オレを知っているやつに会いに行く   作:ほったいもいづんな

7 / 40
今回もタイトル通り。 話に山も谷も無し! つまりまな板。 例えるなら大型建造をしてRJネキが出て来る感じ。 つまり私はちっパ◯ズリが好きってこと(唐突な性癖暴露)




7話 山谷を〜作り損ない〜まな板にしようぜ! まな板! (五七五崩壊)

 7話

 

 

 

 

 

 

 

 夢だ。 またオレは夢を見ている。

 

 以前は男の子だけ登場していたが、今度は銃を持った男が数人いる。 そのうちの一人が男の子に銃を向けている。

 

 男の子は酷く怯えていて、今にも泣き出しそうだ。

 

 一人の男がこちらに銃を向けながら言う。

 

「どーした……威勢がーーーーのは最初ーけかぁ?」

 

 男は狡猾な笑みを浮かべながら続ける。

 

「所詮はクソーー、オレ達に勝てーーーーないだろぉ? なあなあなあなあなあなあ!!」

 

 他の男達も笑う、嗤う、ワラウ……

 

 そんな中、男の子が叫ぶ。

 

「逃げーーおーーちゃん! 約束なんてーーーーていいから!!」

 

 男の子の顔を見ようとしても何故か見えない。 男の子だと分かるのに顔が分からない。

 

 いや、男の子だけではない。 銃を持った男達の顔も分からない。

 

 分からない事だらけだ。 こちらに銃を向けている男が何かを叫んでいるが、もう……ナニモキコエナイ…………

 

 男がこちらに向けている銃の引き金を弾く。

 

 音は聞こえなかった。

 

 その代わりに周りの景色が闇に染まる。

 

 まるで紙芝居が途中で終わる様に、良いところで今日はここまでと言われるみたいに、突如終わりを告げる。

 

 そしてしばらくすると小さな光が見え始めた。

 

 オレはその光に吸い込まれるように光に向かっていく。

 

 そして闇が去りーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 目が開くと最近になってようやく見慣れるようになった天井が見える。 ここは都君の部屋の天井だ。

 

「ここは…………? オレ……なんで……?」

 

 オレはまだ目覚めきっていない脳みそで考える。 ーーその時部屋の扉が開かれる。

 

「おはよう、都 霧刀。 思ったより早い目覚めだな」

 

 拳君が挨拶をしながら入ってきた。 朝からお天気お姉さんより早くおはようと言われるとは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現在時刻は8時、何時もならとっくに学校に行ってアリサちゃんあたりにツッコミを入れられているところだ。

 

 オレは拳君に二つの質問をした。

 

 一つ目はあの化け物の件について。 拳君が言うにはオレがユーノ君と言う名のフェレットモドキをなのはちゃんに投げた後、無事なのはちゃんは魔法を手にし、魔法少女に変身し、化け物を退治……と言うか原因の『ジュエルシード』と言う『ロストロギア』を封印したそうな。 ……今初めてその単語を耳にしたんだが……まあおいおい聞くとしよう。

 

 二つ目はオレの体について。 オレが化け物と対峙して、どうしてピンピンしているのか。 ただの子供がコンクリートに叩きつけられたら普通死ぬし、よくて病院送りだ。 なのに何故傷一つ残っていないのか、拳君に聞いたらその答えが戻ってきた。

 

 率直に言えば拳君の不思議パゥワーで治したそうな。 拳君ってヒーラーだったんだね。 てっきり特攻野郎Aチームかと……、あ、怒らないで!

 

 ちなみに何故オレの家に居るのか。 それはオレの体を治すのは簡単だが、随分と大掛かりなので、あそこにいると他の誰かが来る恐れがあるから近いオレの家に来たそうだ。 鍵はオレの体を弄って見つけたらしい。 拳君のエッチ!!

 

 

 

 そんな話をしていたら腹が減ってきた。 呑気な体してんな。

 

「拳君、朝ごはん食べるか?」

「ふむ、ならご相伴にあずかろう」

 

 ごはん食べてる時に、い つ も の 目玉焼きの食べ方をしたら、拳君に「流石にそれはこの俺でも無いとはっきり言えるぞ」とありがたい言葉を頂いた。 ……いやまあ、オレもそう思うんだけどね?

