日かい! この日記は随分タイムリーな話題だったんだな!
しかも魔法少女リリカルなのはってちょい前に結構流行ったアニメじゃなかったけ? そんなに詳しく知らないってことはオレは魔法少女は余り好きではなかった……?
でもCCさくらとか知ってるからどうなんだろ。
少し読み直すと、どうやらこのケンって子供は
都君の妄想ノートはここまでにして、オレはノートを机に置き、部屋を出て階段を降り、この家のリビングであろう部屋に行った。
ーーそこは魔窟であった。
家族全員が座って談笑しながらご飯を食べるであろう大きな机には宅配ピザの箱は乱雑に積まれ、小さな斜塔が出来ている。
仲良く家族が座れるであろうソファは子供の衣服で埋もれていた。
キッチンに目を向ければ食べ終ったインスタントラーメンの容器が幾つも積まれて置いてある。
極め付けはリビングのフローリング全体。 何故か揃っているギター、ベース、ドラム、キーボード。 高価な模造刀が抜き身で転がっている。 どこで使うのかわからない鐙と蹄鉄。 その他にもビニールやら新聞紙やら空のペットボトルやら……。
足の踏み場の無い部屋の中心でプルプルと怒りで震えている見た目が子供の人物は叫ばずにはいられなかった。
「ふざけるなああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
叫び終わると直ぐさま部屋片付けと掃除を始めた。 ちなみにこの少年(仮)が目覚めたのは朝8時、そこから一時間暴れて状況の整理やら宅急便やら日記(仮)やらで二時間。 すでに11時を過ぎている、朝食を食べていない者なら早めの昼食を取っても問題無い時間帯だ。 しかし食事とはなにも胃に食べ物を入れる作業ではない。 ましてやこんな食事をするに適していない空間で食事を取ることなど不可能だ。
怒りに身を任せ、ただひたすらに部屋の片付けと掃除をし続け、ようやく食事が出来る空間になったのは午後4時過ぎだった……
「よ、ようやく、終わった……終わった……」
溜まりに溜まったゴミはキチンと分別し、ソファに積まれた衣服は洗濯機に掛けすでに庭に干している。 乱雑に横たわっていた楽器達はちゃんとケースに入れて、抜き身だった模造刀はちゃんと鞘に収めた。 これらは使われていない部屋にぶち込んどいた。
「にしても、ご飯どうしようか」
先ほど掃除していて分かった、いやあの惨劇を見た時からすでに察してはいたが。 冷蔵庫さんが冷蔵庫していないぞこの家! 冷蔵庫中身は飲み物かアイスしか入ってねぇ! 一人暮らしってなんだよ、好きな物しか食べない生活のことを言うんじゃねぇぞ!
「あれ? そもそも都君はどこから金を手に入れているんだ?」
幾ら都君がストーカーだからといって流石に盗みに手を染めていることは無いはずだ。 そう思いオレは整理した棚に置いてある通帳らしきものを確認した。 そこには……
「……………………めっちゃ0ついてるぅぅぅぅぅぅ!!」
なんだこの通帳は! 1の後に少なくとも0が7つか8つはついているぞ!? めっちゃブルジョアやん! ちょっと頂戴!
「……む? 通帳の隅に何か書いてある?」
オレは通帳の隅にきれいな字で書かれた言葉を見た。 そこには……『愛する息子へ、パパとママが稼いだお金は好きなだけ使って大丈夫だよ。 それからいつでも電話していいよ、って言うか毎日電話して(ry』
あ、愛が重てぇよぉ! つーかそんな事書いてあったらそりゃ好きなだけ使うわな! しかもこの親はどんだけ電話して欲しいんだよ! スペース足らなくて電話の下りが別の紙に移っているし!
「……取り敢えずカップ麺でも食べとくか。 後でスーパーに出かけよう」
オレがちょうどカップ麺を食べ終わると再びインターホンが鳴った。
「またエロゲーがきたのか……?」
ぼやきながらインターホンのカメラを確認する。 あれ? 小学生……だよな……? なんで……って都君も小学生くらいだから友達とかも小学生か。 ……不覚にも都君に友達がいるの事に驚いてしまった。 許せ都君。
よく見ると小学生の性別は男の子でランドセルでは無く小型の鞄を背負っている。 あ、そうか。 よくよく考えたら都君だって学校に行っているはずなんだ。 ならばこの男の子はプリントを届けに来てくれたのかな?