 

 

 

 朝食を食べ終え、コーヒーで一服していると拳君が学校についてを聞いて来た。

 

「もう学校には間に合わんが、どうする? 当然オレは行くが」

 

 ああ、どーすっかなーオレもなー。 今から行くにしても弁当を準備しないといけないし、お、そうだ。

 

「拳君拳君、行くのはもう少し後にしねぇか?」

「なに?」

「弁当の準備とか、あと色々したいし。 拳君の弁当も作ってあげるから手伝ってくんね?」

 

 オレはカレンダーを確認する。 今日は金曜日、明後日にはすずかちゃんの家に遊びに行くから今日やっとかなきゃ。

 

 拳君は少し考えたのち、これを承諾してくれた。

 

 よし、それなら早速ーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここは都 霧刀らが通う小学校。 現在はちょうどお昼の時間。

 

 子供達は仲良しグループを作り、談笑しながら弁当を食べる。 もちろん学校の屋上も例外ではない。

 

 しかし、一つのグループはその例外となっている。 そのグループは普段女の子三人、男の子二人で一緒に弁当を食べている。 だが今日は女の子三人しかいない。 男の子二人はどうしたのだろうか? その内の一人、都 霧刀についての答えは三人のうちの一人、高町 なのはだけが知っている。

 

 二人の女の子、月村 すずかとアリサ・バニングスはそれに気付いている。 何故ならこの三人は様々な出来事を通して親友となっているからだ。 そんな二人はなのはが朝から様子がおかしい事に気付いていた。

 

 でもその事に対してあまり言及しなかった。 ここは見守ってなのはが落ち着いてから聞こうと思ったからだ。

 

 しかし今は昼、朝から時間は経つのにそれでも未だ現れない親友の笑顔。 二人は一体どうすれば良いのか考えている。

 

 こうして例外が生まれた。 三人は賑やかな空間の中で唯一沈黙の世界にいる。

 

 

 

 

 そんな沈黙を破ったのはーーーー美味しそうな匂いだった。

 

 香ばしい香り、それは出来立ての焼き菓子の匂いだった。

 

 それに気がついたアリサとすずかは匂いの元を確かめる。

 

 なのはも未だ弁当を食べていないせいか、ついその美味しそうな匂いの元を探してしまう。

 

 そしてその匂いの元はたった今開けられた扉から香ってくる。

 

 開け放たれた扉から二人の男子が見える。

 

 一人の男子が手に小袋を掴んでいる、それが匂いの元だ。

 

 二人の男子がなのは達を見つけるとそちらに向かう。

 

 三人はびっくりしている、なのはは特に。

 

 二人がなのは達のグループに来ると小袋を持った男子が問いかける。

 

「あれ? まぁだ飯食ってなかったんか。 ちゃんと食わなきゃ駄目だぞ?」

 

 アリサとすずかは思った。

 

『あなたのせいよ、あなたの!!』

 

 二人が心の中でツッコミを入れている中、なのはだけは未だ驚いたままだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん、どうしてこうなった」

 

 オレ達は弁当を食べている、食べているのだが……

 

「グスン」

『『じーーーっ』』

「む、都 霧刀。 この豚肉の巻物は中々美味いぞ」

 

 なのはちゃんは泣いてしまい、それをアリサちゃんとすずかちゃんに疑われ、拳君だけは普通に食べている。 男の子が癒やしとか、オレ、ホモになっちまうよ……

 

 と、取り敢えず弁当を食べよう! な?

 

 とか言ってみたら二人が高速で弁当を食べ終え、再び俺に視線を向けてくる。 ……女の子が出していい速度じゃなかったぞ?

 

『『じーーーーーーっ』』

 

 再び浴びる視線。 どーすっかな、説明して大丈夫かな。 拳君やーい、話して大丈夫っすか?

 

「必要最低限なら話していいぞ」(ボソボソ)

 

 拳君のお許しが出たので二人に話すことにした。

 

「オレが昨日買い物に行った帰り、大体10時くらいだっけ? 11時? まあそれくらいだ」

 

 二人は黙って聞いてくれる。 オレは続ける。

 

「帰っている途中で動物病院の前を通って……。 あ、二人は昨日動物病院で何があったか知っているか?」

 

 オレの質問にアリサちゃんが答える。

 

「あれでしょ? 建物が壊れて道路のコンクリートに亀裂とかがたくさん入ったってやつでしょ? 朝ニュースで見たわよ」

「それなら話は早い。 オレはそれに巻き込まれてその時、なんやかんやあってちょいと死にかけてたんだよね」

「「なんやかんや?」」

 

 二人が疑問に思う。 そりゃそうだ、化け物に襲われたなんて拳君の前で言えっこない。 彼が言うには二人が知るにはまだ早いそうだ。

 

「なんやかんやって何よ、はっきり言いなさい」

「なんやかんやは……」

「なんやかんやは?」

 

 たっぷり溜めた後。

 

「…………なんやかんやですっ!」

「(無言のツッコミ)」

「あべしっ!?」

 

 あ、アリサちゃん……無言のツッコミは止めてくれ……それはオレに効く……

 

 アリサちゃんは額に青筋を浮かべ、オレにドスを効かせた声で話しかける。

 

「私言ったわよね……はっきり言いなさいって……えぇ?」

「そ、それは出来んのや……」

「なんでよ? 理由を説明しなさい」

「それは……なぁ……なのはちゃん?」

 

 オレはなのはちゃんに振る、なのはちゃんは無言で首を振る。

 

「なのはちゃんが駄目だってさ」

「……ならいいわよ」

 

 なのはちゃんを引き合いに出すとアリサちゃんはすんなりと引き下がる。

 

「でもいつかは、必ず説明しなさいよ」

「うい」

「よろしい」

 

 話し終えたオレ達にすずかちゃんが話題を変えるようにオレの小袋について聞いてきた。

 

「ところで霧刀君、その美味しそうな匂いがするソレは?」

 

 その言葉にアリサちゃんも反応し、静かだったなのはちゃんも反応する。 よしよし、これならなのはちゃんの機嫌も取れるだろう。

 

「いい質問だ、これには朝焼いたばかりのクッキー☆が入っているのさ。 おかげで昼に登校する羽目になったぜ!」

「遅刻の原因それかい!!」

「ひでぶ!?」

 

 またしてもアリサちゃんのツッコミをくらう。

 

「一つ貰ってもいい?」

 

 すずかちゃんや……少しはこっちに反応してくれ……。 日に日にスルースキルが上達していやがる……。 あ、食べた。

 

「美味しー!」

「あ、私も〜」

 

 すずかちゃんに続いてアリサちゃんもクッキー☆を食べる。

 

 あ、ちなみにクッキー☆はハートの形ではないよ。 本当だよ。

 

「はぁ、拳君も食う?」

「いや、オレはすでに味見しているから構わん」

 

 拳君には手伝って貰ったからもっと食べてええのに。 真面目やな〜、本当にエロゲーを貸すこと出来んな。

 

 オレはなのはちゃんに視線を移す。

 

 なのはちゃんはクッキー☆を食べたいが、どこか遠慮をしている感じがする。

 

 しゃあー無いなぁ、オレは拳君にある事をやってもらう事にした。 ……グヘヘ。

 

「拳君拳君、あのな……」

「……何故そんな事を俺がしなければならない」

「なのはちゃんが元気になるからだよ、当たり前だよなぁ〜?」

「そうなのか? ……なら試してみよう」

 

 拳君はクッキー☆を一つ指で摘む。 そしてそれをなのはちゃんの口元に近づけ……

 

「口を開けろ高町 なのは。 あーん、というやつだ」

 

 何と色気もクソもない『あーん』なんだ。 対するなのはちゃんは……

 