あまり待たせるのは悪いからさっさと行こう。
とある一軒家の前に一人の小学生が訝しげな表情をしながらインターホンを押した。 何故この小学生が小学生らしからぬ表情を浮かべているのだろうか。 理由は至極単純である。
この家に住む一人の少年ーー 都 霧刀が転生者であると知っているからだ。
この町、『海鳴市』で霧刀を知らない人はいない。 少年が歩けば道行く人全員が彼に道を空け、美しい女性を見つければ口説きに行く。 この小学生と少年が通う小学校、『私立聖洋大学付属小学校』に登校すれば、将来見込みがある と言って女子生徒にセクハラをし、気にくわない者がいれば不思議な力で叩き伏せた。
そんな危険人物の家の前に来たのだ、目的は親睦などではない。 ある事を確認しに来た、たったそれだけなのだ。
十分な警戒心を持ってドアを注視していた時、ドアノブが捻らね、空いた隙間から少年の姿が見えた時、十分だった警戒心はさらに高められた。 ーーーーーーーー中から出てきた少年の見た目をした人物はそんな事に一切気づいてはいなかった……
「よう、何用だ?」
オレは普通に話しかけた。 当初は都君になりきった方が良いのでは? と考えた。 が、正直な話、オレにあんな中二病全開で誰かと話すなんて事は不可能だ。 ま、こまけぇこたぁいいんだよ!
……ん? この男の子はなんで鳩が豆鉄砲でご飯食べているみたいな顔してんだ? やっぱ都君になりきった方が良かったか?
「おい、どした。 オレに何か用があったんじゃないのか?」
オレが再び話しかけると男の子は我に返りオレに向かってこう言ってきた。
「まだ反省していなかったようだな
……ゑ?
「俺は言ったはずだ。 そのふざけた髪を刈り上げ、原稿用紙100枚に反省文を書けば剥奪した力の一部を返してやると……」
え、そうなの? 都君の日記にはそんなこと書いてなかったけど。
「どうやら俺のゲンコツをまだくらわなければならないのか……?」
えー、なんか面倒な雰囲気だな。 こっちは頭がごっちゃごちゃ何だから面倒を増やさないで欲しい。
「……おい、聞いているのか都 霧刀!」
「お前の用件はそれだけか?」
「なに……?」
「都 霧刀への用はそれだけなのか、そう聞いているんだ」
「貴様……そんな生意気を言える立場だと思って 「それだけなら帰れ」 いる……のか……!?」
男の子が驚いた表情でこちらを見てくる。 なんだその顔は、写メとってSNSに投稿すんぞ。
「き、貴様、力を返して欲しくないのか!?」
「オレに今必要なのは時間だけなんだよ、これ以上オレの時間を奪うつもりならオレは家に戻らせてもらう」
「ま、まて都 霧刀!」
「閉店ガラガラー」
オレは玄関の扉を閉めた。 向こうで男の子が何か叫んでいるが今のオレには知ったことではない。
今のやり取りであの日記に書かれていることが本当だったこと、都君がみんなに嫌われていること、そしてそんな彼の体になっているオレ。
オレはサッサと記憶を戻して元いた場所に帰りたいんだ。 その為にまず胃に食べ物を入れて力をつけなければ。
買い物に行く準備をして玄関の前を確認してみた。 どうやらあの男の子は帰ったようだ。
あ、あの男の子の名前って聞いてなかったな。 でも都君が転生者だと分かっていたっぽいし、あの子が拳君だろう。 彼めっちゃ怖い顔しかしてなかったな……
ま、考え事は後にして買い物買い物。 近くのスーパー見つけて適当に買っとくか。
買い物中、そして買い物も終わりスーパーから出て家に着くまで出会う全ての人にあからさまに避けられた……
……都君、どんなことをしたらこんなに嫌われるん?
Q あの〜なのはキャラの出番、ま〜だですかね?
A (まだ出番は)無いです。
もう暫く都君(仮)の独白が続きます。
小説を書くこと事態が初めてなのでお許しください!