「え!? あ! ぁ……あーん?!」

 

 なのはちゃんは拳君にそんな事を言われるとは思ってなかったようだ。 いつもの3倍は慌てている。

 

「嫌なのか?」

「え?! いや、そういうわけじゃ……」

「ならば口を開けろ」

「うん…………あ……あー……ん……」

 

 なのはちゃんは顔をりんごみたいに真っ赤に染め、口を開ける。

 

 拳君はそこにクッキー☆を近づける。

 

 クッキー☆が口元に来るとなのはちゃんは口を閉じ、クッキー☆を咀嚼する。 ……この時拳君の指をちょっと食べてしまう。 なのはちゃんはそれに気付くと頭から煙を出す。 ……ホンマ見てて飽きない子やわー。

 

 拳君はなのはちゃんに質問をする。

 

「どうだ? 少しは元気が出たか?」

 

 なのはちゃんは顔を真っ赤にしながらも、笑顔で答える。

 

「うん、ありがとう拳君。 すっごい元気でたよ!」

 

 そういうとなのはちゃんは顔を両手で抑えながら、「にゃはは〜幸せ〜」と今にも天に昇りそうなくらい嬉しそうな顔をしている。

 

 そんななのはちゃんを見ていると拳君が話してくる。

 

「驚いたぞ都 霧刀。 本当に貴様の言う通りにしたら彼女が元気になったぞ。 これも女子力が関係しているのか。」

「これは女子力と関係無いが、まあ所謂『ただしイケメンに限る』って奴だな。 オレには縁の無い話だよ」

 

 拳君はいいよなぁ〜イケメンだから何やっても許されるし。 オレなんて外見中二病だからーーおっと、都君に失礼だな。

 

 オレが心の中で都君に謝っている時、すずかちゃんとアリサちゃんが拳君に近づいて、「私達にもお願い!」 なんてやってた。

 

 ……ホンマにイケメンやなぁ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時間は経ち、今は放課後。 明後日の為に準備したり、あと服とか買わねば。 と言うのも都君の私服は何故かセンスが悪い。 悪いと言うか、黒を基調とした服しかないのだ。 こんなん笑うしかないやろ。

 

 拳君でも誘おっかな〜。 あ、木村君でもええかも。 あの子とはちょくちょく遊ぶし、たまにはショッピングにしゃれ込むのもいいかもしれない。

 

 そんな事を教室で考えていると、なのはちゃんと拳君が話しかけてきた。

 

「都君、ちょっと話があるの」

「昨日の件について、だそうだ」

 

 なのはちゃんからのお誘い、っていうか拳君いるけどええの? あの後拳君となのはちゃんは現場で会ってたの?

 

「そうだ、高町 なのはと兄が病院に連れ込もうとしたのを止めたのだ。 その後電話でくわしい話をした。」

 

 なら問題無ぇか。 買い物は後でいいし、それなら行きましょ行きましょ。

 

「どこで話すんだ?」

「彼女の家だそうだ」

「え、大丈夫なんすか?」(困惑)

「大丈夫だよ、もうお父さんとかお兄ちゃんに話してあるし。」

 

 いや……え? そうじゃなくて、オレの話よ? 家に入ったらリンチされるとかないよね!? オレの命大丈夫だよねぇ!?

 

「だ、大丈夫だよ……きっと」

「きっと!?」

「大丈夫! …………たぶん」

「たぶん!!? どんどん自信無くなっているじゃあないか!! 本当に大丈夫なんだよな! な!?」

 

 なのはちゃんがどんどん遠い目をしていく……これはアカン。(確信)

 

 あ! 拳君何襟足掴んでんだよ! 離せこら、流行らせコラ!

 

「つべこべ言わず行くぞ。」

 

 拳君はそのまま引きずりながら歩き始める。

 

「い、嫌だぁぉぁあ! 死にたくなぁい!!」

 

 今日がオレの命日かもしれん……。




今回も誤字脱字等のミスがありましたらコメントよろしくお願いします。

……改めて今回ヒドイな……今回もだけど……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。